東京駅から電車で約25分。横浜市は神奈川県の東部で東京湾に面した、人口約380万人の港町。東京の衛星都市として人口日本一の市であるほか、異国情緒とウォーターフロントで多くの観光客も集める。駅弁は、大正時代からの駅弁屋がコンコースやホーム上や駅周辺各地に駅弁売店を構え、「シウマイ弁当」は日本一売れる駅弁とされる。1915(大正4)年8月15日開業、神奈川県横浜市西区高島2丁目。
2014(平成26)年2月の発売。関西地方の節分行事が2000年代にコンビニ経由で全国に広まった棒状の太巻き「恵方巻」を、中華まんと横浜名物シウマイの材料でつくり、毎年2月1〜3日に販売するもの。味は締まりの良すぎる常温の肉まんという感じで、「シウマイまん」と同じ。価格は2014年の発売当時で300円、2015年から320円、2017年から掛紙がフィルムになって330円、2019年から350円。
※2022年2月補訂:写真を更新2019(平成31)年2月3日に購入した、横浜駅弁の掛紙。2017年からシウマイ恵方まんの掛紙が、紙製からフィルムに替わり、その窓から焼き印が見えるようになった。
2016(平成28)年2月3日に購入した、横浜駅弁の掛紙。当時はプラ容器を、フィルムでなくこの掛紙で巻いていた。中身や味は、上記の6年後と同じ。
2011(平成23)年2月の発売。関西地方の節分行事が2000年代にコンビニ経由で全国に広まった棒状の太巻き「恵方巻」を、横浜駅の駅弁屋がつくり、毎年2月1〜3日に販売するもの。玉子焼、タケノコ煮、鯛そぼろ、菜の花、昆布、カニの具を、帆立入り酢飯と海苔で巻いた、長さ約18cm、直径約5cmの太巻きが1本。市販の太巻きや恵方巻より、やや細身の感じがする。丸ごとかぶりつくのが正しい食べ方ということで、これはコンビニの恵方巻より食べやすい。価格は2011年の発売当時で680円、2015年から700円、2019年から730円。
※2022年2月補訂:写真を更新2020(令和2)年2月3日に購入した、横浜駅弁の掛紙。この年の恵方は西南西(西微南)だたそうで、掛紙の文字と方位と西暦年間数字を差し替えた。その絵柄は2015年の発売時から上記の2022年まで変わらない。今回は裏面の説明文がなくなり、そのごく一部が表面に移行した。
2016(平成28)年2月3日に購入した、横浜駅弁の掛紙。この年の恵方は南南東(南微東)だったそうで、掛紙の文字と方位と西暦年漢数字を差し替えた。裏面は前年と変わらない。中身も同じ。
2015(平成27)年2月3日に購入した、横浜駅弁の掛紙。容器も掛紙も中身も価格も毎年変わらないが、「恵方」という方角が毎年変わるそうで、図と文字でその方角が示される。漢数字の発売年も差し替わる。
2015(平成27)年2月の発売。名前だけ見れば、2月3日の節分に売られる弁当のように見えるが、内容は上記の「口福恵方巻き」にサワラ竜田揚、大豆と根菜の煮物、梅きゅうり漬のおかず類を加えたものであり、販売日も同じ2月1〜3日ということで、恵方巻の商品群の一翼である。2016(平成28)年には売られなかった。