旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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ロビー(TOP)>奄美・沖縄の空弁>那覇空港の空弁>ファミリーマートの空弁 那覇空港・ファミリーマートの空弁(7種類を収蔵)
紅豚しょうが焼き重(780円) 2015年6月14日に那覇空港国内線ターミナルビル内ファミリーマートで購入 見てのとおりの豚丼。プラ製容器に白御飯を敷き、タマネギ炒めを介して豚焼肉で覆い、からし菜を添える。やはり見てのとおり、生姜入りのタレを大量に絡めているため、肉の味はどこかへ飛んでしまい、タレの強く刺激的な味しかしなかった。「紅豚」とは、株式会社がんじゅうが商標を持つ豚肉で、飼育環境と飼料と味と特徴にこだわりがあるのだという。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【ジーケイフーズ株式会社】沖縄県宜野湾市志真志4−31−8 0120-42-2632 おきなわ御膳(980円) 2015年6月14日に那覇空港国内線ターミナルビル内ファミリーマートで購入 訪問時点で最高額のファミリーマート那覇空弁。黒い掛紙にはお品書きが記される。9区画の中身は、油みそのせごはん、タコライス、「ジューシー」なる沖縄風炊込飯、ゴーヤーチャンプルー、からし菜いためと冬瓜(トウガン)の煮物、鶏唐揚、島豆腐の白和えとクーブイリチーなる昆布などの炒め物、煮卵と三枚肉煮付け、紅芋ごま団子。文字では沖縄の味が詰まるように見えて、味噌も豚肉もゴーヤーも昆布も、全体的にも本土の味という感じ。きっとコンビニで郷土料理というのは、ここでもどこでもニーズに合わないのだろう。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社みなと食品沖縄】沖縄県那覇市港町3−4−18 0120-71-8505 紅豚ひれかつサンド(698円) 2015年6月14日に那覇空港国内線ターミナルビル内ファミリーマートで購入 ファミリーマートの那覇空弁の箱サンド。これは2009年7月18日発売の商品の再登板である模様。商品名のとおり、紅豚ひれかつサンドを3切れ、透明なトレーにぴったり詰めて、窓付きの紙箱にはめて、見本写真入りの掛紙を巻く。ごま入りソースと粒マスタード入りソースと厚い衣で味付けられたカツは、そのものには味も臭みもない感じで、これもやはり東京の味かなと感じた。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【ジーケイフーズ株式会社】沖縄県宜野湾市志真志4−31−8 0120-42-2632 ポーク玉子おむすびセット(480円) 2015年6月14日に那覇空港国内線ターミナルビル内ファミリーマートで購入 3年ぶりに訪れた那覇空港では、ファミリーマートでの空弁の販売が健在で、手荷物検査場の外で買える空弁はやはりここだけで、そしてコンビニだからか4種の商品すべてが新作に交代していた。この商品は空弁というよりは、ファミリーマートの那覇空港ターミナル店とイオンモール沖縄ライカム店の2店舗で販売する企画商品であるらしい。 中身は商品名と見た目のとおり、ポークと玉子のおむすびが8個並び、たくあんを添えるもの。おむすびはまるで握り寿司のような姿で、シーチキンマヨネーズや油みそやからし菜を仕込んだ俵飯に、肉と玉子の板(ランチョンミート入り玉子焼)を重ね、海苔の帯を巻く。内容は沖縄かもしれないが、味に南国の香りもクセもなく、東京のコンビニでも買えそうな味。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社みなと食品沖縄】沖縄県那覇市港町3−4−18 0120-71-8505 焼鯖寿司(580円) 2012年4月8日に那覇空港国内線ターミナルビル内ファミリーマートで購入 2011年7月12日に「琉球島和牛のゴーヤータコライス」「琉球島和牛のステーキ弁当」「焼鯖寿司」の3種が同時にデビューした、那覇空港のコンビニエンスストア「ファミリーマート」の空弁。手荷物検査場の外で弁当や惣菜が買える店は、ここだけだった。 スーパー向けの長方形のプラ製惣菜容器に、ガリと油味噌を挟んだ焼きサバ寿司が1本、6切れにカットされて収まる。焼きサバそのものが強い味の出る食材であるから、羽田その他の同種商品との差異は感じられなかったような。沖縄や那覇と焼きサバとの関連も分からない。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社みなと食品沖縄】沖縄県那覇市港町3−4−18 0120-71-8505 琉球島和牛のサイコロステーキ弁当(1,380円) 2012年4月8日に那覇空港国内線ターミナルビル内ファミリーマートで購入 2011年7月12日に「琉球島和牛のゴーヤータコライス」「琉球島和牛のステーキ弁当」「焼鯖寿司」の3種が同時にデビューした、那覇空港のコンビニエンスストア「ファミリーマート」の空弁。手荷物検査場の外で弁当や惣菜が買える店は、ここだけだった。 デパ地下向けのゴツゴツした長方形のプラ製惣菜容器の各区画に、白御飯、タレに漬けた牛肉のサイコロステーキ、ゴーヤーチャンプルー、ダイコンやニンジンやシイタケなどの煮物、青菜の煮浸し、ひじき煮、梅干し、大根桜漬などを詰めたもの。コンビニ弁当にしてはとびっきりの高価格であるだけに、霜降り牛肉に混じり合う赤身と脂身の香りや、サクッと切れる爽やかな歯応えが心地良い。炭火焼き風には感じなかったが。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社みなと食品沖縄】沖縄県那覇市港町3−4−18 0120-71-8505 琉球島和牛のゴーヤータコライス(698円) 2012年4月6日に那覇空港国内線ターミナルビル内ファミリーマートで購入 2011年7月12日に「琉球島和牛のゴーヤータコライス」「琉球島和牛のステーキ弁当」「焼鯖寿司」の3種が同時にデビューした、那覇空港のコンビニエンスストア「ファミリーマート」の空弁。手荷物検査場の外で弁当や惣菜が買える店は、ここだけだった。 コンビニ弁当向けの浅く平たい長方形のプラ製惣菜容器に御飯を敷き、刻んだゴーヤーとツナと玉子の炒め物と、タコスミートと書いてある牛そぼろの辛口ソース焼きにチーズとピリ辛ソースを振り掛けたもので覆う。つまりコンビニ弁当なのだが、味と内容と体裁はコンビニ弁当よりだいぶ高級で、空弁にしてもスマートだと思う。 琉球島和牛とは、兵庫県神戸の琉球食堂業者が商標を持つ、その子会社で那覇の食品加工業者である琉風が実施する事業で生産される、沖縄県産の黒毛和牛。沖縄で肉といえば豚肉であるが、筆頭格の石垣牛をはじめとする牛肉のブランドや生産地もそこそこ生まれているらしい。たしかに、第二次大戦後に占領軍が持ち込んだアメリカの食文化も戦後世代や観光客に親しまれているから、牛肉を出されても不思議にも不自然にも思わない。 【那覇空港】1933(昭和8)年8月開港 沖縄県那覇市字鏡水 http://www.naha-airport.co.jp/ 【株式会社ピア西むら】沖縄県西原町翁長589番地 0120-56-2460 Copyright (C) 2006-2022 まっこうくじら |