banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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きつねいなりと鮭菊ずし(1,050円)2016年10月8日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kitsune Inati to Sake Kiku Zushi

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

北陸新幹線の開業に合わせて、JR東日本新潟支社が2015(平成27)年3月14日から6月30日まで実施した観光キャンペーン「うまさぎっしり新潟春の観光キャンペーン」に合わせて、2015(平成27)年4月29日に管内で5社各1種類が発売された新作駅弁のひとつ。他に新潟三新軒の「刻みわさびで食べる新潟和牛焼肉弁当」(1,150円)、神尾商事の「ぶりかつ丼」(900円)、新発田三新軒の「新潟和牛おこわ」(1,000円)、三新軒の「CUP de 寿司」(1,100円)がある。

円形の容器に、一口には大きく、割るには小さな、丸く色濃く大きなおいなりさん、鮭を2枚貼った手まりずし、紫色の菊花を載せた手まりずしを詰め、笹団子、玉子焼、ガリの袋、魚型の醤油入れを添える。新潟県には、葉書を掛紙とする駅弁が多い気がする。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430

火焔釜めし(850円)2010年7月24日に浦佐駅駅弁売り場で購入
Kaen Kamameshi

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昭和60年代の登場か。浅く平たく浅いプラ製の釜型容器を使用、駅弁名と土器を描いた朱色の掛紙をかける。中身は茶飯の上を牛肉旨煮、焼鮭、玉子焼、山菜、きんぴらごぼう、かまぼこ、椎茸、煮豆、漬物で覆うもの。牛肉入りの釜飯が駅の顔となるのは、ここと山陰本線和田山駅くらいだろうか。筋が歯間に挟まるワイルドさは長岡駅弁の特徴だと思った。価格は購入当時で800円、2015年時点で850円。

新潟県長岡市の馬高(うまだか)遺跡では、1936(昭和11)年に頭でっかちで複雑な文様や形状をした縄文時代の深鉢形土器が出土した。これが日本史の教科書でおなじみの「火焔(かえん)土器」のはじまりであり、以後に信濃川(千曲川)や阿賀野川の流域で出土が続く。1990(平成2)年には土器127点と石器173点がまとめて「新潟県馬高遺跡出土品」として国の重要文化財に指定された。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430

越後長岡喜作辨當(1,050円)2008年4月5日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入
Echigo Nagaoka Kisaku Bento

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JR20周年の記念駅弁の長岡駅池田屋版として、同社の創業120年も記念して、2007年8月に登場。竹皮編みの細長い容器に、その容器と同じ色をした掛紙を巻いて、枯草色のひもで十字にしばる。中身は日の丸御飯に鶏ごぼう巻、焼鮭、玉子焼、がんもどき、ナス味噌炒め、桜餅など。

中身のすべてを収める透明トレーの大きさや厚さを最小限に抑える工夫もあり、内容や風味に加えて見栄えでも駅弁の旅情と郷愁を誘い、調製元が目指したレトロ感がたっぷり出ている。価格はちょっと高めだが、むしろ近年の物価上昇を反映したような。価格は発売時や購入当時で1,000円、2015年時点で1,050円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430

【終売】日々是遊□也(1,050円)2012年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入
Hibi Kore Asobi ___ Nari (end of sales)

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2011(平成23)年11月20日に、4県12社の駅弁業者を集めた新潟駅での駅弁大会「がんばろう東北!被災地応援駅弁合戦」で登場、翌年春まで販売された期間限定駅弁。名前は「ひびこれあそび□なり」で、□の部分にお好みの文字を入れて欲しいそうな。

正八角形の発泡材容器に、A4判にたくさんの文字を書いた掛紙を巻く。中身はフィルムに包んだ円柱形の日の丸おにぎりと醤油飯おにぎり、神楽南蛮鶏団子3個、牛肉うま煮、玉子焼、ミョウガ味噌漬、イカにんじん、笹団子など。長岡ではなく福島がテーマのようにも掛紙で読めるが、幕の内とも書いてあるので、一風変わった普通弁当として新幹線での一食に良い感じ。半年間ほどの販売か。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430

【終売】雪国の春待ち弁当(1,050円)2011年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入
Yukiguni no Harumachi Bento (end of sales)

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新潟県内の駅弁業者7社が新作駅弁を競ったイベント「第3回にいがた駅弁合戦」に合わせて、2010(平成22)年11月21日に登場。開発には蓬平温泉の温泉旅館3軒が協力したという。登場翌春までの限定販売と、調製元のブログに書いてあった。

中身は梅肉とごま、菊酢漬けとごま、神楽南蛮としその実漬けで3種4個の球状御飯と、カボチャやレンコンの煮物、牛松風焼なる方形ハンバーグ、玉子焼、大学芋ことサツマイモのスティック、笹団子、漬物2種にとてもとても辛い神楽南蛮塩漬など。昭和と21世紀が混じったような風味と内容であり、本物2枚と紙製1艘と模造2枚で笹の葉たっぷりの内容でもある。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430

【終売】ジャンボいなり(750円)2008年4月5日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入
Jumbo Inari (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身

JR20周年の記念駅弁の長岡駅長岡浩養軒版として2007(平成19)年に登場。手に持つと重量感のあるボール紙立体容器には、中身の写真が大きく掲載される。あまり大きくないトレー接着の発泡材枠容器に詰まる中身は、山菜入り酢飯を使った巨大なおいなりさんが1個。これを5切れにカットし、長辺方向に強引に詰め込んでいる。

柔らかい風味と分量の多さに満足するか、物足りない風味と強烈な分量に苦しむか。現在は長岡市に合併された新潟県の旧栃尾市では、大きさが他地域の1.5倍、厚さが3倍もある油揚げ「あぶらげ」が地域で約300年間親しまれている。なお、この駅弁は、2009年6月の調製元の事業停止により失われた。

※2009年7月補訂:終売を追記。
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 長岡浩養軒 新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 0258(32)3316

【終売】多聞シェイクDE踊る鯛(1,050円)2007年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
Tamon Shake DE Odoru Tai (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

2006(平成18)年12月の登場。ふたが透明なプラ製円形容器を、奇妙な絵柄を描いたボール紙の枠にはめる。中身は酢飯の上にサイコロ状の玉子焼、鯛の焼き付け、赤かぶ漬を盛り上げるもの。ここまででも駅弁で見た記憶がない鯛丼であり、さらに未開封状態で容器を振れという指示があることも珍しい。

今回の購入は駅弁大会で、輸送時のシェイクを嫌ったのか具の上にはフィルムが貼られており、容器を振ってもひっくり返しても、中身はいつまでも無事だった。名前から外観からキワモノな臭いが漂ってくるが、風味はふんわりして薄味感があり良いと思うので、良い方向へ話題になってくれればと思う。

なお、2007〜8年の駅弁大会シーズンの時点で、駅弁名が「多音シェイクDE踊る鯛」と一文字だけ変更されている。このシーズンで販売終了か。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430

【終売】ほたて舞(930円)2002年11月24日にどこかで購入
Hotate Mai (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

正方形のプラスティック製二段重ね容器を掛紙で留める。中身は、下段がホタテの干し貝柱を新潟米コシヒカリと一緒に炊いた醤油味の炊き込み御飯、上段はおかずで煮ホタテの他にまいたけ・ふき・竹の子・ごぼうなどが入る。どこから食べても美味い駅弁で、これが千円以下で買えるのは駅弁としてはかなりお得だ。しかしこの駅弁は、2009年6月の調製元の事業停止により失われた。

※2009年7月補訂:終売を追記。
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 長岡浩養軒 新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 0258(32)3316

【終売】?(はたはた)寿し(1,100円)2001年11月7日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
Hatahata Zushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

ハタハタは秋田県の魚という印象があるが新潟県の長岡駅で駅弁になった。ボール紙の容器に薄いプラスティックのトレーが入り、酢飯にハタハタの身を載せて押した押し寿司を6分割したものが付け合わせと共に入る。

ハタハタ鮨は300年の伝統を持つ出羽の国の名産品。酢飯の酢がきつく、ハタハタの身が固く感じたがもともとこういうものか。乱獲による漁獲高減少で、この駅弁の価格のようにすっかり高級魚扱いとなった。

なお、調製元が2004年の新潟県中越地震の影響で休業の後に廃業したらしく、この駅弁は現在は入手できない模様。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 野本弁当店 新潟県長岡市台町2−2−9 0258(32)0410

【掛紙】上等御辨當(30銭)調製年月日不詳
Joto Obento

掛紙

戦前の調製と思われる、昔の長岡駅弁の掛紙。大空に羽ばたくカモメがデザインされているように見えるが、当時の長岡では信濃川に沿って川を上るカモメが見られたのだろうか。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
野本旅館 所在地の記載なし 762番

【掛紙】幕の内辨當(100円)1957年5月28日調製
Makunouchi Bento

掛紙

1957(昭和32)年5月28日20時の調製と思われる、昔の長岡駅弁の掛紙。長岡は城下町として生まれたが、後に長岡駅の敷地と化した長岡城は水堀に囲まれた平城であり、掛紙に描かれたり後に悠久山に郷土資料館として外観を再現した山城ではない。となると、この掛紙はどこの城を描いたものか。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 所在地の記載なし 532番

【掛紙】いくら市松寿し(1,050円)2000年9月10日におそらく越後湯沢駅で購入
Ikura Ichimatsu Zushi

掛紙

2000(平成12)年9月10日10時の調製と思われる、昔の長岡駅弁の紙箱。越後湯沢駅、または上越新幹線の車内販売で購入したと思う。駅弁名の「市松」とは市松模様のことだろうか、パッケージにそれがなく中身の写真がないので、確かめられない。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 野本弁当部 新潟県長岡市台町2丁目2−9 0258(32)0410