banner 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR東海 東海道本線・中央本線・関西本線 名古屋(なごや)駅 2015年9月5日訪問  Googleマップ

駅名標 駅舎 駅構内

 東京駅から新幹線で約1時間40分。名古屋市は愛知県の西部で伊勢湾に面する人口約230万人の城下町で、日本第三の大都市圏として製造業や商業で大いに栄える。駅弁は改札外コンコースや新幹線改札内で3社約50種が積まれ、地元や近隣の弁当なども加えて、こちらも大いに栄える。1886(明治19)年3月1日開業、愛知県名古屋市中村区名駅1丁目。

トッピング・オムズ(1,000円) 

 1987(昭和62)年11月に「新幹線グルメ」キャンペーンで登場した駅弁。海老天・鶏御飯・カレーピラフなど5種類のおむすびと、竹輪やつくねにソーセージやウズラ卵など5本の串のセットは、登別駅「洋寿し」を思わせるゲテモノ、いや、ユニークな駅弁。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目

朝のおむすび弁当(400円) 2010年12月11日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入

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中身 中身 中身

 2010年12月2日に従前商品をリニューアル。竹皮柄の小さなボール紙箱に、野沢菜とゆかりの直巻きおむすびを各1個と、鮭西京焼、玉子焼、かまぼこ、鶏黒胡椒焼、ウインナー、たくあんが入る。内容、分量、価格ともお手軽な朝飯。

 ところで、容器側面には『●「ゆかり」は三島食品の登録商標で、使用許諾を得ています。』と追加のシールが貼られ、JRCP公式サイトの本商品紹介ページにもその旨が書かれている。ふりかけで有名な広島県の三島食品が商標を持っているとのことだが、しそのふりかけそのものを販売しているわけでもないのに、ずいぶんと世知辛い指摘ではないかと思う。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズ】東京都中央区日本橋3−1−17 TEL:0120(919)212
 http://www.jr-cp.co.jp/
手巻寿し(620円) 2004年10月9日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入

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 駅弁の種類が豊富な名古屋駅で見付けた変な駅弁。紙箱の中にコンビニで見かけるようなビニール巻きの細巻寿司が五本入る。具はパッケージに書かれており、うめ、しいたけ、紅さけ、もりぐち(守口大根)、鳥そぼろが一本ずつ。あまりうまいとは思わないが、安いしコンビニでは買えない内容だと思う。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【株式会社だるま 名古屋支社】愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 TEL:052(452)2101
 http://nagoyadaruma.jp/
黒米天むす(650円) 2011年2月5日に鶴屋百貨店駅弁大会で購入

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中身 中身 中身

 名古屋で有名な天むす屋さんである地雷也の商品で、デパ地下に加えて名古屋駅のどこかでも販売されているそうで、今回は百貨店での駅弁大会で購入したもの。黒米を混ぜた御飯に海苔を巻いてエビ天を合わせた、とても小さなおにぎりが5個、竹皮に包まれて電子レンジ対応な専用の紙袋に収まる。通常の天むすは白御飯を使うが、これも風味や食感に全く違和感がない。

 天むすが名古屋や中京圏の味であることを分かっていても、地雷也の天むすは名古屋駅では見たことがなく中部国際空港でも控えめな存在で、しかし東京駅や羽田空港では大々的に販売されている。空弁や駅弁としては東京のものに見えるため、名古屋だと紹介されると違和感を覚えてしまう。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【株式会社地雷也】愛知県名古屋市東区徳川1丁目739番地 TEL:052(934)1064
 http://www.jiraiya.net/
勢の国(唐揚・天むすセット)(700円) 2013年1月1日に近鉄名古屋駅の駅弁売り場で購入

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中身 中身 中身

 近鉄名古屋駅のプラットホームの根元にある弁当売り場で買えた商品。ここで買える弁当のほとんどがJR名古屋駅の駅弁であるが、こうやってごく一部は駅売り弁当としてのオリジナル商品がある。しかしおそらくこれは近鉄名古屋駅の駅弁というわけではなく、市中の惣菜や弁当がここでも売られる、というものだろう。

 中身は天むす4個と鶏唐揚4個。掛け紙も含めて見事な真っ茶色。旅のおつまみであれば、これでよい。冷めているのに油のいやな感じのない、スマートな味であった。調製元は天むす屋ではなく、しぐれ煮や柿の葉寿司を前面に出す仕出し料理屋さん。

【近畿日本鉄道近鉄名古屋(きんてつなごや)駅】1938(昭和13年)6月26日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【有限会社勢の国】三重県伊勢市古市町198 TEL:0596(22)6166
 http://senokuni.co.jp/
BOX SANDWICH(750円) 2010年12月11日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入

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中身 中身 中身

 2010年4月1日に登場。中身のイメージ写真を印刷した専用のボール紙箱に、レタスとタマゴのサンド、タルタルソースの海老カツサンド、味噌だれのトンカツサンド、蒸し鶏のオニオンソース和えとミニトマトのサンド、クルトンとミニトマトのツナサラダを収めるもの。少量で高価だと思うが、野菜の新鮮な色彩が清々しいし、箱も含めて見栄えがする。

 容器の右上にロゴマークが付く「のぞみ畑」とは、JR東海の常滑農場で栽培した野菜を使う商品群のブランドネーム。本商品他の駅売りサンドの他に、デパ地下やホテルのレストランでのサラダ、野菜そのものの販売でも提供される。

 企業の参入を阻止してきた農業関連法制の緩和への期待や、2007年末の冷凍餃子中毒事件以降の中国産食品に対する不安の増大などからか、2008年秋にJR東日本とJR東海が相次いで農業ビジネスへの参入を表明、翌年には農協との合弁ないし子会社を通して野菜の生産を始めた。JR各社には新潟のスッポンから函館のダチョウやカリフォルニアの米まで、第一次産業への進出がことごとく失敗している過去があるのだが、はたして今回はうまくいくのだろうか。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズ】東京都中央区日本橋3−1−17 TEL:0120(919)212
 http://www.jr-cp.co.jp/
豊川名物いなり弁当(780円) 2012年9月17日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入

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中身 中身 中身

 2011年の秋までに登場か。平たく浅い、駅弁にしては簡素なプラ容器に、玉こんにゃくサイズのおいなりさんが定番・味噌・うめ・柚子・黒糖・抹茶で6種各1個と、焼サワラ、鶏照焼串、ベビーホタテ焼、カボチャやコンブなどの煮物、玉子焼、かまぼこ、肉団子、山菜醤油漬などが入る。この姿が豊川名物とは思えないけれど、現代的で楽しく食べやすいおつまみ弁当。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【株式会社だるま 名古屋支社】愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 TEL:052(452)2101
 http://nagoyadaruma.jp/
お料理弁当(1,000円) 2005年8月6日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入

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 名古屋駅の普通駅弁。黒い9区画プラ製トレーを入れた正方形のふた付きボール紙容器を赤い紙帯で留める。中身はひつまぶし風鰻重、天むす風海苔巻、きしめんサラダ、鶏飯、みそカツ、ういろうなど。名古屋を主張する内容で、価格なりの風味と品質がある。パッケージには名古屋の絵柄も駅弁マークも入らないが、代わりに愛知万博JR東海リニア館のマークが入っていた。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【株式会社松浦商店】愛知県名古屋市中村区椿町5番17号 TEL:052(452)4506
 http://www.obento-matsuura.co.jp/
お料理弁当(1,050円) 2010年12月11日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入

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 上記駅弁の2010年時点での姿。駅弁名と調製元は確かに同じだが、全く別のものに生まれ変わっている。竹皮製の長方形容器に名古屋城と商品名などを印刷した掛紙を巻く。赤いトレーで6区画に分けられた中身は、みそかつ丼、ひつまぶし、天むす、シイタケやタケノコなどの煮物、鶏つくね串と昆布巻き、きしめんサラダと玉子焼とかまぼこ。丼などと言っても、分量は大きな一口サイズ程度であるが、名古屋らしさが細々と詰まってはいる。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【株式会社松浦商店】愛知県名古屋市中村区椿町5番17号 TEL:052(452)4506
 http://www.obento-matsuura.co.jp/
季節のお弁当松茸ごはん(1,000円) 2004年10月9日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入

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 名古屋のJRCPの季節のお弁当。小さな経木枠の長方形容器に枠付きの紙蓋をかける。中身は駅弁名そのままの松茸御飯、エンドウマメと紅葉型人参に彩られて、50×20×2mm程度と駅弁にしては大きい松茸が6切れも御飯の上に載り、松茸の味と香りがいつまでも口の中に残る。

 これで千円で済むのだから松茸の産地は中国か北朝鮮なのだろうが、国産を珍重するあまり価格を高騰させ利権や紛争を生むよりは、外国産品も尊重して平和に秋の味覚を味わえるほうが良いと思うし、早く椎茸や舞茸のように栽培技術が確立しないかなとも思う。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズ】東京都中央区日本橋3−1−17 TEL:0120(919)212
 http://www.jr-cp.co.jp/
特撰名古屋(1,100円) 2015年10月17日に名古屋駅新幹線改札内コンコース駅弁売店で購入

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 2015年5月28日のリニューアル。従前は「特撰弁当名古屋」という、東京・名古屋・京都・新大阪の各駅別に設定した季節の幕の内弁当であったが、名古屋以外のものは消えた。名古屋城天守閣の写真を使う派手な絵柄のボール紙ふたにリストを書くとおり、中身はみそかつ、鶏おにぎり、牛うま煮、エビフライ、天むす、ういろうなど。東京の人が期待する名古屋を、一覧としてしっかり押さえている。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズJ20】東京都中央区日本橋3−1−17 TEL:0120(919)212
 http://www.jr-cp.co.jp/
【終売】尾張の四季(1,400円) 2005年9月5日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入

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 極彩柄の正八角形発泡材容器を二段重ねにして、和紙風の紙袋に収納する。中身は下段が栗おこわ、上段が焼サワラ、穴子八幡焼、チキンロール、昆布巻、玉子焼、蒲鉾、海老、昆布巻、タケノコや里芋などの煮物など。

 容器を除き高級感と高品質にあふれる、新幹線グリーン車リピーター御用達の重役弁当か、二度とない大切な旅のお弁当。しかし駅弁は鉄道の切符と同様、お金を積めば誰にでも売ってくれるし、平等にキヨスクのビニール袋に入れてくれる。2008年7月限りで終売。

※2009年3月補訂:終売を追記

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【株式会社松浦商店】愛知県名古屋市中村区椿町5番17号 TEL:052(452)4506
 http://www.obento-matsuura.co.jp/
疑義駅弁 まご弁(1,050円) 2011年10月8日に東京駅「第14回東日本縦断駅弁大会」で購入

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 2011年10月までに商品化された、三重県立相可高等学校村林新吾先生監修のお弁当。同年10月8〜10日に東京駅で開催された「第14回東日本縦断駅弁大会」で、名古屋駅の駅弁として販売されていたもの。

 正八角形の黒い発泡材製容器をラップで密封し、商品名や中身のイラストなどを記した紙帯を巻く。4区画の中身はそれぞれ、桜でんぶで桜色になったちらし寿司という名の握り飯、ひつまぶし風うなぎめし、味噌だれロースカツとおからときんぴらごぼう、玉子焼きと鶏つくねと根菜類の煮物など。

 生まれと味と雰囲気はなかなか良いぞと思いきや、ライター望月氏の駅弁収穫報告ブログにより、当館用語でいう疑義駅弁であることが見破られた(http://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/entry-11021171280.html)。JRの100%子会社が偽駅弁を駅構内に持ち込んで、何が東日本縦断なのか、何が東北応援なのか。NREは真っ当な東京の駅弁屋でもあるし、本物の駅弁も来ているため大会への訪問は続けるが、催事屋ばりの阿漕な商売は即刻やめてもらいたいものだ。

 三重県立相可(おうか)高等学校は、三重県多気郡多気町にある全日制の高等学校。ここの食物調理科あるいは食物調理クラブでは2002年から、多気町立の農業公園「五桂池ふるさと村」内で休日にのみ営業するレストラン「まごの店」を運営しているそうな。これを全国唯一の現役高校生が運営するレストランとして村林新吾先生が著書にして、その内容をモデルに「高校生レストラン」としてテレビドラマ化され、2011年5〜7月に日本テレビ系列で放送された。

【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目
【カネ美食品株式会社MA】愛知県名古屋市天白区中坪町90番地 TEL:0120-556-160
 http://www.kanemi-foods.co.jp/
【掛紙】おにぎり弁當(100円) 1950年頃調製

昔の駅弁掛紙

 1950年代の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。名古屋駅、名古屋城、熱田神宮、東山動物園などの、当時の名古屋の名所やランドマークが拙い絵で数多く描かれる。
【掛紙】おこわ弁当(300円) 調製年月日不詳

昔の駅弁掛紙

 1970年代後半頃の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。価格帯の低い駅弁用だったのか、単色刷のシンプルで、しかし当時の国鉄のキャンペーン「一枚のキップから」のマークはしっかり入っている。
【掛紙】おこわ弁当(300円) 調製年月日不詳

昔の駅弁掛紙

 昭和50年代の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。価格帯の低い駅弁用だったのか、単色刷のシンプルで、しかし当時の国鉄のキャンペーン「いい日旅立ち」のマークはしっかり入っている。
【掛紙】手巻寿し(580円) 1992年3月11日調製

昔の駅弁掛紙

 1992(平成4)年3月11日の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の紙箱。その中身は12年後と同じか。3日後のダイヤ改正で特急「南紀」に新車が入ること祝うシールがべったりと貼られる。
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2001年6月17日開設 2015年10月31日更新
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