旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国と海外の空弁を紹介します。
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ロビー(TOP)>海外の空弁>スキポール空港の空弁>スキポール空港の空弁 スキポール空港の空弁(3種類を収蔵)
SHIRASAGI(18.5ユーロ≒2,003円) 2012年10月12日にスキポール空港ターミナルビル内の立ち食い寿司屋で購入 オランダのスキポール空港のターミナルビル内の立ち食い寿司屋「SUSHI BAR」で売られていた持ち帰り商品。日本人を含む店員が目の前で寿司を握ったり、日本の持ち帰り寿司チェーンやデパ地下と変わらない容器と中身で惣菜が売られていたり、ローマ字表記とユーロ表示を除いて、外国にいる気がしなかった。 この陳列品中最高額の商品は、サーモンとマグロが2カンと細巻き3個ずつ。プラ製の惣菜容器も割りばしも、醤油とガリとわさびの小袋も、そして味も、本当に日本そのもの。オランダにある日本の空弁と呼べるかもしれない。 【スキポール空港】http://www.schiphol.nl/ 【SUSHI BAR】 SUSHI Osaka Set(11ユーロ≒1,191円) 2012年10月12日にスキポール空港搭乗待合室売店で購入 オランダのスキポール空港のターミナルビル内のミニコンビニ風売店で売られていた惣菜。調製シールがローマ字表記であることと、シャリがややべたべたしていた以外は、まったく日本のものと同じである。プラ製な惣菜容器の内外に割りばしと醤油とガリを添えて、4種の握りと3種の細巻きが並んでいる。他に「手巻きカリフォルニア」4.5ユーロと「東京セット」13.5ユーロもあった模様。調製元は不詳だが、上記の寿司店かもしれない。 スキポール空港もまた世界中の先進国の空港と同じく、「SEE BUY FLY」(商品を見て買ってから飛んでね)とか、この商品のように「grab and fly」(商品を持って行ってから飛んでね)というキャッチフレーズを多用し、商売に熱心だった。その一方で、搭乗待合室の売店で買った商品でも何でも搭乗口のセキュリティチェックで容赦なく没収するという運用にもとても熱心で、これで私が手にした飲むヨーグルトは数分で商品から廃棄物になり果てた。旅の最後でオランダは腹立たしかった。 【スキポール空港】http://www.schiphol.nl/ Bracamonte original(4.95ユーロ≒536円) 2012年10月6日にスキポール空港搭乗待合室売店で購入 オランダのスキポール空港で売られていた箱サンド。スタンドカフェというかミニミニ版スターバックスのような店舗で、同じ価格と包装で10種類近くの商品が冷蔵棚に収められていた。商品名シールのオランダ語とフランス語によると、これは厚切りサーモンとタマゴサラダのサンドイッチ。さらに山椒の実も加えて、ヨーロッパにしてはあまり固くない、日本に比べると硬めでパサパサに思えるスライスパンに挟んでいた。 スキポール空港はオランダ国内で最大の空港であり、KLMオランダ航空の拠点であり、日本でたとえれば羽田と成田の間になる年間で5000万人もの航空旅客を集める欧州でも有数の国際空港。3つのロビーと8つのゲートは連結されており、ターミナルがひとつで済む代わりに運が悪いと乗り継ぎで片道20分くらい延々と歩かされる。青い空と青い陶器と青いKLMオランダ航空の機体が印象的だった。 【スキポール空港】http://www.schiphol.nl/ 【Bracamonte Daily Foods B.V.】http://www.bracamontesandwiches.nl/ Copyright (C) 2006-2022 まっこうくじら |