空弁資料館ロゴマーク 旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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青森空港の空弁(7種類を収蔵)

 青森空港 2009年9月22日訪問
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 1964年に開港。1987年に現在に移転しジェット化。主力の羽田便は2002年の東北新幹線八戸延伸後も利用が堅調だが、2010年の東北新幹線新青森延伸に耐えられるかどうか。空弁はブーム以前の2002年頃かそれ以前から、弘前の大和屋の帆立や舞茸その他のお弁当が販売されており、空弁ブーム以降は八戸駅弁の販売やJALUXによる新空弁の開発があったとも聞くが、訪問時には1階のコンビニ型売店に大和屋の弁当やおにぎりがあるのみであった。

いなり中巻き(500円) 2009年9月22日に青森空港ターミナルビル1階コンビニ型売店で購入
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 プラ製の惣菜容器にカニカマなどを巻いた太巻き4きれとおいなりさん2個を詰めたもの。ただの惣菜だけど、調製元は青森の空弁屋であるし、そもそも訪問時にはこういう商品しか販売されていなかった。

【青森空港】1964年開港 青森県青森市大字大谷字小谷1−5 http://www.aomori-airport.co.jp/
【有限会社大和屋】青森県弘前市百石町47−1 0172(36)6633 http://www.yamatoya.to/
にぎりまんま(シーチキン)(120円) 2009年9月22日に青森空港ターミナルビル1階コンビニ型売店で購入
掛紙
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 全国のコンビニエンスストアで買えるようなタイプの直巻きおにぎり。値段も分量も風味もコンビニおにぎりと同等。具が表面ではなく御飯の中に入っている点に、手づくり感はある。空弁として収蔵するまでもないが、調製元がJR八戸駅の駅弁屋であることと、御飯に青森県産「つがるロマン」が使われているので、買って撮って食べてみた。

【青森空港】1964年開港 青森県青森市大字大谷字小谷1−5 http://www.aomori-airport.co.jp/
【株式会社ニュー八】青森県八戸市北白山台二丁目1番16号 0178(70)2883
ますおにぎり(116円) 2009年9月22日に青森空港ターミナルビル1階コンビニ型売店で購入
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 青森空港の売店で買えたおにぎり。太巻きのように周囲だけ海苔を巻いたおにぎりを、透明なビニールで包み、さらに商品名や調製元を書いた紙で包む。御飯は青森県産「つがるロマン」を使用、中身はマスのほぐし身。体裁こそコンビニおにぎりと少々異なるが、食べればやっぱり普通のおにぎり。しかし百貨店の青森物産展にて販売される商品でもある。

【青森空港】1964年開港 青森県青森市大字大谷字小谷1−5 http://www.aomori-airport.co.jp/
【有限会社大和屋】青森県弘前市百石町47−1 0172(36)6633 http://www.yamatoya.to/
平目えんがわ炙り寿司(1,500円) 2007年1月29日に阪神百貨店駅弁大会で購入
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 2006年3月15日登場。しかし前年11月の遠隔地での駅弁空弁催事ですでに販売されていた模様。木枠の容器に酢飯を詰めて、ヒラメ酢締めのエンガワをあぶったものと身を半分ずつ貼り付けて、レモン、醤油、ガリを添える。調製元はJR八戸駅の駅弁屋。

 青森の空弁とは珍しいと、購入時には新鮮味があったが、掛紙を取るといつもの「八戸小唄寿司」ヘラが見えて現実に戻り、これだけ高額なのに、風味は仙台のエンガワ駅弁に完敗かと。曲がった内容器が落とした見栄えでも完敗。

【青森空港】1964年開港 青森県青森市大字大谷字小谷1−5 http://www.aomori-airport.co.jp/
【有限会社吉田屋】青森県八戸市一番町一丁目2−1 0178(27)4554 http://koutazushi.com/

白神弁当(900円) 2004年9月23日に横浜高島屋青森物産展で購入
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 横浜高島屋45周年記念弁当として催事場で売られていた、弘前の業者のお弁当。竹皮柄の紙箱に商品名と白神山地を書いた掛紙を巻いて荷造り用の太いテープで留める。中身は酢飯の上に鶏照焼スライスと各種の山菜を載せ、ホタテや蒲鉾などを添える。

 狭隘会場内での実演販売の弊害だろう、中身その他の見栄えや雰囲気というより、こんな不味い米を喰ったのは1994年以来十年振りと思うほど、たっぷり酢飯に臭みがあり、下記「ほたて舞茸」と調製元が同じとは思えなかった。現地で食べればきっとそんなことはないだろう。購入時は1,000円。弘前駅での販売はなさそうだが、青森空港の空弁になっている模様。

【青森空港】1964年開港 青森県青森市大字大谷字小谷1−5 http://www.aomori-airport.co.jp/
【有限会社大和屋】青森県弘前市百石町47−1 0172(36)6633 http://www.yamatoya.to/
ほたて舞茸(800円) 2004年9月23日に横浜高島屋青森物産展で購入
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 下記駅弁の2004年時点での姿。2004年3月に具が変更されたそうで、帆立が大きくなり個数は4個、きぬさやが抜けているが味は以前のまま良好。最大の変更点は駅弁名を入れたシールが蓋に貼られたこと、これだけで駅弁または空弁としての体裁がぐっと良くなった。価格は170円も上昇したが、割高感はない。

 調製元は2002年12月のJR線特急「つがる」新設の頃に「ちよちゃんのりんご弁当」を投入し、JR弘前駅の駅弁屋になるのかと思ったら、その後は駅弁よりむしろ空弁に力を入れているのか、そちらのほうが売れるのか、公式サイトに空弁の文字があっても駅弁の文字がなかったりする。

【青森空港】1964年開港 青森県青森市大字大谷字小谷1−5 http://www.aomori-airport.co.jp/
【有限会社大和屋】青森県弘前市百石町47−1 0172(36)6633 http://www.yamatoya.to/
舞茸ごはん(630円) 2002年6月9日に弘前駅コンコース内キヨスクで購入
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 真ん丸の発泡材容器に透明なフタをかけて、割り箸とナプキンと共にビニールひもで締める。中身は舞茸混じりの炊き込み御飯に小さな帆立を7個も載せ、栗や椎茸やタケノコに卵焼も一緒に載るもの。

 この商品はJR弘前駅のキヨスクで売られており、その役割はおそらくコンビニ弁当と同じもの。しかし地元の食堂の製品であり、風味も良かったので、駅弁の代替品として収蔵した。青森空港での販売もあるそうで、後に上記「ほたて舞茸」にリニューアルされた。

【青森空港】1964年開港 青森県青森市大字大谷字小谷1−5 http://www.aomori-airport.co.jp/
【有限会社大和屋】青森県弘前市百石町47−1 0172(36)6633 http://www.yamatoya.to/
2006年2月19日開館 2011年6月26日再編 URL:https://kfm.sakura.ne.jp/soraben/
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