空弁資料館ロゴマーク 旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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宮崎空港の空弁(2種類を収蔵)

 宮崎空港 2011年3月11日訪問
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 1943年に海軍の飛行場として太平洋岸に開設。戦後に閉鎖されたが1954年に航空大学校の訓練飛行場として再開、1961年に第二種空港に指定。以後3度の延長で滑走路は海に突き出たが、宮崎市街の南約5kmという便利な立地から移転することなく、1996年のJR宮崎空港線開通でさらに便利になった。空弁はターミナルビル内売店で売られる椎茸弁当がよく紹介されるほか、鶏肉の弁当や鯖寿司などが販売される。JR宮崎空港駅では宮崎駅の駅弁も売られる。

みやざき黒豚カツサンド(600円) 2011年3月11日に宮崎空港搭乗待合室内売店で購入
掛紙 外観
外観 中身 中身 中身

 宮崎空港の搭乗待合室で買えた箱入りカツサンド。商品と空港の名前を書いた黄色い紙箱に、マヨネーズを塗ってキャベツを挟みソースに漬けたロースカツのサンドウィッチを3切れ収める。カツサンドは豚肉に歯応えのあるワイルドな風味で、柔らかさや脂身を競う最近のカツサンドとは一線を画す、肉本来のうまみを生かした作品であった。

 訪問時の宮崎空港では、搭乗待合室のコーヒーカウンター付き売店で弁当「椎茸妻地鶏弁当」(800円)「あじわい弁当」(900円)「チキン南蛮重」(750円)「焼き鯖寿司」(840円)「鯖寿し」(735円)とこれらのサンドウィッチを、1階のアイス屋で「黒豚カツカレー」(840円)「いわし寿司」(420円)と弁当2種、サンド2種を販売していた。宮崎空港の空弁など宣伝を見ないのに、これだけ現地で必要十分な品種が確保されていると嬉しくなる。隣の空港とは大違いだ。

【宮崎空港】1943(昭和18)年開港 宮崎県宮崎市赤江 http://www.miyazaki-airport.co.jp/
【宮崎空港ビル株式会社】宮崎県宮崎市赤江宮崎空港内 0985(51)5111 http://www.miyazaki-airport.co.jp/

MIYAZAKI AIRPORT SANDWICH(ハムサンド)(525円) 2011年3月11日に宮崎空港搭乗待合室内売店で購入
掛紙 外観
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 宮崎空港の搭乗待合室で買えた箱入りサンドウィッチ。「MIYAZAKI AIRPORT」と上面と側面に印刷されるボール紙製の専用紙箱に、トマト玉子サンドとハムきゅうり玉子サンドを3切れずつと、宮崎県産でなく山形県産の青リンゴゼリーを詰める。味はジューシーだったが、価格相応で高級なものではない。しかしコンビニサンドでの代用や市販容器の流用ではなく、専用の紙箱を備えている点は、趣味的に評価できる。

【宮崎空港】1943(昭和18)年開港 宮崎県宮崎市赤江 http://www.miyazaki-airport.co.jp/
【宮崎空港ビル株式会社】宮崎県宮崎市赤江宮崎空港内 0985(51)5111 http://www.miyazaki-airport.co.jp/

2006年2月19日開館 2011年12月18日更新 URL:https://kfm.sakura.ne.jp/soraben/
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