banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 新宿(しんじゅく)駅2010年7月24日訪問Googleマップ
JR-East Shinjuku Station

駅名標 駅舎 駅構内

JR、小田急、京王、東京メトロ、都営地下鉄の各社が乗り入れる、利用者が世界一多い駅。駅弁は明治時代からの駅弁屋が1991年にJRの子会社となって以来、東京や上野と同じ駅弁が売られるが、昭和の名物駅弁「鳥めし」が2001年に復刻され、特急ホーム上売店で販売された。1885(明治18)年3月1日開業、東京都新宿区新宿3丁目。

復刻鳥めし(500円)2010年3月11日に新宿駅ホーム上軽食売店で購入
Fukkoku Tori Meshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

復刻版としては2001(平成23)年の登場。小柄な長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして調製シールで留め、昭和の頃と同じ絵柄の掛紙を巻いてセロハンテープで留める。中身は味付け御飯の上にふわりとした鳥そぼろと玉子そぼろと、アクセントにグリーンピースを載せて、小ナス醤油漬、菜の花辛子和え、ダイコン桜漬け、ミカンを添えるもの。

1957(昭和33)年から1991(平成3)年12月までの長い間、新宿の名物駅弁であった田中屋の「鳥めし」を、約10年振りに日本レストランエンタプライズ(NRE)が復刻販売したもの。コンコースの駅弁売店ではなく、現在も駅ホーム上でパンやおにぎりを販売するかつての駅弁業者の売店で販売される。

復刻販売の開始以後、一時の好景気で全国各地の駅弁が値上がりし、NREもその間に高額高級路線へシフトし、新宿駅は改良工事が進み、新宿駅に発着する電車もほぼ作り替えられたのに、この駅弁は見た目も中身も、そして価格も変わっていない。この値段でこの内容。いつまでも残って欲しい名作。しかし調製元の駅弁からの完全撤退により、2011(平成23)年に終売の模様。

※2016年7月補訂:終売を追記
販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
日食田中屋 東京都渋谷区代々木2丁目4−1 03(3370)6265

【掛紙】鳥めし(150円)1969年6月25日調製
Tori Meshi

掛紙

1969(昭和44)6月25日6時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。当然といえば当然だが現在発売中の「復刻鳥めし」と同じようなデザインで、写真はないものの中身も同一だと思われる。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目 (370)6264

【掛紙】鳥めし(300円)1979年9月22日調製
Tori Meshi

掛紙

1979(昭和54)年9月22日14時30分の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。当然といえば当然だが現在発売中の「復刻鳥めし」と同じようなデザインで、写真はないが中身も同一だと思われる。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目 03(370)6264

【掛紙】鳥めし(350円)1981年7月18日調製
Tori Meshi

掛紙

1981(昭和56)年7月18日8時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。当然といえば当然だが現在発売中の「復刻鳥めし」と同じようなデザインで、写真はないが中身も同一だと思われる。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目 03(370)6264

【掛紙】鳥めし(400円)調製年月日不明
Tori Meshi

掛紙

1980年代のものと思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。当然といえば当然だが現在発売中の「復刻鳥めし」と同じようなデザインで、写真はないが中身も同一だと思われる。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目 03(370)6264

【掛紙】復刻鳥めし(500円)2001年12月1日に新宿駅ホーム上軽食売店で購入
Fukkoku Tori Meshi

掛紙

2001年12月1日の調製である新宿駅弁の掛紙。上記の現行版と比べて、法定のリサイクル表示がないこと以外には何も変わらない。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
日食田中屋 東京都渋谷区代々木2丁目4−1 03(3370)6265

大山どりとふわふわ卵の照りだれ重(890円)2009年11月15日に新宿駅南口改札内コンコース惣菜屋で購入
Oyama Dori to Fuwafuwa Tamago no Teridare Ju

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

電子レンジ対応の白いプラ製トレーに透明なふたをして、商品名を書いた黄色くシンプルな掛紙を巻く。中身は白御飯の上に炒り卵と鶏肉ぶつ切りのタレ焼きを敷き詰めるもの。新宿の名物駅弁「鳥めし」をデパ地下風にアレンジしたような感じで、商品名どおりのふわふわした風味と食感を楽しめる。なお、購入価格は写真のとおり、50円引きの840円。

この弁当は、デパ地下になくてはならない、もはやデパ地下で見ないことはない、惣菜で東証一部に上場したロックフィールドが1992年から展開する人気の惣菜屋「R 1/F」の惣菜である。だから全国各地で買えるだろうし、ぱっと出てすぐに消える商品であろうし、駅弁の定義に引っかかることは絶対にないと思う。

しかし新宿駅での販売形態は、店舗の見栄えこそ違いがあれ、NREの駅弁屋と変わらない。容器に掛紙を巻く姿も、実に駅弁らしいものである。こういう商品と販売形態があるから、趣味として駅弁を取り扱うと、その定義に悩むことになる。なお、当館でも駅弁類似商品として時々収穫する、エキナカにも入る惣菜屋「神戸コロッケ」も、ここのブランドのひとつである。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 ロックフィールド 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町15−2 0120-878732 http://www.rf-one.com/