banner  旅の友「駅弁」。
 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東海 新富士(ふじ)駅2017年5月11日訪問Googleマップ
JR-Tokai Shin-Fuji Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅からこだま号で1時間強。東海道新幹線で1988(昭和63)年3月に追加された駅で、開業時から現在まで一貫して各駅停車の「こだま」のみが停車する。富士山がよく見えるよう、駅の壁はガラス張り。1988(昭和63)年3月13日開業、静岡県富士市川成島。

JR東海 富士(ふじ)駅2015年9月5日訪問Googleマップ
JR-Tokai Fuji Station

駅名標 駅舎 駅構内

静岡駅から東海道本線で30分強。富士市は静岡県の東部で富士山の南に広がる人口約25万人の宿場町で、製紙業などの工業で栄える。駅弁は大正時代からの駅弁屋が健在だが、現在の富士駅での駅弁の販売は、身延線ホーム上の立ちそば屋に少数が置かれるに留まる。1909(明治42)年4月21日開業、静岡県富士市上横割。

特製幕の内弁当(850円)2015年8月9日に新富士駅改札外コンコース土産物等売店で購入
Tokusen Makunouchi Bento

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

富士駅や新富士駅の、普通の幕の内駅弁。赤富士を描いた専用のボール紙箱に、日の丸御飯の白いプラ製トレーと、鶏カツ、サバ照焼、エビフライ、しゅうまい、玉子焼、かまぼこ、筑前煮、しば漬、わさび漬などを詰めるプラ製トレーを収める。駅弁として控えめな価格で、具の量と種類を確保した、食材や調理での地域性はない、弁当の実需がある新幹線駅らしい食事向け駅弁。

販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

彩弁当(750円)2015年8月9日に新富士駅改札外コンコース土産物等売店で購入
Irodori Bento

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

富士駅や新富士駅の、並等の幕の内駅弁。市販の仕出し弁当向けボール紙箱で、9区画のプラ製トレーに収まる中身は、日の丸御飯、サクラエビ載せ御飯、おいなりさんとかんぴょう巻、鶏カツ、サバ照焼、煮物、ポテトサラダ、しゅうまいとウインナー、オレンジと抹茶わらび餅。食事としては100円追加して上記の幕の内を買うのがよい。こちらは富士のある内容で、おつまみ向け。

販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

駿河ちらし(630円)2015年8月9日に新富士駅改札外コンコース土産物等売店で購入
Suruga Chirashi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

正八角形の容器に白飯を敷き、桜でんぶ、サクラエビ、炒り卵、刻みシイタケ、鮭フレーク覆う。具は散らさず、真横にストライプ。サクラエビを入れるだけで駿河を表現できて便利だなと思った。

販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

天晴れ!!富士山弁当(1,030円)2010年4月29日に新富士駅土産物類売店で購入
Appare Fujisan Bento

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2008(平成20)年1月頃に登場した、通常は新富士駅でのみ販売される駅弁。長方形の発泡材枠容器に、昭和中期の漫画の雰囲気を狙ったと思う絵柄のボール紙でふたをする。中身はサクラエビなどで彩る日の丸御飯に、豚肉西京味噌漬、黒はんぺんフライ、玉子焼、こんにゃくやカボチャなどの煮物、茎ワサビなど。富士山周辺の名産品を少しずつ詰めたのだという。副菜がことごとくスパイシーで、個人的には食べるのに難儀した。価格は購入当時で1,000円、2014年4月の消費税率改定により1,030円。

富士は日本一の山。1988(昭和63)年に東海道新幹線の三島駅と静岡駅との間に新富士駅を追加した際には、ホームの壁面をガラス張りにして富士山がよく見えるようにした。実際には駅が製紙工場その他の大規模工場群のど真ん中に位置するため、それらの工場がよく見えることになるのだが、南面を現す富士山は、晴れていれば陰が少なくいつも明るく輝き、見栄えがする。

※2015年7月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

巻狩べんとう(1,100円)2010年4月29日に新富士駅土産物類売店で購入
Makikari Bento

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

1988(昭和63)年3月13日の新富士駅の開業とともに「新幹線グルメ」のひとつとして誕生した駅弁。楕円形の発泡材枠容器に木目柄のボール紙でふたをして、富士の巻狩のイラストと解説文を印刷した掛紙で包む。

中身は日の丸御飯に鮭柚子香焼、牛肉生姜煮、鶏雉焼、玉子焼、タケノコ煮、しめじ煮、ナス漬などのおかずを詰めるもの。源頼朝が富士の裾野で行った巻狩をイメージしたそうだ。一緒に食べた富士山弁当と同じく、これもおかずがなかなかスパイシー。

掛紙によると富士の巻狩とは、鎌倉幕府の初代将軍である源頼朝が建久4年(1193年)に富士の裾野で数十万人を動員して10日以上も宴を開いた巻狩、つまり軍事訓練やお祭りの目的で行われた狩猟であるという。今も富士の広大な裾野では陸上自衛隊や米軍が戦闘訓練を行っている。

※2011年6月補訂:写真の掲載と解説文の増強
販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

笹むすび鱒ずし(820円)2009年4月12日に富士駅身延線ホーム上そば屋で購入
Sasamusubi Masuzushi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

ほとんど筒状の頑丈なボール紙製の容器に、商品名と中身写真とマスのイラストを描いた掛紙を巻き付ける。容器の中には笹むすびが5個入り、そのひとつひとつに三角形の白ゴマ入り酢飯とマスが詰まっている。持ち歩きやすく食べにくく、味はなかなか。マス寿司といえば富山の代名詞であるが、東海道本線沿線のものも乙なところが揃っている。

販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

笹むすび鱒ずし(540円)2017年5月11日に新富士駅新幹線ホーム上駅弁売店で購入
Sasamusubi Masuzushi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

上記「笹むすび鱒ずし」の、3個入りバージョン。中身は同じだが、容器もパッケージの絵柄もまるで異なる。

販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

【終売】富士宮やき×さば弁当(880円)2017年5月11日に新富士駅新幹線ホーム上駅弁売店で購入
Fujinomiya Yaki and Saba Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2017(平成29)年1月10日の発売。その名のとおり、そして掛紙に書かれるとおり、富士宮やきそば、焼き鯖寿司、温野菜の詰合せ。正方形3個分の横長な容器に、左から順に富士宮やきそば、味噌焼き鯖ずし、野菜の煮物とわらびもちを詰めていた。やきそばは富士宮の特徴である太さとコシとサクラエビを備え、やきさばは高級品レベルの身の太さ。野菜はおしゃれな見栄えと味。これはなかなか格好良い駅弁。しかし材料の終了を理由に、同年7月9日限りで終売。

※2017年7月補訂:終売を追記
販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

【終売】富士の恵み山海五色ずし(1,200円)2007年1月11日に京王百貨店駅弁大会で購入
Fuji no Megumi Sankai Gosyoku Zushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身

秋冬の駅弁大会シーズンへ向けた、2006(平成18)年10月の投入か。細長い長方形の発泡材容器を、蒲鉾型のボール紙に収納する。中身は笹の葉を敷いたゴマ入り酢飯の上に牛肉甘辛煮、桜海老バラ揚げ、じゃこ山椒煮、鯛の酢締めと花蓮根酢漬、椎茸の含め煮を順番に並べて、茎わさびを添える。

コンセプトはともかく、1,200円も取るのにこの分量、風味、品質、見栄えでは、富士山麓のおいしいパノラマなど広がらない。現地ではともかく、催事場では苦戦を強いられるだろう。富士と新富士の駅弁は通常、比較的商品寿命が長いと思うが、これは来年の今頃に出会えるかどうか。現存しない模様。

※2015年7月補訂:終売を追記
販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

【終売】国産うなぎわさび飯(1,300円)2005年1月22日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kokusan Unagi Wasabi Meshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

秋冬の駅弁大会シーズンに向けた、2004(平成16)年秋頃の投入か。円形の加熱機能付き容器を、富士とワサビ田と鰻蒲焼の写真を載せたパッケージに入れ、ビニール紐でしばる。中身はタレ御飯の上にワサビの茎を少々散らし、錦糸卵を敷いて、鰻蒲焼とささがきごぼうと青菜を載せたもの。冷めてもおいしいのは駅弁ならでは、というのは、加熱したのだが御飯が厚かったのか、あるいは操作ミスか、鰻蒲焼まで熱が届かなかったもの。現存しない模様。

※2015年7月補訂:終売を追記
販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

【終売】三島宿うなぎ横丁(1,000円)2003年4月19日にパシフィコ横浜の旅フェアで購入
Mishimasyuku Unagi Yokocho (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

2002(平成14)年頃の登場か。丸い加熱機能付き容器を薄手のボール紙箱に入れる。中身はかなり水気の多い醤油飯の上に錦糸卵と笹掻きゴボウを敷いて鰻蒲焼を2切れ載せるもので、冷めた状態だと食べられたものではないが、暖めれば中身のすべてが柔らかく消化が良さそうな感じに変貌する。

なお、駅弁名やパッケージの記述を見ると三島駅弁のように見えて、実際に三島駅での販売もあるそうだが、富士駅弁の業者の商品なのでここで紹介する。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
東海道新幹線 新富士(しんふじ)駅 1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
株式会社 富陽軒 静岡県富士市松岡1190 0545(61)2835 http://fuyouken.com/

【掛紙】御辨當(30銭)調製年月日不詳
Obento

掛紙

戦前のものと思われる、富士駅弁の掛紙。鉄道の歴史の中では富士の姿は変わらないから、この掛紙にも当然に富士山が描かれる。東海道本線のものと思われる鉄橋もちらりと見える。

販売駅
東海道本線 富士(ふじ)駅 1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
調製元
富陽軒 所在地の記載なし 133番