banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】上等御辨當(30銭)調製年月日不詳
Joto Obento

掛紙

戦前の調製と思われる、昔の三田駅弁の掛紙。下のものと同じだが、35銭の価格を30銭に訂正している点に違いがある。

販売駅
福知山線 三田(さんだ)駅 1899(明治32)年1月25日開業 兵庫県三田市駅前町
調製元
なにわ 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

【掛紙】上等御辨當(30銭)調製年月日不詳
Joto Obento

掛紙

戦前の調製と思われる、昔の三田駅弁の掛紙。とても小さな紙片に古めかしさが感じられる。なお、現在の三田駅に駅弁はない。

販売駅
福知山線 三田(さんだ)駅 1899(明治32)年1月25日開業 兵庫県三田市駅前町
調製元
なにわ 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

JR西日本 柏原(かいばら)駅2010年1月23日訪問Googleマップ
JR-West Hamasaka Station

駅名標 駅舎 駅構内

大阪駅から特急列車で約1時間15分。兵庫県丹波市は、2004年11月に氷上郡の6町が合併して誕生した、人口約6.3万人の市。柏原駅は公式な駅弁販売駅ではないが、駅舎に併設された観光案内所の一角で駅前の弁当屋が作る釜飯が販売されており、これが駅弁と紹介されることがある。1899(明治32)年5月25日開業、兵庫県丹波市柏原町柏原字松ヶ端。

【終売】織田釜めし(850円)2010年1月23日に柏原駅観光案内所物産店で購入
Oda Kamameshi (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2004(平成16)年か、それ以前から販売されている模様。青森駅弁「帆立釜めし」に近い感じの、赤く平べったいプラ製の釜飯型容器を使用、商品名その他数言を書いたボール紙の箱に詰める。中身はサバの素焼きを炊き込んだ五目飯の上を、シイタケ、山菜、カマボコ、黒豆、クリ、レンコン、業務用錦糸卵で覆うもの。手作りの味。ここは丹波なので豆や栗に見るべきものがありそうだが、いずれも甘く甘く味付けされていたため、品質はよく分からなかった。

この弁当は柏原(かいばら)駅のキヨスクではなく、駅舎に併設された観光案内所の一角を占める物産店、つまり土産物屋で販売された。調製元は柏原駅前の弁当屋。どうも駅の売店が2016(平成28)年4月に閉店したらしく、その翌年7月に駅弁「豚めし」(1,000円)が誕生し、その際にこの駅に駅弁がなかったというので、この弁当も売店閉店の頃までに消えたらしい。

柏原駅の駅舎は、まるでテーマパークの中にでも建っていそうな、屋根が高く窓が少なく塔を載せた木造建築物。これは1990年4月から9月まで大阪府の鶴見緑地で開催された万国博覧会「国際花と緑の博覧会」において、JR西日本が出展したパビリオン「SL義経(ドリームエキスプレス)」で使われた「山の駅」が移築されたもの。「風車の駅」駅舎は福井県の小浜線若狭本郷駅で使われている。

※2017年9月補訂:終売を追記
販売駅
福知山線 柏原(かいばら)駅 1899(明治32)年5月25日開業 兵庫県丹波市柏原町柏原字松ヶ端
調製元
有限会社 イッサフーズ 兵庫県丹波市柏原町柏原1102−14 0795(72)0660 http://www.andalpha.com/issa/

焼さば寿し(1,260円)2010年8月14日に神戸淡路鳴門自動車道淡路サービスエリアで購入
Yakisabazushi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

明石海峡大橋の淡路島側に位置する淡路サービスエリアで販売されていた土産物。板昆布と笹の葉を貼り大葉と生姜を混ぜた焼サバ寿司が1本、ビニール袋に密封されて市販の白い紙箱に収まり、商品名とブランド名を書いた掛紙が巻かれる。食品表示によると高速道路の商品としては珍しく地元で製造されているようであるが、残念ながら油漬けでべたべたした印象しかないダメダメ品。調製元は江戸時代創業の海産物卸問屋。

神戸淡路鳴門自動車道は、昭和の頃は瀬戸大橋あるいは本州四国連絡橋の神戸・鳴門ルートと呼ばれていた、淡路島を縦貫して明石海峡と鳴門海峡に長大橋を1本ずつ架けて、本州と四国を、兵庫県と徳島県を結ぶ自動車専用道路。本ルートは世界最長の吊り橋である明石海峡大橋(全長3,911m、支間長1,991m)の完成により1998(平成10)年4月5日に全通した。同日に淡路サービスエリアも開業、駐車場やトイレ、売店やレストランから、ガソリンスタンドや花時計や観覧車まで備える巨大な行楽地になっている。

販売駅
神戸淡路鳴門自動車道 淡路サービスエリア 1998(平成10)年4月5日開業 兵庫県淡路市岩屋
調製元
協和商事 株式会社 兵庫県淡路市岩屋3611−12 松帆食彩工房樽五 0799(73)2256

穴子寿し(1,260円)2010年8月14日に神戸淡路鳴門自動車道淡路サービスエリアで購入
Anagozushi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

明石海峡大橋の淡路島側に位置する淡路サービスエリアで販売されていた土産物。小骨が浮き出るワイルドで薄く身の締まった焼きアナゴの棒寿司が1本、ビニール袋に密封されて市販の白い紙箱に収まり、商品名とブランド名を書いた掛紙が巻かれる。少量の割に高価であるが、味付けと食感が硬すぎず柔らか過ぎず、同じ調製元の焼サバ寿司とは雲泥の差。瀬戸内海沿岸では買う前から選択の方向が見えていたかもしれない。

深夜の1時に訪問した淡路サービスエリアは満員御礼。高速千円とツアーバス盛況のおかげだろうか、過去に鉄道が捨てて駅では失われた深夜の賑わいが、高速道路には存在した。

販売駅
神戸淡路鳴門自動車道 淡路サービスエリア 1998(平成10)年4月5日開業 兵庫県淡路市岩屋
調製元
協和商事 株式会社 兵庫県淡路市岩屋3611−12 松帆食彩工房樽五 0799(73)2256

【終売】ちっちゃいおっさんの電車旅行弁当(840円)2014年1月10日に京王百貨店駅弁大会で購入
Michiba Gojiman Torikimodon (end of sales)

掛紙 掛紙 掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2014(平成26)年1月の阪神百貨店駅弁大会で、尼崎駅の駅弁として販売。実際に尼崎駅で売られたかは疑義がある。東京都新宿のキャラクター会社が持つコンテンツ「ちっちゃいおっさん」を名乗り、その絵柄がパッケージの表や裏や横や中に使われる。中身は醤油飯を鶏つくね串と鶏そぼろで覆い、焼き鳥、小松菜、クルミ、ししとう、ニンジン、うずらの卵を添える。小腹あるいは酒の友に良さそうな、味の濃い軽食の味は悪くない。4月頃まで新大阪駅か大阪駅で売られた模様。

販売駅
東海道本線 尼崎(あまがさき)駅 1874(明治7)年6月1日開業 兵庫県尼崎市潮江一丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/