banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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高座豚メンチカツサンド(680円)2010年8月26日に海老名サービスエリア下り線売店で購入
Kozabuta Mince Cutlet Sandwich

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2009年かそれ以前から海老名SAで販売されている模様。つや消しな黒色の紙箱に、さらにボール紙製トレーに詰められてビニールで密封されたメンチカツサンドが3切れ収まる。味はちょっと脂っぽいかもしれないが普通のメンチカツサンド。色違いの箱に詰めて羽田空港でも販売されている模様。

高座豚(こうざぶた)は、現在は東京急行電鉄の子会社である東京都品川区の精肉業者「セントラルフーズ」が商標を持ち、かつて神奈川県の高座郡であった綾瀬市や海老名市などで生産されているブランド豚。神奈川県「かながわの名産100選」によると「肉質がきめ細かく柔らかで脂の質が良く、旨みが多いのが特徴」というが、そんな文言は全国どこのブランド豚でもうたうもの。高座郡が寒川町を除きすべて市制を敷くほど市街化する前、横浜が開港してから第二次大戦の頃まで、水利の悪い相模の台地では養豚が盛んであり、その当時にはすでに高座豚の呼び名があったそうな。

販売駅
東名高速道路 海老名サービスエリア 1968(昭和43)年6月25日開設? 神奈川県海老名市大谷
調製元
サンブランチ 株式会社 埼玉県さいたま市見沼区卸町1丁目51番地 048(796)7952

海老名限定ひれかつサンド(600円)2010年3月22日に海老名サービスエリア上り線売店で購入
Ebina Gentei Fillet Cutlet Sandwich

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商業施設のレストランフロアや地下街などでおなじみのブランドによるカツサンド。写真のとおりヒレカツのみが入ったサンドイッチが4切れ、透明なプラ製トレーに収まり、中身が見えるプラ製の袋に収まる。その袋には「海老名限定」と記されるが、中身は羽田空港でもデパ地下でも食べられる味であり、海老名限定なのは袋だけだろう。調製元は不詳。販売者としてサービスエリアの運営会社の名が調製シールに記される。

販売駅
東名高速道路 海老名サービスエリア 1968(昭和43)年6月25日開設? 神奈川県海老名市大谷
調製元
株式会社 フジランド 神奈川県海老名市大谷南5−1−1 046(231)4367 http://www.fujiland.co.jp/

焼肉おこわ重(1,100円)2010年3月22日に海老名サービスエリア上り線売店で購入
Yakiniku Okowa Ju

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デパ地下や羽田空港でおなじみのブランドによる焼肉弁当。赤いトレーを接着した長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、商品名や宣伝文を書いた紙帯を締め、調製シールと輪ゴムで留める。中身はおこわの白飯の上を信州アルプス牛の焼肉で多い、半熟卵と紅生姜を添え、ニンジンとゴボウのきんぴらと青菜ナムルを付けるもの。御飯がおこわという点がとても珍しいしこのブランドらしい、韓国風焼肉弁当。分量の割に高価な気はする。なお、高速道路のサービスエリア向けの商品ではない模様。

販売駅
東名高速道路 海老名サービスエリア 1968(昭和43)年6月25日開設? 神奈川県海老名市大谷
調製元
株式会社 米八東日本 おこわ米八 東京都武蔵野市境南町1−24−8A 0422(31)8880 http://yonehachi.co.jp/

高速道みちの駅ロースかつサンド(500円)2007年5月13日に海老名サービスエリア下り線売店で購入
Kosokudo Michinoekki Luin Cutlet Sandwich

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海老名SAで見つけたコンビニサンド。速弁ができたからか、できる前からか、2切れのロースカツサンドは厚手の紙箱に詰められており、商品名シールで封をしている。カツは写真では厚めに見えるがもともとサイズが小さく、肉は硬めで、手が汚れるし食べにくい形状で、趣味的に容器の保管性が最悪で、どうも良い印象が持てない。製造者は所在地が海老名や東名高速と何の関連もなく、電話帳にも載っていない模様。

販売駅
東名高速道路 海老名サービスエリア 1968(昭和43)年6月25日開設? 神奈川県海老名市大谷
調製元
有限会社 コーディネート 東京都西東京市柳沢1−4−20 0424(63)6499

海老名国分寺釜めし(840円)2007年5月13日に海老名サービスエリア下り線売店で購入
Ebina Kokubunji Kamameshi

掛紙 外観 外観 中身 中身

収穫報告がほとんどないが、2004(平成16)年までに登場していたか。駅弁でおなじみの、ふたまで陶製の釜飯容器に、駅弁と同様の掛紙をかけて、割りばしを置いて十字にしばる。その黄色い掛紙には弁当名と相模国分寺跡の墨絵及び解説文が描かれるが、その一部が調製シールで隠れてしまった。

中身は御飯の上に焼鮭、焼き鳥、椎茸、栗、梅干し、ニンジンなどの煮物、グリーンピースなどを散らす、見栄えも内容も野暮ったい釜飯。風味も駅弁と比較すれば改善を要すが、速弁という共通言語ができたこともあり、これから良くなっていくだろう。上り線売店でも同じ商品が売られるが、なぜか商品名が単に「釜めし」となり、掛紙もホカ弁デザインとなる。製造者は横浜市内、港北ニュータウンの仕出し弁当屋。

首都圏で国分寺といえば東京都国分寺市やJR中央線国分寺駅を指すが、「国分寺」とは小学校の社会科教科書に書いてあるとおり、741(天平13)年に聖武天皇が全国各地に整備したお寺のこと。相模国の国分寺は現在の海老名市に置かれており、跡地は国の史跡に指定されているが、掛紙に描かれるようなかつての建物(想定)を含め、当時のものは何もない。

販売駅
東名高速道路 海老名サービスエリア 1968(昭和43)年6月25日開設? 神奈川県海老名市大谷
調製元
はらの(有限会社川村)神奈川県横浜市都筑区大丸22−11 045(942)1151

海老名わっぱ(900円)2007年5月13日に海老名サービスエリア上り線売店で購入
Ebina Wappa

掛紙 外観 外観 中身 中身

木目調ボール紙のふたと底に経木の枠を接着した円形容器を使用、注意書きのシールと調製シールを貼り、商品名のシールで封をする。中身はもち米混じりの白御飯の上を、粒子がきれいな鶏そぼろでていねいに覆い、メンマ、エビ、山菜、錦糸卵を添える。

必ず電子レンジで2〜3分温めて」の注記のとおり、冷蔵や常温では食べられたものではないチルド商品。ところがクルマで自宅まで持ち帰ったら傷んでしまい、消費を断念した。冬場を除き車内に冷蔵設備がなければ、現地でチンして食べなければならない商品だった模様。多くのマイカーは居室が温室構造のはずだから、変な事故や評判にならなければいいが。製造者は小田原の弁当屋で、商品名シールにも「小田原わっぱや」と海老名でない地名が明記される。

バブル崩壊後のマスメディア等による道路公団叩きの一環で、1997年に高速道路でのサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)の運営が道路施設協会(当時)の独占でなくされてから、店舗や商品の多様化が一気に進んだ。一日12万台の車両が通過する東名高速道路厚木〜横浜間に面する海老名SAは、従前から全国有数の規模と来客があったと思うが、今や休憩所ではなく駐車場を備えた商業施設。上り線側には売店にフジテレビ資本が進出したのか、ロゴマークやテレビグッズ屋が賑やかだった。この弁当の箸袋にもロゴマークが付いていた。

販売駅
東名高速道路 海老名サービスエリア 1968(昭和43)年6月25日開設? 神奈川県海老名市大谷
調製元
株式会社 しいの食品 神奈川県小田原市成田939 0465(36)5511 http://www.wappaya.com/

しゅうまい弁当(798円)2007年5月13日に海老名サービスエリア上り線売店で購入
Syumai Bento

掛紙 外観 外観 中身 中身

仕出し弁当のプラ容器を、商品名を4箇所にも書いたオレンジ色の掛紙で包む。中身は日の丸御飯に小さめのしゅうまいが6個、焼マグロに、人参や椎茸などの煮物に、揚げ豚肉、柴漬けなど。横浜駅弁で有名な崎陽軒の「シウマイ御弁當」を、ホカ弁風にグレードダウンしたらこうなったという印象もあるが、駅弁のシウマイと比べてやや柔らかく薄味のしゅうまいにも、きっとファンがいると思う。

訪問時の海老名SAは、この弁当の掛紙にも書かれる「雄華樓」の焼売や豚まんが、土産物の主力商品として売り場面積と陳列個数が目立っていた。中華街の職人を戦前に招いて鉄道駅で商売にしたのが崎陽軒で、戦後に招いてドライブインやサービスエリアで商売にしたのが「雄華樓」ブランドの加次食品。今はいずれも横浜中華街に逆進出し店舗を持つ。

ただ、この弁当の製造者は雄華樓でも加次食品でもなく、下記「海老名国分寺釜めし」と同じ、港北ニュータウンの仕出し弁当屋。こういう場合は例えばテーマパークや催事用駅弁では、製造委託やOEMにすることが多いと思うので、ユニークに感じる。

販売駅
東名高速道路 海老名サービスエリア 1968(昭和43)年6月25日開設? 神奈川県海老名市大谷
調製元
はらの(有限会社川村)神奈川県横浜市都筑区大丸22−11 045(942)1151

特選しゅうまい弁当(1,000円)2007年5月13日に海老名サービスエリア上り線売店で購入
Tokusen Syumai Bento

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上記「しゅうまい弁当」の特選版。発泡材の枠に白いプラ製トレーを接着した、通常版よりしっかりした容器を、それと色違いでデザインがほぼ共通な掛紙で包む。中身は日の丸御飯に大きめのしゅうまいが3個、エビチリに焼マグロに、人参や椎茸などの煮物に、揚げ豚肉あんかけ、柴漬けなど。千円の弁当に見えない野暮ったさが、特に見栄えに関して感じられるが、分量の多さとおかずの大粒さでカバーする。駅弁の特製シウマイと比べてやや柔らかく薄味のしゅうまいにも、きっとファンがいると思う。

日本道路公団の分割民営化で発足した中日本高速道路が2006年11月3日に投入した「速弁」は、駅弁の定着と空弁ブームも手伝ってか、多くのメディアに取り上げられ、すでに知名度を確保した。ただ、駅弁はともかく空弁にも言えることだが、高速道路のサービスエリアで弁当を買う必要性、そしてその消費形態はどうなのか、疑問には思う。現地に行けばまともな個数が販売されているため、いつかどこかで食べられているとは思うのだが。

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通常版と特選版の比較。202円分の差違がちゃんと現れていると思う。どちらもボリュームがあり、一気に食べるのはきつかった。訪問時の海老名SAは日曜の午後でとても賑わっており、排気ガスやタバコの煙、違法改造車の爆音の中で消費。

販売駅
東名高速道路 海老名サービスエリア 1968(昭和43)年6月25日開設? 神奈川県海老名市大谷
調製元
はらの(有限会社川村)神奈川県横浜市都筑区大丸22−11 045(942)1151