banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 新神戸(しんこうべ)駅2017年2月3日訪問Googleマップ
JR-West Shin-Kobe Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で3時間弱。神戸市は兵庫県の南東部で大阪湾に面する人口約154万人の港町で、関西や日本を代表する大都市のひとつであり、異国情緒や夜景で有名な観光地でもある。駅弁は第二次大戦後に神戸へ移転した駅弁屋の、肉や洋食や新幹線型など、様々な駅弁が賑やかである。1972(昭和47)年3月15日開業、兵庫県神戸市中央区加納町。

神戸のステーキ弁当(1,230円)2006年10月28日に港北東急百貨店駅弁催事で購入
Kobe no Steak Bento

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2006(平成18)年3月の登場。というより下記「神戸ビフテキ弁当」のリニューアルだろう。容器の構造、内容、価格、風味はほとんど同じ。「但馬牛」の表記が消えて、駅弁マークが加わったが、ここに変更のヒントがあるかもしれない。価格は購入当時で1,200円、2014年4月の消費税率改定により1,230円。

※2014年6月補訂:値上げを追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

牛バラ神戸チャーハン(1,080円)2010年1月23日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Gyubara Kobe Chahan

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2009(平成21)年の年末までに登場か。東海道本線全通(神戸−新橋間)120周年記念弁当の副題が小さく付く。赤塗りのボール紙製容器を、赤と黒で駅弁名を描いたボール紙の枠にはめる。中身はチャーハンの上に牛バラ肉の煮込みを6個と牛肉のタレ焼きを載せ、カシューナッツとパプリカを添えるもの。価格は購入当時で1,050円、2014年4月の消費税率改定により1,080円。

御飯は炒飯というよりサフランライスの雰囲気で、牛肉も炒飯であればこんな感じには載せないと思うので、これは炒飯駅弁ではなく調製元の得意分野どおりの洋風牛肉駅弁である。チャーハンと考えると高価だが、そう解釈して食べればおいしい神戸の駅弁。ナッツのアクセントが心地よい。

※2014年6月補訂:値上げを追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

神戸ワインステーキ弁当(1,230円)2013年1月18日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kobe Wine Steak Bento

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2013(平成25)年1月の京王百貨店駅弁大会での実演販売のためにデビューか。赤ワイン色にデザインされたボール紙の枠に収まる容器の中身は、きのこピラフに赤ワイン色をした牛肉ステーキを載せて、コーン、インゲン、ニンジンを添えるもの。レストランのステーキの雰囲気が、駅弁で見事に再現されている。価格は購入当時で1,200円、2014年4月の消費税率改定により1,230円。

肉はやや噛み切りにくく、ここの駅弁であれば「肉めし」のほうが食べやすい。しかし、こういう駅弁に挑戦する調製元は多くないはず。パッケージのデザインも含めて、神戸らしさが出ていると感じる。

販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

神戸牛すき焼き弁当(1,330円)2012年1月15日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kobe Gyu Sukiyaki Bento

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下記の新神戸駅限定の注文販売駅弁「黒毛和牛神戸すき焼き弁当」を、2011(平成23)年秋までにリニューアルか。これは京王百貨店駅弁大会での実演販売で購入したもの。真っ黒な長方形の発泡材容器を、神戸や牛にちなむ絵柄をいろいろ描いたボール紙の箱に詰める。中身は白御飯に牛肉煮を載せ、ニンジン、ごぼう、インゲン、糸こんにゃくを添えるもの。牛肉は薄く引き延ばされた感じで、そのためにジューシーでビーフの香りが感じられる。現地で買った前作とは違い、これは見ても食べてもうまい。価格は購入当時で1,300円、2014年4月の消費税率改定により1,330円。

※2014年6月補訂:値上げを追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】黒毛和牛神戸すき焼き弁当(1,000円)2010年5月2日に新神戸駅コンコース駅弁売店で購入
Kuroge Wagyu Kobe Sukiyaki Bento (end of sales)

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2007(平成19)年5月頃に登場した、駅弁売店で注文生産されるタイプの弁当、いわば駅弁版ホカ弁。ホカ弁タイプの黒い発泡材容器に、モノクロ印刷で駅弁名その他の文字のみを書いた掛紙を巻く。中身は白御飯の上に牛肉、タマネギ、糸こんにゃく、青ねぎ、ニンジンを無造作に載せるもの。

掛紙でも販売員からも一押しされたとおり、確かに出来たてでアツアツなのだが、中身は暖かいだけであまり美味いとは思えない牛丼だった。この調製元の「肉めし」その他の常温駅弁での牛肉の旨さを考えると、掛紙のデザインや容器の選定ともども、駅弁屋の実力が出ていない駅弁だと思う。2011年までに下記「神戸牛すきやき弁当」(1,300円)へリニューアルされた模様。

※2012年11月補訂:終売可能性を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】ぼっかけ牛飯どんとこい(750円)2003年11月8日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
Bokkake Gyumeshi Dontokoi (end of sales)

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2003(平成15)年秋の登場か。発泡材を枠にしたビニールトレーに透明蓋と薄いボール紙のふたをして麻紐でしばる。中身は御飯の上に、濃い甘辛に煮込まれた牛肉と牛すじとコンニャク、そして刻みネギがぶっかけられる。良くも悪くも御飯が進む味であり、牛すじとコンニャクの食感とのマッチングに好みが分かれると思う。山陽本線新長田駅弁を名乗るが、この駅で販売されているかは不明。

それもそのはず、兵庫県神戸市長田区だけで細々と親しまれてきた「ぼっかけ」を駅弁で再現したもの。同様に地元の名物であった「そばめし」が冷凍食品化を経て全国化したことを受けて、二匹目のドジョウを狙い2002年頃から地元で次々に商品化されているところ。今のところブレイクとまではいっていない。

長田は1995年1月の阪神大震災で最も被害が大きかった地域のひとつ。区画整理や再開発や新築改築を頑なに拒んだ現在の建築法令に合致しない建物の密集市街地が地震で倒壊し焼き尽くされたもので、その面では起こるべくして起こった災難だと突き放す向きもあるが、震災後に税金や借金を投入し整備された新たな合法市街地にはない人々の触れ合いがあったと懐かしむ向きもあり、この地で再び興ることを選択した市民住民によって様々な地域振興策が活発に打ち出されているところ。その中にこの「ぼっかけ」もある。

現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
山陽本線 新長田(しんながた)駅 1954(昭和29)年4月1日開業 兵庫県神戸市長田区松野通一丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】よくばり牛肉二刀流(980円)2011年1月14日にさいか屋藤沢店駅弁大会で購入
Yokubari Gyuniku Nitoryu (end of sales)

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2010(平成22)年秋の新作として10月までに登場か。長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、駅弁の名前などを書いたボール紙の枠にはめる。中身はキノコピラフの上にローストビーフをたっぷり、牛肉炙り焼きを少々貼り、いんげん、にんじん、錦糸卵、ピクルスを添えるもの。「二刀流」という割には、ローストビーフと牛肉炙り焼きの分量の比率は8:1ほどで刀の長さは大きく異なるが、キノコピラフの油味と少し脂の抜けたローストビーフが良く合う。2013年までの販売か。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/
疑義駅弁

【終売】港町レストラン(1,050円)2007年1月17日に京王百貨店駅弁大会で購入
Minatomachi Restaurant (end of sales)

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2007(平成19)年1月の京王百貨店駅弁大会で目玉商品として実演販売され、その催事期間中だけひっそりと新神戸駅で売られ、催事の終了後直ちに予定どおり消滅させた、新たなタイプの疑義駅弁。

トレーを接着した長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、神戸の名所とプロデュース元ホテルを柔らかに描いたボール紙の枠にはめる。中身は写真のとおり、白御飯に神戸牛100%使用というミンチカツを載せるだけで、この上ないシンプルさ。デミグラスソースと人参とインゲンを添える。

メインはつまり牛コロッケなので、これに千円以上のお金を支払う抵抗感はある。でも柔らかく風味良く、うまい。でも高い。通常の牛肉が入っていれば感じないだろう葛藤がそこに生まれる。味と中身は評価したいけど、買った人や食べた人の評価は厳しくなりそうな感じ。

駅弁大会実演販売商品に新作が投入されることは悪くないし、期間限定の記念駅弁もよくある話。しかしこの弁当は催事期間中のみの販売であることを該当ホテルのホームページに明記し、それが調製元のページには明記されず、催事場や百貨店チラシでも無視された。

駅でもともと売る気がなさそうな商品を、大々的に駅弁として宣伝し大量販売し、最近は疑義駅弁の指摘が見られるので催事期間中は一応駅にも少し置いておき、催事が終わったらさっさと撤収したと言われかねない商法は、これが一般に広く認知されれば駅弁と駅弁催事を消滅させるだろう。普段は現地で人気も実力もある駅弁を売るのに、しかし同時に催事場では疑義駅弁を売る商売は、駅弁サイト運営者の個人的意見としては、理解し難いし、残念でならない。催事場で対決し打ち負かした大船駅弁も、同様の商法であり商品であった。

調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】神戸ビフテキ弁当(1,200円)2005年11月6日に京急ストア日の出町店駅弁大会で購入
Kobe Beefteak Bento (end of sales)

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2005(平成17)年秋の登場。神戸の著名駅弁「肉めし」と色や柄が似たボール紙のパッケージを使用、中身はサフランライスかバターライスのようなキノコピラフの上に但馬牛ステーキを貼り、エンドウ・ピクルス・フライドポテトなどを添えるもの。「肉めし」同様、牛肉は見た目にパサついているのに、タレとスパイスと牛肉の風味がぎゅっと詰まる。現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

【終売】神戸牛100%牛肉王子(1,500円)2008年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kobegyu 100% Gyuniku Oji (end of sales)

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2007(平成19)年9月20日に登場。トレー接着の発泡材枠容器に透明なふたをかけて、金色に輝くボール紙の立体容器に詰める。中身は牛丼で、白御飯の上を神戸牛のすき焼き肉とそぼろで覆い、三色のパブリカで彩り、小さなタマネギ煮を添える。他駅に類例を感じる、神戸の駅弁としては没個性的な印象。でも、うまさは十分。

2006年夏の高校野球で優勝した、西東京代表の早実こと早稲田大学系属早稲田実業学校高等部で、優勝投手として活躍した斎藤佑樹に付けられたあだ名が「ハンカチ王子」。試合中にマウンドで汗を青いハンカチでぬぐう姿にテレビや視聴者が食い付き、この年の流行語となった。以後、10代男子のスポーツ選手が活躍する度に「○○王子」の呼称をテレビのワイドショーやスポーツ新聞が付けるようになる。この駅弁の「王子」も、そんな王子ブームにちなんで付けられたことが、神戸新聞の記事で明らかになっている。

現在は販売されていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

神戸ワイン弁当(1,600円)2005年春頃撮影
Kobe Wine Bento

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1984(昭和59)年に登場した、史上初のワイン付き駅弁。ダークな木目調のボール紙容器に掛紙代わりの紙蓋をして茶色いリボンで留める。中身はサフランライスに神戸牛ステーキ、トーストやサラダ、そして神戸ワインのクオーターボトル(180ml)が1本と透明プラ製カップがひとつ付いている。かつては一日50個限定、後に20個限定となり、原則として予約販売である模様。2014年時点では販売休止中。

神戸ワインと同時の駅弁登場時にはハーフボトル(360m)が付いていたが、ワインの品薄でまもなく販売中止となり、5年の休止期間を経て駅弁専用ワインボトルと共に再登場したとか。神戸ワインは神戸市プロデュースの官製ワインだが、さすが震災前までは「神戸株式会社」などと言われただけあって、商売上手で神戸牛と並ぶ名産となった。

※2014年6月補訂:販売現況を追記
販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
東海道本線 神戸(こうべ)駅 1874(明治7)年5月11日開業 兵庫県神戸市中央区相生町3丁目
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/

神戸牛ステーキ弁当(3,000円)2013年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入
Kobegyu Steak Bento

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2013(平成25)年1月の京王百貨店駅弁大会での実演販売のためにデビューか。催事場では1,200円の「神戸ワインステーキ弁当」と併売されていた。容器も見た目もその安いほうと、ほとんど同じ。ステーキの牛肉を神戸牛にして、この価格になった。その高級感を出すためか、包装は替えられている。

神戸牛ステーキの身とタレの香りは素晴らしいものがあったが、食感は高級和牛としては赤身と筋の硬さが気になった。今回から自由意見が書き込めるようになった京王百貨店駅弁大会の公式ブログにも、辛辣な意見とお詫びのコメントがあったらしい。

販売駅
山陽新幹線 新神戸(しんこうべ)駅 1972(昭和47)年3月15日開業 兵庫県神戸市中央区加納町
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682 http://www.awajiya.co.jp/