空弁資料館ロゴマーク 旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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中国・四国の空弁(15空港で43種類を収蔵)
鳥取空港米子空港隠岐空港出雲空港石見空港岡山空港岡南飛行場広島空港広島西飛行場山口宇部空港岩国空港徳島空港高松空港松山空港高知空港
 鳥取空港 2010年8月1日訪問
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 1942年に民間の飛行場として開設、1957年に鳥取市営の空港になり、1967年に現在地へ移転し鳥取県営の空港となる。1984年にジェット化。過去に伊丹、広島西、中部便が飛んでいた時期もあったが、現在はANAが羽田便のみ一日4往復を飛ばす。年に何度かは国際チャーター便も来る。訪問時は開店前であったが、空弁はターミナルビル2階の売店「ANA FESTA」で鳥取駅弁のかに寿し等や米子駅弁の棒寿司、地元食堂の牛寿しなどが売られる模様。

  • 鳥取空港の空弁(5種類収蔵)
  • UP!(2019/9/13)


     米子空港(美保飛行場) 2008年6月20日訪問
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     1943年に鳥取県西端の砂州で海軍の飛行場として開設、現在も航空自衛隊と海上保安庁の基地であるが、昭和30年代から民間定期便が就航し、現在は羽田と中部と韓国の仁川に定期便がある。空弁は鯖寿司やカニ寿司にJR米子駅弁の棒寿司などが売られる。

  • 米子空港の空弁(2種類収蔵)



  •  隠岐空港 2008年6月20日訪問
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     1965年に隠岐南部の海に面した丘の上で開港、2006年に隣接地に移転しジェット化。伊丹と出雲に定期便が飛ぶ。空弁はニュース等によるとターミナルビルの売店で2007年4月から弁当販売が始まったとされ、テレビの空弁ランキングに「隠岐めし」(1,000円)が登場したこともあるが、訪問時の売店に空弁その他の惣菜販売やその案内はなかった。

     出雲空港 2008年6月20日訪問
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     1966年に宍道湖の西岸で島根県管理の空港として開港、1991年にジェット化。近接の米子空港とは、こちらがJAL、あちらがANAで使い分けられている模様だが、羽田、伊丹、札幌、福岡、隠岐と就航路線が多いのは出雲で、国際線があるのは米子。空弁の販売はなぜかなく、JALが公式にそう案内している。一方でテレビでは「牛めし」(1,200円)という出雲空弁がランキングに登場したらしい。

  • 出雲空港の空弁(1種類収蔵)



  •  石見空港 2009年9月27日訪問
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     1993年7月2日に日本海に面した島根県東端で島根県管理の空港として開港。羽田便と伊丹便が設定されたが利用は低迷し、現在は昼間に羽田便が1往復だけの設定。空港の愛称に観光地の名前を付けたり、滑走路でマラソン大会を開催したりと、話題作りに努めている。空弁はない模様。

     岡山空港 2020年8月30日訪問
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     拡張が無理な旧岡山空港の代わりに、1988年に岡山市街の北方約25kmの丘陵地で開港。新幹線や広島空港との競合はあるが、羽田便に力を入れて中国地方第二の空港へと成長している。空弁は1階小売店で惣菜類、2階観光売店で棒寿司など、3階食堂で岡山駅弁が販売されている。収穫報告は少ないが、メディアでの紹介例は多い。

  • 岡山空港の空弁(8種類収蔵)



  •  岡南(こうなん)飛行場 2007年12月31日訪問
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     1962年10月13日に岡山空港として開港。しかし滑走路の延長が困難なため、現在の岡山空港を建設し、1988年にすべての定期旅客便が移転した。現在は岡南飛行場と改称し、小型機の発着や整備等の用途で供用中。岡山市街から毎時4本もバスが来るため、アクセスは現空港より便利。空弁は当然にない。

     広島空港 2008年6月21日訪問
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     1993年に広島市街から東方に40km以上も離れた山中で新広島空港として開港、翌年に広島空港へ改称。中国地方最大の利用者数を誇り、その約8割を羽田便で占めるほか、中国、韓国、台湾などへの国際線も就航する。空弁は主にJR三原駅の駅弁屋が作るアナゴやタコや牛肉の弁当が販売され、現地でも遠隔地の駅弁空弁大会でも人気を集めている。

  • 広島空港の空弁(12種類収蔵)
  • UP!(2021/3/7)


     広島西飛行場 2008年6月21日訪問
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     1961年に広島市街南端の広島湾岸で広島空港として開港。その後に騒音問題や拡張の困難さ、そして道路整備の支障により移転を決定、1993年に新広島空港が開港したが、本空港も広島西飛行場に改称のうえ残されている。その当時のコミューター空港構想は利用や就航路線の低迷により厳しい状況。売店はあるが、空弁の販売はない。

     山口宇部空港 2004年10月3日訪問
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     1966年に瀬戸内海の周防灘に突き出た海岸沿いで山口県営の宇部空港として開港、1980年にジェット化し山口宇部空港に改称。以前から羽田便が主力で、現在は羽田便のみが就航する。空弁は訪問時にJR山口駅の駅弁「薩長同盟弁当」が存在したが、現在の状況は分からない。

  • 山口宇部空港の空弁(1種類収蔵)



  •  岩国飛行場(岩国錦帯橋空港)2012年12月13日訪問
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     1939年12月に海軍の飛行場として開設、米軍の接収により1945年からアメリカ海兵隊の岩国飛行場となり、今に至る。1952年から1964年まで日本航空などの定期旅客便の発着もあった。地元の要望や基地拡張の補償のためか、旅客ターミナルビルを新設して2012年12月13日から一日4便に限り民間機の定期便が就航できるようになり、ANAの羽田便が開設された。売店で空弁らしきものの販売がある。

  • 岩国飛行場の空弁(3種類収蔵)
  • UP!(2017/4/25)


     徳島飛行場(徳島阿波おどり空港) 2017年6月3日訪問
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     1941年に海軍が開設し、現在も防衛省が運営する飛行場。長らく羽田便と国内最古の歴史を持つ大阪便が主力であったが、1998年の瀬戸大橋神戸鳴門ルートの開通で打撃を受けた大阪便が2002年に廃止、現在は利用者数の9割が羽田便で占められる。空弁は「花へんろ」が大当たり。その後続商品やJR徳島駅の駅弁も販売されていたが、すべて現存しない模様。

  • 徳島飛行場の空弁(2種類収蔵)



  •  高松空港 2007年12月31日訪問
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     戦前に高松市街の南約5kmの平地に軍の飛行場として開設。1958年に第二種空港として供用開始。1989年に10km南方の山中である現在地へ移転しジェット化。その翌年に四国で初めて国際線が設定された。空弁の販売はコンビニでしか見つからなかったが、ない可能性が高いが、秋冬のスーパー等での駅弁空弁輸送販売では高松駅の駅弁屋が「瀬戸内あなごめし」が高松空弁として売られる。

  • 高松空港の空弁(2種類収蔵)



  •  松山空港 2008年6月19日訪問
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     1943年に海軍の飛行場として松山市街の西方約6kmの瀬戸内海沿岸で開設。終戦による米軍接収を経て1956年に大阪線が就航、1958年に第二種空港に指定され1960年に正式供用。1972年に四国の空港として初めてジェット化。訪問時に空弁と宣伝し販売される商品はなかったが、空弁に見える地元の弁当やサンドイッチが売られていた。

  • 松山空港の空弁(3種類収蔵)



  •  高知空港 2020年8月16日訪問
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     1944年に海軍の飛行場として高知市街の東方約12kmの田園地帯に開設。終戦による米軍接収を経て1954年に大阪線が就航、1958年に第二種空港に指定され1960年に正式供用。1983年のジェット化を含め3度に渡り滑走路も延長され、高知県の玄関口として年間約150万人の利用者数がある。空弁の販売はなく、一部の売店で惣菜が数点置かれるほか、食堂に注文製造の棒寿司があるのみ。

  • 高知空港の空弁(3種類収蔵)
  • NEW!!(2021/3/7)


    2006年2月19日開館 2021年3月7日更新 URL:https://kfm.sakura.ne.jp/soraben/
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