banner 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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東北の駅弁岩手県 > 新花巻駅 > 花巻駅 > その他の駅弁 (6種類・1枚収蔵)

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JR東日本 新花巻(しんはなまき)駅 2002年3月15日訪問  Googleマップ

駅名標 駅舎 駅構内

 東京駅から新幹線やまびこ号で約3時間、東北新幹線と釜石線との乗換駅。花巻市は岩手県の中西部に位置する人口約10万人の城下町で、花巻温泉や宮沢賢治で知られる。駅弁は国鉄時代からの花巻駅の駅弁屋が新幹線の駅の開設に伴い進出、訪問時には改札外に専用売店を構えて駅弁を販売していた。1985(昭和60)年3月14日開業、岩手県花巻市矢沢第10地割。

JR東日本 花巻(はなまき)駅 2004年3月21日訪問  Googleマップ

駅舎 駅舎 駅構内

 盛岡駅から電車で約40分、東北本線と釜石線との乗換駅。東北新幹線の開業前までは、首都と東北や北海道を結ぶ幹線鉄道の主要駅として、急行列車や長距離列車が発着していた。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が健在で、訪問時には改札外駅舎内待合室とホームの両方に面した立ちそば屋で販売していた。1890(明治23)年11月1日開業、岩手県花巻市駅前大通。

【掛紙】五目めし(400円) 調製年月日不詳

昔の駅弁掛紙

 入手状況等から1970年代の調製と思われる、昔の花巻駅弁の掛紙。左端にディスカバー・ジャパンの県別マークと思われる記号があるので、1975年以降のものか。現役の花巻駅弁「五目めし」とデザインがほぼ同じで、価格もほぼ変わっていないことに驚かされる。
花の巻寿し(310円) 2003年3月15日に新花巻駅駅弁売店で購入

掛紙 外観 中身

 売店では「ちらしずし」と案内されたもの。駅弁では見なくなった惣菜弁当用ビニール製容器に、鶏そぼろを混ぜた酢飯を敷いて、中心から紅生姜・錦糸卵・刻み椎茸・刻み海苔と載せる。工夫や飾り気の全く感じられない駅弁であるが、口に含むと食感や香りに味が意外に心地よく、掛紙に紙ひもに袋入り割箸と駅弁の体裁を守りながら、価格は破格の310円。駅弁コレクターとしては高い評価を付けたい。

 新花巻駅は時刻表を眺める限り東北新幹線の主要駅とは言えないが、駅弁に関しては訪問時に10種類もの品揃えがあり、沿線では東京・上野・仙台・盛岡・八戸に次ぐ駅弁大駅のようだ。しかもこれらの駅には複数の駅弁業者が入るが、ここ新花巻駅は一業者のみ。優等列車のなくなった花巻でも駅弁販売を続けているそうで、駅弁衰退の現状を思うと嬉しく思える。

【東北本線花巻(はなまき)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県花巻市駅前大通
【東北新幹線新花巻(しんはなまき)駅】1985(昭和60)年3月14日開業 岩手県花巻市矢沢第10地割
【有限会社まるろく】岩手県花巻市大通り一丁目3−1 TEL:0198(23)2825

五目めし(460円) 2003年3月15日に新花巻駅駅弁売店で購入

掛紙 外観 中身

 スーパーの惣菜容器に茶飯を敷き、鶏肉・玉子焼・椎茸 ・酢れんこん・ごま昆布と漬物を載せて、掛紙をかけて紙ひもでしばるだけの、特徴も飾り気もない単純なスタイル。駅弁マークが付いてこの安さで個々の食材の味も良く、特に脂肪分の少ない鶏肉はヘルシー、とても実用本位な駅弁。

 新花巻駅は東北新幹線盛岡開業の約3年後に後付けされた駅で、待避線が省略されたローコストな駅。とはいえ国鉄時代の新幹線の駅なのでホームと線路を覆う巨大な屋根と壁に威圧感があるが、1990年の13両編成、1991年の16両編成列車の登場でホームを延伸した際には在来線タイプの屋根が付け足されてローカル感が出ている。

【東北本線花巻(はなまき)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県花巻市駅前大通
【東北新幹線新花巻(しんはなまき)駅】1985(昭和60)年3月14日開業 岩手県花巻市矢沢第10地割
【有限会社まるろく】岩手県花巻市大通り一丁目3−1 TEL:0198(23)2825

大人の休日鮭弁当(700円) 2003年10月5日に東京駅駅弁大会で購入

掛紙 外観
外観 外観 中身

 2002年春頃に登場した、新花巻駅の大人の休日駅弁であるはず。発泡材の正方形容器に透明なふたをして掛紙をかけて紙ひもでしばる。中身は御飯の上に焼鮭とカニ蒲鉾と金婚漬が載るもの。金婚漬とは北上盆地江刺地方に古くから伝わる保存食で、くり抜いた瓜の中に人参・ゴボウ・シソの葉を昆布で巻いたものを詰めて味噌に数か月から数年漬けたもの。

 味は良いが、外観も中身も高額高級な大人の休日駅弁らしくない。そこで掛紙を眺めると、大人の休日マークはシール張りで、「¥800」の値段と山形新幹線開業に伴う1992年7月から1995年3月までのJR東日本の観光キャンペーン「Bound for the Heartland,Japan.その先の日本へ。」のマークがシールで隠されている。となると、昔の駅弁を掛紙のデッドストックごと復活させたものか。

【東北本線花巻(はなまき)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県花巻市駅前大通
【東北新幹線新花巻(しんはなまき)駅】1985(昭和60)年3月14日開業 岩手県花巻市矢沢第10地割
【有限会社まるろく】岩手県花巻市大通り一丁目3−1 TEL:0198(23)2825

牛肉弁当(850円) 2006年4月9日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入

掛紙 外観 中身 中身

 かなり最近の登場か。赤いトレーを発泡材の枠に付けた簡素な容器に透明なフタをかけて、商品名と駅弁マークと調製元情報だけを描いた紙枠にはめる。中身は白御飯の上に少量の牛肉と、糸こんにゃくやゴボウに加えてエリンギやさやえんどうを載せて、鉄砲漬に加えて玉子焼とオレンジを添えるという、ちょっとユニークな構成の牛丼弁当。しかし商品の個性は無に近いので、花巻・新花巻駅弁の商品の幅を広げる程度の存在か。

【東北本線花巻(はなまき)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県花巻市駅前大通
【東北新幹線新花巻(しんはなまき)駅】1985(昭和60)年3月14日開業 岩手県花巻市矢沢第10地割
【有限会社まるろく】岩手県花巻市大通り一丁目3−1 TEL:0198(23)2825

白金豚弁当(1,000円) 2011年7月16日に新花巻駅駅弁売り場で購入

掛紙 掛紙 外観
外観 中身 中身

 2006年の登場か。赤いトレーを接着した発泡材枠の長方形容器に透明なふたをして、商品名を書いたボール紙の帯を締める。中身は白御飯の上にソース漬けの紙カツで覆い、ゆで卵、菜の花、味噌ダイコンを添えるもの。紙カツの肉の薄さは千葉のトンカツ弁当を思わせるが、そこそこのジューシーさとサクサク感が飯にとても合う。最近の脂豊かな豚駅弁とは一線を画す、スッキリとした味。

 白金豚(はっきんとん)とは、岩手県花巻市の養豚業者である高源精麦が1997年から生産する豚肉のブランド名。宮沢賢治の作品からその名が採られたことが、この駅弁の帯にも書かれている。どのような特徴がある肉なのか分からないが、偽装品に注意を呼びかけるほどの実力があるようで、八戸の駅弁にもなっている。

【東北本線花巻(はなまき)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県花巻市駅前大通
【東北新幹線新花巻(しんはなまき)駅】1985(昭和60)年3月14日開業 岩手県花巻市矢沢第10地割
【有限会社まるろく】岩手県花巻市大通り一丁目3−1 TEL:0198(23)2825

ロマン銀河鉄道SL弁当(1,000円) 2004年3月21日に花巻駅そば屋で購入

掛紙
外観 外観 中身

 こちらも宮沢賢治にちなんだ駅弁。発泡材の長方形容器に、おもちゃのようにシンプルな銀河鉄道SL列車を描いた掛紙をかける。中身は仕切りもなしに白御飯を敷いて、その上に帆立やアワビやいくらや椎茸などを無造作に載せる。あるいは帆立を中心に銀河を描いているのだろうか。味と価格は釣り合うが見た目ではやや損をしている感がある。

【東北本線花巻(はなまき)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県花巻市駅前大通
【東北新幹線新花巻(しんはなまき)駅】1985(昭和60)年3月14日開業 岩手県花巻市矢沢第10地割
【有限会社まるろく】岩手県花巻市大通り一丁目3−1 TEL:0198(23)2825

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2001年6月17日開設 2012年5月4日更新
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