banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 大船(おおふな)駅2015年9月5日訪問Googleマップ
JR-East Ofuna Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から電車で約45分。大船駅は明治時代からの分岐駅で、鉄道の車庫や工場が置かれた鉄道の要衝であり、駅弁が売られ、鎌倉の文人や映画撮影所の関係者に親しまれた。今もその当時からの駅弁屋が、下り側の改札口の内外に駅弁売店を構える。1888(明治21)年11月1日開業、神奈川県鎌倉市大船1丁目。

伝承鯵の押寿し小鯵八貫入(1,250円)2015年10月23日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 踊」で購入
Densho Aji no Oshizushi Koaji 8-kan Iri

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

1913(大正2)年4月に発売された、大船駅伝統の駅弁。当時の相模湾でふんだんに獲れた小鯵を使うことで生まれ、東海道本線の汽車の乗客や、鎌倉に住み帝都へ通う文人などに親しまれた。今でも軽食から酒のつまみまで、2013年現在で一日あたり約500〜1,000個が売れているという。

薄く平たい長方形の発泡材容器に、九州で水揚げされたマアジのSサイズ「小あじ」を半身で酢飯に巻き付けた、押し寿司というか握り寿司を一口サイズで8個整列し、甘酢生姜と醤油の小袋を詰める。その味はかなり酸っぱいと思うが、これも伝統の味である。

今回購入した2015年10月時点のものは、2012年7月に従前の「特上鯵の押寿し」を、改称しリニューアルしたもの。同時に、小鯵の高騰や入手難により中鯵のスライスでつくった「鯵の押寿し」は、「鯵の押寿し中鯵」となった。いずれも包装を掛紙からボール紙枠に切り替え。寿司の作り方や詰め方がなんとなくきれいに、ていねいになったと思う。

※2015年10月補訂:写真の更新とページ全体での紹介文の改訂
販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541 http://www.ofunaken.co.jp/

【掛紙】伝承鯵の押寿し小鯵八貫入(1,200円)2012年7月19日に大船駅南改札駅弁売店で購入
Densho Aji no Oshizushi Koaji 8-kan Iri

掛紙 掛紙

2012(平成24)年7月19日の調製と思われる、大船駅弁のパッケージ。同年同月のリニューアルにより、ここのこの駅弁でも掛紙の使用をやめ、ボール紙の枠に容器をはめる形になった。このほうが安くて合理的なのだろう。昔からの駅弁ファンはがっかり。

販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【掛紙】お志すし(1,200円)2013年4月13日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Oshisushi

掛紙

2013(平成25)年4月13日の調製と思われる大船駅弁の掛紙。大船駅弁「鯵の押寿し」誕生百年を記念して、2013年4月10日から14日まで、大船駅と東京駅で300個ずつが、調製元が保管していた百年前の版木で刷った和紙の掛紙を使い販売された。調製シール、リサイクル識別表示マーク、百年駅弁のロゴのシールも貼っていたのは、ちょっと残念。価格と中身は通常版と同じ。

販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【掛紙】伝承鯵の押寿し(1,200円)2013年4月13日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Densho Aji no Oshizushi

掛紙

2013(平成25)年4月13日の調製と思われる大船駅弁の掛紙。大船駅弁「鯵の押寿し」誕生百年を記念して、2013年4月10日から6月まで、百年前の掛紙を印刷したこの掛紙を巻いて販売された。価格と中身は通常版と同じ。

販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【掛紙】伝承鯵の押寿し(1,200円)2013年4月7日に東京駅駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Densho Aji no Oshizushi

掛紙

2013(平成25)年4月7日の調製と思われる大船駅弁の掛紙。大船駅伝統の名物駅弁「鯵の押寿し」発売100周年を記念して、2013年4月2日から6月まで、昔の駅弁掛紙の絵柄を取り入れたこの掛紙を用いて販売された。中身や価格は通常版と同じ。

販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【終売】特上鯵の押寿し(1,000円)2001年6月20日に横浜駅キヨスクで購入
Tokujo Aji no Oshizushi (end of sales)

掛紙 外観 中身

大船駅で百年の歴史を刻む伝統の駅弁「伝承鯵の押寿し」の、2001年時点での姿。中身は変わらないし、いつまでも変わらないと思うが、当時は掛紙を使い、容器は少し大きかった。この昔ながらのバージョンは、過去には材料が入った時のみ作るとした記事があり、掛紙に「限定生産品」と書いた時期があった模様。

販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541 http://www.ofunaken.co.jp/

【掛紙】特上鯵の押寿し(1,001円)2002年11月5日に横浜そごう内スーパーで購入
Tokujo Aji no Oshizushi

掛紙

2002(平成14)年11月5日の調製である、大船駅弁の掛紙。これは駅ではなく、デパートやスーパーで販売されたもの。容器や中身はまったく同じだが、掛紙に記載された定価が、税込価格1,000円ではなく税抜価格953円であり、駅弁マークの位置や成分表示の有無など細かい点で異なる。駅売りの駅弁に割引はないが、ここでは閉店直前で半額にて買えた。

販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【掛紙】小鯵のお志寿し(1,200円)2011年10月10日に東京駅「第14回東日本縦断駅弁大会」で購入
Koaji no Oshizushi

掛紙

2011(平成23)年10月8〜10日に東京駅で開催された「第14回東日本縦断駅弁大会」で販売されたお弁当で、昔の大船駅弁を復刻したもの。といっても復刻は掛紙だけであり、容器や中身や価格は現行の駅弁「特上鯵の押寿し」と同じである。1928(昭和3)年当時の掛紙で復刻したようだが、すべて手書きの絵柄は見るからにデザインのかけらもなく、カラーコピーの質感といい、なぜ今回これを持ち出したのか不思議に思った。

販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【掛紙】特上鯵の押寿し(1,200円)2010年4月10日に東京駅東日本縦断駅弁大会で購入
Tokujo Aji no Oshizushi

掛紙

2010(平成22)年4月10日2時の調製である大船駅弁の掛紙。同年4月10,11日に東京駅構内で開催された「駅弁の日 東日本縦断駅弁大会(春)」で、八戸、一ノ関、山形、小田原、大船、千葉、高崎、新宿が出た8種類の復刻駅弁のうちのひとつ。1959(昭和34)年当時の掛紙を再現したという。中身は昔も今も同じである。掛紙に今の値段が印刷されたり、容器や付合せが復刻駅弁と考えれば全く味気ないが、調達やコストの面からは仕方がないのだろう。

販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【掛紙】特上鯵の押寿し(1,201円)2008年7月20日に横浜そごう内スーパーで購入
Tokujo Aji no Oshizushi

掛紙

2008(平成20)年7月20日6時の調製である大船駅弁の掛紙。2008年6〜8月にマンガ「鎌倉ものがたり」25周年と大船軒創業110周年を記念して、普段の掛紙にその登場人物を2名追加で描いた。価格や中身はいつもの「特上鯵の押寿し」と同じ。

販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541

【終売】特上鯵の押寿し(980円)2006年5月7日に大船駅コンコース駅弁売店で購入
Tokujo Aji no Oshizushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

2006(平成18)年4月1日の値上げで登場したバージョン。従来の8個入り1,000円の「特上鯵の押寿し」が1,200円へ値上げされたことに伴い、中身を6個に減らして価格は従来並みの980円にした商品が生まれた。中身は鯵の押寿しの個数を除いて当然に従前品と同じで、掛紙や外観もそっくり。商品戦略や特殊事情を除き10年以上長い間、駅弁の値段はほぼ据え置かれてきた感があるので、このような単純値上げにデフレや景気低迷の終焉(しゅうえん)を感じる。2012年7月に「伝承鯵の押寿し」へリニューアル。

※2013年12月補訂:リニューアルを追記
販売駅
東海道本線 大船(おおふな)駅 1888(明治21)年11月1日開業 神奈川県鎌倉市大船1丁目
調製元
株式会社 大船軒 神奈川県鎌倉市岡本2丁目3番3号 0120-014541 http://www.ofunaken.co.jp/