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 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 新宮(しんぐう)駅2014年10月18日訪問Googleマップ
JR-West Singu Station

駅名標 駅舎 駅構内

新大阪駅から特急列車で約4時間、または名古屋駅から特急列車で約3時間半。新宮市は紀伊半島の南部、和歌山県の東端で太平洋に面した、人口約2.8万人の門前町。熊野速玉神社や世界文化遺産の熊野古道を持つ観光地であり、熊野川に面した商工業都市で、JR東海とJR西日本の紀勢本線が接続する鉄道のターミナル。駅弁は駅舎内の駅そば屋で販売されていたが、2013年秋に閉店した。1913(大正2)年3月1日開業、和歌山県新宮市徐福二丁目。

【終売】めはり寿し(630円)2003年7月27日に新宮駅待合所内そば屋で購入
Meharizushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身

1959(昭和34)年の登場か。しそ、ごま、高菜を混ぜた酢飯を高菜でくるんでいる。本来のめはりずしは酢飯を使わないことがあったり、食べるときに目を見張るほど大きいらしいが、駅弁では酢飯の一口サイズ。細長い紙製長方形の容器の中にプラスティックのトレーが入り、めはりずしが整然と5個並んで620円。小腹を満たすつもりで購入すると、御飯なので意外に腹持ちがすることになる。2013年秋に調製元の廃業により終売となった模様。

新宮駅や紀伊勝浦駅で「めはり寿し」を買うと「さんま鮨」の解説があり、「さんま鮨」を買うと「めはり寿し」の解説が読めるのはユニーク。かつて新大阪からの夜行鈍行があったころ、朝5時過ぎに到着する新宮駅での立ち食いそばはうまかった。

※2014年4月補訂:終売を追記
※2007年5月補訂:内容解説の補訂
販売駅
紀勢本線 新宮(しんぐう)駅 1913(大正2)年3月1日開業 和歌山県新宮市徐福二丁目
調製元
有限会社 丸新 和歌山県新宮市新宮7032番地 0735(22)8181
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

【終売】熊野古道辨当(880円)2004年7月24日に新宮駅待合所内そば屋で予約購入
Kumano Kodo Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身

2003(平成15)年11月の登場か。柳行李風とされるしなやかな竹皮製容器に、新緑色の掛紙をかけ深緑色の輪ゴムでしばる。内容は御飯に高菜または和歌山の黒米の古代米を混ぜたおにぎりが四個、おかずに和歌山のまぐろ煮付、三重の地鶏蒸し、奈良のあまご煮など、吉野熊野の特産品を盛り込んだという。どう見ても御飯だらけで、しかしおかずの味付けが濃いので、全体の分量も含め過不足ない感じ。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。2013年秋に調製元の廃業により終売となった模様。

2004年7月に世界遺産へ指定された熊野は著名な観光資源であるが、交通の便が悪すぎることで観光客数は伸びないという。その立地や地形で県内に空港や道路や鉄道といった高速交通網の整備が進展しないことに同情はするが、その交通の不便さにより守られている魅力があるとは思う。

※2014年4月補訂:終売を追記
※2004年8月補訂:写真を掲載
販売駅
紀勢本線 新宮(しんぐう)駅 1913(大正2)年3月1日開業 和歌山県新宮市徐福二丁目
調製元
有限会社 丸新 和歌山県新宮市新宮7032番地 0735(22)8181

【終売】めはりずし椎茸めし詰合せ御飯(920円)2003年7月27日に新宮駅待合所内そば屋で購入
Meharizushi Siitakemeshi Tsumeawase Gohan (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身

土産用菓子でも入っていそうな、真っ白で平たい長方形のボール紙容器に、なんと15年前になくなったはずの「国鉄構内営業中央会々員」と書かれた古風な掛紙をかけて、ビニールのひもでしばる。中身は新宮駅弁名物めはりずしが2個と、椎茸と錦糸卵と鶏そぼろが載った椎茸飯に、鮪や玉子焼や蒲鉾などのおかずが少々と、酢ワカメなどの付け合わせ。価格はやや高めだが風味は良く、飾り気のない素朴な雰囲気があふれている。2013年秋までに調製元の廃業により終売となった模様。

※2014年4月補訂:終売を追記
販売駅
紀勢本線 新宮(しんぐう)駅 1913(大正2)年3月1日開業 和歌山県新宮市徐福二丁目
調製元
有限会社 丸新 和歌山県新宮市新宮7032番地 0735(22)8181

【終売】南紀春秋(920円)2003年7月27日に新宮駅待合所内そば屋で購入
Nanki Syunju (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

扁平な八角形の経木枠容器を、南紀の名所を描いた掛紙で包む。中身は厚みのある俵飯とトレーに入ったおかずの各種という、いわゆる幕の内駅弁であるが質量共に充分。名駅弁にはなり得ないが、良い駅弁だ。2013年秋までに調製元の廃業により終売となった模様。

※2014年4月補訂:終売を追記
販売駅
紀勢本線 新宮(しんぐう)駅 1913(大正2)年3月1日開業 和歌山県新宮市徐福二丁目
調製元
有限会社 丸新 和歌山県新宮市新宮7032番地 0735(22)8181

【終売】くじら釜めし(950円)2012年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kujira Kamameshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

陶製の釜飯形容器に、商品名を書いたシールを貼ったプラ製のふたをして、和紙風の風呂敷で包む。中身は茶飯の上をクジラの竜田揚2切れと焼肉1切れで覆い、レンコン梅肉和えなどを添えるもの。クジラの臭みがほのかに出るため客を選ぶと思うが、内容では駅弁として抜群に個性的な一品かと。2013年秋に調製元の廃業により終売となった模様。

※2014年4月補訂:終売を追記
販売駅
紀勢本線 新宮(しんぐう)駅 1913(大正2)年3月1日開業 和歌山県新宮市徐福二丁目
調製元
有限会社 丸新 和歌山県新宮市新宮7032番地 0735(22)8181
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

【終売】南紀くじら弁当(1,300円)2004年7月24日に新宮駅待合所内そば屋で予約購入
Nanki Kujira Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身

1990年代半ばの国際会議が紛糾した頃に比べると、鯨肉は比較的入手が容易になったとはいえ、捕獲制限のために鯨はすっかり高級食材。真っ赤な手提げの紐が付いた円形の容器の中身は、御飯の上に小ぶりな鯨の竜田揚げがひとつとステーキが2切れ載り、白身魚や錦糸卵や鯨の佃煮が取り囲む。「クジラ料理を伝える会」の推薦品。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。2013年秋に調製元の廃業により終売となった模様。

通販対応商品で、冬場の大規模な駅弁大会でも見かける顔。輸送版と現地版で内容は変わらないが、現地のもののほうが鯨肉が軟らかく、より癖のある感じを受けた。新宮以西の鈍行列車は都会の通勤電車のお古で横長椅子の老朽電車で、線路の保守も行き届いていないようで、駅弁の消費に全く向かない以前に、ひどい揺れで気分が悪くなってしまう。

※2014年4月補訂:終売を追記
※2004年8月補訂:写真を更新し説明文を一部追記
販売駅
紀勢本線 新宮(しんぐう)駅 1913(大正2)年3月1日開業 和歌山県新宮市徐福二丁目
調製元
有限会社 丸新 和歌山県新宮市新宮7032番地 0735(22)8181