旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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ロビー(TOP)>関東の空弁>羽田空港の空弁>メンチカツサンドの空弁 羽田空港、メンチカツサンドの空弁(7種類を収蔵)
ゴーゴーカレーメンチカツサンド(650円) 2015年4月11日に羽田空港第1旅客ターミナル空弁売店で購入 石川県金沢発祥のゴーゴーカレーと、羽田空弁の日本エアポートデリカが共同開発し、「ゴーゴーカレーロースカツサンド」とともに、北陸新幹線の開業日である2015年3月14日に、羽田空港とJR金沢駅で発売したカツサンド。 ゴリラのロゴマークと中身の写真を印刷した黄色いボール紙の箱に、辛口のカレーソースで漬けたメンチカツのサンドを3切れ詰める。コールスローを挟むこととメンチカツであることで、口当たりや風味について、味付けの割に刺激が和らいだ感じ。 北陸新幹線(長野駅〜金沢駅)が開業し、東京と富山が2時間強、東京と金沢が3時間弱で結ばれるようになると、羽田空港の富山便の利用が大きく、小松便がある程度打撃を受けるとされる。前者はANAの独占、後者は旺盛な需要により、航空運賃が高止まりしていたが、競争の発生で事前購入型特定便限定運賃が劇的に下がってくれた。 【東京国際空港】1931(昭和6)年8月25日開港 東京都大田区羽田空港 http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/ 【日本エアポートデリカ株式会社】東京都大田区羽田空港1−8−2 03(5708)7788 http://www.airdeli.co.jp/ BOXサンド東京エックスメンチカツ(600円) 2012年6月4日に羽田空港第1旅客ターミナルビルBLUESKYで購入 見てのとおりシンプルで上品で少量でオシャレなメンチカツサンド。東京都畜産試験場が1997年に開発した、「TOKYO X生産組合」が指定する飼料や飼育方法で育てたブランド豚「TOKYO X」の使用をうたうカツサンド。まるでマッシュポテトのように均一で柔らかく粒の小さい食感のメンチカツがソースに浸かり、辛子入りスプレッドを塗った食パンに挟まれる。 【東京国際空港】1931(昭和6)年8月25日開港 東京都大田区羽田空港 http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/ 【日本エアポートデリカ株式会社】東京都大田区羽田空港1−8−2 03(5708)7788 http://www.airdeli.co.jp/ 空パン 黒豚メンチカツ(490円) 2010年8月8日に羽田空港第1旅客ターミナルビル搭乗待合室売店で購入 2010年7月16日に羽田空港と成田空港で7種が登場したJALUXの新ブランド「空パン」のひとつ。中身は写真のとおり、厚めで小さめな普通の黒豚メンチカツサンドであり、容器に貼られたシールにブランド名が記される以外、とりたてて目新しいものはない。 2010年7月15日付のJALUXのプレスリリースによると、空パンはボックスサンドが「ミックス」(460円)とこの「黒豚メンチカツ」、胚芽入りプチパンサンドが「てりやきチキン&たまごサラダ」(350円)「ベーコンエッグ&えびカツ」(350円)「スモークサーモン&かぼちゃサラダ」(350円)、クロワッサンサンドが「パストラミビーフ&クリーミーチーズ」(350円)「ローストチキン」(350円)の計7種類という商品構成である模様。コンセプトは上質な、コンパクトさ、美味しさなのだそうな。2003年当時と同様、再びブームを引き起こせるかどうか。 【東京国際空港】1931(昭和6)年8月25日開港 東京都大田区羽田空港 http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/ 【株式会社JALUX NFD】東京都品川区東品川3−32−42 043(422)8858 http://www.jalux.com/ 三代目たいめいけんかつサンド メンチかつ(340円) 2010年6月19日に羽田空港第2旅客ターミナルビル売店で購入 2010年3月までに羽田空港でも登場か。2009年頃から東京都内において弁当やカツサンドで急速に商品展開を広げた感じがする、東京日本橋で有名な老舗の洋食屋のブランドを名乗るカツサンド。透明なプラ製トレーにわずか2切れ分のメンチカツサンドを詰め、丸ごと透明な袋に入れ、専用の紙箱に収め、中身を示したシールを貼るもの。分量と価格が倍のバージョンもあった。 【東京国際空港】1931(昭和6)年8月25日開港 東京都大田区羽田空港 http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/ 【株式会社たいめいけんHMT】東京都中央区日本橋1−12−10 03(3752)3188 http://www.taimeiken.co.jp/ 和牛と黒豚のメンチかつサンド(560円) 2008年12月7日に羽田空港第1旅客ターミナル搭乗待合室売店で購入 2008年秋頃に登場か。中身が透けて見えるプラ素材の袋の中で、商品名どおり和牛と黒豚を混ぜたのだと思うメンチカツを挟んだサンドイッチが4切れ、透明なトレーに収まる。味はジューシー、しかし容器に奥行きがないので、ボリュームは控えめ。空弁としての宣伝は、「羽田空港限定販売」としっかり印字して、以前より派手になった。 【東京国際空港】1931(昭和6)年8月25日開港 東京都大田区羽田空港 http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/ 【和幸商事株式会社 和幸アーバン戸越銀座売店】東京都品川区平塚2−18−10 アーバンウイングV1F 03(5749)0760 http://www.wako-group.co.jp/ 浅草今半メンチかつサンド(680円) 2007年7月1日に羽田空港第2旅客ターミナル空弁売店で購入 浅草で百年以上の歴史を刻むすき焼やしゃぶしゃぶの名店がついに出した空弁カツサンド。デパ地下などで見覚えのあるオレンジ色をまとう紙箱に、黒毛和牛入りと書かれるメンチカツのサンドイッチが3切れ入る。その風味はなんとなく、あのすき焼きの感じ。脂が豊かだけど、さっぱりしている。しかしパッケージに印刷された食品表示に、浅草今半の名はない。 【東京国際空港】1931(昭和6)年8月25日開港 東京都大田区羽田空港 http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/ 【有限会社老舗百撰HS】東京都中野区本町2−48−9 中野坂上DH11F 03(3374)2215 きたじまメンチカツサンド(630円) 2007年2月24日に羽田空港第2旅客ターミナルANA売店で購入 空弁への進出は2006年頃か。店舗名を印刷した透明なプラ容器に牛豚合挽のメンチカツを4切れ詰めて、透明なビニール袋に包む簡易包装。宣伝上でも風味上でも肉の素材やソースの味に頼らない、柔らかくジューシー、かつボリューム感と素朴感のあるメンチカツサンド。 東京都西日暮里の精肉店の息子が競泳選手になり、2003年の世界水泳選手権で2個の金メダルを獲得、時の人となった。その際のテレビインタビューで好物をメンチカツと答えたことで、精肉店に客が殺到、そこで約30年振りにメンチカツの販売を再開したそうな。 平泳ぎの北島康介選手はその翌年にもアテネ五輪でも2個の金メダルを獲得、本人とメンチカツの人気も不動のものとなった。精肉店には行列ができ、カツサンドが銀座と日本橋の百貨店に進出、こうやって空弁にもなっている。 【東京国際空港】1931(昭和6)年8月25日開港 東京都大田区羽田空港 http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/ 【株式会社北島商店】東京都荒川区西日暮里1−41−3 03(3806)1137 Copyright (C) 2006-2022 まっこうくじら |