時刻表博士まっこうくじらのウェブサイト
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第2回鉄道テーマ検定2級試験 解答と解説
2012年12月16日(日)に実施された「第2回鉄道テーマ検定」2級試験の非公式な解答と解説です。解説の出典は主に「推奨参考書」(「東京発ブルートレイン最終章」(ネコ・パブリッシング2009年4月1日発行))と「参考資料」(公式サイトにPDF形式で追加掲載された「現役寝台特急参考資料」)と「市販の時刻表」(JR時刻表2012年12月号)によります。
当ページの内容は鉄道テーマ検定運営事務局、日本鉄道テーマ検定実行委員会、日本出版販売その他関係各社の公式なものではありません。また、解説の内容は厳密さや正確さよりもむしろ、制限時間中に素早く正答を発見する観点で書いています。
改訂履歴
2012年12月20日未明 問100まで全問公開
2012年12月19日未明 問61〜70を追加公開
2012年12月17日未明 問1〜50だけ公開
問1 解答3番
【内容】下りあけぼの号に乗れない駅の選択
【参照】市販の時刻表
【解説】大宮、高崎、秋田の各駅には時刻表上でちゃんと停車しているから、残る長岡を選択。ここで機関車をEF64からEF81へ付け替えることが、参考資料P.24で読み取れる。
問2 解答1番
【内容】小学生の寝台料金に関する正解探し
【参照】市販の時刻表のピンクのページ
【解説】寝台料金はおとな、こどもとも同額である。半額になるのは運賃と特急料金。こどもはおとなやこどもとひとつの寝台をふたりで利用できるから、その場合の寝台料金は2人でも1人分で済む。
問3 解答1番
【内容】ノビノビ座席の特急料金に関する正解探し
【参照】市販の時刻表
【解説】ノビノビ座席は普通車指定席であることが記号で読み取れる。となると、料金は指定席特急料金となる。繁忙期・閑散期カレンダーもちゃんと適用される。グリーン車なんかではない。ゴロンとシートも同じ扱い。
問4 解答3番
【内容】料金が高い設備の選択
【参照】市販の時刻表のピンクのページ
【解説】スイートと名の付くものが、1人あたり25,490円で寝台料金が最も高い。デュエットは個室なのに二段式B寝台と単価が同じお買い得設備、ツインデラックスはスイートのだいたい半額、カシオペアデラックスはカシオペアの中では並の設備。
問5 解答2番
【内容】寝台特急の遅延による料金の払いもどしに関する正解探し
【参照】市販の時刻表のピンクのページ
【解説】特急列車が2時間以上遅れたので、特急料金が全額が戻る。しかし寝台の設備は問題なく使えたのならば、寝台料金は返ってこない。遅れの理由は問わない。
問6 解答3番
【内容】おとなとこどもでひとつの寝台を使う場合の特急料金の選択
【参照】市販の時刻表のピンクのページ
【解説】JR時刻表で例示されるとおり、運賃と特急料金はおとなとこどもでそれぞれ必要。寝台料金だけが1人分で済む。こどもの寝台料金という設定はない。
問7 解答2番
【内容】夜行列車に出発日の翌日から乗る場合の寝台券の発売日の選択
【参照】市販の時刻表のピンクのページ
【解説】JR時刻表で例示されるとおり、夜行列車の特急券や指定券や寝台券の発売日は、乗車する日付によらずその列車の始発駅の出発日の1か月前となる。8月31日の未明に乗れば、その夜行列車は8月30日の出発なので、指定券類の発売日は7月30日となる。かつて下り「ムーンライトながら」時刻改悪前の横浜駅からの利用で、どれだけの初心者がこれに泣いたことか。
問8 解答4番
【内容】下り列車で酒田から見える山の選択
【参照】市販の時刻表のさくいん地図
【解説】鳥海山で問題ない。弥彦山は新潟県で弥彦線弥彦駅の先、八甲田山は青森県の山の中、白神山地は「リゾートしらかみ」が運転される五能線の沿線ということで、酒田とは関係ない。
問9 解答1番
【内容】北斗星の食堂車の愛称の選択
【参照】市販の時刻表
【解説】グランシャリオでOK。ダイナープレアデスは3級問5のとおりトワイライトエクスプレスの食堂車で、スターライトラウンジは鉄道では聞いたことがなく、ジェイダイナーは国鉄時代の日本食堂の末期の愛称であり、国鉄分割民営化で分割された日本食堂のJR東海エリア会社の社名の一部。
問10 解答1番
【内容】サンライズの瀬戸と出雲の編成順の選択
【参照】市販の時刻表の編成表
【解説】上下列車とも、サンライズ瀬戸が先頭側に付く。すると東京での折返しで瀬戸と出雲が入れ替わるが、そうしないと瀬戸ばかり、出雲ばかりの編成で走行距離に差が出て検査周期に響くだろうから、あえてそうしている。覚えていなければ適当にマークするしかない。
問11 解答1番
【内容】青森駅への早着列車の選択
【参照】市販の時刻表
【解説】あけぼの号の青森駅到着時刻は9時55分、はやて11号の新青森駅到着時刻は10時01分。ということで、乗り換えの検討をするまでもなく、あけぼのの勝ち。こんな時刻を正確に覚えているかどうか。引っかけ問題の逆を行った設問。
問12 解答1番
【内容】盛岡〜青森間の寝台料金に関する正解探し
【参照】市販の時刻表
【解説】IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道を経由する「北斗星」と「カシオペア」について、特急料金はJRと両社の合算であることが時刻表で読み取れるが、寝台料金に関する記述は見当たらないので、JRの料金だけで乗れるはず。なお、2級問71と同じく、こちらでも「いわて銀河鉄道」は厳密には間違い。
問13 解答4番
【内容】「なは」の列車愛称の由来の選択
【参照】不明
【解説】当時はアメリカに占領されていた、現在の沖縄県の復帰を願い、1968年10月のダイヤ改正、いわゆるヨンサントオで、新大阪〜西鹿児島の昼行特急として登場した。新幹線博多開業の1975年3月ダイヤ改正で夜行列車に鞍替えし、同じ区間のブルートレイン「明星」の絶滅をよそに2008年3月まで生き残った。現役当時の鉄道雑誌では失礼なことに頻繁に「はな」と誤植していた。
問14 解答3番
【内容】北斗星の食堂車での朝食の注文方法に関する正解探し
【参照】市販の時刻表
【解説】朝食は予約できないので、食堂車へ出向き普通に料理を注文する。この普通が、国内の食堂車では普通ではなくなってしまったから、こんな設問が出てしまう。今のところは料理を注文でき、九州ブルトレの末期のように弁当販売というわけではない。
問15 解答3番
【内容】北斗星での車掌の乗務形態の選択
【参照】不明
【解説】2級問49でも書いたが、乗務員の運用なんてどこを調べればよいのか。経験上、途中駅でJR東日本とJR北海道の車掌が交代すると放送で案内を受けた気がするので、これと合致する選択肢を選んでおく。
問16 解答4番
【内容】ヒルネができる列車の選択
【参照】市販の時刻表
【解説】今はあけぼの号のみ。サンライズ出雲にヒルネが設定されたことはない。日本海は臨時列車になってからヒルネの設定がない。北斗星には1988年の運転開始当時には函館から札幌までヒルネの設定があったが、朝の一番列車になり激しい混雑に見舞われたため、北斗をそこに入れてヒルネを廃止した。
問17 解答1番
【内容】20系登場当時の説明に関する正解探し
【参照】不明
【解説】昭和30年代の20系には座席車もあったが、ほどなく寝台車に改造されて寝台専用列車となった。推奨参考書では記述もページ番号もはっきりしないが、P.40にそれらしき表現が見つかる。
問18 解答2番
【内容】20系に関する記述の正解探し
【参照】不明
【解説】九州内で後の14系が努める分割併合運用を行う際、不足する電源車を旧型客車からの改造で補った歴史がある。最初の20系が「あさかぜ」なのは、この試験を受けるのならば常識としたい。JR化後も臨時列車として主に山陽本線を駆けた。あの折り戸は見るからに寒そうだし、実際に北海道には列車としては渡らなかった。
問19 解答4番
【内容】あけぼの号に関する記述の間違い探し
【参照】市販の時刻表など
【解説】今のあけぼのに車内販売はない。シャワーも付いていない。個室に外からカギがかけられなければ個室の意味がない。コンセントがソロの寝台内にあるかどうかは、今回の資料では分からない。
問20 解答4番
【内容】九州で走り始める寝台列車の名前の選択
【参照】鉄道雑誌など
【解説】2011年以降の動きは推奨参考書でも参考資料でも一切分からない。走り始める前の列車のことは時刻表でも分からない。報道等や公式サイトによると、2013年10月から九州で「ななつ星in九州」が走り始めるという。旅行会社の貸切列車のような営業形態であり、市販の時刻表にその存在が出るのかどうか。
問21 解答2番
【内容】寝台車を展示している私鉄の駅の選択
【参照】鉄道雑誌など
【解説】富士急行下吉田駅では2011年4月にスハネフ14が据え付けられた。2009年にコンクリート造の駅舎をレトロに改装し、寝台車に加えて古い貨車も南海電鉄から調達し、観光の振興に取り組み始めている。
問22 解答1番
【内容】カシオペアスイートに関する記述の正解探し
【参照】市販の時刻表のピンクのページ
【解説】時刻表の席番配置図で1号車に4室、2号車に1室が読み取れるが、寝台料金に差があるとは書いてない。設備に差があるとも書いてないし、補助ベッドを入れると定員3人になるというから4人にはならない。
問23 解答3番
【内容】ワサフ8000形を連結した寝台特急の選択
【参照】不明
【解説】ネット上で検索すると「北星」らしい。上野〜盛岡間の寝台特急で、1982年の東北新幹線本格開業により廃止。北斗星や北陸は形式称号上は荷物車である電源車が寝台車と同じ系列で揃っていたし、北海は寝台特急として走ったことがない。
問24 解答3番
【内容】寝台セット時の状況に関する正解探し
【参照】昔の鉄道雑誌
【解説】たぶん鉄道ジャーナルの列車追跡シリーズで読んだと思うが、寝台のセットという作業があった頃は、走る列車の中で係員がその作業を行い、乗客はその間は通路で待たされていたようだ。普通の寝台車の通路に跳ね上げ式の椅子があり、個室の寝台車にそれがないのが、この名残りだろうか。
問25 解答1番
【内容】日本海に関する間違い探し
【参照】推奨参考書P.43
【解説】1968年に急行の格上げで寝台特急「日本海」が誕生した頃に、14系はなかったし、湖西線は開業前だった。つい最近まで2往復の運転があり、しかし3往復になることはなかった。
問26 解答1番
【内容】あけぼの号の登場時の運転経路の選択
【参照】推奨参考書P.43
【解説】あけぼのはそもそも、上野と青森を奥羽本線経由で結ぶ列車であった。JR発足後の山形新幹線と秋田新幹線の実現で運転経路が迷走するが、列車名は不思議とそのまま使われ続けている。北上線は現在の迂回運転、陸羽東線は過去の迂回運転での使用。
問27 解答2番
【内容】サンライズ出雲の設備内容に関する正解探し
【参照】参考資料P.38
【解説】A寝台個室が1人用のみ、B寝台個室が1人用と2人用、そしてノビノビ座席がある。「2人用A寝台個室」を消せば、残る選択肢はただひとつ。
問28 解答1番
【内容】シングルツインの説明に関する正解探し
【参照】市販の時刻表
【解説】1人用B寝台個室なシングルツインは、補助ベッドを入れることで2人用になる。ソロやシングルだと、そうはいかない。A寝台になったり、もともと2人用であることはない。隣の部屋とつなげて使える寝台個室は、いつかどこかで聞いたような気が。
問29 解答2番
【内容】下りあけぼの号が運転停車する駅の選択
【参照】不明
【解説】根拠はないが、今の水上駅は信号設備上、列車が通過することができないと聞いたことがある。籠原駅でない証拠もないが、水上が正解かなと思う。新潟駅や東新潟駅はそもそも通らない。
問30 解答2番
【内容】寝台特急の登場順の選択
【参照】推奨参考書
【解説】寝台特急はあさかぜから生まれた。富士ができたタイミングは、鹿児島本線や長崎本線にも走り始めて、しかし富士の名前が使われず、それは今後に生まれるもっと格の高い列車に使うためだと推測されて、しかしなぜか四国連絡特急に使われた後に日豊本線の寝台特急へ転用されるという不可解な動きをしたということで、さくら、はやぶさ、みずほより遅くなった。
問31 解答2番
【内容】トワイライトエクスプレスの札幌駅到着時刻の選択
【参照】市販の時刻表
【解説】9時52分着で大丈夫。12時に出て、10時前に着くイメージで四半世紀を走り続けている。というか、大阪駅の発車時刻が正午でなく11時50分へ、いつの間に変更されていた。
問32 解答3番
【内容】秋田から青森までのシングルデラックスの利用にかかるきっぷの選択
【参照】市販の時刻表
【解説】個室にヒルネの設定はないから、普段どおりの運賃と料金、つまり乗車券と特急券と個室の寝台券が必要である。B寝台で済んだり、寝台券がいらないということはない。
問33 解答2番
【内容】関西発着の寝台特急で使われなかった行先の選択
【参照】推奨参考書P.30
【解説】意外にも博多行が実現しなかった。長崎行と佐世保行はJR以後まで残ったし、下関行は3級問93のガラ安芸があった。
問34 解答3番
【内容】最も早く廃止された九州ブルトレの選択
【参照】推奨参考書P.30
【解説】「はやぶさ」や「さくら」と運転区間が被る補佐役だった「みずほ」が1994年12月のダイヤ改正で真っ先に消された。同時に博多「あさかぜ」も消えたが、下関「あさかぜ」が残っている。「さくら」と「富士」はその当時にはまだ単独運転で存続していた。
問35 解答2番
【内容】JRが廃車した寝台車の転用先に関する正解探し
【参照】不明
【解説】風の便り、というか鉄道雑誌やネット上で、タイで24系が走っているという話を見聞きしたことがある。通勤型客車、お座敷列車、私鉄特急への転用は聞いたことがない。ホリデーパルや食パン電車は国鉄時代の改造。
問36 解答3番
【内容】EF65形1000番代に関する正解探し
【参照】下記
【解説】推奨参考書ではP.80などで、EF65PFは東京発着ブルートレインを牽引するために、1978年10月ダイヤ改正「ごーさんとお」に向けてまずは「さくら」「はやぶさ」から使われ始めたと読める。しかし実際は1969年には製造が開始されており、例えば鉄道ピクトリアル2013年1月号P.35では「1000番台が最初にブルートレインを牽引したのは「あけぼの」で、1970年」と書いてある。推奨参考書で勉強すると正解を取れないとは、どういうことか。
問37 解答2番
【内容】あけぼのが通過するトンネルの選択
【参照】不明
【解説】清水トンネルは上越線だから、あけぼのが通る。青函トンネルは通らない。丹那トンネルは東海道本線、関門トンネルは山陽本線だから、あけぼのが通るはずがない。
問38 解答4番
【内容】EF66の寝台特急の牽引理由の選択
【参照】推奨参考書P.47
【解説】上記箇所に「牽引定数と速度向上のため」と書いてある。EF65PFはまだ老朽化というわけでもないし、寝台特急の増発の時代は終わっていたし、セノハチの補機はEF58の時代だったような。
問39 解答1番
【内容】北斗星とあけぼのの乗降扉に関する記述の正解探し
【参照】不明
【解説】根拠は不明だが経験上、「北斗星」で折戸を見た記憶がないし、あの構造は北海道を走るにふさわしくない。「あけぼの」もだいぶ雪深い箇所も走るが、「あさかぜ」の車両がそのまま転用されたりしているので、折戸がありそうな感じ。
問40 解答4番
【内容】北斗星の客車の所属の選択
【参照】参考資料P.18
【解説】北斗星ではJR北海道とJR東日本の車両が6両ずつつながっている。かつて2〜3往復の設定があった頃は、編成ごとにJR北海道の車両とJR東日本の車両で統一されていた。
問41 解答3番
【内容】日豊本線の寝台特急の列車名の選択
【参照】推奨参考書
【解説】関西発着の日豊本線な九州ブルトレは「彗星」。あかつきは長崎本線へ、明星は鹿児島本線へ行った。フェニックスは九州内の急行列車であり、寝台特急の名前にはなっていない。
問42 解答3番
【内容】上野駅13番ホームの構造の選択
【参照】市販の時刻表
【解説】13番ホームは高架でも地下でもない地上ホーム。中間改札はここには設置されていない。今の夜行列車の本数で専用ホームなど贅沢だから、通勤電車もちょくちょく発着していることが時刻表から読み取れる。
問43 解答2番
【内容】寝台の読書灯に関する正解探し
【参照】不明
【解説】利用経験があれば即答可能。そうでなければ、出典を思い当たらない。乗客がいつでもつけたり消したりできるし、利用の制限を見聞きしたことがない。
問44 解答1番
【内容】運転区間外で北斗星を毎日見られるスポットの選択
【参照】不明
【解説】陸羽東線や常磐線を北斗星が走れば、ネット上で話題になる。函館本線の岩見沢に行くのか手稲に行くのか、手持ちの資料では探せなかったが、岩見沢は遠いので手稲ではないだろうか。
問45 解答3番
【内容】トワイライトエクスプレスのサロンカーの連結位置の選択
【参照】参考資料P.35
【解説】トワイライトエクスプレスのサロンカーは、車端ではなく編成の中間に収まる。だから選択肢で「いちばん」と書いてあるものを消せばよい。片方はスイートで、もう片方は電源車。
問46 解答3番
【内容】北斗星が臨時でも通ったことがない路線の選択
【参照】不明
【解説】東北本線が駄目になると、今は上越線へ、以前は常磐線へ、時々迂回運転していた。いわゆる函館山線へは、有珠山の噴火で室蘭本線が長らく普通になりそうだった時に迂回したと思うし、「北斗星ニセコスキー」なる臨時列車の設定もあった。磐越西線に迂回して、良いことはないと思う。
問47 解答1番
【内容】下りトワイライトエクスプレスの食堂車乗務員の運用に関する正解探し
【参照】不明
【解説】問15に引き続き、公開資料がありそうにない乗務員の運用に関する設問。市販の時刻表によれば食堂車の営業時間が13時から23時まで連続しているから敦賀や富山で下車できないだろうし、京都や南千歳で食堂車が騒がしかった記憶もないし、食堂車を営業するJR西日本の子会社であるJWFSNに青森の拠点があるとも思えないので、通しで乗務していると想像する。
問48 解答3番
【内容】二段式B寝台車の星の数の選択
【参照】不明
【解説】星3つは二段ハネの証。昭和の頃には交通公社の時刻表にも書いてあった。星1つは三段式、星2つは寝台電車、星4つはカルテット。
問49 解答2番
【内容】東京発西鹿児島行はやぶさ号が上りのはやぶさ号とすれ違う回数の選択
【参照】不明
【解説】「はやぶさ」と西鹿児島発着時代の「富士」が、同じ列車と二度すれ違うと、当時のブルートレイン紹介本で必ず話題にされた。それらしきことを、食堂車の基本編成から付属編成へ移したことで推奨参考書P.45から読み取れるかどうか。
問50 解答4番
【内容】富士とはやぶさの末期の行先に関する正解探し
【参照】推奨参考書P.28
【解説】富士は大分行、はやぶさは熊本行。南宮崎行の富士は20世紀の頃、長崎行のはやぶさは昭和の昔。
問51 解答4番
【内容】あけぼののソロに関する記述の正解探し
【参照】市販の時刻表から推測
【解説】あけぼののソロのベッド配置は3級問26のプルマンのタイプであり、ベッドがレール向きであることは市販の時刻表の席番配置図から読み取れる。読書灯の位置が分かる図面を持っていないので断定はできないが、上記図から枕の位置を推測すると、階段の位置により進行方向とその逆方向に分かれているっぽいので、すると読書灯の位置も前のときと後のときがありそうだ。
問52 解答2番
【内容】285系電車の所有会社の選択
【参照】不明
【解説】参考資料では記述が明瞭でなく、推奨参考書ではそもそもサンライズが掲載されていないが、5編成中3編成がJR西日本の、2編成がJR東海の所有である。
問53 解答1番
【内容】昼間のサンライズ車両の使われ方の選択
【参照】市販の時刻表
【解説】285系が「サンライズ」以外で使われているなど聞いたことがないし、あの構造では夜行列車と団体臨時列車以外で使い道はないだろう。やくも、ホームライナー、マリンライナーで使われている形跡はなく、車両基地で休んでいる、というか次の夜に向けて整備作業が行われているはず。
問54 解答4番
【内容】JRの定期夜行列車が発着した最北端の駅の選択
【参照】不明
【解説】日本最北端の駅である稚内駅に、札幌からの夜行列車「利尻」が毎日発着していた。ブルートレインでも2011年時点で健在な夜行列車でもないため、推奨参考書や参考資料では読み取ることができない。
問55 解答4番
【内容】青列車があった国の選択
【参照】不明
【解説】ヨーロッパの青列車は、フランスを縦貫し大西洋のドーバー海峡に面するカレー駅と地中海に面するコートダジュール地方を結んだ豪華や夜行列車であった。これが豪華な寝台列車であったのはおじいさんの世代だし、昭和50年代以降の鉄道雑誌に海外鉄道の記事などほとんど載らなくなったから、知らなくても仕方がない。パリのリヨン駅に「ル・トラン・ブルー」つまり青列車という名前の高級レストランがあることをガイドブックなどで読んでいれば、フランスを選択できたかも。
問56 解答1番
【内容】JR北海道にあった独特の寝台車の連結方法の選択
【参照】不明
【解説】1990年代初頭から2008年頃まで、183系や40系の気動車に14系寝台車を組み込んだ編成で、札幌と釧路や網走や稚内を結んだ。この寝台車には気動車との併結改造が施され、他の客車と連結して営業運転することはできなかったそうだ。
問57 解答3番
【内容】14,20,24系で最も製造量数が多かった系列の選択
【参照】推奨参考書P.32〜33
【解説】推奨参考書では正確な製造車両数が読めないが、上記の図表から20系が500両近く、24系が600両近く、14系が250両程度製造されたことが推測できるから、24系が多そう。
問58 解答1番と2番?
【内容】トワイライトエクスプレスより長い距離を走った国鉄時代の寝台特急の選択
【参照】不明
【解説】推奨参考書では運転距離がまったく分からない。東京駅と西鹿児島駅を日豊本線経由で結んだ頃の富士が、国鉄時代の最長距離列車であったから、これを選ぶのが無難。しかし設問ではトワイライトエクスプレスより長い距離を走った列車は何かと読めるから、1500キロ前後な同列車を上回る1515.3kmだったはずの東京〜西鹿児島間のはやぶさも正解でないとおかしい。
問59 解答4番
【内容】寝台特急の蒸機牽引の有無の選択
【参照】推奨参考書
【解説】推奨参考書を普通に読んでいれば、1958年登場のあさかぜ号が山陽本線や鹿児島本線を蒸機で走ったことがすぐ分かる。東北本線や常磐線や長崎本線や佐世保線や奇跡の陸羽東線でも、蒸機牽引の寝台特急が駆けた。
問60 解答2番
【内容】14系15形の登場時期に関する正解探し
【参照】推奨参考書
【解説】これも推奨参考書を普通に読んでいれば、14系が製造されて、北陸トンネル火災で24系が製造されて、二段ハネの25形が製造されて、その分散電源形である15形が製造されたことが分かる。
問61 解答2番
【内容】下り北斗星の落部での停車理由の選択
【参照】市販の時刻表
【解説】時刻表での通過駅での停車はたいてい、運転停車か単線区間での行き違い。しかしあえて列車と駅を指定しているのが臭いので、後から来る特急が追い抜いているのではと思い、これを選択した。時刻表上ではたしかに、落部駅がある森駅と八雲駅との間で、北斗星がスーパー北斗1号に追い抜かれていることが分かる。
問62 解答4番
【内容】北斗星のロイヤルに付いていない設備の選択
【参照】不明
【解説】ロイヤルの部屋の中に何が付いているかは、推奨参考書でも参考資料でも市販の時刻表でもはっきりしない。実際はトイレと洗面所とシャワーがついており、冷蔵庫がない。というか、トイレと洗面所とシャワーが個室の中に付いたから、1988年の運行開始時に豪華特急だ豪華個室だと騒がれたものである。
問63 解答4番
【内容】中山香駅と立石駅との間で撮影できた列車の選択
【参照】不明
【解説】明確な出典が見つからなくても、日豊本線にはやぶさやあさかぜが走っていたはずがないので、富士の単独運転で間違いないだろう。
問64 解答3番
【内容】国鉄時代に廃止された寝台特急の選択
【参照】推奨参考書
【解説】推奨参考書P.30〜31やP.48での記述ではまったく分からないと思うが、明星が定期列車としては1986年11月の国鉄最後のダイヤ改正で廃止になっている。あかつき、彗星、なははそれぞれ、長崎本線方面、日豊本線方面、鹿児島本線方面の寝台特急として最後まで残ったものである。
問65 解答3番
【内容】1972年頃のB寝台車の状況の選択
【参照】
【解説】問60の流れにより、15形でない14系が新たに登場した頃ならば、まだ二段ハネはできていない。冷房が20系にあれば14系にないはずがない。
問66 解答4番
【内容】北陸トンネルの位置の選択
【参照】市販の地図
【解説】北陸トンネルは敦賀駅と南今庄駅との間にある。
問67 解答2番
【内容】つるぎのヘッドマークのデザインの選択
【参照】不明
【解説】列車名の上がギザギザっとしたあのデザインを覚えていれば、それはきっと山並みであろう。列車名も剱岳(つるぎだけ)から来ているものだし。
問68 解答3番
【内容】津軽が出世列車だった理由の選択
【参照】不明
【解説】過去の急行列車のことなど、推奨参考書にも参考資料にも市販の時刻表にも書かれていないし、そもそも「ブルートレインと現役寝台特急」という出題範囲から外れている気がする。約半世紀前の昔、集団就職などで東京地方へ働きに出た奥羽本線沿線の若者が、奥羽本線随一の優等列車であった津軽の一等寝台車(A寝台)から地元の駅に降り立つことが、東京での成功を印象付けて故郷に錦を飾るものであったなどと、新聞で読んだ記憶がある。
問69 解答3番
【内容】レール&レンタカーきっぷでのA個室寝台利用時の取り扱いの選択
【参照】市販の時刻表のピンクのページ
【解説】乗車券の割引の有無は、利用する設備とは関係ない。しかしA寝台や個室寝台の利用では、特急(急行)料金と寝台料金が割り引きにならない。個室寝台は特急料金と寝台料金のセットで売られるので、一方が割引でもう一方が無割引などという取り扱いもない。
問70 解答2番
【内容】乗継割引の適用状況の選択
【参照】市販の時刻表のピンクのページ
【解説】JRの運賃制度上の乗継割引とは、特急券、急行券、指定席券がうまくいけば半額にできるものであるから、寝台料金に影響はない。設問に乗継割引で乗り継ぐとあるから、特急券は半額になると宣言されている。はやぶさや富士があった頃、東京〜九州間を結ぶ寝台特急列車は、寝台特急を九州内のみで利用する場合に限り、新幹線との乗継割引が適用されたため、これをあやふやに思い出すと不安になる。
問71 解答2番
【内容】C61やC62の軸配置の愛称の選択
【参照】不明
【解説】日本流で2C2、欧州流で4−6−4の軸配置は、アメリカではハドソンと呼ぶ。ファミコン時代に一世を風靡したゲームメーカーであるハドソンの社名は、鉄道ファンの創業者がこれに由来し付けたほか、函館本線のC62ニセコ号のスポンサーにもなっていた。この列車を新婚旅行で撮影していたのが、衆議院議員で国土交通大臣を務めた前原誠司。
問72 解答1番
【内容】みずほの大分行に由来するブルートレインの選択
【参照】推奨参考書P.40
【解説】1964年10月1日のダイヤ改正で、東京〜熊本・大分間の寝台特急「みずほ」の大分編成が「富士」になったと、推奨参考書に明記してある。
問73 解答1番
【内容】東北新幹線の列車名になったブルートレインの列車名の選択
【参照】不明
【解説】ご存知のとおり、はやぶさでOK。さくらとみずほは九州新幹線鹿児島ルート全線開業で使われ、あさかぜはどこにも使われていない。
問74 解答3番
【内容】さくらの前身の列車名の選択
【参照】推奨参考書P.37
【解説】1959年7月に平和がさくらに改称されたと明記してある。というか、選択肢に苗穂、白石、平和、厚別と函館本線の駅名が並べられては、間違えようがない。鉄道テーマ検定公式サイト上での練習問題でも出題された。
問75 解答1番
【内容】カシオペアがDD51に牽引される区間の選択
【参照】参考資料P.21
【解説】函館〜札幌間でOK。火災事故防止の観点で、青函トンネルでディーゼル機関車を走らせることは通常はできない。五稜郭〜函館だけ牽引するなんてこともない。
問76 解答1番
【内容】北斗星と同じ区間を走った臨時列車の列車名の選択
【参照】不明
【解説】エルムでOK。エルガは路線バス車両の名前、ライラックとすずらんは北海道の電車特急で使われた名前。1989年に定期列車が3往復になった後、さらに臨時列車で増発する際に、個室寝台や食堂車を組み込んだ場合には北斗星の名で、開放式B寝台だけで組成した場合にはエルムの名で運転した。同じ名前で1950年代に札幌〜室蘭で準急列車として走っていたというが、乗車経験談を聞いたことがない。
問77 解答2番
【内容】あけぼのが羽越線経由になった時の出来事の選択
【参照】推奨参考書P.51
【解説】あけぼのが事実上の出羽や羽越になってしまったのは秋田新幹線の影響である。それは1997年3月のこと。ゆうづるの廃止は1993年12月のJR東日本の夜行粛清のとき。サンライズ登場はダイヤ改正によらず1998年7月の出来事。カシオペア登場もダイヤ改正を伴わない1999年7月のこと。
問78 解答4番
【内容】製造当初から二段ハネだった形式の選択
【参照】推奨参考書
【解説】20系、14系、24系、25形、15形の登場順や特徴や製造理由を、推奨参考書は順立ててストーリー性を持って教えてくれている。一瞬で24系25形を選択したい。
問79 解答3番
【内容】JR化後に寝台特急が設定されたJR会社の選択
【参照】推奨参考書
【解説】3級問85のとおり、国鉄時代に北海道と四国には寝台車を備える特急列車そのものが存在しなかった。JR貨物の寝台特急は登場していないが、九州ブルトレを復活させる方法はこれしかないと思う。
問80 解答1番
【内容】20系のB寝台の寝台幅の選択
【参照】推奨参考書P.43
【解説】52cmでOK。70cmは14系以降、90cmは電車二段式なA寝台の上段、106cmはその下段と電車三段式なB寝台の下段。通勤電車のロングシートに横になるような幅でも、昭和30年代は「動くホテル」だったのだ。
問81 解答2番
【内容】20系あさかぜのあだ名の選択
【参照】不明
【解説】食堂車と電源車を含む15両編成な20系あさかぜの時代、そのうち6両が一等車改めA寝台という、カシオペアがデビューするまでは空前絶後の優等車比率をもって、「殿様あさかぜ」と呼ばれていたそうな。でも、そんな記述をあまり見た記憶がないような。それを知らなくても、坊ちゃん、姫様、殿方はないだろう。
問82 解答4番
【内容】寝台特急の格上げデビューに関する記述の間違い探し
【参照】推奨参考書P.43〜44
【解説】瀬戸と出雲は新幹線岡山開業の1972年3月に、北陸は新幹線博多開業の1975年3月に、同名の急行列車の格上げで誕生した。あけぼのの前身はおが。国鉄時代、特急列車の名前は主にひらがなや抽象名、急行列車の名前は主に漢字や地名で付いていたから、あけぼのという急行はなかったんじゃないかなあ、で正解。
問83 解答1番
【内容】日本海やつるぎが機関車交換を行った駅の選択
【参照】不明
【解説】北陸本線に交流電化が導入された当時、交直流の機関車がまだ開発できていなかったため、デッドセクションをまたぐ米原〜田村間ではSLやDLが客車や貨車を牽引した。寝台特急も例外ではなかった。湖西線の開業でこちらにもEF81が配置されて解消。
問84 解答4番
【内容】あけぼののヒルネ区間の選択
【参照】市販の時刻表
【解説】羽後本荘〜青森間が該当。秋田からは乗れるだろうし、青森側でないことはないだろう、で選択肢を絞れる。なんで鶴岡や酒田からではないのだろう、と思う。
問85 解答3番
【内容】寝台特急を牽引したタンク形蒸気機関車の選択
【参照】推奨参考書P.40
【解説】早岐〜佐世保間でC11がさくらを牽いた。この史実に基づき、大井川鐵道では桜の開花時期に、C11にさくらのヘッドマークを付けて走ってくれる。
問86 解答2番
【内容】西鹿児島駅発着の寝台特急の選択
【参照】推奨参考書P.30〜31
【解説】明星が正解。でも昭和時代の話だし、そもそも西鹿児島駅がなくなって10年近く経つので、すぐに出てこなくても仕方がない。彗星は富士と違い日豊本線を都城までしか行けず、安芸はそもそも九州に入れず、桜島は関西発着の寝台特急ではない。
問87 解答3番
【内容】20系の改良後のブレーキの名前の選択
【参照】不明
【解説】よんさんとおでの110km/h化で、AREBブレーキに改造された。HSCブレーキは主に電車向け。CLブレーキは50系客車。AEDはブレーキの名前ではないと思う。
問88 解答3番
【内容】寝台客車でない寝台特急の選択
【参照】不明
【解説】名古屋と博多を結んだ金星が14系座席車だった。はくつるは583系電車のイメージが強いが、初期には20系、末期には24系が使われた。最盛期には7往復もあった明星は24系や14系も使用、あかつきはすべて寝台客車付きであった。推奨参考書は客車寝台特急のみを扱ったため、金星は存在そのものが無視されている。
問89 解答1番?
【内容】あさかせ登場時の電化区間の選択
【参照】推奨参考書P.37
【解説】推奨参考書では当初の電化区間が分からないが、1958年4月に「姫路まで電化が完成」とあるから、その前は姫路までは電化されていなかったと、選択肢をひとつに絞る逆読みはできる。しかし1956年11月時点での山陽本線の電化区間は、明石までではなく西明石までであるから、もしかすると全員が正解扱いになるかもしれない。
問90 解答2番
【内容】あけぼのが越えた峠の選択
【参照】不明
【解説】板谷峠が奥羽本線にあり、山形新幹線の工事が始まる前はここをあけぼのが越えていた。塩狩峠は宗谷本線の塩狩駅あたり、小仏峠は中央本線の相模湖あたり、野麦峠を越える鉄道は現れなかった。
問91 解答3番
【内容】DF50が牽引した寝台特急の選択
【参照】推奨参考書P.19
【解説】亀山機関区のDF50が紀伊を牽いた。山陰本線で出雲を牽いて散々だったのはDD54で、いなばはその後の登場なのでDD51の牽引。日本海はDD51が牽いたがSLブームと重なったため注目度は低かった。
問92 解答2番
【内容】新疋田の線形の選択
【参照】不明
【解説】市販の時刻表のさくいん地図でもしっかり描いているとおり、ここにはループ線がある。
問93 解答3番
【内容】あさかぜの行先の選択
【参照】推奨参考書P.30〜31
【解説】あさかぜの行先は東京、博多、下関。岡山や三原や小倉になることはなかった。
問94 解答1番
【内容】東北方面の寝台特急が通った貨物線の選択
【参照】不明
【解説】仙台駅付近の東北新幹線の工事に伴い、ここを深夜に通る昭和50年代の東北本線の寝台特急は宮城野貨物線を経由した。たしか時刻表上でも明記されていたと思うし、平成に入っても時々そんな運転があったような気が。そんなことを知らなくても、東海道貨物線、武蔵野南線、北方貨物線は東北と無縁な場所にあることが分かればOK。
問95 解答3番
【内容】寝台特急でない列車の選択
【参照】不明
【解説】東京と大阪を結んだ伝統の夜行列車である銀河は、急行列車のまま廃止を迎えた。出雲、瀬戸、いなばは寝台特急になっている。
問96 解答1番
【内容】JR東海区間にあるトンネルの選択
【参照】不明
【解説】熱海と三島の間にある丹那トンネルがJR東海エリア。東山トンネルは東海道本線でも京都に近いJR西日本エリア、船坂トンネルは山陽本線で鈍行移動の関所となる兵庫と岡山の県境だからやはりJR西日本エリア。関門トンネルは山陽本線でもJR九州の区間にある。
問97 解答2番
【内容】北陸の寝台特急化のときの出来事の選択
【参照】不明
【解説】北陸の特急格上げは新幹線博多開業の1975年3月改正。同じ日に湖西線が開業し、日本海が米原経由から湖西線経由に変更された。新幹線岡山開業は1972年3月、出羽の登場は1982年11月の東北・上越新幹線開業のとき、紀伊の廃止は1984年2月の減量ダイヤ改正。
問98 解答1番
【内容】紀伊との併結列車の選択
【参照】推奨参考書P.44〜47
【解説】新幹線博多開業の1975年3月改正で「いなば・紀伊」が誕生し、前問のとおり1984年2月の減量ダイヤ改正で紀伊が廃止、その時にはいなばは出雲に改称していた。銀河と併結していたのは急行時代の紀伊であり、やくもや山陰とは運転区間が被らない。
問99 解答2番
【内容】夢空間の展示場所の選択
【参照】不明
【解説】2009年から武蔵野操車場の生まれ変わりであるららぽーと新三郷で展示されている。船橋のららぽーとや浦安のテーマパークではないと思うが、越谷レイクタウンが選択肢にあるとは紛らわしい。ただしここにあるのはラウンジカーとダイニングカーのみであり、デラックススリーパーは東京都江東区内にいるそうな。バブル華やかりし1989年の横浜博覧会の時に桜木町駅前で展示され、その後にまさかの営業運転を団体列車や臨時列車で時々行い、しかし夜行列車の安楽死政策により10年ともたなかった。
問100 解答1番
【内容】寝台特急の廃止順の選択
【参照】不明
【解説】参考資料では北陸と日本海が、推奨参考書では富士とはやぶさも現役だから、参考にならない。関西のなは・あかつきが先に消え、日本海の廃止が今年という最も生々しい出来事だから、これが頭と尻にある選択肢を選ぶ。
鉄道テーマ検定 解答と解説
第1回「新幹線」3級 2012年5月13日実施
第1回「新幹線」2級 2012年5月13日実施
第2回「ブルートレインと現役寝台特急」3級 2012年12月16日実施
第2回「ブルートレインと現役寝台特急」2級 2012年12月16日実施
第2回「新幹線」1級 2012年12月16日実施
第3回「在来線特急」3級 2014年3月9日実施
第3回「在来線特急」2級 2014年3月9日実施
第3回「ブルートレインと現役寝台特急」1級 2014年3月9日実施
第4回「新幹線」3級 2015年9月6日実施
第4回「新幹線」2級 2015年9月6日実施
第4回「在来線特急」1級 2015年9月6日実施
1999年11月20日開設 2012年12月20日更新
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