banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR北海道 静内(しずない)駅<2007年6月14日訪問Googleマップ
JR-Hokkaido Shizunai Station

駅名標 駅舎 駅構内

札幌駅から特急列車と普通列車を乗り継いで約2時間半。北海道の南東部で太平洋に面した新ひだか町は、2006年に静内町と三石町の合併で誕生した人口約2万人の町で、日高昆布と競走馬の産地として広く知られる。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が1990年代に駅弁の販売をやめたが、駅舎内の立ちそば屋は引き続き営業中。訪問時に駅弁の販売はなかった。1926(大正15)年12月7日開業、北海道日高郡新ひだか町静内本町5丁目。

日高名物北海いかめし(500円)2003年11月9日にダイエー横浜店駅弁大会で購入
Hidaka Meibutsu Hokkai Ikameshi

掛紙 外観 外観 中身 中身

2003(平成15)年11月の大手スーパーの駅弁催事で突然に登場した「静内駅弁」4種のうちのひとつ。小さな容器に小柄ないかめしが2個入る、つまり森駅「いかめし」と全く同じ内容。森駅と比較して、価格はやや高く味は格段に落ちるし、そもそもいかめしが日高名物であるなどと聞いたことがない。現地での販売実態はないとのこと。

なお、2005年4月20日頃発売のJR時刻表とJTB時刻表の5月号は、静内駅に駅弁販売駅の記号を付けて、この駅弁の名前を欄外に掲載した。現地での販売が実際に始まったかどうかを確認していないが、駅弁大会用と異なるものをごく少数だけ取り扱っているという報告がある。

※2006年5月補訂:販売現況を追記
※2005年5月補訂:現地での販売可能性を追記
※2004年5月補訂:現地での無販売を追記
販売駅
日高本線 静内(しずない)駅 1926(大正15)年12月7日開業 北海道日高郡新ひだか町静内本町5丁目
調製元
西谷辨當店 北海道日高郡新ひだか町静内本町4丁目1−20 01464(2)0412

日高名物北海いかめし(500円)2010年9月24日に静内駅改札外立ちそば屋で購入
Hidaka Meibutsu Hokkai Ikameshi

掛紙 掛紙 外観 中身 中身 中身

上記駅弁の現地での姿。静内駅の疑義駅弁のうち、この商品に限っていつからか駅での販売も開始されたようで、市販の時刻表にも駅弁名が掲載されるようになった。有名な森駅のいかめしと同じ内容かつ同じ価格であるが、味は落ちるし見栄えは悪いし汁はこぼれるしで、良いところがない。しかも今回購入したものは飯の中に折れた楊枝が2本も入っており、うっかり食べると怪我をするところであった。価格は2003年の発売時や2010年の購入当時で500円、2017年時点で550円。

※2017年8月補訂:値上げを追記
販売駅
日高本線 静内(しずない)駅 1926(大正15)年12月7日開業 北海道日高郡新ひだか町静内本町5丁目
調製元
西谷弁当店 北海道日高郡新ひだか町静内本町4丁目1−20 01464(2)0410

(いなりずし)(100円)2010年9月24日に静内駅改札外立ちそば屋で購入
Inarizushi

掛紙 外観 中身 中身

下記の「寿司(いなり)」の購入から3年後、また静内駅の立ちそば屋を訪れてみた。この手の惣菜は健在。静内駅の乗降客数は2007(平成19)年度時点で一日680人。特急列車や長距離列車の来ない駅に駅弁の需要はほとんどないだろうが、列車の発着に関係なく町のファストフードとして、駅舎内の立ちそば屋が機能しているように見えた。

販売駅
日高本線 静内(しずない)駅 1926(大正15)年12月7日開業 北海道日高郡新ひだか町静内本町5丁目
調製元
西谷弁当店 北海道日高郡新ひだか町静内本町4丁目1−20 01464(2)0410

寿司(いなり)(220円)2007年6月14日に静内駅改札外立ちそば屋で購入
Sushi

外観 中身 中身

静内駅弁の真の姿。全国各地の駅うどん・そば屋で販売が見られる、プラ製パック詰めなおいなりさん。柔らかめの風味が手作り感いっぱい。その他の寿司やおにぎりも200円台で売られていたほか、地元客が数名、ベンチでそばをすすっていた。

スーパーの催事場を賑わす自称「静内駅弁」は、購入箇所にも駅舎内にも存在しなかった。こうして駅舎内でまっとうな構内営業を続けているのならば、いくぶんかの名義使用料収入と引き替えに催事屋を儲けさせて、駅弁ファンからの信用を失う疑義駅弁に手を出さなければいいと思う。

販売駅
日高本線 静内(しずない)駅 1926(大正15)年12月7日開業 北海道日高郡新ひだか町静内本町5丁目
調製元
西谷弁当店 北海道日高郡新ひだか町静内本町4丁目1−20 01464(2)0410

【掛紙】御寿し(60円)1957年8月25日調製
Osushi

掛紙

1957(昭和33)年8月25日の調製と思われる、昔の静内駅弁の掛紙。今は見る影もないが当時の北海道は鉄道が主役、国鉄や私鉄や拓殖鉄道が道内をくまなく結び、ちょっとした主要駅には駅弁があった。

販売駅
日高本線 静内(しずない)駅 1926(大正15)年12月7日開業 北海道日高郡新ひだか町静内本町5丁目
調製元
西谷弁当店 所在地の記載なし 410番

【終売】日高つぶめし(900円)2005年1月16日に京王百貨店駅弁大会で購入
Hidaka Tsubumeshi (end of sales)

掛紙 外観 中身

日高が漁獲量日本一という「灯台ツブ」のお弁当。楕円形容器に日高産米「ほしのゆめ」を日高産昆布の出汁で炊いたつぶめしを入れ、おかずは門別産シシャモの昆布巻・銀毛サケのザンギ・新冠産のカボチャ・静内産のミニトマトなど。

北海道日高支庁が主導で設立した「日高こだわり料理開発研究会」が、2001(平成13)年2月に主催した日高オリジナル弁当コンテストのグランプリ作品「日高ロードよくばり弁当」をベースにした道の駅弁を開発し、同年9月20日から道の駅「サラブレッドロード新冠」で販売したもの。一日20個2か月限りの販売予定が、連日完売の人気で事実上レギュラー化した。

2002(平成14)年4月にオープンした駅舎併設の物産館売店「静内観光情報センター ぽっぽ」でも販売され、公式な駅弁ではないが旅行者は静内駅弁と認識できるお弁当。2004年5月現在で一日約十個がそこで販売され、10〜4月は予約分のみの調製とのこと。ただ、同年夏の情報では5個以上の予約でのみ調製されるようになったらしい。当初は800円だったが、2005年1月の京王百貨店駅弁大会で実演販売を実施した際には900円になっていた。後に下記のものへリニューアル。

※2005年3月補訂:写真の掲載と京王での実演を追記
販売駅
日高本線 静内(しずない)駅 1926(大正15)年12月7日開業 北海道日高郡新ひだか町静内本町5丁目
調製元
桜舞観光 株式会社 静内ウエリントンホテル 北海道日高郡新ひだか町静内吉野町3丁目1−1 0146(43)3811

【終売】日高つぶめし弁当(1,000円)2006年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入
Hidaka Tsubumeshi Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身

上記の駅弁「日高つぶめし」の、2006年時点での姿。中身と風味と価格を変えないまま、容器を木目調の発泡材に変更し、中身の写真を載せたフルカラーのボール紙パッケージを追加したので、見た目がとても洗練されたと思う。箸袋も専用品に交換。価格は2006年の購入当時で900円、2011年時点で1,000円。

調製元のホテルが2013年3月に破産したため、この弁当は買えなくなったが、施設を引き継いで同年11月に開業した静内エクリプスホテルが、2014年3月にこの弁当の調製も再開した。静内駅弁としての販売はない模様。2016年の秋に静岡県の大井川鉄道の新金谷駅の駅弁になったのは、ホテルの親会社が鉄道会社を買収したため。

※2017年8月補訂:現況を追記
※2015年5月補訂:販売再開を追記
※2013年5月補訂:終売を追記
※2011年2月補訂:価格の改定を追記
販売駅
日高本線 静内(しずない)駅 1926(大正15)年12月7日開業 北海道日高郡新ひだか町静内本町5丁目
調製元
桜舞観光 株式会社 静内ウエリントンホテル 北海道日高郡新ひだか町静内吉野町3丁目1−1 0146(43)3811