banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東海 名古屋(なごや)駅2015年9月5日訪問Googleマップ
JR-Tokai Nagoya Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線で約1時間40分。名古屋市は愛知県の西部で伊勢湾に面する人口約230万人の城下町で、日本国内第三の大都市圏として製造業や商業で大いに栄える。駅弁は改札外コンコースや新幹線改札内で3社約50種が積まれ、地元や近隣の弁当なども加えて、こちらも大いに栄える。1886(明治19)年3月1日開業、愛知県名古屋市中村区名駅1丁目。

疑義駅弁

尾張牛牛めし重(910円)2014年1月13日にさいか屋藤沢店駅弁大会で購入
Owarigyu Gyumeshiju

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2013(平成25)年の秋から、主に東急ストアの駅弁大会で売られる、駅で売らない疑義駅弁。杉本食肉産業の「尾張牛」を使う牛丼。白御飯を牛しぐれ煮で覆い、煮玉子、ニンジン、紅生姜、きしめんサラダを添える。牛丼の部分は普通の味で、きしめんに名古屋を感じた。価格は2014年の購入当時で880円、2017年時点で910円。

販売駅
東海道本線 名古屋(なごや)駅 1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
調製元
株式会社 だるま 名古屋支社 愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/

だるまの名古屋とんテキ(800円)2010年1月9日に京王百貨店駅弁大会で購入
Daruma no Nagoya Tonteki

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2009(平成21)年の秋までに登場か。長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、商品名を書いたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上にもやし炒めを敷き、「とんテキ」なる豚焼肉を載せて、落花生煮と春雨酢の物を添えるもの。味噌カツだらけの名古屋駅弁の中で、珍しい醤油系のたれをまとう豚肉駅弁。固く歯応えのある豚肉も、全国各地で柔らかさを競う昨今としては珍しい感じ。価格は購入当時で780円、2014年4月の消費税率改定により800円。

とんてきは、三重県四日市市がご当地グルメを名乗る豚肉料理。コミュニティ放送局「エフエムよっかいち」内にある「四日市とんてき協会」のウェブサイトによると、「豚のロースを使い、分厚く切った肉を、ニンニクとラードで焼きあげ、 ソース味のタレがかかっているもの」が定義だそうな。四日市は名古屋から近鉄電車で約30分の近さであるが、決して名古屋のベッドタウンではなく、国土交通省の統計上も独立した都市圏を持つ工業都市。しかし近鉄やJRの四日市駅に駅弁はなく、近隣の駅弁販売駅は名古屋か松阪か亀山となるため、名古屋の駅弁になってしまうのは仕方がない。

※2015年10月補訂:値上げを追記
販売駅
東海道本線 名古屋(なごや)駅 1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
調製元
株式会社 だるま 名古屋支社 愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/
疑義駅弁

【終売】花畑牧場ホエー豚の豚丼(840円)2012年1月28日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Hanabatake Bokujo Wheybuta no Butadon (end of sales)

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2011(平成23)年6月22日に中部国際空港で、メディア上で暴れる花畑牧場と名古屋の駅弁屋でもある調製元との「コラボ商品」として登場。赤いプラ製トレーを接着した長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、商品名を書いた黒いボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上を豚焼肉と錦糸卵で覆い、山菜醤油漬と落花生煮と柴漬けを添えるもの。

ホエー豚ブランドの弁当はもはや、各地の空港や催事でおなじみ。バターのような脂が多くを占める豚焼肉が柔らかくもしつこい。一方で千葉の駅弁ではないのにピーナツ煮を詰めるのはユニーク。この催事場では近鉄名古屋駅の駅弁を名乗ったが、そんな販売実態はない模様。ここではいつものことだから諦めるしかない。現存しない模様。

※2017年5月補訂:終売を追記
販売駅
近畿日本鉄道 近鉄名古屋(きんてつなごや)駅 1938(昭和13)年6月26日開業 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目
調製元
株式会社 だるま 名古屋支社 愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/

【終売】八丁味噌だれ焼肉弁当(1,200円)2010年1月24日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Hacchomisodare Yakiniku Bento (end of sales)

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2006(平成18)年春頃の登場か。ちょっと大きめな長方形の発泡材容器に透明なふたをして、商品名をしっかり書いた黒いボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上に味噌だれを絡めた尾張牛の焼肉を貼り付け、煮玉子半分、キムチもやし、青しそ高菜、つぼ漬けを添えるもの。2011年頃までの販売か。

尾張牛とは、杉本食肉産業株式会社が2006年から商標を持つ愛知県産の牛肉。だからこの駅弁には「お肉の専門店スギモト」のマークがパッケージに記される。

※2015年10月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 名古屋(なごや)駅 1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
調製元
株式会社 だるま 名古屋支社 愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/

【終売】飛騨牛めし(1,100円)2005年9月5日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入
Hidagyu Meshi (end of sales)

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2004(平成16)年までに登場か。長方形の発泡材容器に赤い掛紙を巻いて、調製シールを貼りプラ帯で留める。中身は白御飯に飛騨牛すき焼き肉を載せ、赤かぶ漬や数点の煮物を添える。

柔らかさと風味が生かされ、薄さや分量の少なさを感じさせない牛肉に、新幹線の駅弁として評価が高い。一方で、容器の安っぽさや付け合わせのスカスカな見栄えは要改善点。いっそのこと牛丼に絞れば、みそかつ・エビフライ・ひつまぶしが人気で注目な名古屋駅弁に、クサビをひとつ打ち込めるかも。2010年頃までの販売か。

飛騨牛は「岐阜県内で14ヶ月以上肥育された黒毛和種で、日本食肉格付協会が実施する枝肉格付で肉質等級A・Bで5等級、4等級、3等級のもの」と定義される。肉質等級「B−3」までOK、美濃で育ててもOKと、ブランド牛にしては条件が緩いような。1980(昭和55)年に兵庫県で生まれ、翌年に岐阜県が購入し、1993年に亡くなるまでに4万頭で抜群の成績を残した種牛「安福(やすふく)号」が、岐阜県の肉牛生産を大きく底上げした。

※2015年10月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 名古屋(なごや)駅 1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
調製元
株式会社ジェイアール 東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212 http://www.jr-cp.co.jp/

【終売】とことん弁当(1,000円)2003年12月31日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入
Tokoton Bento (end of sales)

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名古屋の豚肉駅弁なのにミソカツでない、珍しい存在。無駄な広さを感じさせるデザインの紙箱に赤いトレーを入れて、食品表示のシールで封をする。中身は白飯と、なぜか宮崎産地鶏の鶏飯の俵飯を中央に配置、その左右にザーサイ等の付け合わせを添え、上方に愛知産豚肉の角煮、愛知産奥三河鶏の照焼、鶏つくねやベーコンアスパラやブロッコリーフライを置く。

味は良いが、価格と中身のバランスやパッケージのアピール度は他の名古屋駅弁に劣るので、近いうちに消えそうな感じ。そうでなくても名古屋の駅弁は新陳代謝が激しいので、美味い駅弁や評判を集めた駅弁でも、数年後に再訪すると影も形もないことが当たり前である。これも2004年には終売か。

販売駅
東海道本線 名古屋(なごや)駅 1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
調製元
株式会社ジェイアール 東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212 http://www.jr-cp.co.jp/

【終売】ハンバーグ弁当(780円)2003年12月22日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入
Hamberg Bento (end of sales)

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ホカ弁やコンビニではありふれているが、駅弁ではなかなかお目にかかれないハンバーグ弁当の名古屋版。洋風建築と海外風地図をセピア色で印刷した白い紙箱を真っ赤な帯で締める。中身はしそ御飯に目玉焼、スパゲディ、エビフライ、ポテトフライとハンバーグ。

その味について、パッケージでは「老舗洋食店にも引けを取らない絶妙な味!」と強気なものの、特にハンバーグやスパゲティあたり、ホカ弁と大して変わらないと感じられた。あるいは名古屋の老舗洋食屋のレベルはこの程度なのかどうか。名古屋の駅弁で同じ肉なら鶏を選択したほうが無難。現存しない模様。

販売駅
東海道本線 名古屋(なごや)駅 1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
調製元
株式会社 松浦商店 愛知県名古屋市中村区椿町5番17号 052(452)4506 http://www.obento-matsuura.co.jp/