banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 福井(ふくい)駅2018年5月26日訪問Googleマップ
JR-West Fukui Station

駅名標 駅舎 駅構内

大阪駅から特急列車で約2時間。福井市は福井県の北部に位置する県庁所在地で、人口約26万人の城下町。戦国時代以降、朝倉氏の一乗谷、結城氏の北ノ庄城、松平氏の福井城、明治時代の福井県庁と、地域の行政の中心地となってきた。駅弁はホーム上、改札外コンコース、高架下の商業施設で売られ「越前かにめし」が有名。1896(明治29)年7月15日開業、福井県福井市中央一丁目。

越前朝倉物語(1,050円)2018年5月26日に福井駅の高架下商業施設の駅弁売り場で購入
Echizen Asakura Monogatari

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2016(平成28)年9月18日に1,280円の駅弁として発売。2017(平成29)年12月1日に、外観を変えて中身を変えず1,050円で再発売した模様。16世紀に朝倉氏の城下町があった一乗谷の伝承料理「朝倉膳」からヒントを得たという9区画の中身は、古代米、うなぎめし、小鯛の手まり寿司、ししとうなどの揚げ物、若鶏旨煮と玉子焼など、豚西京焼やタケノコ煮など、たらの子旨煮、ダイコンやシイタケなどの煮物、ごま里芋と紅白なます。おしとやかな風味と構成を感じる、おつまみ弁当。

外装が凝っている。掛紙はフィルム素材。上面に日本語表記のない英文での宣伝文を記し、側面や底面に注意書きや調製元の由来を日英表記する。多くの駅弁に見られる、ふたに中身が付かないようにするシートには、9区画それぞれのお品書きに個別の栄養成分表示を記し、これにも英語を併記する。インバウンド時代の駅弁は、こうなっていくのだろうか。

販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木中央3丁目507中央3丁目507 0120-57-0849 http://www.banjyo.jp/

番匠の若狭牛ぎゅうめし弁当(1,050円)2018年5月26日に福井駅の高架下商業施設の駅弁売り場で購入
Banjo no Wakasagyu Gyumeshi Bento

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2007(平成19)年1月の発売か。全国にありふれて、福井にはなかった牛肉の駅弁。白飯を若狭牛と輸入牛を半分ずつブレンドした牛肉煮で覆い、紅生姜で彩り、切り干し大根、玉子焼、かまぼこ、梅干しを添える。米沢駅弁「牛肉どまん中」を筆頭とした、今では全国どこにでもあるタイプの牛肉駅弁なので、普通においしくも、個性は無し。

販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木中央3丁目507中央3丁目507 0120-57-0849 http://www.banjyo.jp/

東尋坊の焼きイカスシ(880円)2012年1月29日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Tojinbo no Yaki Ika Sushi

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2012(平成24)年1月の阪神百貨店駅弁大会で初登場か。外は真っ黒、内は橙色のボール紙製容器に、甘酢に漬けて焼いたというスルメイカに梅ちらしずしとへしこちらしを詰めたイカ飯が各1本横たわり、イカゲソの揚げ物を添える。飯の酸味とシソ味は苦手なのできつかったが、イカの身には今はなき豊岡駅弁に次ぐプリプリ感があり、京王でも阪神でも実演販売に行列ができる森駅弁と対決できるのではと思った。ゲソもこれで飯が食えそうなB級感がいい感じ。価格は購入当時で850円、2015年時点で880円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木中央3丁目507 0120-57-0849 http://www.banjyo.jp/

福井が一番ソースカツ丼(1,050円)2009年1月17日に京王百貨店駅弁大会で購入
Fukui ga Ichiban Sauce Cutlet Don

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2008(平成20)年の秋の登場で、2008〜2009年の駅弁大会シーズンに向けた投入か。円形の加熱機能付き容器を使用、中身のイメージ写真と駅弁名を強調したボール紙の箱に詰める。中身はそのイメージと同じく、白御飯の上にソース漬けのロースカツが載るだけ。紅生姜は袋入りが別添される。福井名物のB級グルメとして近年その名を広めつつあるソースカツ丼が、加熱式駅弁で再現された。価格は購入当時で1,000円、2015年時点で1,050円。

会津や伊那でも名物とされるソースカツ丼、福井県民に言わせれば、福井出身の高畠増太郎がドイツ留学帰りの1913(大正2)年に創案し東京で売り出したものが元祖なのだという。関東大震災により郷里の福井に移転、現在も「ヨーロッパ軒」として地元や旅行者の心を引き付けている。味や好みはどうであれ、こういう駅弁は今の福井に必要だ。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木中央3丁目507 0120-57-0849 http://www.banjyo.jp/

ソースかつ弁当(520円)2018年5月26日に福井駅の高架下商業施設の駅弁売り場で購入
Sauce Cutlet Bento

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福井駅の駅弁屋がつくり、福井駅の駅弁売り場で売る、駅弁に見えないお弁当。スーパーかコンビニの惣菜弁当向け容器の発泡材トレーに、日の丸御飯、ソースカツ、日の丸御飯、ソースカツ、きんぴらとカボチャ、ポテトサラダを盛る。冷蔵で駅弁のしっかりした味がするが、駅弁大会で買った上記「福井が一番ソースカツ丼」と違い、やっぱり見た目は駅弁でなし。なぜ福井駅で名物ソースカツの駅弁がこんなものになったのか、不思議に思う。

販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木中央3丁目507中央3丁目507 0120-57-0849 http://www.banjyo.jp/

こだわり幕の内 ままごっつお(1,050円)2005年1月3日に福井駅ホーム上ミニコンビニで購入
Kodawari Makunouchi Mamagottso

掛紙
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2004(平成16)年の新作だろうか。経木枠の長方形容器に和紙墨絵風の白い掛紙をかける。中身は日の丸御飯とかにめしがひとつずつ、海老にカボチャに薩摩芋に椎茸と分量の多い揚げ物に、玉子焼や蒲鉾に煮物や漬け物、デザートにオレンジといろいろ入る欲張り弁当。

掛紙によると煮物と魚と福井のお米にこだわったそうで、たしかに素材は良さそうなのだが、御飯が透明のプラ製トレーに詰められたり、揚げ物の油が多すぎて底敷きの紙が浸っていて、風味と雰囲気がやや殺がれた気はする。それがなければかなり華やかな幕の内駅弁だ。

※2006年10月補訂:調製元の移転を反映
販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木中央3丁目507 0120-57-0849 http://www.banjyo.jp/
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

【終売】福の井弁当(1,100円)2004年12月31日に福井駅コンコース駅弁売店で予約購入
Fukunoi Bento (end of sales)

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福井駅の幕の内弁当格。やや深めな木目調の発泡材容器に、菱川師福の屏風絵を載せた大きな掛紙を巻く。中身は福井の井だという井形の仕切りの中に御飯を詰め、その両脇を焼鮭や玉子焼や蒲鉾や海老や焼豚などと、鯛や鰻蒲焼や牛肉や大学芋などで固めるもの。おかずが盛り沢山で御飯が足りなくなる、ボリューム感のある駅弁。同じ価格帯のカニ飯駅弁がどちらかといえば分量控えめなので、満足感が欲しければこちらがよい。

「駅弁の達人」駅弁ブックによると、人気が高いため発売休止後に復刻したというが、人気があれば休止はないだろうし、復刻が切望されたという話も聞いたことがない。ともあれ、価格に見合う満足感がある駅弁だ。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。2013年頃までの販売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
※2006年10月補訂:調製元の移転を反映
※2005年3月補訂:写真の掲載と解説文の手直し
販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木中央3丁目507 0120-57-0849 http://www.banjyo.jp/

【終売】ソースかつ棒(840円)2004年12月30日に福井駅ホーム上ミニコンビニで購入
Sauce Cutlet Bo (end of sales)

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2004(平成16)年9月頃に登場した珍駅弁。透明なトレーを入れた紙箱の中に、おこわのようにもちっとした御飯に大葉と薄いカツを巻き、揚げてソースに漬けたと思われる「ソースかつ棒」が2本入り、レモンとエリンギとオレンジと生姜とマヨネーズを添える。少量の割に高価だとは思うが、他では味わえない独特の風味を楽しめるから、一度は試してみても良いし、個人的には気に入った。どうも福井のソースカツ丼は名物だそうな。見た人や買った人の中では話題になっていたと思うが、残念ながら2012年頃に終売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
※2006年10月補訂:調製元の移転を反映
販売駅
北陸本線 福井(ふくい)駅 1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目
調製元
株式会社 番匠本店 福井県福井市高木中央3丁目507 0120-57-0849 http://www.banjyo.jp/