旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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ロビー(TOP)>奄美・沖縄の空弁>那覇空港の空弁>その他の空弁 那覇空港・その他の空弁(14種類を収蔵)
サンド(912円) 2019年9月28日に那覇空港の国内線搭乗待合室売店「ANAFESTA」で購入 那覇空港のANAFESTAで買えたサンドイッチ。「那覇空港限定」と書いた簡易な紙容器に、小さなトマトハムレタスサンド2個、アボカドシュリンプのライ麦サンド1個、豚肉レタスのライ麦サンド1個を並べる。少量で高価なコンビニサンドという印象。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【有限会社沖縄ケータリングサービス】沖縄県那覇市小禄1−8−1 098(852)0051 空人マグロかつサンド(823円) 2019年9月28日に那覇空港の国内線搭乗待合室の土産物屋で購入 2016(平成28)年発売の「空人かつサンド」の姉妹品として、2017(平成29)年までに発売か。調製元は沖縄初のかつサンド専門店を名乗る。商品名を賑やかに描いた専用の紙箱に、マグロカツを耳なし食パンで挟んだサンドイッチを3切れ、透明なプラ容器に詰めて入れる。具もパンもやや厚め。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【かつサンド専門店7878】沖縄県那覇市前島3−19−1 1−2号 連絡先の記載なし 【エアポートトレーディング株式会社】沖縄県那覇市鏡水150 098(840)1473 https://airport-trading.com/ お料理(1,030円) 2019年9月28日に那覇空港の国内線搭乗待合室売店「BLUESKY」で購入 食品表示ラベルでの名前は「新ジューシー幕の内弁当」。市販の仕出し弁当向け紙箱の黒いプラ製トレーに、ジューシーという沖縄風炊込飯の俵飯、沖縄風豚角煮、ごーやーちゃんぷるー、ぐるくんの塩焼き、ミミガーのピーナッツ胡麻和え、昆布イリチー、金時豆などを詰める。見た目の素っ気なさと違い、中身は独特。空港で売るので観光客向けメニューだろうが、真の郷土料理はこうやって提供されるものだろうと思うもの。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【沖食スイハン株式会社】沖縄県浦添市勢理客4−4−1 098(878)1158 http://www.oksh.jp/ 大東まつり寿司(540円) 2015年6月12日に那覇空港の国内線搭乗待合室売店「BLUESKY」で購入 下の「大東まつり寿司」の中身を5切れから3切れに減らし、紙箱を透明なプラ製の惣菜トレーに置き換え、同じ意匠の掛紙を巻いたもの。つまり(小)バージョン。味は当然に同じ。那覇空港には大東が根付いている。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【割烹喜作】沖縄県那覇市前島2丁目18−6 098(861)5501 美らサンド(630円) 2015年6月12日に那覇空港の国内線搭乗待合室売店「Coralway」で購入 搭乗待合室の売店で見つけた、小さなサンドイッチ。中身のすべては覆わない半開きの紙箱に、プチサイズの正方形サンドを4種各1個詰める。具はトマト&きゅうり、タマネギ&サーモン、ハム&トマト、ローストビーフという組合せ。沖縄らしさは絵柄と名前だけだが、少量なのにとてもいろんな色と味が詰まっていた。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【有限会社沖縄ケータリングサービス】沖縄県那覇市小禄1−8−1 098(852)0051 DOUG IN THE BOX SANDWICH HAMBURGER(890円) 2015年6月12日に那覇空港の国内線搭乗待合室売店「Coralway」で購入 3年ぶりに訪れた那覇空港で初めて見た箱サンド。2011年12月に宮古島でオープンしたバーガーショップが、2013年3月7日の新石垣空港の開港時にコーヒーショップを開店し、この箱サンドはそのブランドを名乗る。ロゴマークに機影が見えるが、これは定期旅客便ではなく自家用機にちなむものらしい。 中身はハンバーグサンドが3切れ。パンに挟むのはなんと、揚げ衣をまとう、断面が薩摩揚げのようなフライドハンバーグ。味も薩摩揚げのような、でもハンバーグのような、不思議な感じ。那覇空港での調製元は製造委託なのだろう。宮古や石垣の空港にあるかどうか。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社あいあいケータリング沖縄】沖縄県宜野湾市大謝名5−24−9 098(870)9111 http://cateringblog.ti-da.net/ うちなー御膳(1,050円) 2012年5月19日に那覇空港の国内線搭乗待合室内ANAFESTAで購入 2007年までに販売開始か。沖縄向けのボール紙製仕出し弁当容器に、弁当に使う食材のイラストなどでデザインした掛紙を貼り付ける。中身は黒米と白米の俵飯が4個ずつと、ゴーヤーちゃんぷるー、もずく天、ぐるくん唐揚、ラフテー、カボチャやニンジンなどの煮物、昆布炒め、紅芋くずもちなど。那覇空港の空弁らしからぬ、しかし中身もしっかり沖縄で固めた、本格的な幕の内風弁当。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社西むら本舗】沖縄県那覇市字鏡水崎原地先(自由貿易地域内) 連絡先の記載なし 沖縄地鶏めし(850円) 2012年5月19日に那覇空港の国内線搭乗待合室内ANAFESTAで購入 2011年までに登場か。スーパーやコンビニの惣菜弁当のようなプラ製容器に、商品名を書いた青い紙帯を巻く。中身は茶飯に鶏照焼を載せ、ゴーヤー、おから、きゅうりのミニサラダを三隅に配置したもの。この内容でこの価格を付けるのか、沖縄の地鶏とは何だろうか、いつ行けばこれを買えるのだろうか、など、いろいろな疑問を感じる空弁。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【有限会社沖縄ケータリングサービス】沖縄県那覇市小禄1−8−1 098(852)0051 http://okinawacateringservice.jimdo.com/ 大東まつり寿司(850円) 2012年4月8日に那覇空港の国内線搭乗待合室内BLUESKYで購入 2009年4月に登場か。沖縄県南大東島でお祝いの時に食べるという郷土料理が、那覇空港で空弁になった。中身が見える紫色のボール紙箱の中に、カンピョウとカラシナと桜でんぶと紅生姜と玉子焼を酢飯の芯にして海苔で巻き、さらにこれを酢飯の芯にして玉子焼で巻いた、ぶっとい太巻きを5切れ、タテとヨコにして詰めたもの。甘くふんわりと香る華やかな惣菜であり、羽田までの約2時間半のフライトに十分な分量で中腹くらいを満たす。調製元は那覇泊港の近くにある大東寿司屋さん。 周囲約400kmに渡り陸地に出会えない絶海の島で、百年前の入植で人が定住し始めてから全島全土がサトウキビ畑となった島では、昔も今も卵は自給できない。だからこれが御馳走だったのだと、販売元の公式サイトでの宣伝文で読める。調製元の創作料理だという記述もネット上にあったが、いずれにせよサワラやカジキのヅケを洋辛子で食べる握り寿司「大東寿司」の次点として、大東と沖縄の名物として売れるだろう。食品表示誤記に関する販売元のプレスリリースにより、一年半で14,666個が売れたことが分かる。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【割烹喜作】沖縄県那覇市前島2丁目18−6 098(861)5501 板さんの作ったぐるくん寿司(850円) 2012年4月8日に那覇空港の国内線搭乗待合室ANA側売店で購入 2006年かその前に搭乗待合室内で販売されている空弁。あるいは2004年4月に7種が登場した那覇空弁のひとつなのだろうか。商品名や宣伝文などを描いた細長いボール紙の箱に、1本の棒寿司がビニールで密封される。ニンジンや生姜などを混ぜ込んだ五目飯に、焼魚のほぐし身を貼り、薄焼きの卵で巻いて6切れに切って葉に載せ、竹皮を模した紙で包む。ミニカップでゴーヤーの漬物を添付。 ぐるくんとは首都圏ではタカサゴと呼ばれる青魚ないし赤い魚で、揚げ物で見ることが多いと思う。沖縄で観光客向けでない食事を続けると肉だらけ、油漬けになると思う。だからこういう魚の食べ物に出会うとホッとする。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【風月フーズ株式会社那覇空港店 寿司処】沖縄県那覇市鏡水150 098(857)7870 http://www.fugetsu.co.jp/ 沖縄風助六(580円) 2012年4月8日に那覇空港の国内線搭乗待合室内BLUESKYで購入 小柄なプラ製惣菜容器に、掛紙に記されるとおり、「タコス風巻すし」なるレタスとスパイシーな挽肉を巻いた太巻きが3切れと、「グルクンいなり」なる魚のフレークを混ぜた御飯を詰めて錦糸卵と高菜と紅生姜を載せたおいなりさんが2個。機能的な軽食に地元の香りを取り込んだという点で印象に残れる空弁で、スーパーやコンビニの惣菜の体裁が那覇その他沖縄の空弁らしくもある。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社西むら本舗】沖縄県那覇市字鏡水崎原地先(自由貿易地域内) 連絡先の記載なし おにぎり弁当(400円) 2012年4月8日に那覇空港の国内線搭乗待合室ANA側売店で購入 細長いトレーに青菜のおにぎり、鮭フレークのおにぎり、ひじきのおにぎりが1個ずつ入り、メンチカツと鶏唐揚と玉子焼が添えられる。掛紙に「那覇空港限定」と書いてあるが、見てのとおり、そして食べても沖縄や那覇という印象はまったくない。使用する食材も、沖縄のものではないのかもしれない。旅の記憶に残らず生理的食欲を的確に満たす、清潔で比較的安価な機能的食品。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【風月フーズ株式会社】沖縄県那覇市鏡水150 098(857)7066 http://www.fugetsu.co.jp/ 喜作乃島大東寿司(750円) 2012年4月7日に那覇空港の国内線搭乗待合室内BLUESKYで購入 那覇空港のJALUXの空弁として2006年までに登場か。中身のイメージ写真と商品名を印刷したボール紙の箱に、白身魚のヅケと新潟県産コシヒカリの酢飯を合わせた握り鮨のみ6個が収まる。砂糖の甘さと醤油の塩気と洋辛子の辛さが同居する、ぷるんとしたお手軽な軽食。魚は原材料の入荷状況によりサワラかカジキが使われる模様。調製元は那覇市内の割烹居酒屋。 大東寿司はその名のとおり、沖縄県南大東島の郷土料理。1900年にこの無人島へ現在の東京都八丈島から開拓団が入り、島一面がサトウキビ畑になり製糖の島となった。だからこれは八丈島の郷土料理であり八丈島空港の空弁にもなっている島寿司と、まったく同じものである。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【割烹喜作 喜友名俊明】沖縄県那覇市前島2丁目18−6 098-861-5501 http://r.gnavi.co.jp/f085300/ 石垣牛めし(1,500円) 2012年4月7日に那覇空港の国内線搭乗待合室内BLUESKYで購入 空弁ブームに乗って2004年7月1日にJALUX沖縄空港支店が、まずは同年8月31日までの期間限定空弁として発売開始。その商品名だけを大きく大きく書いた赤い掛紙に包まれる、長方形のプラ製惣菜容器の中に白御飯を詰め、タマネギ炒めを敷き、コショウで味付けた石垣牛のモモ肉を貼り、ゴーヤーやダイコンなどの酢の物を添えるもの。メインの牛肉は煮てすっかり脂が抜けたようなパサパサの色をして、しかし霜降りの香りと柔らかさを残し、例えばJR新神戸駅の駅弁「肉めし」を思わせるような香りを感じた。本来は添付のワサビと醤油で味付けるものらしい。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社西むら本舗】沖縄県那覇市字鏡水崎原地先(自由貿易地域内)連絡先の記載なし Copyright (C) 2006-2022 まっこうくじら |