banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】御辨當(30銭)調製年月日不詳
Obento

掛紙

1942(昭和17)年の調製と思われる、昔の鶴岡駅弁の掛紙。紙質や印刷や標語に戦時色が強く感じられるもの。なお、現在の鶴岡駅に駅弁はない。

販売駅
羽越本線 鶴岡(つるおか)駅 1919(大正8)年7月6日開業 山形県鶴岡市末広町
調製元
辻 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

JR東日本 峠(とうげ)駅2012年9月23日訪問Googleマップ
JR-East Toge Station

駅名標 駅舎 駅構内

福島駅から普通列車で30分。峠駅はその名のとおり、福島県と山形県の県境である板谷峠の駅。一日6本の普通列車のみが止まり、利用者はほとんどいない。この山間の小駅で明治時代から、峠の力餅の立ち売りが実施されている。1899(明治32)年5月15日開業、山形県米沢市大字大沢字峠。

峠の力餅(700円)2003年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
Toge no Chikaramochi

掛紙 外観 中身

1901(明治34)年の登場。長方形のボール紙の箱の中に大福餅が8個入っている。味は評判どおり柔らかく美味い。下で紹介する12個入り千円のものを現地の立売で購入したが、こちらは京王百貨店の駅弁大会で購入したもので、どうやら冷凍保存品を解凍して販売したもののようだ。

峠の力餅は1992年7月の山形新幹線開業以来、「つばさ号」車内でも購入できるが、峠駅のものとは製造場所や味が異なるのだとか。両者の関係はよく分からない。

販売駅
奥羽本線 峠(とうげ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市大字大沢字峠
調製元
最上屋本店 山形県米沢市字峠駅前 0238(34)2301 http://www.togenochaya.com/

峠の力餅(1,000円)2002年8月17日に峠駅ホーム上立売で購入
Toge no Chikaramochi

掛紙 外観 中身

1901(明治34)年の登場。長方形のボール紙の箱の中に大福餅が12個入っている。味は評判どおり柔らかく美味い。それよりも、わずか一日6往復のみ普通列車だけが止まる駅で、いまだに立ち売りでの販売が続けられていることが凄い。

つい1990年頃までは山深い駅で鈍行客相手にひっそりと売られていたものの、山形新幹線工事による奥羽本線のスイッチバック廃止報道で注目を浴び、現在ではすっかり有名に。力餅の品質も格段に向上したようで、以前は半日も放置すれば表面が硬くなったものだが、現在のものは翌々日でもしっとりしている。

販売駅
奥羽本線 峠(とうげ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市大字大沢字峠
調製元
峠の茶屋 山形県米沢市峠848番地 0238(34)2301 http://www.togenochaya.com/

峠の合格力餅(1,000円)2012年9月23日に峠駅近くの調製元で購入
Toge no Gokaku Chikaramochi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

峠の力餅の、2012(平成24)年時点での姿。大福餅の数が12個から10個に減ったが、容器も味も変わらないし、ホーム上での立ち売りも続けられているし、ひとりで食べるには十二分の分量であることに変わりはない。今回はふたにバーコードとリサイクル記号を追加、キャンペーンのシールを貼らない代わりに、商品名のところに「合格」の赤文字が捺されていた。

販売駅
奥羽本線 峠(とうげ)駅 1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市大字大沢字峠
調製元
峠の茶屋 山形県米沢市峠848番地 0238(34)2301 http://www.togenochaya.com/

JR東日本 新庄(しんじょう)駅2017年7月30日訪問Googleマップ
JR-East Shinjo Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅からつばさ号で約3時間半。新庄市は山形県の北部で最上川が流れる、人口約3.6万人の城下町。奥羽本線が陸羽東線と陸羽西線を分ける駅で、1999(平成11)年に山形新幹線が通じた。駅弁は改札内で米沢駅のものが売られる。駅舎の隣の公共施設「ゆめりあ」で、駅弁のような地元の弁当が売られる。1903(明治36)年6月11日開業、山形県新庄市多門町。

JR東日本 鼠ヶ関(ねずがせき)駅2017年7月30日訪問Googleマップ
JR-East Nezugaseki Station

駅名標 駅舎 駅構内

酒田駅から普通列車で約1時間半。鼠ヶ関は新潟と山形の県境、越後と出羽の国境にあり、古くは奥州の出入口となる関所であった。現在は普通列車しか止まらない小さな駅であるが、かつてここに機関車の車庫があり、鶴岡駅の駅弁が売られていた。1923(大正12)年11月23日開業、山形県鶴岡市鼠ケ関乙。