空弁資料館ロゴマーク 旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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北九州空港、水産物の空弁(2種類を収蔵)

 北九州空港 2006年9月10日訪問
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 1944年9月1日に現在の福岡県北九州市小倉南区曽根で陸軍の飛行場として開設、1961年から民間飛行場として供用開始。福岡空港の拡充や山陽新幹線延伸により定期旅客便の発着がない時期もあったが、2006年3月16日に現在の苅田港海上沖の埋立地に移転開港、同時に新規参入の航空会社が本拠を置き、羽田便が16往復も飛ぶ24時間空港に生まれ変わった。

丸福 あなご(945円) 2006年9月10日に北九州空港出発ロビー売店で購入
掛紙 外観
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 2006年3月16日の北九州空港移転開港に伴い、空弁にもなったものか。同じ県内にある福岡空港と同様、北九州空港でも棒寿司の空弁が幅を効かせていた。そんな商品群から感覚的に最も地元密着だろうと思った棒寿司、軟らかくておいしく、しかしタレまみれで空港や機内では消費難。やっぱり空弁は着陸後に買って自宅で食べるものなのだろう。調製元は鮮魚卸、小売の専門店だそうな。

 訪問日の北九州空港は空弁天国。朝7時台の訪問にもかかわらず、出発ロビー5売店と搭乗待合室2売店のすべてで空弁を販売中。特に出発ロビーの井筒屋売店が充実していて、折尾駅の駅弁や下記の「丸ふじ」商品群その他の弁当類で、商品ケースが埋まっていた。移転開港後半年もすれば、航空利用も空弁需要もご祝儀相場が終わるだろうし、空弁の定着を感じた。

【北九州空港】1944(昭和19)年9月1日開港 北九州市小倉南区空港北町 http://www.kitakyu-air.jp/
【丸福水産株式会社】福岡県北九州市小倉北区西港町94−22 連絡先の記載なし http://www.saishinnosio.com/
焼き鯵寿司(1,050円) 2006年3月19日に横浜高島屋九州物産展で購入
掛紙
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 2006年3月16日の北九州空港移転開港に伴い空弁デビュー。6切れにカットされた五島対馬のアジの棒寿司が1本、笹の葉の上に載り、市販の竹皮柄寿司用紙箱に収め、五島対馬のアジをPRするシールで留めて、割り箸を置いて掛紙を巻いてラップで包み調製シールを貼る。

 空弁では見飽きた棒寿司だけど、アジの棒寿司はあまりないし、棒寿司に真空ないし密封パックが施されていないので、本物のお弁当として搭乗待合室や機内での消費に向く。風味はいい感じの焼き魚定食。

【北九州空港】1944(昭和19)年9月1日開港 北九州市小倉南区空港北町 http://www.kitakyu-air.jp/
【株式会社丸ふじ】福岡県北九州市小倉北区下富野5丁目10−12 093(541)1948 http://www.marufuji-obento.co.jp/
2006年2月19日開館 2011年6月26日再編 URL:https://kfm.sakura.ne.jp/soraben/
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