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九州の駅弁長崎県 > 長崎駅 > その他の駅弁 (10種類収蔵)
Ekiben at Nagasaki Station in Nagasaki Pref.
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JR九州 長崎本線 長崎(ながさき)駅 2005年10月27日訪問  Googleマップ
JR-Kyushu Nagasaki Station

駅名標 駅舎 駅構内

 博多から特急「かもめ号」で約二時間の、長崎本線の終着駅。長崎市は九州西部で東シナ海に面した人口約44万人の港町で、県庁所在地で造船都市で世界唯二の被爆都市。駅弁は日本食堂の支店からJR九州の子会社を経て、現在はJR九州の子会社売店が市内の料理店から弁当を仕入れて売る形態を取る。1905(明治38)年4月25日開業、長崎県長崎市尾上町。

長崎みそテキ弁当(800円)  2013年4月29日に長崎駅改札外駅弁売り場で購入
Nagasaki Misoteki Bento

掛紙 外観 外観
中身 中身 中身

 2012年10月のJR九州「九州駅弁グランプリ(第9回)」へのエントリーまでに登場か。ホカ弁や屋台でも使われる発泡材の容器に白御飯を詰め、高菜炒めと錦糸卵と紅生姜を敷き、天草梅肉ポークの肩ロースを使うピリ辛の豚肉味噌焼を載せて、根菜の煮物とダイコンなどの酢の物を添える。容器も内容も分量も価格も、遠慮せずモリモリとかきこめるタイプの駅弁。価格は購入当時で780円、2014年時点で800円。

 天草梅肉ポークとは、熊本県上天草市で同じ名前を称する養豚会社のブランド豚。九州地区で初めてのSPF豚を、抗生物質ではなく地元の梅肉エキスを飲ませて育てる。2000年と2001年の熊本県農業コンクールで表彰されたり、養豚に留まらず自社で加工品の製造や販売を手掛けたり、畜産の成功事例として農林水産省の資料でも紹介されている。

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【膳菜屋本店】長崎県長崎市丸尾町7−1 TEL:095(818)1800

長崎大浜ハトシサンド(368円) 2013年4月29日に長崎駅改札外駅弁売り場で購入
Nagasaki Ohama Hadosi Sandwich

掛紙 外観
中身 中身 中身

 長崎駅の駅弁売り場で買えたサンドイッチ。エビとタラのすり身をパンに挟み、パン粉で揚げたサンドイッチを、透明な容器に小さく3切れ収める要冷蔵商品。かすかにプリプリ、サクサクして、エビカツサンドをとても軽くヘルシーにしたような、不思議とクリーミーな、どこにでもありそうで、ここにしかない惣菜パン。

 ハトシとは中華料理の一品だそうで、エビなどのすり身を食パンに挟み、油で揚げた料理。つまり名前に「サンド」を付けなくてもよいのだが、この杉蒲のハトシサンドが長崎名物あるいは駅売り名物として、ファンが少しずつ増えているようだ。

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【株式会社長崎杉蒲】長崎県長崎市大浜町1592番地 TEL:095(865)3905
 http://www.nagasaki-sugikama.co.jp/
大村名物角ずし(504円) 2009年1月25日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Omura Meibutsu Kakuzushi

掛紙 外観
外観 中身 中身

 惣菜用の正方形発泡材容器に透明なふたをして輪ゴムでしばり、商品名を書いた緑色のボール紙の枠にはめる。中身は商品名のとおり、大村名物という角ずしが4ブロック入る。酢飯の上にシイタケやカンピョウやゴボウを細かく刻み、錦糸卵で覆う押寿司。おにぎりの代わりにおかずいらずでいただける手軽な御飯物。

 文明6年(1474年)に島原の有馬氏に敗れ大村を明け渡した大村純伊(すみこれ)が同12年(1480年)に大村を奪還した際に、喜んだ領民達が侍を迎えるにあたり、各家庭にあったもろぶたと呼ばれる木箱に御飯と錦糸卵とありあわせの材料を詰めて押し寿司をこしらえ、侍達がこれを脇差で縦横に切って食べたのが、大村寿司の由来だそうだ。だから押寿司なのに円形でも棒状でもなく、正方形の形をしている。

 しかし大村で500年以上の歴史を刻む本来の大村寿司は、白身の魚の酢締めも入る2層構造であり、この商品のような魚のない1層構造ではないようだ。ただ、大村市街に店を構えるやまとの角ずしは評判が高く、これが長崎駅や長崎空港の売店ほか県内各地で販売され、県民に親しまれている。

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【有限会社やまと】長崎県長崎市ダイヤランド1丁目29−24 TEL:095(879)2680
 http://www.kakuzushi.jp/
角煮パンセット(680円) 2012年3月30日に長崎駅商業施設内コンビニキヨスクで購入
Kakuni Pan Set

掛紙 外観 外観
中身 中身 中身

 JR九州の2011年度の駅弁キャンペーン「第8回九州駅弁グランプリ」の実施に向けて、2011年10月1日までに登場か。中身のスナップ写真と商品名などを印刷した掛紙を巻くスーパー向けの食品トレーに、豚角煮を丸いパンで挟んだサンドイッチを2個詰め、野菜スティックとオレンジを添える。これが駅弁なのか、長崎なのかは微妙だが、豚角煮は中華街のある街ではおなじみの食材ではあるし、パンと考えると安くはない価格に見合う肉の分量がある。味はみたまんま。

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【株式会社テイストサプライ社 膳菜や本店】長崎県長崎市丸尾町7−1みなと会館1階 TEL:095(818)1800

坂本屋の角煮めし(800円) 2005年10月28日に長崎駅商業施設内弁当売店で購入
Sakamotoya no Kakuni Meshi

掛紙 外観
外観 中身 中身

 長崎駅弁全面リニューアルに伴い、2005年4月1日に駅弁デビュー。経木枠の長方形容器に木目調のボール紙ふたをかけて、割箸とおしぼりを載せて、駅弁名や開港場の錦絵を描いた掛紙で包み、セロテープで留める。中身は餅米混じりの炊込御飯の上、サイコロ大の小さな豚角煮が少々振られるもの。どんぶり感覚で一気にかきこめる。「九州の駅弁ランキング第2弾」での駅弁名は「角煮めし弁当」。価格は購入当時で750円、2015年時点で800円。

 長崎で戦後長らく親しまれた教会風の大三角屋根の駅舎は、2000年4月の日蘭交流400周年を機に建て替えようとしたが、政府機関と見なされるJRの大型工事なのに国際入札を実施しなかったとアメリカがクレームを付け、再入札で日米韓の共同企業体が落札。それで完成が2000年9月にずれ込んでしまった。

※2015年8月補訂:値上げを追記

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【株式会社坂本屋】長崎県長崎市金屋町2−13 TEL:095(826)8211
 http://www.sakamotoya.co.jp/
長崎みそテキ弁当(800円) 2013年4月29日に長崎駅改札外駅弁売り場で購入
Nagasaki Misoteki Bento

掛紙 外観 外観
中身 中身 中身

 2012年10月のJR九州「九州駅弁グランプリ(第9回)」へのエントリーまでに登場か。ホカ弁や屋台でも使われる発泡材の容器に白御飯を詰め、高菜炒めと錦糸卵と紅生姜を敷き、天草梅肉ポークの肩ロースを使うピリ辛の豚肉味噌焼を載せて、根菜の煮物とダイコンなどの酢の物を添える。容器も内容も分量も価格も、遠慮せずモリモリとかきこめるタイプの駅弁。価格は購入当時で780円、2014年時点で800円。

 天草梅肉ポークとは、熊本県上天草市で同じ名前を称する養豚会社のブランド豚。九州地区で初めてのSPF豚を、抗生物質ではなく地元の梅肉エキスを飲ませて育てる。2000年と2001年の熊本県農業コンクールで表彰されたり、養豚に留まらず自社で加工品の製造や販売を手掛けたり、畜産の成功事例として農林水産省の資料でも紹介されている。

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【膳菜屋本店】長崎県長崎市丸尾町7−1 TEL:095(818)1800

膳菜家トルコライス(840円) 2012年3月30日に長崎駅商業施設内コンビニキヨスクで購入
Zensaiya Torukoraisu

掛紙 外観 外観 外観
中身 中身 中身

 2005年4月1日の長崎駅弁全面リニューアルに伴い登場。市販のボール紙製の仕出し弁当容器に、中身のイラストを描いた掛紙を置く。中身はピラフとスパゲティとトンカツに、ミニトマトとポテトサラダとオレンジと福神漬を添えるもの。由来を知らなければジャンクフードの組合せに卒倒するだろう。

 長崎におけるトルコライスとはこの駅弁あるいはその掛紙のイラストのように、トンカツとピラフとスパゲティとサラダを一皿にまとめた郷土料理だそうな。他に大阪と神戸に内容が異なる同名の料理があるそうな。名前の由来は「東洋の焼飯と西洋のパスタをカツでつなぐ」など諸説があるそうだが、トルコ料理とはほぼ無関係な模様。

※2012年12月補訂:写真の掲載と解説文の改訂
※2006年10月補訂:リニューアルの可能性を追記

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【株式会社テイストサプライ社 膳菜や本店】長崎県長崎市丸尾町7−1みなと会館1階 TEL:095(818)1800

ぶらぶら弁当(1,030円) 2013年4月29日に長崎駅改札外駅弁売り場で購入
Burabura Bento

掛紙 掛紙 掛紙
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 九州新幹線全線開業記念駅弁22種のひとつとして、2011年1月1日から8月31日まで販売。その後もこのとおり、販売が継続されている。仕出し弁当向けの容器に、日の丸俵飯、太巻き、いなり、おこわで4種の御飯と、豚角煮、根菜の煮物、焼き魚、エビチリ、鶏肉、煮豆、高菜炒め、フルーツなど。

 卓袱(しっぽく)料理風の駅弁ということだが、つまりいろいろ入っているということで、幕の内駅弁と同じように使える。長崎駅では昭和後期から「卓袱弁当」という駅弁が1,500円前後で断続的に出ていると思うが、これを千円でうまくまとめたという感じもする。価格は購入当時で1,000円、2014年現在で1,030円。

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【膳菜屋本店】長崎県長崎市丸尾町7−1 TEL:095(818)1800

龍馬とお龍のおしどり弁当(1,000円) 2010年1月10日に京王百貨店駅弁大会で購入
Ryoma to Oryo no Oshidori Bento

掛紙 掛紙
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 2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映を前に、2009年9月下旬に登場。市販のボール紙製の弁当用容器に、お龍の顔写真を大きく印刷した掛紙をかける。9区画分のプラ製トレーに収まる中身は、日の丸御飯、赤飯、鶏飯、大村寿司(ちらし寿司)で4区画の御飯と、鶏照焼、豚角煮、焼き鮭、ハトシ(海老すり身の食パン揚げ)、竜眼(ゆで卵の魚すり身揚げ)、クジラの肉じゃがなどで4区画のおかずと、メロンとカステラで1区画のデザート。龍馬夫婦にちなんだ内容なのだという。

 坂本龍馬の妻であるお龍こと楢崎龍は、日本最初の新婚旅行と言われる慶応2年(1866年)3〜6月の旅行の後から翌年2月まで長崎に滞在したという。龍馬自身も元治元年(1864年)に長崎を訪れ、薩摩藩の名義で外国から武器を買い長州へ横流しをしたり、慶応2年8月の訪問は海援隊の結成につながったそうな。1960年代に司馬遼太郎が小説に描いてから続き、2010年のNHK大河ドラマで再燃した龍馬ブームにより、こうやって長崎と結び付けられて駅弁にもなっている。

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【膳菜家(株式会社テイストサプライ社)】長崎県長崎市丸尾町7−1 TEL:095(821)4595

御料理(長崎街道弁当)(1,080円) 2005年10月28日に長崎駅商業施設内弁当売店で購入
Oryori (Nagasaki Kaido Bento)

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 九州の駅弁ランキング第2弾に伴い、2005年の秋頃に登場か。従前にも同名駅弁があったが、内容も調製元も異なる。折尾など他駅の駅弁でも見かける、駕籠型の二段重ねの黒い紙箱に、汎用の掛紙をかけて事務用輪ゴムでしばる。中身は下段に胡麻御飯、上段に豚角煮や揚げ海老団子やイカ焼売などのおかず多種を詰める。

 味は単純にうまいが、これは街弁であり駅弁ではない。駅弁キャンペーンに名を連ねてはいるが、調製元も駅弁や駅弁屋を名乗らないし、商品外観も販売形態も駅弁らしくない。他駅も含め、九州では駅弁と街弁の境界が曖昧になりつつあると思う。価格は購入当時で1,050円、2014年4月の消費税率改定により1,080円。

 長崎街道は小倉と長崎を、現在の鹿児島本線・筑豊本線・再び鹿児島本線・長崎本線・佐世保線・JRバス嬉野線・大村線・再び佐世保線のルートで結び、山陽道などを介して江戸や京都と唯一の開港場であった長崎を結んだ、江戸時代の九州最重要街道。折尾と鳥栖でも駅弁になっているが、街道は食材や料理ではないので、各調製元を代表する商品に見合う食材を詰めている。

※2015年8月補訂:値上げを追記

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【株式会社いずや弁当】長崎県長崎市麹屋町4−4 TEL:095(824)7101
 http://www.izuya-bentou.com/
【終売】卓袱(しっぽく)弁当(1,500円) 2005年10月28日に長崎駅商業施設内弁当売店で購入
Shippoku Bento (end of sales)

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 以前の長崎駅でほぼ唯一の有名駅弁。かつては出島のような形状の容器を使用、長崎の高級料理「卓袱」をコンセプトにした中身は、鳥そぼろと玉子そぼろの御飯に、長崎天ぷらや豚角煮に焼き魚やクラゲ中華和えなど。これが全国駅弁紹介本に出たり、2004年の九州駅弁キャンペーンに出たりした。

 しかしおそらく2005年4月1日のリニューアルにより、市内のパチンコ屋の仕出し部門がつくる、写真のような高級仕出し弁当に変更された。味や内容はともかく、特急のテーブルに収まらない特大容器が使われ、持ち運び時にうっかり傾けると汁物の汁がこぼれてくる弁当は、駅弁として不適当。旅行者に駅弁として認識されることは、なくなったと思う。現存しない模様。

 卓袱料理とは、江戸時代に長崎で生まれた和洋中折衷の郷土料理。とはいえ最初に鯛のお吸い物が出る以外に食材や料理や作法の制約はなく、上座も下座もないひとつの円卓で大皿の料理をめいめいに自分の箸でじかにつつく、気取らない宴会料理のスタイルを表すものらしい。

 なお、2006年10月時点の商品は、価格が1,300円に下がり、容器に掛紙が付き、中身も小変化した模様。調製元が変わったかどうかは不詳。

※2015年8月補訂:終売可能性を追記
※2006年10月補訂:リニューアルの可能性を追記
※2006年1月補訂:写真の掲載と解説文の一部改訂
※2005年12月補訂:旧調製元消滅を追記。
※2005年5月補訂:中身写真の掲載と解説文の一部追加

【長崎本線長崎(ながさき)駅】1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
【株式会社ひぐち ひぐちフードサービス】長崎県長崎市赤迫1−1−11 TEL:095(814)0100
 http://www.higuchi-gr.co.jp/
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2001年6月17日開設 2014年12月29日更新
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