旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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ロビー(TOP)>中部・近畿の空弁>小松空港の空弁>小松空港の空弁 小松空港の空弁(3種類を収蔵) ジャムサンド(179円) 2009年10月17日に小松空港ターミナルビル内売店で購入 写真のとおり、とても薄い耳付き食パンの間にいちごジャムを塗って挟み、これをビニール袋にふたつ詰めて封をするもの。パンもジャムもスーパーマーケットで買って家庭で作ったものと変わらない味。オリジナルの空弁がない小松空港では唯一の、地元オリジナルの味ではないかと思う。同じ価格と形態で「チョコレートサンド」も販売。 小松市は人口約11万人の地方都市であり、北陸地方で特に大きな街というわけではないが、金沢と福井のだいたい中間に位置する小松空港は石川県と福井県の空の玄関口であり、かつては羽田との間にジャンボジェットが往来し、2008年度で年間214万人の利用者数を誇る全国有数の規模を持つ。ビジネス需要が堅調だから利用促進で空弁を盛り上げる必要がないのだろう、規模は違うが庄内空港と同じ風を感じた。 【小松飛行場】1961(昭和36)年12月開港 石川県小松市向本折町 http://www.komatsuairport.jp/ 【有限会社パンあづまや】石川県小松市島田町ホ58 0761(21)0535 特選あなごずし(750円) 2006年1月7日に横浜松坂屋駅弁空弁大会で購入 小松空港の空弁としてデパートの催事で販売されていた棒寿司。商品名と中身写真を描いた小さな紙箱に、竹皮を模したさらに小さな紙箱を詰め、その中に柔らか穴子の棒寿司が1本入っている。 JR敦賀駅の駅弁屋として歴史と定評がある業者の製品なので、品質は十二分。ただ、本当に小松空港で買えるのかは分からない。少なくともパッケージ記載の空弁マークが付く商品を、空港で買えることはないらしい。 小松飛行場は1944(昭和19)年11月の開港で、昭和30年代には旅客便も飛んでいたが、1961(昭和36)年12月の告示により正式に軍民共用飛行場となった日を開港日と扱っているようで、2001年に開港40周年を祝っている。 【小松飛行場】1961(昭和36)年12月開港 石川県小松市向本折町 http://www.komatsuairport.jp/ 【株式会社塩荘】福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/ はも寿し(1,200円) 2006年1月7日に横浜松坂屋駅弁空弁大会で購入 小松空港の空弁としてデパートの催事で販売されていた棒寿司。商品名を描いた小さな紙箱に、竹皮を模したさらに小さな紙箱を詰め、その中にコリコリはも寿司が1本入っている。 JR敦賀駅の駅弁屋として歴史と定評がある業者の製品なので、品質は十二分。ただ、本当に小松空港で買えるのかは分からない。少なくともパッケージ記載の空弁マークが付く商品を、空港で買えることはないらしい。 福井県には1966年開港の福井空港があるが、金沢と福井の中間という立地の小松飛行場で1973年11月に旅客便ジェット化が実施されると旅客を喰われ、1976年4月には定期航路が消滅。対抗の前提となる滑走路延長に地元住民が反対している間に時代が変わり事業は事実上凍結、自家用小型機やグライダーの発着地として生きていくことになった。 【小松飛行場】1961(昭和36)年12月開港 石川県小松市向本折町 http://www.komatsuairport.jp/ 【株式会社塩荘】福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/ Copyright (C) 2006-2022 まっこうくじら |