banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR九州 宮崎(みやざき)駅2011年3月11日訪問Googleマップ
JR-Kyushu Miyazaki Station

駅名標 駅舎 駅構内

鹿児島中央駅から特急列車で約2時間。宮崎市は宮崎県の県庁所在地であり、大淀川の河口に位置する日向灘に面した人口約40万人の商業都市で、温暖な気候を農作物の早期・促成栽培やスポーツチームのキャンプ地などに活かす。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が「椎茸めし」などの伝統の駅弁を販売。1913(大正2)年12月15日開業、宮崎県宮崎市錦町。

豚丼(650円)2011年3月11日に宮崎駅高架下駅弁売店で購入
Buta Don

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2009(平成21)年頃の登場か。プラ製の赤い惣菜容器に透明なふたをして、駅弁の名前と中身の写真を赤く記した黒い掛紙を巻く。中身は白御飯の上に宮崎県産豚のロースを塩ダレで焼いて貼り、玉子焼、かぼちゃ、ピーマン、大根漬を添えるもの。ツヤツヤ光る肉は塩ラーメンの味で「ブったまげた」(掛紙記載の表現)ものの、そのタレの味を妨害しない、歯当たりや臭みのない豚肉の品質や調理に見るべき点がある。個人的に、という前置きが必要だと思うが、ザクザク食べられてうまかった。

販売駅
日豊本線 宮崎(みやざき)駅 1913(大正2)年12月15日開業 宮崎県宮崎市錦町
調製元
宮崎駅弁当 株式会社 宮崎県宮崎市老松2−2−18 0985(24)2913

日向鶏弁当(650円)2005年12月31日に宮崎駅高架下駅弁売店で予約購入
Hyugadori Bento

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2002年12月の登場か。汎用のボール紙製惣菜弁当容器に、駅弁名を書いた大きなシールと調製シールを貼る。中身は日の丸御飯、千切りキャベツを敷いた日向鶏のチキン南蛮、炭火焼き鳥・ししとう・ねぎ・ミニトマト、オレンジなど。

見栄えこそ安価軽薄な地域弁当で、御飯の見栄えはまるで390円ランチだが、チキン南蛮のサクッとした柔らかさと、焼き鳥の身の締まりは、千円以上の駅弁に入れてもおかしくない。宮崎駅弁最安商品で、2005年「九州の駅弁ランキング第2弾」の対象駅弁50種の中でも熊本駅「あさりめし」に次ぐ安さだが、一番うまいという評価もある、爪を隠した能ある鷹。

私見で、宮崎駅は最近の日本で最も駅弁がうまい駅のひとつではないかと思う。駅弁屋の椎茸めしや幕の内などもあり、その店舗の隣のレストランでは出来立てのステーキ弁当やハンバーグ弁当を売っている。改札内での販売は消滅したが、調製元は今も駅のすぐ脇に位置し、昔ながらの駅弁屋の応対も健在。

販売駅
日豊本線 宮崎(みやざき)駅 1913(大正2)年12月15日開業 宮崎県宮崎市錦町
調製元
宮崎駅弁当 株式会社 宮崎県宮崎市老松2−2−18 0985(24)2913

日向鶏べんとう(720円)2011年3月11日に宮崎駅高架下駅弁売店で購入
Hyugadori Bento

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

上記「日向鶏弁当」の2011年3月時点での姿か。中身の変化はオレンジが日向夏ゼリーに変わった程度だが、市販のボール紙製の容器に収まるプラ製トレーは白から黒に変わり、駅弁名の黄色いシールが赤系の掛紙に変わったので、以前は軽く明るかった見た目の印象が落ち着いたものに変化した。

今回は持ち歩いた時間が長かったのか、容器の都合か、中身が汁物になってしまい、味はスーパーマーケットの惣菜以下に落ちてしまった。しかし値上げされたとはいえ、焼鳥もゼリーも入るのに720円とはお得だと思う。2014年時点での価格は760円。

※2015年2月補訂:値上げを追記
販売駅
日豊本線 宮崎(みやざき)駅 1913(大正2)年12月15日開業 宮崎県宮崎市錦町
調製元
宮崎駅弁当 株式会社 宮崎県宮崎市老松2−2−18 0985(24)2913

幕の内お弁当(720円)2013年11月29日に宮崎駅高架下駅弁売店で購入
Makunouchi Obento

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宮崎駅の並等幕の内駅弁。正方形の経木折に日の丸俵飯を直接置き、これを取り囲む白いプラ製トレーに焼サバ、かまぼこ、玉子焼、串カツ、牛肉煮、がんも、タケノコ、昆布巻、ごぼうささがき、漬物、みかんなどを詰める。新しくもなく古くもなく、21世紀にこんな姿で残り続けてしまって心配に思うが、こうやって古典的かつ実用的な駅弁が、ここにはある。掛紙の絵柄は数年ごとに変わる模様。

販売駅
日豊本線 宮崎(みやざき)駅 1913(大正2)年12月15日開業 宮崎県宮崎市錦町
調製元
宮崎駅弁当 株式会社 宮崎県宮崎市老松2−2−18 0985(24)2913

幕の内弁当(920円)2003年9月8日に宮崎駅高架下駅弁売店で購入
Makunouchi Bento

掛紙
外観 外観 中身

宮崎駅の上等幕の内駅弁。正方形の木目調発泡材二段重ね容器を、やや時代を感じるデザインの掛紙で包んでビニールひもでしばる。中身は下段が日の丸御飯、上段はおかずで牛肉や魚フライ、椎茸などの煮物に玉子焼や蒲鉾、海老や焼魚に加えて、オレンジとおはぎで2種のデザート。長時間の汽車旅で手に取ってみたくなる駅弁らしい駅弁。

販売駅
日豊本線 宮崎(みやざき)駅 1913(大正2)年12月15日開業 宮崎県宮崎市錦町
調製元
宮崎駅弁当 株式会社 宮崎県宮崎市老松2−2−18 0985(24)2913

お弁当(920円)2011年3月11日に宮崎駅高架下駅弁売店で購入
Obento

掛紙
外観 外観 外観 中身 中身 中身

上記「幕の内弁当」の2011年3月時点での姿か。経木折の二段重ねはそのままに、掛紙の雰囲気ががらりと変わり、内容も上段の御飯が俵型になり、下段のイワシ天、白身魚フライ、牛肉煮、鶏唐揚、有頭海老、玉子焼、かまぼこ、シイタケやかぼちゃの煮物、明太子、金時豆、日向夏ゼリーといったおかずも詰め方を変えている。決して豪華でないはずのおかずの味が、白御飯に合う。2014年時点での価格は970円。

※2015年2月補訂:値上げを追記
販売駅
日豊本線 宮崎(みやざき)駅 1913(大正2)年12月15日開業 宮崎県宮崎市錦町
調製元
宮崎駅弁当 株式会社 宮崎県宮崎市老松2−2−18 0985(24)2913

鯨ようかん(500円)2013年11月29日に宮崎駅高架下駅弁売店で購入
Kujira Yokan

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宮崎駅の駅弁売店で駅弁とともに売られていた、地元限定の銘菓。かつて薩摩藩の支藩とされる佐土原藩の城下町であった、宮崎県佐土原で元禄時代から300年以上の歴史を刻むという。米粉の練り物をあんこで挟む。買ったものは、白が3個とよもぎ入りの緑が3個。あんこの部分も型くずれしない弾力性があり、ういろうのような風味と食感で、それでいてそれほど甘くなく、鉄道旅行での軽食代わりにもなると思えた。今時のスイーツと違い、日持ちがまったくしないようで、ここに来なければ味わえない模様。

販売駅
日豊本線 宮崎(みやざき)駅 1913(大正2)年12月15日開業 宮崎県宮崎市錦町
調製元
有限会社 安田屋 宮崎県宮崎市佐土原町上田島1424−4 0985(74)0067