banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東日本 新津(にいつ)駅2010年7月24日訪問Googleマップ
JR-East Niitsu Station

駅名標 駅舎 駅構内

新潟駅から普通列車で約20分。新津は信越本線に羽越本線と磐越西線が接続する鉄道の要衝で、国鉄時代は機関区や操車場を備えた鉄道の街であった。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋2社が今はキオスクに駅弁を卸し、SL列車の発車時にはホーム上での販売も行われる。1897(明治30)年11月20日開業、新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目。

JR東日本 新潟(にいがた)駅2010年7月24日訪問Googleマップ
JR-East Niigata Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から上越新幹線「とき」で2時間強。新潟市は信濃川の河口に位置する日本海に面した人口約82万人の港町で、水田や漁港から新幹線や空港までなんでもある日本海側随一の大都市。駅弁は国鉄時代からの新潟駅と新津駅と新発田駅の駅弁屋4社に加えてJRの子会社も進出し、共同売店で多種が揃う。1904(明治37)年5月3日開業、新潟県新潟市中央区花園1丁目。

鮭の焼漬弁当 さけのやきつけデラックス(1,050円)2011年6月12日に新津駅ホーム上台売りで購入
Sake no Yakitsuke Bento Sake no Yakitsuke Deluxe

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

1950(昭和25)年頃の登場。幕の内弁当風に白いトレーで仕切られた長方形容器の中に、なぜか梅干しを片隅に配置した白御飯と玉子焼やカニコロッケに筋子と、メインの焼いてからタレで一晩漬けたという鮭が入り、デザートはスライスパイナップル。2011年現在で年間約3万個が売れているのだという。2005年の購入時は840円、今回は990円、2015年時点で1,050円。

見た目は具の配置が整然とし過ぎている工業製品の感じを受けるが、味は全く逆。とろけるような鮭焼漬に香り高い白御飯。JR以降の新製品が幅を利かす新津駅弁の中で渋く光る駅弁だ。上越新幹線燕三条駅でも購入可能で、掛紙裏に必要事項を記入してFAXすれば、鮭の焼漬の真空パックを注文できる。

※2015年9月補訂:値上げを追記
※2012年5月補訂:写真の更新と価格改定の追記
※2005年5月補訂:写真の更新と解説文の一部追記
販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111 http://www.ekiben.or.jp/sanshinken/

【掛紙】鮭の焼漬弁当 さけのやきつけデラックス(820円)1994年1月1日調製
Sake no Yakitsuke Deluxe

掛紙

1994(平成6)年1月1日7時の調製と思われる、昔の新津駅弁の掛紙。約十年後のものと比べて、間違い探しの範囲でしか変化がない。掛紙左下に描かれるタコのキャラクターは、何だろうと不思議がられる。

販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新津市本町1丁目2番43号 0250(22)1111

箱入りむすび(820円)2016年10月15日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Hakoiri Musubi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2016(平成28)年6月4日の発売。同年10月のJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2016」にエントリー。正式な名称は「鮭の焼漬箱入りむす美」だが、掛紙の絵柄では「箱入りむすび」に見える。中身は鮭の焼漬を具とした結び飯が2切れと、サラダ、玉子焼、煮物、エビフライ。あの新津駅の名物駅弁が、2個の「おにぎらず」になれば、うまくないはずがない。玉子焼も「鮭の焼漬弁当」と共通だろうか。

販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 新発田三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 連絡先の記載なし
販売元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111 http://www.ekiben.or.jp/sanshinken/

焼漬鮭ほぐし弁当(1,080円)2012年1月21日に川崎さいか屋駅弁大会で購入
Yakitsuke Sake Hogushi Bento

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2011(平成23)年7月12日の発売。正方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、中身のイメージ写真を美しく描くサケ色のボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上を錦糸卵で覆い、「鮭の焼漬」を少々ほぐしたものを貼り、マイタケ煮、オクラと菊なめこの和え主の、赤かぶ酢漬、鉄火豆を添えるもの。伝統の「鮭の焼漬弁当」より分量が多いのではないかと感じる鮭の焼漬が楽しめる。付合せの内容も好印象。価格は購入当時で1,050円、2014年4月の消費税率改定により1,080円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111 http://www.ekiben.or.jp/sanshinken/

【終売】鮭の焼漬といくら弁当(1,050円)2005年10月9日に日比谷公園「鉄道フェスティバル」で購入
Sake no Yakitsuke to Ikura Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

2004〜2005年の駅弁大会シーズンに向けて投入か。黒く小さな発泡材の長方形容器を二段重ねにして、イクラと鮭の写真を載せたボール紙の枠にはめる。中身は下段が錦糸卵御飯とイクラ醤油漬け、上段が山菜載せ御飯と鮭の焼漬。

味はうまいが心はなし、メインの具はいずれも密封され、御飯の見栄えも含めてだいぶ味気ない。阪神百貨店やJR東日本の駅弁大会での収穫報告はあるが、現地でふらりと買えたという話を聞かないので、事実上の催事専用商品かもしれない。この調製元は近年、輸送駅弁やOEM商品に力を注ぎ過ぎているような気がする。2006年までの販売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111 http://www.ekiben.or.jp/sanshinken/

【終売】大人の休日 鮭の焼漬 新潟御膳(1,200円)2003年11月16日に時刻表検定試験東京会場で購入
Otona no Kyujitsu Sake no Yakitsuke Niigata Gozen (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

2002(平成14)年に登場した、大人の休日駅弁の新津駅版。藍色のボール紙組立容器の中には、御飯とおかずに分かれた木目調の弁当折がひとつずつ入る。中身は、御飯のほうがコシヒカリの日の丸弁当、おかずに出汁の利いた厚焼き玉子に光沢鮮やかなイクラなど、そしてメインディッシュの鮭を焼いてたれに漬けた新潟名産鮭の焼漬の大サイズが一個。常温かやや冷ためで味が引き立つ、駅弁業70年の歴史と伝統が存分に発揮されている気がする。御飯の折にも掛紙がかかるのは駅弁ファンに嬉しい。2009年までの販売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111 http://www.ekiben.or.jp/sanshinken/