banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 伊東(いとう)駅2016年5月21日訪問Googleマップ
JR-East Ito Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から特急列車で約1時間45分。伊東市は静岡県と伊豆半島の東端に位置する人口約7万人の温泉町。毎分30キロリットル以上も湧出する豊富で刺激の少ない湯を、安い銭湯から高級温泉旅館まで様々な形で楽しめる。駅弁は駅舎内で駅前とホームに面した売店で販売。いなりずしに定評がある。1938(昭和13)年12月15日開業、静岡県伊東市湯川3丁目。

【掛紙】寿し(100円)1963年5月27日調製
Sushi

掛紙

1963(昭和38)年5月27日の調製と思われる、昔の伊東駅弁の掛紙。デザインは現在のものと同じだが、「空箱・空ビンなどは窓外に棄てず腰掛の下にお置き下さい」の注意書きに、時代を感じる。

販売駅
伊東線 伊東(いとう)駅 1938(昭和13)年12月15日開業 静岡県伊東市湯川3丁目
調製元
祇園 所在地の記載なし (3)2860

いなり寿し(600円)2002年4月21日に伊東駅駅舎内そば屋で購入
Inari Zushi

掛紙 外観 中身

1959(昭和34)年3月に登場。外見は変哲のないおいなりさん6つをまとめてラップで密封し、木目を印刷した強度のある長方形のボール紙製容器に入れて薄い木のふたをして、茶色の包装紙で土産物のように糊付けして完全に包む。

味は絶品。あげは油分が多い感じも辛さも甘さもほどほどで、酢飯はもちっとした食感。毎年秋の明治神宮の例大祭に献上されるほどの、最近は減ったもののかつてはどこにでもあった稲荷寿司駅弁の最高峰と評される品物で、「いなり寿しは伊東」と断言する人も多いとか。満腹でも食が進む。価格は購入当時で570円、2015年時点で600円。

写真で中身が偏っているのは、列車内が満員で食べられずに自宅まで持ち帰った際に容器が袋の中で立ってしまったため。この地域の鉄道はいつも満員で走るし、特急は他地域の快速を下回るスピードと車内設備。専用の法律まである国際温泉観光都市の玄関口であるはずの伊東駅前はサラ金の広告看板だらけ。これでは伊豆の観光振興など夢物語に思え、駅弁屋さんの商売も大変だろう。

※2015年10月補訂:値上げを追記
※2009年2月補訂:発売開始年の訂正
販売駅
伊東線 伊東(いとう)駅 1938(昭和13)年12月15日開業 静岡県伊東市湯川3丁目
調製元
株式会社 祇園 静岡県伊東市広野1−2−15 0557(37)2860 http://www.gionzushi.jp/

【終売】いなり寿し(600円)2008年1月27日に横浜駅西口の駅弁イベントで購入
Inari Zushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

JR横浜支社が2008(平成20)年1月26〜27日に、管内の駅弁屋4社を集めて横浜駅西口で実施したイベント「どんどん食べて!!記念・限定駅弁フェア」にて販売された駅弁。

横浜、大船、小田原の駅弁屋各社が記念駅弁や限定駅弁を持ってくる中で、ここはいつものいなり寿しを持ってきているな、と思ったら、包装紙に伊豆半島や特急電車やイベント名を印刷する、伊東駅弁に記憶がない限定特別版だった。

そんな控えめでおしとやかな演出では都会での宣伝力に欠けるが、この時期は催事場でウソもアリのえげつなさを散々見せられているため、個人的に好感が持てた。中身はいつもと同じ、伝統と評判のもの。

調製元
株式会社 祇園 静岡県伊東市広野1−2−15 0557(37)2860 http://www.gionzushi.jp/

特製おむすび弁当(680円)2002年4月21日に伊東駅駅舎内そば屋で購入
Tokusei Omusubi Bento

掛紙 外観 中身

薄手のボール紙を使った細長い直方体の容器の中に、これまた細長い白いトレーが入る。中身はおむすびが3個と、大きめの鶏唐揚がひとつ、他にはごぼうや玉子焼など。この値段で味と量はちゃんと確保されている。

容器には取っ手や開封口がミシン目で刻まれており、本来なら下の写真のように開けるべきだと思うが、中身の水分を吸ってボール紙がふやけており、トレーを横から抜くか容器をビリビリに破くかしなければ中身を取り出せない。工夫が生かされず残念。価格は購入当時で600円、2015年時点で680円。

※2015年10月補訂:値上げを追記
販売駅
伊東線 伊東(いとう)駅 1938(昭和13)年12月15日開業 静岡県伊東市湯川3丁目
調製元
株式会社 祇園 静岡県伊東市広野1−2−15 0557(37)2860 http://www.gionzushi.jp/

特製おむすび弁当(赤飯)(680円)2002年4月21日に伊東駅駅舎内そば屋で購入
Tokusei Omusubi Bento

掛紙 外観 外観 中身

上記「特製おむすび弁当」と容器やおかずや価格を全く変えずに、おむすび3個を赤飯の握り飯に置き換えたもの。赤飯おむすびが変形しているのは上記「いなり寿し」と同様の理由で、こちらは上に載せた他の弁当が容器を押し潰したもの。もちろん味は変わらなく、この値段で味と量がちゃんと確保されている。価格は購入当時で600円、2015年時点で680円。

※2015年10月補訂:値上げを追記
販売駅
伊東線 伊東(いとう)駅 1938(昭和13)年12月15日開業 静岡県伊東市湯川3丁目
調製元
株式会社 祇園 静岡県伊東市広野1−2−15 0557(37)2860 http://www.gionzushi.jp/

のり巻入いなり(650円)2003年9月1日に伊東駅駅舎内そば屋で購入
Norimaki iri Inari

掛紙 外観 外観 外観 中身

上記「いなり寿し」と全く同一の容器や包装紙を使用。いなりずしを4個に減らし、代わりにかんぴょう巻きを4つ入れたもの。いなりずしはとても美味いが細巻は普通の味で、これでいなりずし6個より価格が50円高いとなると、私なら「いなり寿し」を選択したいところ。価格は購入当時で620円、2015年時点で650円。

※2015年10月補訂:値上げを追記
販売駅
伊東線 伊東(いとう)駅 1938(昭和13)年12月15日開業 静岡県伊東市湯川3丁目
調製元
株式会社 祇園 静岡県伊東市広野1−2−15 0557(37)2860 http://www.gionzushi.jp/