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 館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 米子(よなご)駅2010年7月31日訪問Googleマップ
JR-West Yonago Station

駅名標 駅舎 駅構内

新大阪駅から新幹線と特急「やくも」を乗り継いで約3時間。米子市は鳥取県の西端で日本海と中海に面した人口約15万人の城下町で、県庁所在地でないにもかかわらず商業都市として山陰地方を代表する都市のひとつとなっている。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が「吾左衛門鮓」シリーズなどの駅弁を販売。1902(明治35)年11月1日開業、鳥取県米子市弥生町。

上等御辨當(1,000円)2014年1月17日に京王百貨店駅弁大会で購入
Joto Obento

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2014(平成26)年1月の京王百貨店駅弁大会と阪神百貨店駅弁大会で登場。商品名は「復刻版吾左衛門弁当」ともされる。戦前の米子駅弁の掛紙でデザインした、駅弁催事業者マーク入りの掛紙を使う。中身は米子駅弁のカニ飯、サバとサケの吾左衛門鮓、赤貝しぐれ煮、玉子焼、ちくわ磯辺揚、野菜の酢の物、パイナップルとサクランボなどで、たしかに現行の吾左衛門弁当に似ている。何も知らずに、食べてもおいしいお弁当。催事場以外で売られるかは、定かでない。

販売駅
山陰本線 米子(よなご)駅 1902(明治35)年11月1日開業 鳥取県米子市弥生町
調製元
株式会社 米吾 鳥取県米子市奈喜良248−4 0859(26)1511 http://www.komego.co.jp/

吾左衛門弁当(1,260円)2011年10月3日に米子駅駅弁売店で購入
Gozaemon Bento

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正方形の経木枠容器に、調製元と中海と枕木山かどこかを昔話マンガ風に描いた掛紙をかける。白いプラ製トレーに収まる中身は、栗を載せた山菜おこわ、カニ寿司、吾左衛門鮓(鯖)2切れ、かまぼこ、玉子焼、エビフライ、赤貝しぐれ煮、パインなど。名称と掛紙から上等幕の内かと思ったら、中身はそうではなかった。

掛紙を読むと「山陰名物舟子弁当」の副題が見える。説明文では「吾左衛門弁当は、寛永年間、廻船問屋・米屋、五左衛門の妻が村祭のご馳走に、舟子達に作ったと伝えられる舟子弁当です。」とのことだが、これだけではよく分からない。調製元は江戸時代に米問屋と廻船問屋、今でいう米穀商社と海運会社を営んでおり、機械がない時代に多くの人員を雇用していたのだろう、その舟子つまり船頭か船員への賄い飯かボーナスかで、こんな弁当を作ったのだと読めた。しかし当時にこの中身ができたのかどうかとは思う。価格は購入当時で1,220円、2014年4月の消費税率改訂により1,260円。

※2015年10月補訂:値上げを追記
販売駅
山陰本線 米子(よなご)駅 1902(明治35)年11月1日開業 鳥取県米子市弥生町
調製元
株式会社 米吾 鳥取県米子市奈喜良248−4 0859(26)1511 http://www.komego.co.jp/

幕の内弁当 伯耆物語(950円)2011年10月3日に米子駅駅弁売店で購入
Makunouchi Bento Houki Monogatari

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米子駅の幕の内駅弁。駅弁名を書いた専用のボール紙箱を使用、白いプラ製トレーに収まる中身は、日の丸御飯に奈良漬、かまぼこと玉子焼とうなぎ蒲焼、シジミ煮、マス唐揚、ワカサギ甘露煮、ニンジンやサトイモなどの煮物、焼サバ、ちくわ磯部揚、ひじき煮、煮豆、パインとチェリーなど。初見は仕出し弁当風も、多種のおかずの味が常温で生きる駅弁の鑑。価格は購入当時で920円、2014年4月の消費税率改訂により950円。

※2015年10月補訂:値上げを追記
販売駅
山陰本線 米子(よなご)駅 1902(明治35)年11月1日開業 鳥取県米子市弥生町
調製元
株式会社 米吾 鳥取県米子市奈喜良248−4 0859(26)1511 http://www.komego.co.jp/

うなぎ弁当(1,300円)2011年10月3日に米子駅駅弁売店で購入
Unagi Bento

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円形の硬いプラスティック製容器に、ウナギ蒲焼の写真やウナギのイラストなどを描いた掛紙をかける。中身は茶飯を錦糸卵で覆い、ウナギ蒲焼を3切れ載せて、たれとナス漬けとはじかみとさくらんぼを添えたもの。メインのウナギはプニョプニョしているものの、分量は確保されているし、見栄えも掛紙写真と同じで、これで千円以下(購入当時で920円)ならお買い得。ウナギの高騰のためか、2015年時点での価格は1,300円。

※2015年10月補訂:値上げを追記
販売駅
山陰本線 米子(よなご)駅 1902(明治35)年11月1日開業 鳥取県米子市弥生町
調製元
株式会社 米吾 鳥取県米子市奈喜良248−4 0859(26)1511 http://www.komego.co.jp/

赤貝めし(930円)2008年11月8日に小田急藤沢店駅弁大会で購入
Akagai Meshi

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2008〜2009年の駅弁大会シーズンに、吾左衛門酢(吾左衛門寿し)の実演販売での併売商品として登場したと思われる。プラスティック製の井形容器に、表面に商品名を、裏面に由来文を書いたボール紙でふたをする。中身は茶飯の上に赤貝(サルボウ貝)を30個程度ばらまき、昆布巻や玉子焼、カマボコ揚や煮物などを添えるもの。催事場ブースでの主役は揺るぎないだろうが、こちらも味で負けないなかなかの駅弁。

現地で販売されているかは分からないが、赤貝飯は出雲の郷土料理であるため、食堂や弁当で食べることはできるだろう。価格は購入当時で900円、2014年4月の消費税率改訂により930円。

※2015年10月補訂:値上げを追記
販売駅
山陰本線 米子(よなご)駅 1902(明治35)年11月1日開業 鳥取県米子市弥生町
調製元
株式会社 米吾 鳥取県米子市奈喜良248−4 0859(26)1511 http://www.komego.co.jp/

海の宝箱(1,260円)2008年11月8日に小田急藤沢店駅弁大会で購入
Umi no Takarabako

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2008〜2009年の駅弁大会シーズンに、吾左衛門酢(吾左衛門寿し)の実演販売での併売商品として、催事場と現地で登場したと思われる。発泡材でしっかり作った木目調の長方形容器を、商品名を描いたボール紙の枠にはめる。中身は酢飯の上にサイコロ状のサバ、マス、アジ、カニ、玉子焼とイクラを散らし、漬け物を添えるもの。

つまり米子駅弁の主力商品「吾左衛門酢(吾左衛門寿し)」の具を角切りにして使った派生商品。パラパラというよりバラバラとした中身に少々の食べにくさがあり、風味を出すには食べ方次第になりそうだが、素材とアイデアは良いと思うし、お手軽に食べられる一品。

販売駅
山陰本線 米子(よなご)駅 1902(明治35)年11月1日開業 鳥取県米子市弥生町
調製元
株式会社 米吾 鳥取県米子市奈喜良248−4 0859(26)1511 http://www.komego.co.jp/

海の宝箱(1,000円)2013年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入
Umi no Takarabako

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上記「海の宝箱」の2013年1月時点での姿。絵柄で目立つボール紙製パッケージに収めた、米子駅弁「赤貝めし」と同じ容器に、酢飯の上にサバとマスとカニとアジと玉子焼のサイコロとイクラの粒を振りまいたちらし寿司を詰め、吾左衛門鮓鯖1切れと玉子焼と海藻佃煮を添える。値段を下げるためか、具が小粒になったが、吾左衛門鮓シリーズのみずみずしい魚の風味は健在。うまい駅弁だと思うが、これは駅弁大会専用商品であるかもしれない。価格は購入当時で980円、2014年4月の消費税率改訂により1,000円。

※2015年10月補訂:値上げを追記
販売駅
山陰本線 米子(よなご)駅 1902(明治35)年11月1日開業 鳥取県米子市弥生町
調製元
株式会社 米吾 鳥取県米子市奈喜良248−4 0859(26)1511 http://www.komego.co.jp/
催事駅弁

【終売】海の宝箱丼(1,500円)2016年1月7日に京王百貨店駅弁大会で購入
Umi no Takarabako (end of sales)

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米子駅弁「海の宝箱」について、2016(平成28)年1月の京王百貨店駅弁大会で、容器に「51回記念元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」どんぶりを使い、一日あたり300個を1,500円で実演販売したもの。前年に名古屋駅「抹茶ひつまぶし日本一弁当」で同じことをした際には、連日即売切の大人気であったのに、これは不人気。中身は通常版と同じはずが、暖かく乾燥した催事場で長く留め置かれたためかどうか、酢飯は酸味が強く、具はパサパサで、いつもの味が出ていなかった。

調製元
株式会社 米吾 鳥取県米子市奈喜良248−4 0859(26)1511 http://www.komego.co.jp/

【終売】白いかと蟹の海鮮どんぶり(1,000円)2014年2月8日に鶴屋百貨店駅弁大会で購入
Shiroika to Kani no Kaisen Donburi (end of sales)

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2013〜2014年の駅弁大会シーズンのみの販売か。現地で売られたかは定かでない。発泡材の丼に酢飯を詰め、錦糸卵、カベニズワイガニのほぐし身、玉子焼、白いか、イクラを散らし、奈良漬けを添える。柔らかいイカの香りを楽しめた。

販売駅
山陰本線 米子(よなご)駅 1902(明治35)年11月1日開業 鳥取県米子市弥生町
調製元
株式会社 米吾 鳥取県米子市奈喜良248−4 0859(26)1511 http://www.komego.co.jp/
2004年度JR西日本「駅弁の達人」

【終売】五穀米のお弁当(950円)2004年12月30日に米子駅で予約購入
Gokokumai no Obento

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JR西日本の駅弁キャンペーンに伴い、2004年5月1日に登場。経木枠の長方形容器に木目調のふたをして、昭和9年頃のデザインを取り込んだ掛紙をかけて、紙ひもでしばるのは正統派の駅弁スタイル。中身は2枚の経木で斜めに仕切り、大豆・押麦・いりごま・玄米・キヌアの五穀米を五角形に詰め、鶏照焼や穴子巻やハタハタ唐揚げを加え、イワシ団子や玉子焼などを添える。食材は主に地元産品を使用したそうで、内容でも薄味な風味でも健康志向が感じられる駅弁。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。現在は売られていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
※2005年3月補訂:写真の掲載と解説文の手直し
販売駅
山陰本線 米子(よなご)駅 1902(明治35)年11月1日開業 鳥取県米子市弥生町
調製元
株式会社 米吾 鳥取県米子市奈喜良248−4 0859(26)1511 http://www.komego.co.jp/