banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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お月さま弁当(550円)2015年8月21日に調製元で予約購入
Otsukisama Bento

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2014(平成26)年の7月までに、大月駅の駅舎の一角にある、大月市観光協会の小さな小さな案内所兼売店で売り始めたお弁当。調製元は1904(明治37)年からの大月の駅前旅館で、この弁当は大月駅前で毎月第三土曜日の日中に実施する「夕やけ市」で販売しているもののようで、掛紙にもその記述が見られる。

白御飯の上に、真円に固めた炒り卵、鮭フレーク、鶏照焼を配し、隙間を鶏そぼろで埋め、ホウレンソウと柴漬けを添える。御飯の具で満月の夜空を表現しているのだろう。駅弁向けでもありふれたプラ製の容器を使いながら、御飯の底に吸湿シートを敷いており、常温で湿っぽくなく固くなく、適度な口当たりである。安くて柔らかく、きれいなお弁当。

大月駅の駅弁は下記のとおり、2011年7月限りで失われ、この弁当の購入時点でも復活していない。しかし駅舎で地元の弁当が、駅弁のような姿で売られていたので、ここでは駅弁と紹介する。そんなことをするのは今のところ、インターネット上の駅弁趣味サイトでしか見られないが、そのうちどこかの旅番組がこれを発見するのではないかと思う。

販売駅
中央本線 大月(おおつき)駅 1902(明治35)年10月1日開業 山梨県大月市大月町1丁目
調製元
濱野屋ティートラスト 有限会社 山梨県大月市大月1−3−3 0554(22)1372 http://www.hamanoya-t.co.jp/

【終売】ほろほろランチ(1,150円)2010年6月18日に富士急行大月駅で予約購入
Horohoro Lunch (end of sales)

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1986(昭和61)年に登場した、ホロホロチョウを使用した全国唯一の珍駅弁。駅弁名や鳥のイラストを描いた専用のボール紙箱を使用、白いプラ製トレーに収まる中身は、栗を添えた味付け御飯に、富士山麓で飼育されているホロホロチョウの薫製、エビフライ、ポテトフライ、ソーセージ、かまぼこ、玉子焼、昆布巻、漬物などと、ロゼの甲州ワイン「オリファン」の小瓶。価格は2002年9月の購入時には1,150円、今回は1,200円。

買って食べれば話の種になるし、メインのホロホロチョウの濃厚な食感と淡泊な風味はチーズササミのようで、クセがないので食べやすい。茶飯も美味。基本的に土休日限定で販売される駅弁。大月駅は1928(昭和3)年築の丸太小屋風駅舎が現役で供用され、運輸省「関東の駅百選」にも選ばれた。

なお、この駅弁はおそらく調製元の廃業により2011年7月限りで失われた。

※2011年8月補訂:終売を追記
※2011年6月補訂:写真の更新と解説文の増強
販売駅
中央本線 大月(おおつき)駅 1902(明治35)年10月1日開業 山梨県大月市大月町1丁目
調製元
株式会社 桂川館 山梨県大月市大月1−3−20 0554(22)0047

【終売】特製お好み弁当(800円)2010年4月4日に大月駅富士急行ホーム上台売りで購入
Tokusei Okonomi Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

大月駅の幕の内弁当。ボール紙製の専用容器を使用、白いトレーに収まる中身は、日の丸御飯に白身魚フライ、鶏唐揚、エビフライ、カマボコと玉子焼と昆布巻、シメジ、漬物など。おそらく昭和の頃から容器も中身も進化を止めているのだろう、前向きに書けば希少になりつつある、コンビニやホカ弁がなかった頃の古き幕の内駅弁。石和から横浜まで自転車で走っている道中で食べたので、御飯が多く揚げ物ばかりのスタミナ食はうまかった。

この駅弁の購入当時の大月駅弁はJR駅の駅舎内やホーム上では売れなくなったのか、しばらくその姿を見ていないと思う。土休日には富士急行駅のホーム上で台売りが行われている。なお、この駅弁はおそらく調製元の廃業により2011年7月限りで失われた。

※2011年8月補訂:終売を追記
販売駅
中央本線 大月(おおつき)駅 1902(明治35)年10月1日開業 山梨県大月市大月町1丁目
調製元
株式会社 桂川館 山梨県大月市大月1−3−20 0554(22)0047

【終売】食べてミーナ!!(700円)2010年4月4日に大月駅富士急行ホーム上台売りで購入
Tabetemina!! (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2006(平成18)年に登場した、富士急行とのタイアップ駅弁。駅弁の名前は、2004(平成16)年7月に富士急ハイランドが導入した絶叫マシン「トンデミーナ」にちなんでいるのだろうか。発泡材のホカ弁容器に、富士山と富士急行「フジサン特急」のイラストを描いた掛紙をかける。中身はおにぎり2個、フライドポテト、鶏唐揚、ウインナー、ごまだんご、ゼリーなど。どうしてこうなったのか、駅弁や鉄道や遊園地のイメージを損なわないか、非常に微妙な弁当。登場時にはパンが入ったお子様ランチかピクニック弁当だったのだそうな。なお、この駅弁はおそらく調製元の廃業により2011年7月限りで失われた。

※2011年8月補訂:終売を追記
販売駅
富士急行 大月(おおつき)駅 1903(明治36)年1月17日開業 山梨県大月市大月1丁目
調製元
株式会社 桂川館 山梨県大月市大月1−3−20 0554(22)0047

【終売】特製弁当しめじ御飯(550円)2002年9月7日に大月駅ホーム上駅弁売店で購入
Tokusei Bento Shimeji Gohan (end of sales)

掛紙 外観 中身

ボール紙の容器の中に半透明のトレーを入れる。中身は茶飯の上にしめじを十数本載せるもので、鶏肉や漬物に栗と缶詰ミカンを添える。御飯がしめじの混ぜ御飯や炊き込み御飯ではないのでしめじとの一体感がなく、具も飯も、特にしめじがとても塩辛いので味はイマイチ。ただ550円という価格はよいのではないか。なお、この駅弁はおそらく調製元の廃業により2011年7月限りで失われた。

※2011年8月補訂:終売を追記
販売駅
中央本線 大月(おおつき)駅 1902(明治35)年10月1日開業 山梨県大月市大月町1丁目
調製元
株式会社 桂川館 山梨県大月市大月1−3−20 0554(22)0047

【終売】風味釜めし(850円)2002年9月7日に大月駅ホーム上駅弁売店で購入
Fumi Kamameshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

大月駅の釜飯駅弁。よく見かける焼き物の釜飯容器にプラスティックのふたをして掛紙をかけて山の緑の紙ひもでしっかし締め、ひも1本で吊り上げられる外装は良し。中身は茶飯を敷き真ん中に鶏肉をどんと配置、周囲にゴボウやレンコンに椎茸や錦糸卵に栗やうずらの卵などを配置。味は見た目のとおりで、オーソドックスな釜飯駅弁に仕上がった。具が茶系一色なので華やかさには欠けるが、登山やハイキングの入口駅にちゃんと釜飯駅弁が用意されている点は良いと思う。なお、この駅弁はおそらく調製元の廃業により2011年7月限りで失われた。

※2011年8月補訂:終売を追記
販売駅
中央本線 大月(おおつき)駅 1902(明治35)年10月1日開業 山梨県大月市大月町1丁目
調製元
株式会社 桂川館 山梨県大月市大月1−3−20 0554(22)0047

【掛紙】風味釜めし(500円)調製年月日不明
Fumi Kamameshi

掛紙

1980年代の調製と思われる、昔の大月駅弁の掛紙。色合いと記載内容が少々異なるが、21世紀のものとほぼ変わらない、おそらく何十年も使い続けた、富士山のシルエット。

販売駅
中央本線 大月(おおつき)駅 1902(明治35)年10月1日開業 山梨県大月市大月町1丁目
調製元
株式会社 桂川館 山梨県大月市大月1−3−20 05542(2)0047

【掛紙】御壽司(?円)調製年月日不詳
Osushi

掛紙

戦後の調製と思われる、昔の大月駅弁の掛紙。意匠に特徴はなく、むしろ惣菜屋のもの。かつては駅弁屋も持ち帰り寿司チェーンの役割を担っていた。

販売駅
中央本線 大月(おおつき)駅 1902(明治35)年10月1日開業 山梨県大月市大月町1丁目
調製元
株式会社 桂川館 大月駅前 47番