banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR北海道 稚内(わっかない)駅2014年1月2日訪問Googleマップ
JR-Hokkaido Wakkanai Station

駅名標 駅舎 駅構内

札幌駅から特急「スーパー宗谷」で約5時間の、日本最北の駅。稚内市は北海道の最北部に位置する人口約4万人の港町で、漁港として、第二次大戦までは樺太への窓口として、現在は利尻や礼文や道北観光の玄関口としてよく知られる。かつて駅待合室のキヨスクで、以前は特急の出発時に売りに来た駅弁は、今は3日前までの予約販売か、駅の隣の再開発ビル「キタカラ」に入居したかつての駅食堂の弁当となる。1928(昭和3)年12月26日開業、北海道稚内市中央3丁目。

かにつめ弁当(1,080円)2014年9月13日に稚内駅ビルの調製元食堂で購入
Kanitsume Bento

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

白御飯を錦糸卵で彩り、カニほぐし身の醤油煮を軸にカニ爪を左右に4対配置し、ホタテと大根桜漬を添える。かつての稚内駅舎の食堂が、再開発事業により駅ビルへ移転し、2種のカニ弁当をその場で注文販売しているもの。見た目では駅弁というよりはお惣菜であるが、醤油味のカニほぐし身とホタテ煮にも、旅の味わいがあった。鉄道旅客にも駅弁として利用されている。

販売駅
宗谷本線 稚内(わっかない)駅 1928(昭和3)年12月26日開業 北海道稚内市中央3丁目
調製元
有限会社 ふじ田 北海道稚内市中央3丁目6−1 キタカラビル1F 0162(22)9702

食べくらべ四大かにめし(1,480円)2013年1月18日に京王百貨店駅弁大会で購入
Tabekurabe Yondai Kanimeshi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2013(平成25)年1月の京王百貨店駅弁大会で実演販売をするために登場か。ひとつの容器に茶飯+タラバガニ酢締め、茶飯+醤油味のケガニ、酢飯+昆布味のハナサキガニ、ズワイガニの炊込飯+ズワイガニ酢締めと、4つの味を詰める。東京で買える稚内の駅弁は、はたして現地で本当に売られているのかという疑念が付きまとうし、そうでなくてもカニの違いは私ごときの味覚で分かるはずもないが、身も飯も味付けをそれぞれ変えていることで立体的な味わいとなり、弁当としてはうまいもの。催事場でも行列が絶えず、売り切れも早かった。価格は購入当時で1,260円、2014年時点で1,350円、2017年時点で1,480円または1,580円。

※2017年7月補訂:値上げを追記
販売駅
宗谷本線 稚内(わっかない)駅 1928(昭和3)年12月26日開業 北海道稚内市中央3丁目
調製元
有限会社 稚内駅立売商会 北海道旭川市2条通22丁目1−64 0120-323-637
疑義駅弁

かにいくら丼(980円)2012年1月16日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kani Ikura Don

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2011〜2012年の駅弁大会シーズンに向けた投入か。正方形の惣菜容器に醤油飯を詰め、カニほぐし身で覆い、小粒なイクラ醤油漬を透明なカップに注いで置く。この内容では、添加物を使い間違えない限り味を悪くする要素はないと思う。旧駅舎なき現在の稚内駅では、いつどこで駅弁が売られているのか。パッケージの駅名を隠せばどこの駅弁か、そもそも駅弁かどうか分からない。

販売駅
宗谷本線 稚内(わっかない)駅 1928(昭和3)年12月26日開業 北海道稚内市中央3丁目
調製元
有限会社 稚内駅立売商会 北海道旭川市2条通22丁目1−64 0120-323-637

名物わっかない弁当 たらば蟹と紅ずわい蟹の弁当(1,300円)2005年11月6日に京急ストア日の出町店駅弁大会で購入
Meibutsu Wakkanai Bento Tarabagani to Benizuwaigani no Bento

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身

長方形の発泡材容器に透明なフタをして、カニに加えて流氷や駅や防波堤ドームなど稚内の写真を載せたボール紙の枠にはめる。中身は御飯の上を酢締めのつややかなカニほぐし身とカニ爪で覆い、紅生姜や帆立などを添えるもの。価格を気にしなければジューシーで美味いカニ丼。

調製元の所在地は稚内駅と同じ。駅弁が現役の頃から宗谷線特急「スーパー宗谷」車内販売弁当「わっかない弁当」を調製していたし、駅弁消滅後は食堂での予約販売が駅弁と見なされている。ただ、そこにこれと同一の商品はない模様。1,050円の幕の内とかに弁当ならあり、そのかに弁当の中身がこれとほぼ同じ。

販売駅
宗谷本線 稚内(わっかない)駅 1928(昭和3)年12月26日開業 北海道稚内市中央3丁目
調製元
有限会社 ふじ田 北海道稚内市中央3丁目6−1 0162(22)9702 http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp/gurumet/syokuji/fujita/

さいほくかにめし(940円)2002年11月9日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
Saihoku Kanimeshi

掛紙 外観 外観 中身

カニの姿を浮き出したプラスティック製容器をボール紙の枠に収める。中身は醤油御飯の上に細かく刻んだ煎りガニ・酢ガニ・竹の子を敷き詰め、錦糸卵や梅干しや椎茸とグリーンピースを載せるカニ飯駅弁。外観も中身も駅弁らしく、具の配置がちょっと雑な点が素朴さを演じ、暖かいと美味さが倍増するなど、おすすめできる駅弁ではある。価格は2002(平成14)年の購入当時で890円(表記は896円)、2017年時点で990円。

この駅弁の販売状況は「最北帆立駅弁」と同一だと思われる。以前から特急車内販売積込弁当を卸していた駅構内食堂が、2004年4月25日から稚内駅弁を売り出したというから、ここの駅弁業者数は2社と数えられるのだろう。

※2017年7月補訂:値上げを追記
※2007年5月補訂:販売形態現況を反映して解説文を改訂
※2004年5月補訂:新業者引継情報を掲載
販売駅
宗谷本線 稚内(わっかない)駅 1928(昭和3)年12月26日開業 北海道稚内市中央3丁目
調製元
有限会社 稚内駅立売商会 北海道稚内市港5丁目2−24 0120-32-3190

【掛紙】さいほくかにめし(800円)1997年1月12日調製
Saihoku Kanimeshi

掛紙

1997(平成9)年1月12日12時の調製と思われる、昔の稚内駅弁の掛紙。平成期から駅弁立売が消滅するまで長らくの間、稚内駅弁は旭川方面行の急行、後に特急列車の出発に合わせた調製と販売が行われており、これも12時57分発の札幌行急行「サロベツ」札幌行の客に買われたのだろう。

販売駅
宗谷本線 稚内(わっかない)駅 1928(昭和3)年12月26日開業 北海道稚内市中央3丁目
調製元
サンエイ商事 北海道稚内市中央2丁目11−20 0120-32-3190
疑義駅弁

【終売】さいほく釜めし(1,200円)2011年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
Saihoku Kamameshi (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2009〜2010年の駅弁大会シーズンへ向けた投入か。陶製の釜型容器にプラ製のふたをして、カニの写真と商品の名前を大きく書いたボール紙の枠にはめる。中身は醤油飯の上をアブラガニとズワイガニの脚肉やほぐし身で半分、錦糸卵で半分覆い、カニ型のバランと生姜酢漬を添えるもの。

購入当時の調製元公式サイトでは「顧客・法人様向け出荷」とか「ご予約は3日前にご注文」とか、表現が正直になってきた。もちろん催事場でそんな案内は聞けない。日によっては駅待合室のキヨスクに置かれていると願いたいが、その店舗も2011年4月に消えた。商品そのものはカニ肉たっぷりで味わい深いものだった。2012年頃までの販売か。

※2017年7月補訂:終売を追記
販売駅
宗谷本線 稚内(わっかない)駅 1928(昭和3)年12月26日開業 北海道稚内市中央3丁目
調製元
有限会社 稚内駅立売商会 北海道旭川市2条通22丁目1−64 0120-323-637
疑義駅弁

【終売】毛がに弁当(1,100円)2010年11月14日にピアゴイセザキ店で購入
Kegani Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2009〜2010年の駅弁大会シーズンへ向けた投入か。赤黒いプラスティック製のカニ型容器を、ケガニのイラストと商品名を描いたボール紙の枠にはめる。中身は醤油飯の上に味付けケガニの細かいほぐし身で覆い尽くし、カニ脚とミツバとはじかみを添えるもの。これは公式サイト上でも「顧客・法人様向け出荷」と正直に書いてある疑義駅弁。2012年頃までの販売か。

十種を超える疑義駅弁群は論外であるし、稚内の鉄道の再興はもう無理だとしても、2011年度に完了する稚内駅前地区第一種市街地再開発事業により、街弁ときどき駅弁として稚内駅弁が何種類か定着しないものかと思いたい。

※2017年7月補訂:終売を追記
販売駅
宗谷本線 稚内(わっかない)駅 1928(昭和3)年12月26日開業 北海道稚内市中央3丁目
調製元
有限会社 稚内駅立売商会 北海道旭川市2条通22丁目1−64 0120-323-637
疑義駅弁

【終売】最北たらば弁当(1,200円)2010年11月14日にピアゴイセザキ店で購入
Saihoku Taraba Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2010〜2011年の駅弁大会シーズンへ向けた投入か。黒塗りの正八角形の発泡材容器に透明なふたをかけ、カニの写真を見栄え良く印刷して中身が見える窓を開けたボール紙の枠にはめる。中身は醤油飯の上にタラバガニの肉を豪快に盛り付けて、刻みシイタケを添えるもの。これは公式サイト上でも「顧客・法人様向け出荷」と正直に書いてある疑義駅弁。稚内駅では駅前再開発に伴う駅舎の建て替えで2011年4月に売店が消滅しており、駅弁催事の「稚内駅弁」は次のシーズンはどうするのだろうか。2014年頃までの販売か。

※2017年7月補訂:終売を追記
販売駅
宗谷本線 稚内(わっかない)駅 1928(昭和3)年12月26日開業 北海道稚内市中央3丁目
調製元
有限会社 稚内駅立売商会 北海道旭川市2条通22丁目1−64 0120-323-637