banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車

JR九州 日田(ひた)駅2008年11月24日訪問Googleマップ
JR-Kyushu Hita Station

駅名標 駅舎 駅構内

博多から特急で1時間強。日田市は大分県の北西端に位置する人口約7万人の旧天領、かつては交通の要衝や林業の街として栄え、現在は歴史的な町並みや伝統文化で観光客を集めている。駅弁は2003年秋に国鉄時代からの駅弁屋が撤退、駅前食堂が引き継いで駅待合室のキヨスクで3種の駅弁が注文販売されたが、2015年までに駅の売店そのものがなくなった。1934(昭和9)年3月3日開業、大分県日田市元町。

【終売】日田名物たかな巻すし(630円)2008年11月24日に日田駅キヨスクで注文購入
Hita Meibutsu Takana Makisushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

日田駅の駅弁業者の交代に伴い、2003(平成15)年秋頃に登場。深めな発泡材枠の長方形容器にふたをして、商品名や三隈川の流れを墨書きした掛紙を巻いて、ビニタイで留める。中身はヤマイモと納豆を具にした酢飯を高菜で巻いた棒寿司が1本、8切れにカットされて横たわるもの。

調製元は日田で70年以上の歴史を刻む駅前食堂。この駅弁は駅待合室のキヨスクに商品見本のみが置かれ、注文すると10分待ちで弁当が届けられるシステム。事前予約も可能らしい。この手の高菜巻きは九州と和歌山でしか受け入れられないであろう。趣味者や旅行者に全く媚びない地域密着型商品。

なお、2015(平成27)年3月の日田駅リニューアルにより、駅からキヨスクその他の売店が消えたため、この駅弁は今では駅では買えないものと思われる

※2016年9月補訂:終売を追記
販売駅
久大本線 日田(ひた)駅 1934(昭和9)年3月3日開業 大分県日田市元町
調製元
寶屋(たからや)大分県日田市元町13−1 0973(24)4366 http://www.takarayahita.com/

【終売】日田名物鮎すし(735円)2008年11月24日に日田駅キヨスクで注文購入
Hita Meibutsu Ayu Sushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

日田駅の駅弁業者の交代に伴い、2003(平成15)年秋頃に登場。深めな発泡材枠の長方形容器にふたをして、商品名や三隈川の流れを墨書きした掛紙を巻いて、ビニタイで留める。中身は鮎の姿寿し。魚型に整形した厚めの酢飯にシソの葉をかけて、腹から開いたアユの酢締めを1匹乗せて、レモンと甘酢生姜を添えるもの。

この駅弁は駅待合室のキヨスクに商品見本のみが置かれ、注文すると10分待ちで弁当が届けられるシステム。事前予約も可能らしい。アユ姿寿司の駅弁は山陰や九州など、昭和の頃までは関東以西の各地で人気を集めていたが、現在はその数を減らしつつある。この駅弁は酢が軽く食感が柔らかい、駅弁にない現代的で一般受けしそうな風味を持つため、紹介例が増えれば実力派として名を上げられそうな気がした。

なお、2015(平成27)年3月の日田駅リニューアルにより、駅からキヨスクその他の売店が消えたため、この駅弁は今では駅では買えないものと思われる

※2016年9月補訂:終売を追記
販売駅
久大本線 日田(ひた)駅 1934(昭和9)年3月3日開業 大分県日田市元町
調製元
寶屋(たからや)大分県日田市元町13−1 0973(24)4366 http://www.takarayahita.com/

【終売】たかなそぼろ弁当(840円)2008年11月24日に日田駅キヨスクで注文購入
Takana Soboro Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

日田駅の駅弁業者の交代に伴い、2003(平成15)年秋頃に登場。発泡材枠の長方形容器に透明なふたをして、日田祇園の曳山行事の写真を掲載した掛紙を巻いて、ビニタイで留める。中身は御飯の上を高菜と肉そぼろとの炒め物で覆い、炒り卵とグリーンピースも詰めて、ニンジンやサトイモやレンコンやサトイモやシイタケの煮物、ハヤの佃煮など。

この駅弁は駅待合室のキヨスクに商品見本のみが置かれ、注文すると30分待ちで弁当が届けられるシステム。事前予約も可能らしい。高菜の駅弁は佐世保その他九州内にいくつか存在し、駅弁としては日田は無名であるが、味はかなりよいのではないかと思う。

なお、2015(平成27)年3月の日田駅リニューアルにより、駅からキヨスクその他の売店が消えたため、この駅弁は今では駅では買えないものと思われる

※2016年9月補訂:終売を追記
販売駅
久大本線 日田(ひた)駅 1934(昭和9)年3月3日開業 大分県日田市元町
調製元
寶屋(たからや)大分県日田市元町13−1 0973(24)4366 http://www.takarayahita.com/

【終売】謹製お弁当(700円)2002年3月17日に日田駅待合室内駅弁等売店で購入
Kinsei Obento (end of sales)

掛紙 外観 中身

日田駅の幕の内弁当。細長い独特の形をした俵飯と、トレーには焼魚・蒲鉾・玉子焼とハム・タケノコ・高野豆腐・肉団子などがぎっしり詰まっている。総経木製の容器に掛紙がかかり、御飯はトレー内ではなく経木の容器に接しているため底や蓋や枠に適度に水分を吸われている、昔ながらの風体が今は貴重だ。

2002年現在でホーム上での立ち売りも実施されていたという。なお、この駅弁は2003年9月限りで駅弁業者の撤退により失われた模様。

販売駅
久大本線 日田(ひた)駅 1934(昭和9)年3月3日開業 大分県日田市元町
調製元
有限会社 三咲屋 大分県日田市元町15−6 0973(24)1515

【終売】お好み栗めし(800円)2002年3月17日に日田駅待合室内駅弁等売店で購入
Okonomi Kuri Meshi (end of sales)

掛紙 外観 中身

栗型の赤いプラスティック製容器を使用。掛紙も栗型で赤いネットに入って売られる。中身に仕切りはないが、真ん中のラインから左側が御飯の上にカニそぼろと栗を載せる栗めし、右側が味付飯の上に椎茸と鶏の刻みを載せるかしわめし。両方に錦糸卵とグリーンピースが乗る。つまり、ひとつでふたつの味を楽しめる珍しい栗飯駅弁。

なお、この駅弁は2003年9月限りで駅弁業者の撤退により失われた模様。

販売駅
久大本線 日田(ひた)駅 1934(昭和9)年3月3日開業 大分県日田市元町
調製元
有限会社 三咲屋 大分県日田市元町15−6 0973(24)1515

【終売】鮎すし(900円)2002年3月17日に日田駅待合室内駅弁等売店で購入
Ayu Sushi (end of sales)

掛紙 外観 中身

市内を流れ鵜飼も見られる三隈川の鮎を使用、長方形の容器の中に腹から開かれた酢締めの鮎が2匹、大分県産ひとめぼれを使用した酢飯の上に載り隣り合って整列する、中身はそれだけのシンプルな駅弁。鮎はヒレもそのまま食べられる柔らかさ。

日田駅は、今は久留米と大分を結ぶから久大(きゅうだい)本線の中で、最近こそ有名建築家プロデュースの駅舎を持つ由布院駅が有名になったが、沿線最大の都市を持つ線内随一の主要駅。一時期JR時刻表から駅弁の記号が消えていて心配した。かつて徳川の天領の頃に築かれた古い街並みが、近年の再整備を経て観光客を集めるようになっている。真夏の快晴日に街歩きをしたら、気が遠くなるほど暑かった。

なお、この駅弁は2003年9月限りで駅弁業者の撤退により失われた模様。

販売駅
久大本線 日田(ひた)駅 1934(昭和9)年3月3日開業 大分県日田市元町
調製元
有限会社 三咲屋 大分県日田市元町15−6 0973(24)1515

【終売】天領おべんとう(900円)2002年3月17日に日田駅待合室内駅弁等売店で購入
Tenryo Obento (end of sales)

掛紙 外観 中身

経木の枠と蓋を持つ正方形の容器の中身は、白御飯と赤飯の紅白の飯を取り囲むようなL字型のトレーに、鶏唐揚・焼鯖・タケノコや糸こんにゃくにみかんなど、上記「謹製お弁当」とおおむね共通もちょっとだけ豪華なおかずが入る。

駅弁名は日田が江戸時代に徳川幕府の直轄地、つまり天領であったことに由来する。ここまで4種類で日田駅弁の全ラインナップで、掛紙やパッケージを含め昭和の頃から変わっていないようだ。

なお、この駅弁は2003年9月限りで駅弁業者の撤退により失われた模様。

販売駅
久大本線 日田(ひた)駅 1934(昭和9)年3月3日開業 大分県日田市元町
調製元
有限会社 三咲屋 大分県日田市元町15−6 0973(24)1515