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 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 新神戸(しんこうべ)駅2017年2月3日訪問Googleマップ
JR-West Shin-Kobe Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で3時間弱。神戸市は兵庫県の南東部で大阪湾に面する人口約154万人の港町で、関西や日本を代表する大都市のひとつであり、異国情緒や夜景で有名な観光地でもある。駅弁は第二次大戦後に神戸へ移転した駅弁屋の、肉や洋食や新幹線型など、様々な駅弁が賑やかである。1972(昭和47)年3月15日開業、兵庫県神戸市中央区加納町。

【掛紙】上等御辨當(30銭)調製年月日不詳
Joto Obento

掛紙

戦前の調製と思われる、昔の神戸駅弁の掛紙。調製印と思われる扇形のスタンプが押されているが、その内容は読み取れない。掛紙では神戸駅北徒歩3分の湊川神社を描いている模様。日本の鉄道開業と同じ年の1872年に創建された。

販売駅
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
みかど和食部 所在地の記載なし 元町1571番

むかしの驛辨當(750円)2003年8月30日に三ノ宮駅高架下駅弁売店で購入
Mukashi no Ekibento

掛紙 外観 外観 中身

淡路屋創業百周年記念百種弁当シリーズの第4弾とある。このキャンペーンの情報は公式サイトにもないため詳細は不明だが、おそらく幕の内弁当の掛紙を百種作り順次置き換えているものと思われる。

蓋と枠が経木の長方形容器に掛紙をかけて紙ひもでしばる駅弁らしいスタイル。中身は日の丸御飯が俵飯でないのが昔の駅弁当らしくない気はするが、焼魚(サワラ味噌漬焼)・蒲鉾・玉子焼の3種を押さえ、煮物が折り重なる姿はいい感じ。価格も良い。ビーフの風味が濃厚な牛肉煮を入れて、掛紙と共に神戸をアピールしている。

販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

神戸食館(1,130円)2005年8月1日に新神戸駅上りホーム上駅弁売店で購入
Kobe Syokkan

掛紙 外観 外観 中身 中身

黒いボール紙の正方形容器に、割箸を詰めて元町の洋館群を描く掛紙を兼ねた紙蓋をかけて、麻ひもでしばる。中身は中央に日の丸御飯を配置、周囲を牛すき焼き、腸詰め、蒲鉾と玉子焼、刻み穴子、肉団子、焼鮭、薩摩芋、海老椎茸フライ、里芋などで囲む。ワインよりビールか日本酒が合いそうな、おかずが多種少量の駅弁。価格は購入当時で1,100円、2014年4月の消費税率改訂により1,130円。

掛紙の図柄には「中央区北野町 異人館通り」の注釈。震災前から悪質な土産物屋の派手な看板や強引な客引きに、観光客のゴミのポイ捨てが問題となっていたうえに、震災で多くの建物が被災して以来、神戸を代表する観光地の座から滑り落ちている。地域の組織的な異人館保存活動は震災後に活発になってきたが、不動産の権利が何事にも優先する法制に阻まれている感があり、震災十年を経ても前途は多難か。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

お弁当(なごみ二段弁当)(1,050円)2011年1月1日に大阪駅ホーム上キヨスクで購入
Obento

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

経木枠の正八角形容器を二段に積み、経木でふたをして、「お弁当」と書かれた正方形の掛紙で包む。中身は下段が日の丸俵飯に箸休め、上段がおかずでサトイモやタケノコなどの煮物、キス天ぷら、海老串団子、タコ旨煮、有頭海老、ホタテ照焼、サケ焼、牛肉煮、菜の花煮、煮豆など。おかずがずいぶん盛り沢山であり、味は確かな神戸駅弁だが、本品はいったい昔ながらの幕の内駅弁なのか、駅弁らしくない仕出し弁当なのか。調製元の公式サイトでは「名物駅弁」ではなく「お重弁当」のページに掲載されている。

販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】朝ねぼう(700円)2007年2月18日に「駅弁図鑑」宅配サービスで購入
Asanebou (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身

2007(平成19)年1月12日の登場か。長方形発泡材枠容器に透明なふたをして窓開きのボール紙枠にはめるという、この駅弁屋の空弁で見たような大きさと構造の、中身が見える容器を使用。中身は鮭ちりめんおにぎりと胡麻振りおにぎり、蒲鉾と干サンマと牛肉煮に、煮玉子と煮物数点に梅干しなどで、つまり小さな和朝食。

それよりも何よりも、パッケージでおにぎりがあわてた顔で「とっくに朝ー。」「またしても…。」としゃべることに、とても身につまされる思いがして、これが印象に残る。商品ストーリーに遊び心がいっぱいな、朝食用駅弁。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
山陽本線 西明石(にしあかし)駅 1944(昭和19)年4月1日開業 兵庫県明石市小久保2丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】神戸デリカ(900円)2010年5月2日に新神戸駅コンコース駅弁売店で購入
Kobe Delica (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2005(平成17)年末までに登場か。細長いボール紙の容器には、神戸の街並みがペン画で描かれる。中身は俵型日の丸御飯に牛肉煮、ミニハンバーグ、ウインナー、かぼちゃコロッケ、焼サワラ、玉子焼、レンコンやシイタケなどの煮物、ビーフン、きんぷらごぼう、タクアンなど。調製元はこれを幕の内弁当に分類する。洋食が勝る和洋折衷な弁当は、はたして幕の内の駅弁なのだろうか。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】TANGO LUNCH(タンゴランチ)(950円)2003年8月30日に三ノ宮駅高架下駅弁売店で購入
Tango Lunch (end of sales)

掛紙 外観 中身

洋風な名前で実は純和風の駅弁。経木枠の長方形容器に、戦前の駅弁の掛紙を転写した紙蓋をかけて麻紐でしばる。丹後地方の郷土料理を詰めたという中身は、真ん中に笹を載せた山菜御飯が入り、周囲を煮物や鮭塩焼や玉子ロールや合鴨味噌漬焼や揚団子やポテトサラダなど、書き列べるとやはり洋風な気もする具で囲む。外人さんに喜ばれるかも。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
福知山線 宝塚(たからづか)駅 1897(明治30)年12月17日開業 兵庫県宝塚市栄町2丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】明石名産海峡弁当(1,050円)2004年2月29日に山陽新幹線車内販売で購入
Akashi Meisan Kaikyo Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

山陽新幹線の車内で、幕の内弁当と案内されて購入した神戸駅弁。枠と仕切りに経木を使用した正方形容器に蓋と掛紙を兼ねたボール紙を載せてワイン色の紐でしばる。中身は幕の内なんてとんでもなく、イカナゴ釘煮を添えたいりこと菜の俵飯とタコ入りいなりずしの御飯に、鱧(はも)のフライ、鰆(さわら)の焼魚、海老団子、タコ焼に蛸足にイイダコという具合に海産物の風味豊かな内容。蓋を開けるだけで香るタコの旨さと柔らかさが特に良かった。容器内の隙間も個々の食材の形の良さにより高級感を生み出す方向に働く。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
山陽本線 西明石(にしあかし)駅 1944(昭和19)年4月1日開業 兵庫県明石市小久保2丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【掛紙】御弁当(150円)調製年月日不詳
Obento

掛紙

昭和40年代頃の調製と思われる、昔の神戸駅弁の掛紙。須磨浦公園ロープウェイの写真が載る。この画像や調製元の所在地に市外局番などから、調製年が特定できないであろうか。

販売駅
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 所在地の記載なし (34)0641

【掛紙】御弁当(200円)調製年月日不詳
Obento

掛紙

昭和40年代頃の調製と思われる、昔の神戸駅弁の掛紙。1963年竣工で現在も神戸名所のひとつである神戸ポートタワーのイラストが載る。右端に駅弁「肉めし」の誕生が伝えられるので、その登場年である1965年頃の調製であろうか、右上部記載の受賞歴から年代を特定できないかと思う。

販売駅
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 所在地の記載なし 078(35)1682

【掛紙】御弁当(300円)調製年月日不詳
Obento

掛紙

昭和40年代頃の調製と思われる、昔の神戸駅弁の掛紙。当時の神戸名所のイラストがスタンプ調にシンプルに描かれる。画像からは切れてしまっているが右端に1970年開始の国鉄キャンペーン「DISCOVER JAPAN」のマークがあること、1972年開業「新神戸駅」の記載があることから、同年以降の調製であると思われる。

販売駅
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市生田区相生町2 078(351)1682

【掛紙】御弁当(300円)調製年月日不詳
Obento

掛紙

1974(昭和49)年の調製と思われる、昔の神戸駅弁の掛紙。1874(明治7)年の大阪〜神戸間の鉄道の開通から100年を記念して、その印を付したうえで、神戸に何らかのゆかりがある蒸気機関車の側面イラストを5点掲載する。国鉄の蒸気機関車が全国各地で引退を続け、その光景を新聞や雑誌がさかんに報道、SLブームが最高潮に達した頃の掛紙。

販売駅
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市生田区相生町2 078(351)1682

【掛紙】御弁当(300円)調製年月日不詳
Obento

掛紙

1973(昭和48)年の調製とされる、昔の神戸駅弁の掛紙。デザインはふたつ上のものと同一であるが、調製印の位置や調製元の表記に差異が見られる。

販売駅
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市生田区相生町2 078(351)1682