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JR東海 東海道本線・身延線 富士(ふじ)駅 2015年9月5日訪問  Googleマップ

駅名標 駅舎 駅構内

 静岡駅から東海道本線で30分強。富士市は静岡県の東部で富士山の南に広がる人口約25万人の宿場町で、製紙業などの工業で栄える。駅弁は大正時代からの駅弁屋が健在だが、現在の富士駅での駅弁の販売は、身延線ホーム上の立ちそば屋に少数が置かれるに留まる。1909(明治42)年4月21日開業、静岡県富士市上横割。

竹取物語(1,050円) 2015年8月9日に新富士駅改札外コンコース土産物等売店で購入

掛紙 外観 外観 外観
中身 中身 中身

 富士駅や新富士駅を代表する駅弁。1987(昭和62)年11月の発売で、同年の「JR東海駅弁まつり」でJR東海の社長賞を受賞した。竹籠に収まる真っ赤な発泡材の丼の中身は、富士市の名物であるという落花生混じりのおこわを、錦糸卵で覆い、ホタテ照焼、キンメダイ塩焼、シイタケ煮、サクラエビ、クリ、菜の花、花ニンジンでさらに覆うもの。掛紙のかぐや姫も、丸い容器も、小粒な具も、専用の箸袋や添付のしおりも、小さくかわいらしい。

 竹取物語は、作者や成立時期が分からない、国内で古くから伝わる物語。小さい頃は童話として、学校では古典の教材として触れ、時々映画化される。爺さんが光る竹を割ると三寸(9cm)の女児が現れ、3か月で美しい姫へ成長し、貴族の求婚を振り払い、車に乗って8月15日に月の都へ昇る。その後の作中で、姫が去り悲しんだ帝が、形見を駿河国の天に最も近い山で焼くよう命じたとあり、これにより静岡県富士市は竹取物語の発祥地を名乗る。

 富士市に伝わる竹取物語は、この一般的な物語とはちょっと違うそうな。姫は富士山の仙女であり、つまり姫が帰る場所は月でなく富士山であり、その山頂に大池があり、中に姫が暮らす宮殿があるのだという。

※2015年9月補訂:写真と文章と価格の更新
※2013年5月補訂:値上げを追記

【東海道新幹線新富士(しんふじ)駅】1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
【東海道本線富士(ふじ)駅】1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
【株式会社富陽軒】静岡県富士市松岡1190 TEL:0545(61)2835
 http://fuyouken.com/
【掛紙】竹取物語(950円) 2001年11月12日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入

掛紙

 2011年11月11日の調製である、富士駅弁の掛紙。掛紙も容器も中身も基本的に、発売時も購入当時も現在も変わらない。ロゴマークの差し替えや食品表示の変化はある。
【終売】Bリーグサッカー弁当(900円) 2002年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 サッカーボール型の白いプラスティック製容器を使用、中身は紙カップで二段重ねになっており、上段は牛肉と大学芋と菜の花、下段は桜海老と鶏そぼろと玉子そぼろが載った御飯となっている。「国産牛肉と3色そぼろ御飯の見事なハットトリック!!」がコンセプトで、BリーグのBはビーフのB。容器には貯金箱として使用するための穴があり、サッカーボールに見せるための黒いシールを添付。全く同じ容器が新潟駅「サッカー弁当」に使用される。

【東海道新幹線新富士(しんふじ)駅】1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
【東海道本線富士(ふじ)駅】1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
【株式会社富陽軒】静岡県富士市松岡1190 TEL:0545(61)2835
 http://fuyouken.com/
【終売】清水港の次郎長丼(980円) 2002年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観 外観 中身

 見つめるとおっかない陶製の容器を使用。中身は桜えびと落花生の味付け御飯にマグロ・桜えび・イカ・鮭フレークなどを載せたもの。形状が複雑なので御飯をほじくるのに一苦労する。なお、この駅弁はどうやら駅弁大会専用商品な模様で、1年か数年で廃盤となったようだ。

※2013年5月補訂:終売を追記

【東海道新幹線新富士(しんふじ)駅】1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
【東海道本線富士(ふじ)駅】1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
【株式会社富陽軒】静岡県富士市松岡1190 TEL:0545(61)2835
 http://fuyouken.com/
駿河お茶めし道中(1,350円) 2004年1月9日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 掛紙 外観 外観 中身

 2002年の登場。なぜか山口県萩焼の美しい容器を使用し、中身は抹茶の御飯に玉子そぼろ、桜海老、鰻蒲焼を載せる、沼津・三島・富士地域の駅弁らしい内容。近年の緑茶ブームでも緑茶や抹茶の茶飯は人気とならないが、この駅弁では色は緑でも味や香りに苦み等の癖はなかった。

 福井の業者が「日本窯元めぐり」として2001年に加賀温泉・名古屋・豊橋・草津・岡山・和田山の各駅の駅弁業者に声を掛け、同じ大きさの容器と同じ値段で6種の駅弁をプロデュース、駅弁大会に売り込んだのだろう。2002年にたしか3種の新種が出た。現地で入手できるかは不明。

【東海道新幹線新富士(しんふじ)駅】1988(昭和63)年3月13日開業 静岡県富士市川成島
【東海道本線富士(ふじ)駅】1909(明治42)年4月21日開業 静岡県富士市上横割
【株式会社富陽軒】静岡県富士市松岡1190 TEL:0545(61)2835
 http://fuyouken.com/
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2001年6月17日開設 2015年9月27日更新
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