banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 津幡(つばた)駅2009年10月17日訪問Googleマップ
JR-West Tsubata Station

駅名標 駅舎 駅構内

金沢駅から普通列車で3駅12分。北陸本線が七尾線を分ける駅であるが、両線の接続駅の地位は金沢駅が兼ねるため、この駅に停車する特急列車は少ない。駅弁は2000年頃までに失われ、かつては立売が実施されていた百年の歴史を刻む鉄道銘菓「きびあんころ」も2017年に失われた。1898(明治31)年11月1日開業、石川県河北郡津幡町字南中条。

【終売】きびあんころ(350円)2009年10月17日に津幡駅改札外駅舎内キヨスクで購入
Kibi Ankoro

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津幡駅で百年の歴史を刻む鉄道銘菓。餅米を使い、きび粉を練り込んだ小さなあんころもちが9個、竹皮に十字に包まれて、ひもで十字にしばられる。百年前から同じ製法で作られていることが売り文句。全国的にも北陸地方でも知名度は薄いと思うし、鉄道雑誌や駅弁紹介本でもほとんど取り上げられないものの、地元と駅に深く根付いた銘菓だと思う。

価格は2009(平成21)年の購入当時で350円、2017年時点で370円。昔は立ち売りで、かつてはホーム上の立ちそば屋で売られていたが、2014(平成26)年のキヨスクの閉店で駅から撤退、さらに2017(平成29)年4月頃に調製元が休業し製造をやめた。2018(平成30)年4月にプラ製パック入り6個280円で販売が復活したという。駅でなく、津幡町内にある「道の駅倶利伽羅源平の郷」とスーパー「カジマート」みなみ店で売られる模様。

加賀では過去にこういったあんころもちが各地で作られており、鉄道の開通で駅売り商品にもなり、過去には津幡よりも松任のものが有名だったそうな。金沢駅の「柳餅」は札幌駅の鉄道銘菓「柳もち」になったことが、札幌駅立売商会の公式サイトで紹介されている。

※2018年6月補訂:復活を追記
※2017年8月補訂:終売を追記
販売駅
北陸本線 津幡(つばた)駅 1898(明治31)年11月1日開業 石川県河北郡津幡町字南中条
調製元
有限会社 庭田商店 石川県河北郡津幡町南中条ヘ111番地 076(289)3521

JR西日本 松任(まっとう)駅2018年5月26日訪問Googleマップ
JR-West Matto Station

駅名標 駅舎 駅構内

金沢駅から普通列車で3駅10分。白山市は2005(平成17)年2月に松任市と2町5村が合併してできた、人口約11万人の市。1970(昭和45)年から市制を敷いた松任市は、金沢のベッドタウンでもある工業都市であった。駅弁はないが、明治時代から駅売りされるあんころもちが有名。1898(明治31)年4月1日開業、石川県白山市相木町。

圓八あんころ餅(390円)2018年5月26日に松任駅のミニコンビニ「セブンイレブン」で購入
Enpachi Ankoromochi

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江戸時代の元文2年(1737年)に調製元が創業し発売、1898(明治31)年の松任駅開業と同時に駅での立ち売りを始めたという、地元の銘菓かつ鉄道銘菓。餅米の白い団子をこしあんで包んだあんころもちが9個、竹皮2枚で十字に包まれ、掛紙をのせてひもで十字にしばられる。竹皮の中身はぺったんこで、こしあんの板から9粒の餅球が出現。風味はざらざら。これが創業380年、駅売り120年の味。

販売駅
北陸本線 松任(まっとう)駅 1898(明治31)年4月1日開業 石川県白山市相木町
調製元
株式会社 圓八 石川県白山市成町107 076(275)0018 http://www.enpachi.com/

圓八あんころ餅(370円)2018年1月11日に京王百貨店駅弁大会で購入
Enpachi Ankoromochi

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上記の鉄道銘菓「圓八あんころ餅」を、東京のデパートの駅弁催事で買ったもの。包装も中身も味も同じで、4か月間で値上げされたのか、こちらが20円安かった。この日本最大の駅弁大会では、毎年これが輸送販売されていたはずが、この年までその存在に気付かなかった。

販売駅
北陸本線 松任(まっとう)駅 1898(明治31)年4月1日開業 石川県白山市相木町
調製元
株式会社 圓八 石川県白山市成町107 076(275)0018 http://www.enpachi.com/

JR西日本 小松(こまつ)駅2009年10月17日訪問Googleマップ
JR-West Komatsu Station

駅名標 駅舎 駅構内

金沢駅から特急列車で約20分、福井駅から特急列車で約30分。小松市は石川県の南部で日本海に面する、人口約11万人の工業都市で、小松空港を擁する北陸の空の玄関口でもある。駅弁は北陸本線各駅の棒寿司や押寿司が、改札外コンコースのコンビニ型キヨスクで取り扱われる。1897(明治30)年9月20日開業、石川県小松市土居原町。

安宅乃関所寿司(1,080円)2014年5月18日に小松駅のコンビニで購入
Ataka no Sekisho Zushi

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小松の駅と空港で売られる土産品。酢飯にサバとサケとエビとタイを合わせた、棒状というよりはむしろ筒状の棒寿司を、ラップで巻き、竹皮で包み、透明な袋に入れ、ボール紙の箱に収め、掛紙を巻く。中身は掛紙の写真のとおり、具の境界によらずカットされる。具も酢飯も輝き、身は薄いのに味と香りが適度に乗り、掛紙の厚さも含めて、とてもしっかりした製品だと感じた。調製元は小松市街で戦前昭和に創業した寿司屋。

販売駅
北陸本線 小松(こまつ)駅 1897(明治30)年9月20日開業 石川県小松市土居原町
調製元
米八本舗 石川県小松市松任町58 0761(24)1717 http://yonehachi.jp/

笹寿し(?円)2003年5月17日?にどこかで購入
Sasazushi

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金沢の市中の土産物系お弁当か。紙箱の中に和紙風ビニール袋で密封したトレーが入り、そこに北陸系の詰まった酢飯が正方形で具が小さい笹包みの押寿司が6個入る。冷蔵して食べることを勧めるしおり付き。どこかの駅弁で、これとほとんど同じデザインのパッケージを見たような気がする。

販売駅
北陸本線 小松(こまつ)駅 1897(明治30)年9月20日開業 石川県小松市土居原町
調製元
株式会社 芝寿し 石川県金沢市保古3−183−2 076(240)4567 http://www.shibazushi.jp/