banner 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車
ロビー(TOP)】  【ご利用案内】  【館長(管理人)】  【駅弁リンク集】  【お問い合わせ

ロビー(TOP)

駅弁展示室

北海道の駅弁
東北の駅弁
関東の駅弁
東京の駅弁
神奈川の駅弁
北陸の駅弁
中部の駅弁
関西の駅弁
山陽山陰の駅弁
四国の駅弁
九州の駅弁
海外の駅弁

談話室(掲示板)

情報展示室

駅弁入門
駅弁Q&A
駅弁ニュース
駅弁立売情報
駅弁関連書籍
館長の駅弁三傑
駅弁資料集


姉妹サイト

時刻表博士
まっこうくじらの
ウェブサイト


関連サイト

ウェブサイト「空弁資料館」
ウェブサイト
「空弁資料館」


中部の駅弁静岡県 > 大井川鐵道の駅弁 (5種類・2枚収蔵)

←前は[浜松駅掛川駅その他の駅弁] | 次は[天竜浜名湖鉄道の駅弁]→

■大井川鐵道 金谷(かなや)駅 2012年9月8日訪問  Googleマップ

駅名標 駅舎 駅構内

 静岡駅からJR東海道本線で30分強の、SL列車で有名な大井川鐵道の始発駅。付近を大井川が流れ、周囲の斜面には茶畑が広がり茶工場が点在する。駅弁は改札の内外に面した駅舎内の売店での販売。1927(昭和2)年6月10日開業、静岡県島田市金谷。

【掛紙】SLの里 汽車弁当(1,500円) 1996年12月21日に金谷駅売店で購入

掛紙

 1996(平成8)年12月21日9時の調製と思われる、昔の大井川鉄道金谷駅弁の掛紙。大井川鉄道といえばSL列車、この駅弁も主にSL列車の乗客に向けて販売されているようで、名前も価格も観光客向け。
おむすび(250円) 2012年9月8日に大井川鐵道金谷駅売店で購入

掛紙 外観
中身 中身 中身

 金谷駅の売店で駅弁と共に販売されていたお惣菜。スーパーの惣菜弁当向けなプラ容器に、おかかのおにぎり、さけのおにぎり、たくあん2切れを詰めていた。これを竹皮に包んで、汽車の時代、明治時代の駅弁を再現!と煽れば、話題と注目を得られるのではないかと思った。

 大井川鉄道でのSL列車は1976(昭和51)年7月9日(金)の運転開始。1927(昭和2)年の開業時は蒸気動力であったから、正確には復活である。1942(昭和17)年から北海道のローカル線を走り、1975(昭和50)年11月に釧路から新金谷へやってきた蒸気機関車C11227が、オハフ33+オハ35+オハフ33の3両の古い客車を牽引し、金谷11:41→13:01千頭、千頭14:21→15:53金谷の一日1往復のダイヤで、金土日月曜日の運転と火水木曜日の整備・保守というローテーションで走り始めた。以後、1979(昭和54)年8月の国鉄山口線が続き、大井川鉄道でもSLや客車を増やし、現在では北海道から熊本県まで全国各地で行楽期や週末を中心に観光SL列車が走る。それでもほぼ毎日のようにSLが走る路線は、国内ではいまだに大井川鐵道のみである。

 昭和40年代、国鉄の動力近代化計画により蒸気機関車がその数を減らすにつれて、蒸気機関車の姿を写真機や蓄音機などで記録しようという人々が駅や機関区や線路際に押し寄せるようになった。北海道目名、岩手県奥中山、岡山県布原などの山奥に三脚の山ができ、SL関連の雑誌や書籍やレコードなどが乱造され、そのブームは過熱した。そんな中で1975(昭和50)年12月の室蘭本線や夕張線での最終列車、翌年3月の追分機関区での運転終了で最高潮に達し、京都の梅小路蒸気機関車館の中を除いて生きた蒸機がいなくなる。木材やダム建設資材の輸送に活躍し、沿線の過疎化と交通の自動車への転換により貨客の減少に苦しんだ大井川鉄道がここで、全国初となるSL保存鉄道に進出し、経営の立て直しを目論んだのである。

【大井川鐵道金谷(かなや)駅】1927(昭和2)年6月10日開業 静岡県島田市金谷
【株式会社大鉄フード】静岡県島田市金谷1443−1 TEL:0547(45)5131
 http://www.oigawa-railway.co.jp/s-alps/daitetsufood.html
お弁当(525円) 2012年9月8日に大井川鐵道金谷駅売店で購入

掛紙 外観
中身 中身 中身

 金谷駅の売店で「日替り弁当」の名前で、駅弁と共に販売されていたお弁当。スーパーの惣菜弁当向けなプラ容器に、日の丸御飯、揚げ物、焼売、焼き魚、ウインナー、玉子焼、かまぼこ、わさび漬けカップ、酢の物などを詰めていた。

【大井川鐵道金谷(かなや)駅】1927(昭和2)年6月10日開業 静岡県島田市金谷
【株式会社大鉄フード】静岡県島田市金谷1443−1 TEL:0547(45)5131
 http://www.oigawa-railway.co.jp/s-alps/daitetsufood.html
SLの里 茶飯べんとう(1,100円) 2005年7月30日に大井川鐵道金谷駅売店で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 2005年春頃の登場。大きめの長方形発泡材容器に、掛紙を兼ねる紙蓋をかけて、輪ゴムで留める。中身は川根茶で炊いた文字通りの茶飯に、焼マグロ、黒はんぺん揚、蒲鉾、桜海老、山芋、煮物数点、ゴボウなど。最大の特徴である緑色の茶飯には、抹茶系の渋みや苦みはなく不思議な冷涼感が漂う。これも公式サイトでは要予約の駅弁と見えるが、少なくとも週末のSL列車出発前に金谷駅に行けば、いつでも買えると思う。価格は購入当時で900円、2015年時点で1,100円。

 緑茶の名産地である静岡県の中でも、大井川鐵道の走る大井川沿いで栽培される、川根茶は最高級品としてブランドネームを確立する。そんな予備知識がなくても、このあたりで買える市販の安茶や缶茶はなんとなく美味い気がする。高級茶はデパートでも通販でも日本中どこでも買えるので、お茶を静岡土産とするならば、地域のスーパーで地元の市販品を買うとよいと思った。

※2015年10月補訂:値上げを追記

【大井川鐵道金谷(かなや)駅】1927(昭和2)年6月10日開業 静岡県島田市金谷
【株式会社大鉄フード】静岡県島田市金谷1443−1 TEL:0547(45)5131
 http://www.oigawa-railway.co.jp/s-alps/daitetsufood.html
【掛紙】大井川ふるさと弁当(900円) 2005年7月30日に大井川鐵道金谷駅売店で購入

掛紙

 2005年7月30日に購入した金谷駅弁の掛紙。下記の7年後のものと中身も含めて同じだが、調製シール上の商品名が「SLカゴ弁当」となっているほか、容器はボール紙製でなく竹皮編みであった。

 弁当にはSL写真の絵葉書が添付され、購入時は「さくら」のヘッドマークを付けるC11形蒸気機関車の姿。ローカル線向けの小柄なタンク機が天下の寝台特急を牽引したかな?と一瞬考えたが、そういえば昭和40年代に3年間だけ、短区間だけ列車の進行方向が逆になる佐世保線早岐〜佐世保間で牽いていた。さすがSL動態保存運転の先駆者、やることがしっかり史実に基づいている。東京と長崎を結んだ寝台特急「さくら」は、佐世保発着が1999年12月に、列車そのものが2005年3月に廃止された。
大井川ふるさと弁当(1,100円) 2012年9月8日に大井川鐵道金谷駅売店で購入

掛紙 掛紙 外観
外観 外観 外観
中身 中身 中身

 2004年度の登場。静岡の方言を記した竹皮編み柄のボール紙製容器に、SL列車の絵はがきを1枚添えて、SL列車の写真でデザインした掛紙を巻く。中身はおにぎり2個、ヤマメ甘露煮、タケノコやシイタケなどの煮物、サトイモ田楽、鶏唐揚、サクラエビ佃煮、ヤマイモ、オレンジなど。見た目どおりの味。この体裁はSL列車にも似合う。価格は購入当時でおそらく950円、2013年時点で缶茶付きで1,050円、2014年4月の消費税率改定により1,100円へ値上げ。

※2014年2月補訂:写真の更新と解説文の手直し

【大井川鐵道金谷(かなや)駅】1927(昭和2)年6月10日開業 静岡県島田市金谷
【株式会社大鉄フード】静岡県島田市金谷1443−1 TEL:0547(45)5131
 http://www.oigawa-railway.co.jp/s-alps/daitetsufood.html
【終売】島田発静岡味ものがたり(950円) 2012年9月8日に大井川鐵道金谷駅売店で購入

掛紙 掛紙
外観 外観 外観
中身 中身 中身

 島田商工会議所青年部の監修・企画により、2009年4月1日に静岡空港の空弁として登場。実際には同日から金谷駅と新金谷駅で販売を開始。価格は登場時にはお茶付きで1,050円。上記「大井川ふるさと弁当」と同じボール紙製容器を、島田の自慢や名所名物と思われるイラストをちりばめた掛紙で巻く。

 中身はサクラエビを混ぜた御飯の「富士山むすび」、ウナギ蒲焼を刻んで巻いた巻き寿司「うなぎロール」、マグロのメンチカツ、山里の天ぷら、タケノコやサトイモなどの煮物、わさび漬カップ、缶詰みかんなど。宣伝文や解説でうまく見せれば、おしゃれな駅弁になる気がした。2013年までの販売か。

※2015年10月補訂:終売を追記

【大井川鐵道金谷(かなや)駅】1927(昭和2)年6月10日開業 静岡県島田市金谷
【株式会社大鉄フード】静岡県島田市金谷1443−1 TEL:0547(45)5131
 http://www.oigawa-railway.co.jp/s-alps/daitetsufood.html
←前は[浜松駅掛川駅その他の駅弁] | 次は[天竜浜名湖鉄道の駅弁]→

2001年6月17日開設 2014年2月5日更新
URL : http://kfm.sakura.ne.jp/ekiben/
Copyright (C) 2001-2015 まっこうくじら All Rights Reserved.