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 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR九州 大牟田(おおむた)駅2017年2月4日訪問Googleマップ
JR-Kyushu Omuta Station

駅名標 駅舎 駅構内

博多駅からJR快速で約1時間、天神駅から西鉄特急で約1時間。大牟田市は福岡県の南端で有明海に面する、人口約12万人の工業都市。かつて炭鉱で大いに栄えた。駅弁は2007年末の駅弁屋の廃業で失われた。1891(明治24)年4月1日開業、福岡県大牟田市不知火町一丁目。

JR九州 新大牟田(しんおおむた)駅2011年3月12日訪問Googleマップ
JR-Kyushu Shin-Omuta Station

駅名標 駅舎 駅構内

博多駅から新幹線「つばめ号」で約35分。大牟田の市街から約7km離れた、山と田畑と住宅が混じり合う郊外に設置された。在来線特急の時代は毎時3本の全列車が大牟田駅に停車したが、新幹線は毎時1本のみの停車。開業時には改札外待合室のキヨスクで筑後船小屋駅の駅弁が売られたが、今はない模様。2011(平成23)年3月12日開業、福岡県大牟田市大字岩本。

草木饅頭(800円)2006年1月29日に駅前まんじゅう屋で購入
Kusagi Manju

掛紙 外観 外観 中身 中身

掛紙には九州銘菓と書いてあるが、大牟田限定の地域名物饅頭で、弾力的に柔らかい一口サイズの褐色薄皮白あん蒸しまんじゅう。1個40円換算で様々なパッケージがあり、写真のものは20個入りだから800円。個人的に日本一の饅頭だと思い、大牟田での知名度は抜群のようだが、大牟田以外での知名度がなく、博多のデパートと通信販売を除き大牟田でしか入手できなく、頑固に地域名物という殻に収まり続けているような。

これが鉄道銘菓と紹介されることはないが、明治時代に鉄道員が各地の饅頭を研究して開発し、平和饅頭の名で売り始めたのが、黒田家の草木饅頭のはじまりだというから、鉄道とのつながりはある。商品名より販売地を冠した「草木の饅頭」と呼ばれることが多かったそうで、今はその名で定着した。江口栄商店版の草木饅頭も市内では有名で、お互いが本家だ元祖だと競い合っている。

販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
株式会社 総本家黒田家 福岡県大牟田市草木177 0944(52)5707 http://www.souhonke-kurodaya.com/

草木饅頭(価格不明)2011年3月19日におそらくホテルセキアで購入
Kusagi Manju

外観 外観 中身 中身 中身

上記の饅頭の、2011(平成23)年時点での姿。20個入りか12個入りかの違いもあるが、紙箱に掛紙の姿から専用紙箱に包装紙の姿に変わっている。中身の味は変わらない。九州新幹線の開業に伴うものか、大牟田駅からキヨスクが撤退していた。

販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
株式会社 総本家黒田家 福岡県大牟田市草木177 0944(52)5707 http://www.souhonke-kurodaya.com/

草木饅頭(420円)2013年3月24日に黒田家駅前店で購入
Kusagi Manju

外観 外観 中身 中身

黒田の草木饅頭の10個入り版。飾らず変わらない江口と異なり、包装紙の柄がまた変わり、しかし個別包装の中身は変わらない。在来線の大牟田駅での販売はなくても、駅前に店舗があるのでそこで買える。

販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
株式会社 総本家黒田家 福岡県大牟田市草木177 0944(52)5707 http://www.souhonke-kurodaya.com/

草木饅頭(800円)2008年11月22日に大牟田駅改札脇キヨスクで購入
Kusagi Manju

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

大牟田銘菓な草木饅頭の江口栄商店(えぐちさかえしょうてん)バージョンで、駅のキヨスクで売られていたのはこちら。黒田家版とは見た目で容器も中身も間違い探しの範囲でしか違いがないし、値段も同じ。こちらは正直に、紙箱には「大牟田名物」と書かれる。

主な違いは、製造が黒田は機械で江口は人手、包装が黒田は個別で江口は5個単位。どちらがうまいかは好みによるが、黒田ファンに江口を聞けば味が違うと言い、江口ファンに黒田を聞けばまずいと言う違いがあると思う。両社は親戚同士だそうで、業者間の対立はない模様。

販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
有限会社 江口栄商店 福岡県大牟田市草木1020−1 0944(52)4829 http://www.eguchi-sakae.com/

草木饅頭(400円)2013年3月23日に江口栄商店駅前店で購入
Kusagi Manju

外観 外観 中身 中身

江口の草木饅頭の10個入り版。飾るし変わる黒田と異なり、包装紙に飾りがなく、パッケージは真っ白なボール紙であり、中身はラップで5連を包むという、こちらはシンプル。在来線の大牟田駅での販売はなくても、駅前に店舗があるのでそこで買える。

販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
有限会社 江口栄商店 福岡県大牟田市草木1020−1 0944(52)4829 http://www.eguchi-sakae.com/

【終売】タイラギめし(1,050円)2011年3月12日に新大牟田駅待合室内キヨスクで購入
Tairagi Meshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

新大牟田駅の開業日にキヨスクで売られていた弁当。四角く平たい惣菜向けプラ製トレーに透明なふたをかけ、商品名とお品書きを印刷した茶色い掛紙で包む。中身は錦糸卵と貝ひもと紅生姜でストライプを描くタイラギの御飯と、マジャク唐揚、真エビ煮付け、エツ南蛮、貝柱粕漬など。

下記のかつての大牟田駅弁「たいらぎ寿し」と違い、見た目も内容も味もクセが非常に強い。地元の味を飾らずに詰めたのだろうが、このままでは素直に書くと不味い弁当なので、解説がもっとほしいところ。しかし購入直後にリニューアルの末、数か月も経つと販売そのものがなくなった模様。調製元は柳川の海産物商で魚屋食堂。

開業前に一日あたり2300人と予測されていた新大牟田駅の乗降客数は、開業景気が過ぎると一日300人という数値に落ち着いているそうな。鉄道の接続がなくバスが不便だからと言われているそうだが、今は大都会を除き自動車こそが住民の足であるため、新幹線駅や空港は駐車場を確保できる郊外のほうが便利なはず。福岡の都心へ行くには、所要時間が倍かかっても本数が4倍で運賃が半額の鹿児島本線+西鉄が便利であり、その他の新幹線駅への需要はもともとなかったのであろう。大牟田市では駅前駐車場の値下げやアンケート調査により、利用者を増やすための取り組みを始めた。

販売駅
九州新幹線 新大牟田(しんおおむた)駅 2011(平成23)年3月12日開業 福岡県大牟田市大字岩本
調製元
夜明茶屋 福岡県柳川市稲荷町94−1 0944(73)5680
疑義駅弁

【終売】有明海の貝柱寿し(800円)2006年1月1日に博多駅九州駅弁スタジアムで購入
Ariakekai no Kaibashira Zushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

2005(平成17)年の登場。市販の惣菜容器に商品名を書いた掛紙をかけてビニールひもでしばる。中身はほとんど「たいらぎ寿し」と同じで、貝柱に焼き目が入り、フライや煮物に代わりアサリ佃煮と赤えびが入る。下記「たいらぎ寿し」の解説文のとおり、大牟田駅での入手は事前予約でも無理だが、2005年「九州の駅弁ランキング第2弾」にエントリーされているし、各地の駅弁大会に大牟田駅弁として送り込まれている。九州では稀な、本格的疑義駅弁。経木の容器を使うバージョンもある。

この駅弁は2005〜2006年の駅弁大会シーズン終了をもって終売となった可能性がある。なお、駅弁屋が2007年12月16日に廃業したため、大牟田の駅弁はすべて終売となった。

※2008年1月補訂:終売を追記
販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
大牟田駅弁 有限会社 福岡県大牟田市久保田町2−1−8 0944(52)2516

【終売】たいらぎ寿し(800円)2005年12月30日に大牟田駅ホーム上キヨスクで購入
Tairagi Zushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身

下記「たいらぎ寿し」と同じもの。有明海のタイラギ資源が回復しないためか、掛紙から「有明海の」が取れて、有明海・瀬戸内海・中国産の貝柱を使う旨の注記が入った。これは仕方がない。

ところが、2005(平成17)年の九州の駅弁ランキング第2弾の実施に伴い、新駅弁「有明海の貝柱寿し」を出したはずなのに、大牟田駅ではそれを売らずに、同時実施のシールラリーではこの駅弁にシールを貼って、中身はほとんど同じだからと販売していた。これはいただけない。

なお、駅弁屋が2007年12月16日に廃業したため、大牟田の駅弁はすべて終売となった。

※2008年1月補訂:終売を追記
販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
大牟田駅弁 有限会社 福岡県大牟田市久保田町2−1−8 0944(52)2516

【掛紙】たいらぎ寿し(価格不明)1999年4月18日購入
Tairagi Zushi

掛紙

1999(平成11)年4月18日の調製と思われる、昔の大牟田駅弁の掛紙。2002年購入のものと比較してデザインは同じだがパッケージが異なるもの。大牟田の駅弁はかなり頻繁に容器を変更しているようで、「たいらぎ寿し」「幕の内弁当」とも、様々な種類での収穫報告が上がっている。

販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
大牟田駅弁 有限会社 福岡県大牟田市久保田町2−1−8 0944(52)2516

【終売】有明海のたいらぎ寿し(800円)2002年12月15日に大牟田駅改札脇キヨスクで購入
Ariakekai no Tairagi Zushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

1989(平成元)年に登場した、大牟田駅最後の特殊駅弁。正方形のボール紙製容器に掛紙をかける。大牟田沖の有明海でよく獲れた二枚貝「タイラギ」の貝柱を、酒で煮て甘酢に漬けてちらし寿司にしたものを、他のおかずなどと共に9つの区画を持つトレーに詰めている。ただし1999年頃からタイラギの漁獲がほぼゼロになり、現在は瀬戸内産の材料を使用しているとか。容器が岡山県津山駅の幕の内弁当と同一デザインなのは偶然か。

大牟田は日本最大級の炭鉱である三井三池炭鉱を抱え、石炭と工業の街として栄えたが、石炭産業の衰退と中心市街地の無策で、今では駅とその周辺がすっかり寂れてしまった。

なお、駅弁屋が2007年12月16日に廃業したため、大牟田の駅弁はすべて終売となった。

※2008年1月補訂:終売を追記
販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
大牟田駅弁 有限会社 福岡県大牟田市久保田町2−1−8 0944(52)2516

【終売】(幕の内弁当)(820円)2002年12月15日に大牟田駅改札脇キヨスクで購入
Makunouchi Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

大牟田駅最後の普通駅弁。つまり「たいらぎ寿し」とこの幕の内弁当で、最終期の大牟田駅弁のすべてであった。市販のお料理弁当用の容器を使用するが駅弁らしく掛紙をかける。中身は何の特徴もないお料理弁当で、「たいらぎ寿し」より20円アップとは割高感が強い。駅弁屋が2007年12月16日に廃業したため、大牟田の駅弁はすべて終売となった。

※2008年1月補訂:終売を追記
販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
大牟田駅弁 有限会社 福岡県大牟田市久保田町2−1−8 0944(52)2516

【掛紙】御寿し(300円)1977年頃調製
Osushi

掛紙

入手状況等から1977(昭和52)年の調製と思われる、昔の大牟田駅弁の掛紙。当時の駅弁掛紙のほとんどに印刷されている、国鉄の観光キャンペーン「一枚のキップから」のロゴマークが、この掛紙では捺印となっているのが珍しい。

販売駅
鹿児島本線 大牟田(おおむた)駅 1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
調製元
有限会社 中央軒 福岡県大牟田市久保田町 (2)2516