banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 糸魚川(いといがわ)駅2015年3月14日訪問Googleマップ
JR-East Itoigawa Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で2時間強。糸魚川市は新潟県の西端で日本海に面する人口約4万人の宿場町で、ヒスイ(翡翠)の産地でセメント産業の都市。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が長らく営業していたが、2013年11月限りで閉店し、現在はない。1912(大正元)年12月16日開業、新潟県糸魚川市大町1丁目。

【終売】越後糸魚川根知谷笹すし(780円)2013年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入
Echigo Itoigawa Nechidani Sasasushi (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 外観 中身 中身 中身

下記「越後糸魚川笹すし」を、ちょっとリニューアル。名前を少し変えて、掛紙を巻いて、中身は鮭そぼろ・きゃらぶき・クルミ・紅しょうが・青しそ身・桜でんぶ・玉子の3本の笹寿司のうち1本の具を、シイタケ旨煮・ふきみそ・ミョウガ酢漬け・きゃらぶき・クルミに差し替えている。具をこれだけ変えても味があまり変わらないのは不思議。

この商品は糸魚川駅のキヨスクで売られていたが、2015年3月の北陸新幹線の開通による駅舎の建て替えで駅から追い出され、以後は駅に隣接する観光センターで売られているという。京王百貨店駅弁大会でも毎年見ている。

※2015年9月補訂:駅での終売を追記
販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
有限会社 九郎右ェ門(くろえもん) 新潟県糸魚川市大字蒲池2137−2 025(558)2010 http://www.kuroemon.jp/

【終売】越後糸魚川笹すし(750円)2009年1月17日に京王百貨店駅弁大会で購入
Echigo Itoigawa Sasasushi (end of sales)

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数年前から越後湯沢駅や糸魚川駅の売店で販売されている、糸魚川の郷土料理。とても小さな木製の押寿司容器をラップで包む。容器の中でさらにラップで包まれた中身は、笹の葉に酢飯を詰めて、卵、桜でんぶ、青シソの実の漬物、紅生姜、くるみ、キャラブキ、鮭そぼろをこの順番で貼り付けた、やはりとても小さな棒状笹寿司が3本入るもの。商品の解説と宣伝として、手書きのコピーがついていた。

見た目はかつての長野駅弁「川中島合戦笹ずし」や妙高高原駅「妙高の笹寿司」に似て、内容や風味は糸魚川駅弁の「田舎ずし」に似る。見た目や内容からあまりうまくなさそうに思い、しかし食べるとふんわり心地よく、こんなに分量が少ないのにずいぶん割高だなとも思うのも、糸魚川駅弁「田舎ずし」と共通している。地元の方には懐かしい味だそうで、2009(平成21)年1月の京王百貨店駅弁大会への出品は新潟日報の新聞記事にもなった。通信販売対応商品。

販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
有限会社 九郎右ェ門(くろえもん) 新潟県糸魚川市大字蒲池2137−2 025(558)2010 http://www.kuroemon.jp/

【終売】トリュフ豚ポークめし(1,100円)2013年10月31日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Truffe Buta Pork Meshi (end of sales)

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2013(平成25)年9月20日の発売。長方形の容器にターメリックライスを詰め、豚肉の角煮としぐれ煮とそぼろ煮を混ぜたあんかけをかけて、フライドポテト、玉子焼、ミックスベジタブルを添える。高級キノコのトリュフが入っているのではなく、トリュフ入りの飼料で育てた新潟県の企業のブランド豚「トリュフ豚」を使ったお弁当。にゅるにゅるとして変わった豚丼駅弁だなと思ったら、調製元の閉店により2013年11月限りで終売となり、わずか72日間の販売で姿を消してしまった。

販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
株式会社 たかせ 新潟県糸魚川市大町1−5−1 025(552)0014

【終売】ブラックたれカツ(1,000円)2012年1月22日に京王百貨店駅弁大会で購入
Black Tare Cutlet (end of sales)

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「駅弁図鑑 西日本版」によると2012(平成24)年2月23日の発売。ということは、京王百貨店駅弁大会での輸送販売は先行発売か。いずれにせよ、糸魚川駅では今世紀あるいは平成に入って初めての新作駅弁ではないかと思う。真っ黒な長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、商品名の黒書きや中身のイメージ写真などを印刷した掛紙を巻く。

中身は白御飯の上に玉子焼をちりばめて、イカスミ入りのタレに漬けたという確かにどす黒いトンカツ4切れを折り重ね、ダイコン味噌漬を添えるもの。コンセプトとカツの味は癖があるなりにユニークで面白く気に入ったが、購入した品物は寒い中の輸送にしても御飯がひどくボロボロで不味く、これはもったいない限り。現地では3日前までの予約販売だと案内されている。調製元の閉店により2013年11月限りで終売となった。

※2014年4月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
株式会社 たかせ 新潟県糸魚川市大町1−5−1 025(552)0014

【終売】夫婦(めおと)釜めし(1,200円)2007年8月11日に特急はくたか車内販売で購入
Meoto Kamameshi (end of sales)

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1987(昭和62)年2月の登場。とても小さなプラスティック製の釜飯容器をふたつ、その中身の写真を掲載したボール紙の箱に詰める。中身は緑色容器のほうが、だし御飯の上に松茸、栗、山菜、とりそぼろなど。橙色容器のほうが、同じ御飯の上に帆立、海老、カニカマ、きんぴらなど。風味はみたまんまで、松茸釜飯と海老釜飯が味をそのままに縮小できている。

2個に分かれているけれど、分量はひとりぶん。夫婦で仲良く分けて食べられるという紹介文がつきまとうが、実際はどうも、松茸が男性で貝が女性という意味も込められているそうな。駅弁ではあまり聞かれない、オトナの味。調製元の閉店により2013年11月限りで終売となった。

※2014年4月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
株式会社 たかせ 新潟県糸魚川市大町1−5−1 025(552)0014

【終売】田舎ずし(1,050円)2007年8月11日に特急はくたか車内販売で購入
Inakazushi (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 外観 中身 中身

1987(昭和62)年8月に従来の「笹寿司」をリニューアル。木目を印刷した段ボールの薄く広い長方形の紙箱を、中身写真と駅弁名を描いたボール紙の枠にはめる。中身は小判状の酢飯の上に様々な具を細々と置いて笹の葉に包んだものが8個、折り重なるように入るもの。この地方でお祭りの時に食べた郷土食を駅弁にしたそうな。

18種類もの具が入る割には派手さが全くないため、4桁の価格に不満を持たれるかもしれないが、雰囲気と食べやすさは名駅弁の域にあってよいし、酢飯の風味を評価する声もある。通信販売対応商品で、注文書が同封されているほか、北陸各地の駅や特急列車での販売もある。調製元の閉店により2013年11月限りで終売となった。

※2014年4月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
株式会社 たかせ 新潟県糸魚川市大町1−5−1 025(552)0014

【終売】白馬弁当(1,000円)2005年8月7日に富山駅改札外駅舎内駅弁売店で購入
Hakuba Bento (end of sales)

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糸魚川駅唯一の幕の内駅弁。茅葺き屋根と白馬連峰を載せた専用の長方形ボール紙容器に調製印を押してセロテープで留める。白いプラ製トレーに入った中身は、ひとつが日の丸御飯、もうひとつがおかずで焼鮭、蒲鉾、玉子焼、つくね、帆立フライ、山菜、煮物各種など。

あとで写真を見れば価格相応を目指した中身と品質があるように見えて、しかし食べている時は高くて風味はそうでもないという、駅弁に対するネガティブ感そのままの感想しかなかった。それでも北陸本線車内販売で広く取り扱われ、わざわざ隣の県でも販売されているとなれば、一定のファンが付いているのだろう。そういえば北陸本線には、機能性を求めた駅弁が少ないような。調製元の閉店により2013年11月限りで終売となった。

※2014年4月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
株式会社 たかせ 新潟県糸魚川市大町1−5−1 025(552)0014
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

【終売】えび釜めし(900円)2004年7月31日に糸魚川駅コンビニキヨスクで購入
Ebi Kamameshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

1964(昭和39)年の登場。海老が入った釜飯駅弁は珍しくないが、海老を名乗る釜飯駅弁は少ない。総プラスティック製の釜型容器に紙おしぼりを載せて釜飯駅弁サイズの長方形の掛紙をかけて割箸ごとビニールひもでしばる。中身は茶飯の上に殻付海老がふたつと帆立に薩摩芋や栗、きんぴらごぼうにそぼろなどと、妙に大きい紅生姜板など、具は他駅の釜飯駅弁と比較してちょっとユニーク。

昔から糸魚川駅の名物駅弁で味は悪くないが、丸ごと食べるには殻が固い殻付海老に難儀したので、駅弁としての評価はややマイナス、同時に消費したほたて釜めしのほうが好印象。茶飯はエビで出汁を取ったと過去の資料にあるが、そうとは感じられなかった。容器は陶製とする報告とプラ製とする報告が入り乱れ、どちらが普段の姿かはっきりしない。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。調製元の閉店により2013年11月限りで終売となった。

※2014年4月補訂:終売を追記
※2004年10月補訂:写真の掲載と説明文の全面改訂。
※2004年5月補訂:容器をプラ製から陶製に変更、「駅弁の達人」対象を追記。
販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
株式会社 たかせ 新潟県糸魚川市大町1−5−1 025(552)0014

【終売】ほたて釜めし(900円)2004年7月31日に糸魚川駅コンビニキヨスクで購入
Hotate Kamameshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

その商品の雰囲気から年季物だと思うが、過去の紹介や収穫報告が絶無な駅弁。えび釜めしと同様、総プラスティック製の釜型容器に紙おしぼりを載せて釜飯駅弁サイズの長方形の掛紙をかけて割箸ごとビニールひもでしばる。中身もえび釜めしとほとんど同じで、殻付海老2個がそのまま帆立2個に置き換わる。当然に味はほとんど同一だが、殻付海老に苦戦しない分だけ食べやすく、それだけでぐんと風味を上げている。あるいはこの茶飯の味付けは帆立に合う感じもした。調製元の閉店により2013年11月限りで終売となった。

購入日は偶然にも駅前市街地で「おまんた祭り」が開催されていた。見た目ではスタッフの他に観客がいない閑散祭と映ったものの、そもそもお祭りとは地域の人々が地域のために営むものであり、参加者と運営者が分離された、観客は部外者ばかりの観光目的イベントに毒されすぎているのかもしれない。または夜の花火大会がメインイベントか。

※2014年4月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
株式会社 たかせ 新潟県糸魚川市大町1−5−1 025(552)0014

【掛紙】特製幕の内弁当(500円)調製年月日不詳
Tokusei Makunouchi Bento

掛紙

1977(昭和52)年頃の調製と思われる、昔の糸魚川駅弁の掛紙。「大糸線より白馬岳を望む」写真が使われる、昭和後期の駅弁掛紙らしい姿。調製元は、従前の早川屋で、以後のたかせと同じものか。

販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
金鉄構内営業株式会社 糸魚川営業所 株式会社 大島商会弁当部 新潟県糸魚川市大字大町214 (2)0014

【掛紙】御弁當(100円)調製年月日不詳
Obento

掛紙

1960年代の調製と思われる、昔の糸魚川駅弁の掛紙。当時の北陸本線はこの掛紙に描かれるように、断崖絶壁を縫う非電化単線の細道で、輸送力不足と災害に悩まされていたが、昭和30年代に北陸トンネルその他の長大トンネルを何本も掘り抜き、現在の複線電化の大動脈に生まれ変わっている。

販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
早川屋辨當部 所在地の記載なし 14番

【掛紙】御壽司(50円)調製年月日不詳
Osushi

掛紙

おそらく1950年代の調製と思われる、昔の糸魚川駅弁の掛紙。価格から判断して紛れもない戦後の掛紙であるが、漢字は主に旧字体が使われている。

販売駅
北陸新幹線 糸魚川(いといがわ)駅 1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
調製元
早川屋 所在地の記載なし 14番