旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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ロビー(TOP)>奄美・沖縄の空弁>那覇空港の空弁>豚の空弁 那覇空港・豚の空弁(11種類を収蔵)
ポーク卵むすび(668円) 2019年10月1日に那覇空港の国内線搭乗待合室売店「ANAFESTA」で購入 握り鮨サイズの白御飯を玉子焼とスパムで挟んで海苔で結ぶ、商品名どおりのとても分かりやすく構造の「ポーク卵むすび」が4個、惣菜向けプラ製トレーに整然と並ぶ。味もみたまんま。スパムを使用するだけでアメリカ仕込みな沖縄らしい姿に仕上がると思う。 名前と中身がまったく一致する12年前の商品とのつながりは分からない。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社立川フードサービス】沖縄県那覇市鏡水崎原地崎 連絡先の記載なし http://www.tachikawa-food.jp/ しょうが焼き弁当(1,233円) 2019年10月1日に那覇空港の国内線搭乗待合室売店「ANAFESTA」で購入 那覇空港の搭乗待合室のANA側で買えたお弁当。長方形の容器に白飯を敷き、豚肉とタマネギの炒め物で覆い、ネギとミミガーを添える。調製元は那覇市内の仕出し弁当屋で、これは空弁というよりは、仕出し弁当を空港でも売る感じ。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社立川フードサービス】沖縄県那覇市鏡水崎原地崎 連絡先の記載なし http://www.tachikawa-food.jp/ 金アグー弁当(980円) 2019年10月1日に那覇空港の国内線搭乗待合室売店「ANAFESTA」で購入 2018(平成30)年12月に那覇空港のLCCターミナルに出店した弁当店「日本蕎麦ダイニング浄照窯」で発売か。楕円形の容器に御飯を詰め、豚バラ肉で覆い、紅生姜を添える。沖縄県金武町の豚肉商品「金アグー」を使う、薄切り肉が冷蔵でもおいしい豚丼。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社琉球フーズ】沖縄県那覇市金城1−15−10 ステーション101A 098(859)0666 http://www.joshogama.com/ 空人あぐーメンチかつサンド(720円) 2019年9月28日に那覇空港の国内線搭乗待合室の土産物屋で購入 2016(平成28)年発売の「空人かつサンド」の姉妹品として、2017(平成29)年までに発売か。調製元は沖縄初のかつサンド専門店を名乗る。商品名を賑やかに描いた専用の紙箱に、豚肉のメンチカツのソース漬けを耳なし食パンで挟んだサンドイッチを3切れ、透明なプラ容器に詰めて入れる。具もパンもやや厚め。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【かつサンド専門店7878】沖縄県那覇市前島3−19−1 1−2号 連絡先の記載なし 【エアポートトレーディング株式会社】沖縄県那覇市鏡水150 098(840)1473 https://airport-trading.com/ ポーク卵むすび(650円) 2012年6月4日に那覇空港国内線搭乗待合室内ANAFESTAで購入 2006年までに販売開始か。握り鮨サイズの白御飯を玉子焼とスパムで挟んで海苔で結ぶ、商品名どおりのとても分かりやすく構造の「ポーク卵むすび」が4個、惣菜向けプラ製トレーに整然と並ぶ。味もみたまんま。スパムを使用するだけでアメリカ仕込みな沖縄らしい姿に仕上がると思う。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社西むら本舗】沖縄県那覇市字鏡水崎原地先(自由貿易地域内) 連絡先の記載なし 黒糖味噌かつサンド(800円) 2012年5月19日に那覇空港国内線搭乗待合室内ANAFESTAで購入 2010年9月の発売。窓付きの茶色い紙箱に、県産黒糖入りみそだれに漬けた豚ロースカツとキャベツ千切りを挟んだサンドイッチが3切れ収まる。2012年現在で平日に70個、週末に100個以上が売れるという。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【有限会社沖縄ケータリングサービス】沖縄県那覇市小禄1−8−1 098(852)0051 http://okinawacateringservice.jimdo.com/ あぐーのメンチカツサンド(780円) 2012年5月19日に那覇空港国内線搭乗待合室内ANAFESTAで購入 那覇市内の炭火焼と泡盛の居酒屋「Gen」とANAFESTAかどこかの共同開発で2010年1月までに登場か。ふたと側面と前面で微妙に商品名が異なる真っ赤なボール紙の箱に、プラ製トレーに詰められて透明な袋に密封された3切れの厚いメンチカツサンドが収まる。脂身でとってもジューシーなカツサンド。 あぐーとは現在の沖縄県、かつての琉球で数百年に渡り食べられてきた食用豚。第二次大戦後に効率良く生産できる外来種に駆逐されたが、1981(昭和56)年に名護で残り30頭から収集と戻し交配を始め、1993(平成5)年に復活が宣言された。この空弁のしおりでは「琉球在来島豚」の接頭辞が付いている。この血を50%以上有する豚肉を沖縄名物として農協や県庁が売り込んでいる。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【有限会社みどり食品】沖縄県島尻郡八重瀬町字港川222番地 098(998)3410 http://www.midori-oki.co.jp/ 県産紅豚しょうが焼き弁当(1,200円) 2012年5月19日に那覇空港国内線搭乗待合室内ANAFESTAで購入 2010年までに登場か。鉄道の駅弁でもよく見るタイプのプラ製長方形容器を、豚と何らかの模様を描いた赤い掛紙で巻き包む。中身は白御飯の上を紅豚もも肉の生姜焼で覆い、耳皮のピーナツ和えを添えるもの。日本一高価な豚肉空弁ではないだろうか。にゅるにゅるの豚肉とコリコリのミミガーで、まるで沖縄の旅と豚肉文化を印象付けるよう。 紅豚(べにぶた)あるいはおきなわ紅豚とは、株式会社がんじゅうが商標を持つ豚肉のブランド。公式サイトを見ても定義は不明だが、精肉の美しい紅色が美味しさの証しなのだそうな。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社西むら本舗】沖縄県那覇市字鏡水崎原地先(自由貿易地域内) 連絡先の記載なし 板さんの作ったらふてぃ寿司(850円) 2012年4月8日に那覇空港国内線搭乗待合室ANA側売店で購入 2006年かその前に搭乗待合室内で販売されている空弁。あるいは2004年4月に7種が登場した那覇空弁のひとつなのだろうか。商品名や宣伝文などを描いた細長いボール紙の箱に、1本の棒寿司がビニールで密封される。ニンジンや生姜などを混ぜ込んだ五目飯に、タレが豊かなラフテー(豚角煮)を薄く貼り、薄焼きの卵で巻いて6切れに切って葉に載せ、竹皮を模した紙で包む。ミニカップでゴーヤーの漬物を添付。 今回の沖縄で空弁を買い込んで、ここでは羽田その他大都市の空港や鉄道駅と異なり、観光客向けの空弁と用務客向けの弁当ないし惣菜との分化があまり起きていない、コンビニ弁当と空弁の境界が見た目でも内容でも価格でも売り場でもあいまいであると感じた。この商品ならば例えばデパートの駅弁空弁催事にも出せるような体裁だし、コンビニ弁当より高価だし、内容や主食材である豚肉の風味に沖縄を感じるし、誰もが空弁だと分かってくれそうだ。ただし、那覇空港でもANA側の諸売店では空弁にあまり力を入れていないようで、昼飯時の限られた時間にしか陳列されない模様。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【風月フーズ株式会社那覇空港店 寿司処】沖縄県那覇市鏡水150 098(857)7870 http://www.fugetsu.co.jp/ ゴーヤーラフティー丼(500円) 2012年4月8日に那覇空港国内線搭乗待合室内BLUESKYで購入 空弁ブームを受けて2004年4月に登場した、事実上の那覇空弁の第一号。テレビや雑誌での空弁特集で、最も紹介される那覇空弁だと思う。正方形の丼型なプラ製惣菜容器に白御飯を詰めて、ゴーヤーの薄切りを玉子やニンジンと合わせた炒め物に、ここではラフティーと呼ぶ豚角煮を2切れ添え、残りを大根桜漬や業務用錦糸卵で覆うもの。 県外からの観光客にとってシンプルで分かりやすく沖縄を表現する秀逸な空弁であるとともに、二泊三日で沖縄の惣菜弁当を食べ回った後では、とてもすっきりしすぎて物足りなさを感じるものでもある。 空弁ブームまではコンビニ弁当さえも見当たらなかった那覇空港では、今ではJAL側でもANA側でも多種多様な空弁が買えるようになった。ただし羽田や新千歳と異なり、ここの空弁はなぜか価格も体裁も、コンビニ弁当とあまり変わらない感じ。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社沖食商事スイハン事業部】沖縄県浦添市勢理客4−4−1 連絡先の記載なし 沖縄ポークかぼちゃカレー(600円) 2012年4月6日に那覇空港国内線搭乗待合室Coralwayで購入 見てのとおり、ホカ弁かスーパーかコンビニで売られるようなカレーライス。カレー向け食品トレーに、白御飯、カボチャと豚肉入りのカレールー、何らかの刺激物が詰められていた。ざらざらとしてコクに乏しいカレーライスだったと思う。調製元が国際通り近くのインドカレーの店なので、インドらしい、南国らしい味なのだろう。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【A・DANNY】沖縄県那覇市久茂地3−29−17十和田ビル2F 098(863)6683 うちなー食堂 なんこつソーキ丼(650円) 2012年4月6日に那覇空港国内線搭乗待合室Coralwayで購入 空弁ブームに乗って2004年5月に8種類が登場したらしい、沖縄料理を詰めた空港売りコンビニ弁当群のひとつか。小さな小さなプラ製惣菜容器に白御飯を詰め、甘めのタレをかけた軟骨付き豚バラ肉、錦糸卵、昆布巻、カラシナ、紅生姜を載せる。沖縄でしか食べられないような味ではあると思った。販売元は日本トランスオーシャン航空(JTA)の子会社であるJTA商事が運営する空港内売店。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【合同会社クーニーズフーズ】沖縄県那覇市山下町9番地33号 098(857)5522 Copyright (C) 2006-2022 まっこうくじら |