banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車

JR東日本 千葉(ちば)駅2017年1月7日訪問Googleマップ
JR-East Chiba Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から快速電車で約40分。千葉市は千葉県の西部で東京湾に面する、人口約97万人の県庁所在地で、かつては県庁や陸軍で、第二次大戦後は工業都市として発展した。駅弁は1928(昭和3)年から万葉軒が販売、過去にはコンコースや各ホーム上に駅弁売店を構え、安価な名物駅弁をいくつも擁した。1894(明治27)年7月20日開業、千葉県千葉市中央区新千葉1丁目。

雑穀美食弁当(1,200円)2010年11月28日に東京駅駅弁売店「駅弁屋旨囲門」で購入
Zakkoku Bisyoku Bento

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

女優で「雑穀アドバイザー」を名乗る奈美悦子氏の監修により、2010(平成22)年10月1日に登場。経木枠の小柄な容器に、商品名を墨字書きした掛紙を巻く。中身は朱色の紙のお品書きにたくさん書かれるとおり、シラスとゴマをかけた監修者ブレンドの雑穀米「健康で美人」と黒米と南高梅、キンメダイ浜焼き、肉団子、かぼちゃコロッケ、タコとウズラ卵の串、タケノコやサトイモなどの煮物、レンコンきんぴらなど。

おしながきに「雑穀は良く噛んでお召上がり下さい」とあるとおり、固めの粒をしっかり噛み締めるお弁当。なお、2011年4月29日からは同じコンセプトと商品名で名古屋駅でも駅弁になっている模様。価格は購入当時で1,000円、2015年時点で1,100円、2015年7月から1,200円。

※2016年4月補訂:値上げを追記
※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
総武本線 千葉(ちば)駅 1894(明治27)年7月20日開業 千葉県千葉市中央区新千葉1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

こまち(720円)2009年4月30日に成田空港第2ターミナルビル内売店で購入
Komachi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

千葉駅の女性向け駅弁だそうな。小さな正方形の発泡材枠容器に、紫式部や柿本人麻呂の和歌が記される同じ素材のふたをして、紀貫之の歌と小野小町のイラストを描いた掛紙をかけて、桃色のひもでしばる。松花堂タイプに区画された中身はそれぞれ、日の丸御飯、カボチャや高野豆腐などの煮物と鶏肉レンコン挟み揚げ、半身のおいなりさん2個、銀ムツ西京焼とイカ白焼と菜の花和えなど。

上のように書けば上品さや風流さが薫ってきそうだが、中身を見ても食べても安物風。こんなチープさが多くの千葉駅弁の特徴であり、世界有数の国際空港で売られていても何も変わらない。分量はやや少なめ。ところでこの売店、夜に入り掛紙シールのとおり弁当類を1割引セールとし、特定のクレジットカードの提示で1割引の売店なのに、レジへこれを持って行くと割引併用NGとの案内で、1割引でしか売ってくれなかった。とても小さなことだけど、出国前の気分が害される。

販売駅
総武本線 千葉(ちば)駅 1894(明治27)年7月20日開業 千葉県千葉市中央区新千葉1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

万葉御寿司(480円)2006年5月14日に千葉駅ホーム上駅弁売店で購入
Manyo Osushi

掛紙 外観 外観 中身 中身

昔の駅弁容器のサイズと形状のままだと思う長方形の木目調ボール紙容器に経木のふたをして、濃色の掛紙をかけて紙ひもでしばる。中身は稲荷寿司とかんぴょう細巻が4個ずつ。容器の形状や見栄えで古風な普通寿司駅弁の味は並。こういう昔の没個性駅弁が21世紀の通勤駅に残ること自体に希少性がある。一見華やかな駅弁名は、万葉軒の御寿司だから万葉御寿司か。購入時は460円、2007年12月から480円。

※2007年11月補訂:値上げを追記
販売駅
総武本線 千葉(ちば)駅 1894(明治27)年7月20日開業 千葉県千葉市中央区新千葉1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

【終売】佐原水郷鶏香味めし弁當(850円)2010年10月10日に東京駅東日本縦断駅弁大会で購入
Sawara Suigo Tori Komi Meshi Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2010(平成22)年9月頃の登場。手のひらサイズの経木枠容器を、商品名と佐原の建物を描いたボール紙の枠にはめる。中身は鶏ガラスープの炊込飯の上に粒の大きい千葉県佐原市のブランド鶏「水郷赤鶏」の鶏そぼろを敷き、同じくその鶏照焼を3切れ並べてタレをかけ、がんもどき、こんにゃく、サツマイモ茎佃煮、梨葛ゼリーを添えるもの。別添のオリジナルラー油をかけて食べることを推奨する、2010年に流行した「食べるラー油」の要素を取り入れた、濃厚濃縮な鶏そぼろ照焼丼。コンパクトなのに下げ底で分量も重量もある。2010〜2011年の駅弁大会シーズン限りの商品か。

※2015年8月補訂:終売を追記
販売駅
総武本線 千葉(ちば)駅 1894(明治27)年7月20日開業 千葉県千葉市中央区新千葉1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

【終売】ヱビス亭 暑中乃膳(2,000円)2009年10月25日に東京駅東日本縦断駅弁大会で購入
Ebisutei Syochunozen (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

サッポロビールの企画により、2009(平成21)年7月18日から8月2日まで、東京、千葉、木更津の各駅で合計1,000個が販売された駅弁。標記の駅弁大会で早くも復刻販売が実施された。えびす様が描かれた空色の風呂敷で、正方形の二段重ねの木製容器を包む。中身は次のとおり。ヱビスビールの350ml缶も付いてきた。

確かに千葉な、確実にビールのおつまみを満載している。首都でのこの手のタイアップはNREと相場が決まっていたはずが、今回はどんな事情で万葉軒に流れていったのだろう。普段のB級駅弁ぶりを感じさせない品質が備わっていた。

このサッポロビールの企画駅弁は、第2弾として「ヱビス亭 仲冬乃膳」600個が、あべちうの調製で2009年12月5〜20日に東京駅と一ノ関駅と盛岡駅で販売、第3弾として「ヱビス亭 下野 新緑乃膳」1,000個が、松廼家の調製で2010年5月22日〜6月2日に東京駅と宇都宮駅で販売、第4弾として「ヱビス亭 信州 秋雲乃膳」1,100個が、イイダヤ軒の調製で2010年10月9日〜24日に東京駅と松本駅で販売、第5弾として「ヱビス亭 津軽 冬晴乃膳(ふゆばれのぜん)」1,000個が、幸福の寿し本舗の調製で2010年12月4日〜19日に東京駅と新青森駅で販売された。

※2015年8月補訂:エビス亭の第2〜5弾の情報を追加
販売駅
総武本線 千葉(ちば)駅 1894(明治27)年7月20日開業 千葉県千葉市中央区新千葉1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

【終売】力玉手箱(780円)2009年1月17日に京王百貨店駅弁大会で購入
Chikara Tamatebako (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

千葉駅弁の万葉軒と、千葉県のFMラジオ局であるベイエフエムが共同開発し、2008(平成20)年4月25日に登場。台湾駅弁のような牛乳パック素材のフタ一体型紙箱に、駅弁名やタイアップの事実などを記した掛紙をかけて、まるごとラップで包む。購入時の中身は千葉県産・多古米の白御飯に「力玉」と呼ぶ肉団子、カツオなまりひしお煮、イワシのピーナッツ揚、豚肉味噌焼、かぼちゃペースト、ミニトマトチーズ焼、のり佃煮など。

とことん千葉県にこだわった駅弁の見栄えは、出演者ではなくスタッフ向けの楽屋弁当という印象。駅弁や地元という筋を通しながら異色の弁当を日替わり月替わりで投入している千葉駅弁らしい商品だが、観光要素が薄いうえになんとなく安物感を持つタイプの駅弁が、よくぞ日本一の駅弁大会に出てきたものだ。

まずは2008年5月末まで発売。9800個を売るヒット商品になったため、同年6月から第2弾、9月22日から第3弾、12月1日から第4弾、2009年1月21日から第5弾、4月1日から第6弾、4月29日から第7弾、6月11日から第8弾、7月1日から第9弾と、順調に版を重ねている。となると、写真の駅弁は第4弾か。2010年まで発売された模様。

※2015年8月補訂:終売を追記
販売駅
総武本線 千葉(ちば)駅 1894(明治27)年7月20日開業 千葉県千葉市中央区新千葉1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

【終売】どんとちらしまつり寿し(670円)2006年5月14日に千葉駅ホーム上駅弁売店で購入
Donto Chirashi Matsuri Zushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

岡山で有名な駅弁の、千葉駅版という感じ。小さく浅い正方形の発泡材容器に透明なふたをして、掛紙をかけて割り箸と共に紙ひもでしばる。中身はかんぴょう混じりの酢飯の上に刻み海苔と錦糸卵を敷き、ウナギ、エビ、椎茸、イクラもどき、レンコン、人参、紅生姜など。

紹介例はとても少ないが、中身は意外に本格版。ミニ駅弁なのに御飯を持て余す感じはあるが、食事として小湊鉄道五井駅の房総ちらしといい勝負をしていると思う。価格は2006年の購入当時で650円、2007年12月から670円。2009年前後には

※2017年8月補訂:終売を追記
※2007年11月補訂:値上げを追記
販売駅
総武本線 千葉(ちば)駅 1894(明治27)年7月20日開業 千葉県千葉市中央区新千葉1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/

【終売】南房総花摘み弁当(1,000円)2002年3月2日に天王町サティ駅弁大会で購入
Minami Boso Hanatsumi Bento (end of sales)

掛紙
外観 外観 中身

27×14×8センチもある重い巨大なパッケージ。その上部2/3を写真のように開くと中に紅白ひとつずつの陶製容器が入り、それぞれに千葉駅弁「菜の花弁当」風の玉子そぼろと鶏そぼろが載った御飯と、ハマグリと小海老佃煮などが載った御飯が入る。

中身は市販の100円カップアイスより小ぶりなプラスティックの容器に入っており、つまり食べる分量は100円カップアイスふたつぶんしかないから、空腹を満たすために買ってはいけない。美女撫子の花の種が入っており、土を別途用意してこの容器で栽培するのが正しい使い方。

2004年頃までの販売か。2015年時点で現存しない模様だが、この容器と見栄えの駅弁は、千葉駅や小田原駅の駅弁として、断続的に駅弁大会で見掛ける気がする。

※2015年8月補訂:販売現況を追記
販売駅
総武本線 千葉(ちば)駅 1894(明治27)年7月20日開業 千葉県千葉市中央区新千葉1丁目
調製元
株式会社 万葉軒 千葉県千葉市中央区要町3−6 043(224)0666 http://www.manyouken.co.jp/