旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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ロビー(TOP)>中部・近畿の空弁>中部国際空港の空弁>八丁味噌や天むすの空弁 中部国際空港、八丁味噌や天むすの空弁(8種類を収蔵)
なごやバーガー(380円) 2011年1月30日に阪神百貨店駅弁大会で購入 下記商品の2011年時点での姿か。八丁味噌色の紙袋に、甘めなパンの間にみそカツとマヨネーズだけを挟んだハンバーガーがひとつだけ入っている。製造者固有記号が付いていることは引き続き気になるが、こちらはセントレアでの販売の実態がある模様。値段はちょっと高いと思うが、あまりにも分かりやすい商品内容であり、名古屋の空港にあってしかるべき空弁。 【中部国際空港】2005(平成17)年2月17日開港 愛知県常滑市セントレア1−1 http://www.centrair.jp/ 【株式会社だるま名古屋支社KY】愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/ ミニ名古屋バーガー(750円) 2008年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入 紙箱の中に、透明な袋に個別包装されたハンバーガー、というか調理パンや菓子パンが3つ。内容は写真左から、みそかつサンド、小倉デニッシュ、鶏つくねサンド。八丁味噌を使えば愛知や名古屋や三河の名物を名乗れるしアピールできるから簡単だ。パン屋やコンビニで半額で買えそうな詰め合わせは、はたして空港で売れるかどうか。名古屋バーガーもこの空弁も、まだ現地での実態がない模様。 【中部国際空港】2005(平成17)年2月17日開港 愛知県常滑市セントレア1−1 http://www.centrair.jp/ 【株式会社だるま名古屋支社KY】愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/ 八丁みそ海老ふりゃーサンド(680円) 2008年1月12日にさいか屋藤沢店駅弁大会で購入 2007年夏〜秋頃の登場か。その前からスーパーの駅弁空弁販売ではデビューしていた模様。空弁名や中身写真を書いたボール紙の箱の中に、トーストのサンドイッチが3切れ。具として細身の八丁味噌漬けエビフライが、タマゴと共に挟まっている。みそかつサンドに比べて、海老の身は豚肉ほど多くないため、衣と味噌の割合が多くなり、よそ者にはかなりくどい味。 【中部国際空港】2005(平成17)年2月17日開港 愛知県常滑市セントレア1−1 http://www.centrair.jp/ 【株式会社だるまKY】愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/ 名古屋名物みそかつサンド(580円) 2006年3月26日にダイエー横浜店駅弁大会で購入 セントレア開港1年後のみそかつサンド。価格も中身も大きさも同じで、パッケージにセントレアのキャラクターが登場し、中身は個別包装になり、パンに焼き目が付いて固くなった。ただ、同時期に旧版の収穫報告もあるので、駅弁空弁大会にみんなこれが来るとは限らない模様。 【中部国際空港】2005(平成17)年2月17日開港 愛知県常滑市セントレア1−1 http://www.centrair.jp/ 【株式会社だるま名古屋支社DM】愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/ 八丁味噌いなり(500円) 2005年7月23日に中部国際空港搭乗ロビー売店で購入 2005年2月の中部国際空港開港と同時に登場。小さなボール紙の化粧箱に、お揚げが八丁味噌のタレにどっぷり使った稲荷寿司が5個入る。調製元が名古屋駅弁と共通なので、名古屋駅でも売られる可能性が考えられる。 稲荷寿司を生んだ豊川や八丁味噌を生んだ岡崎は、現在の都道府県に当てはめれば愛知県であるものの、旧国名ではいずれも三河であり、名古屋や中部国際空港のある尾張とは別の国。これらを名古屋や愛知の味と紹介されることに少々の違和感があるのは、そのためか。 【中部国際空港】2005(平成17)年2月17日開港 愛知県常滑市セントレア1−1 http://www.centrair.jp/ 【株式会社だるま名古屋支社】愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/ 天むす(630円) 2005年7月23日に中部国際空港搭乗ロビー売店で購入 2005年2月の中部国際空港開港と同時に空弁デビューしたと思われる、全国のデパ地下などに天むす屋を展開する有名業者の天むす。握り飯から味付海老天が顔を出す、名古屋名物の天むすを5個、竹皮に包み針金で縛り紙袋に入れて調製シールで留める。少量高価ではあるが、誰もが名古屋名物と認める商品なので、中部で空弁として売られるのは的を射ている。 2001年5月決定の中部国際空港の愛称「セントレア」は、英単語のCenterとAirを合わせた造語。中部や中央や中心に空や空港をイメージしたものか。この名称そのものは好評に迎えられたが、開港前に進行していた愛知県知多郡美浜町と南知多町の合併協議で挙がった新市名候補「南セントレア市」は全くの不評で全国ニュースとなり、ついには合併そのものが白紙撤回されてしまった。 【中部国際空港】2005(平成17)年2月17日開港 愛知県常滑市セントレア1−1 http://www.centrair.jp/ 【株式会社地雷也GIG】愛知県名古屋市東区徳川1丁目739番地 052(934)1064 天むす小膳(880円) 2005年7月23日に中部国際空港搭乗ロビー売店で購入 2005年2月の中部国際空港開港と同時に空弁デビューしたと思われる、上で紹介の天むすにおかずを付けたもの。しかし発泡材容器のフタはずれるし、食べていると容器が崩壊するし、添付のおかずの風味や内容に見るべきものはないし、おまけに中身が蒸れて主役の天むすがべちゃべちゃになっている。天むす単品商品ではなくこちらを選ぶ意義はない。 中部国際空港の旅客ターミナルには、世界初、というより駅弁と同様に日本以外では存在が難しい文化とも思える銭湯がある。空港施設のアイデア募集キャンペーンの最上位「大浴場・露天風呂・シャワーの設置」を本当に実現してしまったもので、鈴鹿の山や伊勢湾に発着航空機の眺望実現のためにビル4階に苦労して設けた大浴場に、開港時には一時間待ちの行列ができたとか。 【中部国際空港】2005(平成17)年2月17日開港 愛知県常滑市セントレア1−1 http://www.centrair.jp/ 【株式会社地雷也GIG】愛知県名古屋市東区徳川1丁目739番地 052(934)1064 名古屋名物みそかつサンド(580円) 2005年3月6日に日本橋三越の弁当大会で購入 2005年2月の中部国際空港開港と同時に空弁デビューか。JALUX製空弁マークと空弁名を付けた赤味噌色の紙箱に、八丁味噌に漬けたロースカツをパンに挟んだサンドイッチが3切れ入る。味は見た目のとおり。なお、現地販売商品はこの催事向け商品と異なり、白を基調にしたパッケージを使っている模様。 【中部国際空港】2005(平成17)年2月17日開港 愛知県常滑市セントレア1−1 http://www.centrair.jp/ 【株式会社だるま名古屋支社】愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/ Copyright (C) 2006-2022 まっこうくじら |