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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

伊豆箱根鉄道 伊豆長岡(いずながおか)駅 Izuhakone Railway Izu-Nagaoka Station
2022(令和4)年4月訪問 GoogleMap「伊豆長岡駅」

駅名標 駅舎 駅構内

三島駅から駿豆線(すんずせん)の電車で約20分。伊豆長岡温泉へは駅からバスで約10分。伊豆の国市は2005(平成17)年4月に伊豆長岡、大仁、韮山の3町が合併してできた市で、温泉と農業の街。駅弁を名乗る弁当はないが、駅のヤマザキショップで地元の寿司が売られ、これが駅弁のように見える。1898(明治31)年5月20日開業、静岡県伊豆の国市南條。

いなり寿し(475円)2014年11月9日に伊豆長岡駅の売店で購入
Inarizushi

掛紙 外観 中身 中身 中身

温泉地の玄関口でもある、伊豆箱根鉄道の駿豆線の伊豆長岡駅で、以前から売られているらしい商品。透明なプラ容器に、いなりずし4個と、かんぴょうの細巻き4個と、ガリのみを詰めたお弁当。きれいな味に加えて、ただの惣菜にしては整った見栄えも印象的だった。調製元は地元の寿司割烹で、後にJR三島駅にも同社の商品が置かれるようになる。

販売駅
伊豆箱根鉄道 伊豆長岡(いずながおか)駅 1898(明治31)年5月20日開業 静岡県伊豆の国市南條
調製元
株式会社 だるま 静岡県伊豆の国市古奈77 055(948)0818 http://www.izunokuni-daruma.com/

若舎人太巻(1,300円)2014年11月9日に伊豆長岡駅の売店で購入
Wakatoneri Futomaki

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

温泉地の玄関口でもある、伊豆箱根鉄道の駿豆線の伊豆長岡駅で、以前から売られているらしい商品。棒寿司向けのボール紙製容器に、商品名の掛紙を巻く。中身は6切れ1本の太巻き寿司のみ。米一合に、かっぱ巻き(キュウリの細巻き)、海老、かんぴょう、伊豆産干し椎茸、玉子焼き、鰈(カレイ)のおぼろと、伊豆の食材を豊富に使った太巻という。駅弁というよりはむしろ、調製元の寿司割烹の名物料理として駅や農協売店、時には百貨店の催事でも売られる。

若舎人(わかとねり)とは、静岡県伊豆の国市で長岡温泉郷の約4km北方にある北江間横穴群あるいは大北横穴群で出土した石櫃(せきひつ)に掘られていた文字。1976(昭和51)年12月に国の史跡に指定された、狩野川の左岸域の崖面に古墳時代〜奈良時代に作られた横穴墓群のひとつで、1978(昭和53)年7月の調査で皇太子に仕えた役人を意味するこの3文字を刻む石が出てきたことから当時に話題となり、1993(平成5)年6月には国の重要文化財となった。実物は市の長岡中央公民館「あやめ会館」の1階ロビーに置かれる。

販売駅
伊豆箱根鉄道 伊豆長岡(いずながおか)駅 1898(明治31)年5月20日開業 静岡県伊豆の国市南條
調製元
株式会社 だるま 静岡県伊豆の国市古奈77 055(948)0818 http://www.izunokuni-daruma.com/