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第15回時刻表検定第2種試験 解答と解説

2009(平成21)年11月15日に実施された、第15回時刻表検定第2種試験の解答と非公式な解説です。検定問題については著作権の関係で掲載できませんので、お手元の冊子を参照ください。解説の出典はすべて、JR時刻表2009年11月号です。なお、当ページは時刻表検定協会の公式なものではありません。

※2009年11月18日補訂
・設問31、誤植の公式訂正を反映
・設問45、解答の公式訂正を反映

1号車 設問1 正解1番 配点2点

【内容】快速列車の記号でないものの選択
【参照】時刻表の上手な使い方P[1]
【解説】「特快」は国鉄時代からおなじみの特別快速。「通快」は通勤快速のこと。「通特」はJR時刻表では1993年に中央線の東京口で朝の上りのみ登場した通勤特別快速のこと。「急快」は現時点ではないが、快速列車の接頭辞はダイヤ改正の度に増えている印象があるから、将来に登場しないとは限らない。

1号車 設問2 正解2番 配点2点

【内容】周遊おすすめ地に含まれていない島の選択
【参照】さくいん地図P[2]
【解説】該当ページの左下とにらめっこすると、喜界島はなぜか周遊おすすめ地「奄美・種子・屋久」のエリアに含まれていない。旧国鉄の周遊指定地は国鉄線またはこれに接続するバスや航路でアクセスできる場所を選定していたようだが、喜界島への船便は出ていなかったのだろうか。

1号車 設問3 正解4番 配点2点

【内容】周遊おすすめ地と観光地との組み合わせに関する間違い探し
【参照】さくいん地図P[7]
【解説】中央本線側の恵那峡は、高山本線側の下呂温泉ではなく「恵那峡・付知峡」に含まれる。恵那峡は岐阜県立の自然公園に指定されている景勝地で、1924(大正15)年竣工の大井ダムで生まれた人造湖を中心とする観光地。ダムは21世紀の日本では自然を破壊する無駄な公共事業という評価がすっかり定着してしまったが、20世紀までは世界各地で国や地域の発展に貢献し、国内でも少なくとも佐久間ダムや黒四ダムの頃までは誰もが国の発展を支えていると考えていたはず。

1号車 設問4 正解1番 配点2点

【内容】1都県内のみを運行する私鉄の選択
【参照】さくいん地図P[8]〜[9]
【解説】富士急行の鉄道線は山梨県内のみ。大手私鉄の西武鉄道は東京と埼玉に路線網を持ち、真岡鐵道は茨城と栃木、わたらせ渓谷鉄道は群馬と栃木にまたがる。富士急は絶叫マシンで有名な遊園地その他山梨県内を中心に展開するレジャー・サービス事業、あるいは中央道高速バスないし貸切バス、またはスケート部の活躍で知られており、鉄道事業者であることはあまり知られていないのではと思う。

1号車 設問5 正解2番 配点2点

【内容】船の発着がない佐渡の港の選択
【参照】さくいん地図P[9]
【解説】佐渡両津は言うまでもなく佐渡の玄関口、フェリーとジェットフォイルで新潟とがっちり結ばれる。赤泊には本州の寺泊からの便があり、達者はさくいん地図上で遊覧船が弧を描くが、相川にはそのいずれもない。

1号車 設問6 正解2番 配点2点

【内容】駅とバスで行ける温泉地との組み合わせに関する間違い探し
【参照】さくいん地図P[10]〜[11]
【解説】飯坂温泉と福島駅は、バスではなく私鉄の福島交通で結ばれている。二本松と岳(だけ)温泉、鶴岡駅と湯野浜温泉、野辺地駅と馬門(まかど)温泉はバス線で結ばれる。

1号車 設問7 正解4番 配点2点

【内容】北海道でない岬の選択
【参照】さくいん地図P[12]〜[13]
【解説】納沙布岬は根室の先、野寒布岬は稚内の先、神威岬は小樽の先に見つかる。北海岬は本州の下北半島のマサカリの先だから、北海道ではない。

1号車 設問8 正解3番 配点2点

【内容】周遊おすすめ地になっていない湖の選択
【参照】さくいん地図P[12]〜[13]
【解説】網走の近くのサロマ湖は周遊おすすめ地になっていない。洞爺湖、然別湖、摩周湖にはそれぞれ緑色の網掛けがかかっている。国内で3番目に大きく、秋には赤く染まったアッケシソウ群落が観光客を集めるサロマ湖が周遊に適さないということはないが、1987(昭和62)年まで沿岸を国鉄湧網線が走っていたため、国鉄駅の指定をできるだけ避けていた周遊指定地に選ばれなかったのだろうか。

1号車 設問9 正解2番 配点2点

【内容】会社線の鉄道線と接していないJR駅の選択
【参照】さくいん地図P[2]〜[3]
【解説】JR鹿児島本線の黒崎駅は筑豊電鉄と接していると思うが、時刻表の地図上では後者が「黒崎駅前」という別の駅になっている。佐世保の松浦鉄道、立野の南阿蘇鉄道、八代の肥薩おれんじ鉄道はそうなっていない。

2号車 設問10 正解3番 配点2点

【内容】幹線の選択
【参照】さくいん地図P[4]〜[5]
【解説】呉線が黒い線の幹線。かつては軍港へアクセスする最重要路線のひとつで、戦後も寝台特急などの長距離列車の一部がこちらを経由し、現在も西側は広島のベッドタウンとして通勤通学客で賑わう。小野田線、福塩線、赤穂線は青い線の地方交通線。

2号車 設問11 正解4番 配点2点

【内容】駅と路線の組み合わせに関する間違い探し
【参照】さくいん地図P[4]〜[5]
【解説】窪川駅は予土線の列車が来るものの予土線の駅ではなく、土讃線と土佐くろしお鉄道中村線の駅である。鳴門線の金比羅前、土讃線の琴平、高徳線の昭和町は合っている。

2号車 設問12 正解1番 配点2点

【内容】起終点の駅にみどりの窓口がある路線の選択
【参照】さくいん地図P[6]〜[7]
【解説】桜井線には奈良にも高田にもみどりの窓口がある。名松線は伊勢奥津に、越美北線は九頭竜湖に、城端線は城端に、それぞれみどりの窓口がない。

2号車 設問13 正解3番 配点2点

【内容】土佐くろしお鉄道でみどりの窓口がある駅数の選択
【参照】さくいん地図P[4]〜[5]
【解説】中村と窪川に加えて、ごめんなはり線の安芸にもある。設問の条件により後免と窪川は含まない。

2号車 設問14 正解3番 配点2点

【内容】駅間が県境となる路線と区間の選択
【参照】さくいん地図P[8]〜[9]
【解説】身延線の甲府と金手の間にある赤い一点鎖線は、県境ではなくJR会社間の境界である。小海線の清里と野辺山、両毛線の桐生と小俣、水郡線の下野宮と矢祭山の間にはそれぞれ、県境を示す緑の一点鎖線が引かれている。

2号車 設問15 正解2番 配点2点

【内容】路線図に示す区間の路線名の選択
【参照】さくいん地図P[12]
【解説】新夕張・夕張間は石勝線である。室蘭本線、根室本線、富良野線ではなく「夕張線」という選択肢があれば楽しかったかも。

2号車 設問16 正解4番 配点2点

【内容】JRとの乗り換えがない駅の選択
【参照】さくいん地図P[16]
【解説】町屋は京成と都電の乗換駅ではあるが、JR線とは接続していない。新木場、荻窪、新橋は間違いなくJR線との接続駅。

2号車 設問17 正解3番 配点2点

【内容】JR駅と同じ名前の地下鉄駅の選択
【参照】さくいん地図P[19]など
【解説】京都市営地下鉄東西線の六地蔵駅はJR奈良線にも同名の駅があり接続駅となっている。神戸の海岸線ハーバーランド駅、大阪の御堂筋線梅田駅、札幌の南北線真駒内駅は、同じ名前の駅がJR線にない。

3号車 設問18 正解4番 配点2点

【内容】スーパーの名が付かない特急列車の選択
【参照】特急運転系統図P[20]〜[21]
【解説】くろしお、とかち、白鳥には「スーパー」が付くが、現在の「雷鳥」にスーパーは付かない。

3号車 設問19 正解1番 配点2点

【内容】名古屋駅の記述に関する間違い探し
【参照】主要駅のご案内P[24]
【解説】真っ赤に塗られたJR東海ツアーズの支店はどう見ても2箇所にある。あとは帰宅後に駅構内図をチェックしよう。

3号車 設問20 正解2番 配点2点

【内容】ホテルグランヴィアが隣接していない駅の選択
【参照】主要駅のご案内
【解説】京都、岡山、広島の各駅にはあるが、新大阪の駅構内図には見当たらない。

3号車 設問21 正解3番 配点2点

【内容】各駅に関する記述の正解探し
【参照】主要駅のご案内
【解説】新宿駅にはアルペン広場ではなくアルプス広場があり、池袋のメトロポリタン改札の利用時間は7:30〜21:00であり、大宮駅にはタクシー乗り場が2箇所しか見当たらない。上野駅には地平階のグランドコンコースのところに「翼の像」がある。

3号車 設問22 正解2番 配点2点

【内容】忠犬タマ公像がある駅の選択
【参照】主要駅のご案内
【解説】前回の第2種試験の設問23でもネタになった忠犬タマ公像は新潟駅にある。長野、仙台、盛岡にはない。

3号車 設問23 正解4番 配点2点

【内容】みどりの窓口で買えるイベント券の組み合わせの選択
【参照】JRニュース(26)〜
【解説】東京ディズニーランド&東京ディズニーシーは通年販売の、富士急ハイランドは発売期間のあるイベント券として、2009年11月15日には購入できる。鴨川シーワールド、東映映画村、志摩スペイン村はリストにない。しかし、みどりの窓口でこれらの券を買う人は、はたしてどれくらい存在するのだろうか。

4号車 設問24 正解1番 配点2点

【内容】値段が最も安いイベントきっぷの選択
【参照】JRニュース(28)〜
【解説】劇団四季「オペラ座の怪人」名古屋公演(S席)は9,800円、キエフ・バレエ(S席)は13,000円、プラハ交響楽団ニューイヤー名曲コンサート(A席)は11,000円、博多座11月公園「北島三郎特別講演」(特B席)は10,000円。ということで正解は劇団四季。しかし、みどりの窓口でこれらの券を買う人は、本当に存在するのだろうか。

4号車 設問25 正解3番 配点2点

【内容】新幹線&鉄道博物館きっぷに関する正解探し
【参照】JRニュース(34)
【解説】利用日の1か月前から発売。東京・上野〜大宮間では新幹線普通車の指定席ではなく自由席が利用でき、ニューシャトルの運賃も含まれ、有効期間は2日間ではなく1日間である。

4号車 設問26 正解4番 配点2点

【内容】トクトクきっぷに関する記述の間違い探し
【参照】JRのトクトクきっぷコーナーP.1
【解説】多種多様な企画乗車券に関する一般論を扱うから、その表紙のページでの記述との照らし合わせとなる。急行列車の記号が記載されているきっぷで特急は利用できない。その他の記述は同じようなものが書かれている。

4号車 設問27 正解1番 配点5点

【内容】会社線のきっぷをねだんが高い順に並べる
【参照】会社線のページなど
【解説】過去に第1種試験でよく出たような時間稼ぎ問題。東京メトロ一日乗車券はP.813により710円、都区内パスはP.23により730円、さっぽろ散策バス・さっぽろうぉ〜く共通1日乗車券はP.791により750円。ということで順番はC→B→A。ここでさっぽろなんとかが見つからなくても、B→Aとなっている選択肢はひとつしかないので、ここで正解が取れる。

5号車 設問28 正解2番 配点2点

【内容】ひかり早特きっぷに関する記述の正解探し
【参照】JRのトクトクきっぷコーナーP.8
【解説】こどもは半額ではなく同額、発売開始は出発日の1か月前の10時からで、利用区間の変更はできない。乗車日の1週間前までに購入する「ひかり」グリーン車または普通車指定席の片道きっぷである。

5号車 設問29 正解3番 配点2点

【内容】土・日きっぷに関する記述の間違い探し
【参照】JRのトクトクきっぷコーナーP.24
【解説】多客期は利用できず、鹿島サッカースタジアム駅は営業している場合のみ利用でき、あらかじめ座席の指定を受ければ4個列車以内に限り普通車指定席が利用できる。他社線である東海道新幹線は普通車自由席に限らす一切利用できない。

5号車 設問30 正解1番 配点2点

【内容】有効期間が異なるフリーきっぷの選択
【参照】JRのトクトクきっぷコーナー
【解説】ホリデー・パス、ことでん・JRくるり〜んきっぷ、週末乗り放題きっぷはそれぞれ1日間で、鎌倉・江ノ島フリーきっぷのみ2日間。

5号車 設問31 正解3番 配点2点

【内容】周遊きっぷの航空機利用対象空港の正解探し
【参照】JRのトクトクきっぷコーナー
【解説】札幌・道央ゾーンの釧路空港、「四万十・宇和海ゾーン」ならぬ四万十・宇和島ゾーンの徳島空港、宮崎ゾーンの大分空港が間違い。長崎・佐賀ゾーンの福岡・佐賀・長崎空港は正しい。試験終了3日後にゾーン名の訂正が出た。

5号車 設問32 正解2番 配点2点

【内容】新幹線からの乗り換え標準時分が異なる駅・路線の選択
【参照】新幹線のご案内P.33
【解説】品川駅での総武本線・横須賀線、郡山駅での水郡線、高崎駅での高崎線・上越線・信越本線・両毛線・八高線はいずれも8分、名古屋駅での名古屋市営地下鉄桜通線は10分。こういう設問は3つ調べれば必ず正解が出るから、試験時間中に4つすべてを調べに行ってはいけない。

6号車 設問33 正解4番 配点2点

【内容】N700系が最も多く東京駅を出発する時間帯の選択
【参照】東海道・山陽新幹線P.34〜
【解説】6時台、9時台、18時台、20時台とも、毎日運行の新幹線の「のぞみ号」のN700系は3本しかないように見える。しかし21:00発ののぞみ267号がN700系で、これは「20:00〜21:00」に含まれるから、この時間だけ4本となる。7,10,19時ジャストののぞみ号にN700系はない。

6号車 設問34 正解4番 配点2点

【内容】全駅停車の新幹線列車の選択
【参照】東北・山形・秋田新幹線、上越・長野新幹線
【解説】長野10:22発のあさま520号は本庄早稲田を、新潟7:43発のとき308号も本庄早稲田を、盛岡7:16発のはやて93号はいわて沼宮内を、それぞれ通過する。仙台22:21発のやまびこ290号は郡山まで全駅に停車する。

6号車 設問35 正解4番 配点2点

【内容】車内販売のあるこだま号の選択
【参照】東海道・山陽新幹線
【解説】名古屋10:28発のこだま644号には車内販売がある。山陽新幹線内の724,726,850号には車内販売がない。

6号車 設問36 正解3番 配点2点

【内容】入線時刻から出発時刻までの時間が最も短い列車の選択
【参照】東海道・山陽新幹線、東北・山形・秋田新幹線
【解説】のぞみ117号は14:26入線、14:50発、のぞみ127号は18:33入線、19:10発、Maxやまびこ207号は10:16入線、10:20発、はやて31号は18:41入線、18:56発。だから正解はMaxやまびこ207号。

6号車 設問37 正解2番 配点2点

【内容】新幹線から在来線特急への乗り継ぎに関する説明の正解探し
【参照】新幹線のりつぎ
【解説】できれば調べるよりも記憶で解きたい設問。八戸駅ではスーパー北斗や北斗に接続せず、新幹線と在来線は大阪駅では接続せず、岡山で宇和海号とは接続しない。東京方面から金沢へは、越後湯沢・長岡・名古屋・米原の各駅でのりつぎができるのは合っている。京都もあるぞ、と文句が出るかもしれないが、新幹線のりつぎの時刻表にはなっていない。

6号車 設問38 正解3番 配点2点

【内容】特急オホーツクの全列車が通過となる駅の選択
【参照】特急時刻表P.98
【解説】石北本線当麻駅は全列車が通過。ならばなぜ特急時刻表のページに駅名が書いてあるのかと思うが、臨時列車やかつての夜行便が停車していた。

7号車 設問39 正解2番 配点2点

【内容】1枚のグリーン券で2本以上の列車を乗り継げる区間の選択
【参照】ピンクのページP.981
【解説】いずれも折り返す方向での接続となるが、大船駅で藤沢以遠茅ヶ崎方面と北鎌倉以遠鎌倉方面との乗り継ぎは1枚のグリーン券でOKと書いてあるので、横須賀−大船−大磯の経路が大丈夫。小山−大宮−籠原、成田空港−千葉−木更津、尾久−赤羽−小田原は、その記述の上段に10行にわたって書かれるNGケースに含まれる。

7号車 設問40 正解3番 配点5点

【内容】快速ほくほく大地の芸術祭号の新潟〜まつだい間の指定席料金の選択
【参照】本文P.300他
【解説】臨時列車の名前から時刻や運賃・料金や掲載ページを見つけさせるのは、第2種試験では重たい設問だと思う。2009年11月15日(日)の本州の指定席料金はおとな510円、こども250円。これに北越急行線内の指定席料金が100円(こども半額)かかってくるというから、正解はおとな610円、こども300円。

7号車 設問41 正解4番 配点2点

【内容】普通車全車指定席でない列車・区間の選択
【参照】特急時刻表
【解説】特急に昇格して沼津まで延伸されたあさぎり号の御殿場・沼津間に自由席があることは現地でひっそり知られていたが、いつの頃からか時刻表上でもそれが明記されるようになった。成田エクスプレス、スーパビュー踊り子、スペーシアきぬがわは今のところ、そういう扱いはない。

7号車 設問42 正解4番 配点2点

【内容】スーパーカムイ7号とかもめ11号との共通点に関する間違い探し
【参照】特急時刻表
【解説】スーパーカムイのスーパーカムイな所要時間は1時間20分でおおむね揃っていて、2時間前後のかもめ号と全く同じケースはなかなか生じないだろう。始発駅9時発、普通車一部指定席、毎日運転はいずれもそのとおり。

7号車 設問43 正解2番 配点2点

【内容】九州の特急に関する記述の正解探し
【参照】特急時刻表
【解説】リレーつばめ67号にDXグリーンは付いていない。また、かもめ38号に限らず、白いかもめと併結する列車はない。ゆふDX1号は、この列車名で運行される限りパノラマシートで運転されていると思うが、毎日運転ではないというところを読むのだろう。にちりん13号は間違いなくハイパーサルーンで運転されるから、これが文句なき正解となる。

8号車 設問44 正解2番 配点2点

【内容】始発駅から終点駅までの所要時間が最も短い列車の選択
【参照】特急時刻表
【解説】スーパー白鳥44号は20:33発、22:20着。フレッシュひたち2号は6:05発、7:06着。成田エクスプレス7号は7:06発、8:36着。日光1号は7:30発、9:29着。ということでフレッシュひたち2号が正解。

8号車 設問45 正解2・3番 配点5点

【内容】札幌駅に関する記述の間違い探し
【参照】本文など
【解説】札幌駅発の終列車の時刻は確かに各方面23:59で揃えてある。1番線から発車する千歳線上り列車も確かに見当たらない。レンタカーの受付がパセオ内にあるかどうかは駅構内図ではよく分からないが、札幌・長万部間の距離は倶知安経由で170.2km、東室蘭経由で206.4kmあるので、差分は34.2kmではなく32.4kmである。試験終了後配布の解答では、設問の正解つまり内容の誤りはパセオで、長万部からの距離は34.2kmで正しいことになっていたが、試験終了3日後に訂正が出て、パセオと長万部の両方が正答となった。

8号車 設問46 正解4番 配点2点

【内容】大村線に関する記述の間違い探し
【参照】本文など
【解説】本文P.448を見ている限りすべての選択肢が正しく見えるのだが、そこでは省略されている特急ハウステンボスを思い出すと、早岐からハウステンボスまで1駅間は特急が乗り入れているから、線内列車がすべて普通列車とは言えない。大村線全区間運転の列車は確かにすべて佐世保線か長崎本線に直通しており、一日1往復だけ松浦鉄道直通列車が復活しており、快速シーサイドライナーの大村線内での他列車追い抜きは見当たらない。

8号車 設問47 正解3番 配点2点

【内容】寝台特急列車に関する記述の正解探し
【参照】寝台特急時刻表
【解説】列車予約コードはオール個室のカシオペアにはないが、普通のB寝台がある北斗星には付いている。青森発の日本海は秋田まで立席特急券ではなく指定席特急券で利用できる。サンライズのノビノビ座席に女性専用の設定はない。あけぼののゴロンとシートには女性専用の「レディースゴロンとシート」が1両付いている。通常のゴロンとシートはプラチナチケットでも、そちらは空いていることが多々あるような。

8号車 設問48 正解3番 配点2点

【内容】選択肢掲載区間を毎日運行する列車が最も少ないものを選ぶ
【参照】本文
【解説】岩泉線茂市・岩泉間は言わずと知れた一日3往復=6本。名松線や日高本線は小野田線はもっと走っている。

9号車 設問49 正解3番 配点2点

【内容】東京7:24発、大阪16:43着の普通列車乗り継ぎでの乗換駅の選択
【参照】本文
【解説】青春18きっぷ族におなじみの、鈍行での東京・大阪間の移動。東京7:24発の大阪方面行普通列車は熱海経由伊東行。そしてこの時間帯において名古屋駅で乗り継ぎが発生することはないだろうから、それだけで3を選べるはず。一応、東京7:24→9:20熱海9:37→11:18島田11:29→12:13浜松12:28→13:02豊橋13:07→14:32大垣14:40→15:17米原15:19→16:43大阪が、この乗り継ぎの正解行程である。

9号車 設問50 正解1番 配点2点

【内容】実在しない駅名の選択
【参照】さくいん地図
【解説】浦和に東南西北と白発中(なにもなし、武蔵、中)はあれど、上浦和という駅名はまだ実在していない。地名としても存在していない模様。

9号車 設問51 正解4番 配点5点

【内容】駅名しりとりに入る駅の路線名の選択
【参照】本文
【解説】山口線地福(じふく)駅と片町線松井山手(まついやまて)駅との間だから、「く」で始まり「ま」で終わる駅があればよい。そんな駅を思い当たらなくても、本文掲載の駅名読み仮名とにらめっこすれば、日南線の串間(くしま)駅を見つけられるはず。

9号車 設問52 正解1番 配点2点

【内容】実在しない駅名の選択
【参照】本文
【解説】若桜鉄道にはやぶさ駅あり、芸備線にたか駅あり、鹿児島本線にちどり駅あり。函館本線にわし駅は見つからない。以前の時刻表検定公式サイトのフラッシュ映像で見たような駅名がちらほら。

9号車 設問53 正解3番 配点2点

【内容】実在する駅名の選択
【参照】本文
【解説】山田線吉里吉里(きりきり)駅はベストセラー小説「吉里吉里人」の舞台にもなった有名な駅であるが、その発売は1981(昭和56)年のことであるから、最近の若い鉄道ファンの中には知らない人もいるかもしれない。はらはら、どきどきはないが、うきうきであれば駅名ではなく函館エリアで普通列車の列車愛称に使われたことがある。

9号車 設問54 正解2番 配点2点

【内容】駅名と読み仮名の組み合わせに関する正解探し
【参照】本文
【解説】紀勢本線朝来駅は「あっそ」で正しい。これもフラッシュで見たぞ。北陸本線生地駅は「きじ」ではなく「いくじ」、山陰本線安栖里駅は「あすり」ではなく「あせり」、唐津線相知駅は「あいち」ではなく「おうち」。

10号車 設問55 正解1番 配点2点

【内容】駅弁が4種類以上ある駅の選択
【参照】本文
【解説】帯広だろうな、と思って石勝線のページを開いたら、P.720欄外下部に5種類が記載されている。なお、時刻表に掲載されている駅弁はいくつかの定義やフィルタを通したリストであり、すべての駅売り弁当はサポートしていないし、そのすべてが駅にあるとも限らない。経験上では篠山口と人吉でも少なくとも4種類の駅弁が存在している。美濃太田の現存駅弁は2種類か。

10号車 設問56 正解4番 配点2点

【内容】札幌駅で買った駅弁の組み合わせの選択
【参照】本文
【解説】2個で2,600円になる組み合わせは、かに三種味くらべの1,100円と、特選タラバガニ弁当の1,500円。時刻表記載の名称とは微妙に異なるが、この試験のことなのであまり気にしない。

10号車 設問57 正解2番 配点2点

【内容】最も値段の高い駅弁を販売している駅の選択
【参照】本文
【解説】東京は2,000円、松阪は4,200円、高岡は2,500円、米子は2,572円。ウェブサイト「駅弁資料館」の館長も名乗っている管理人だが、この設問を見るまでは松阪駅に4,200円の駅弁があるということを知らなかった。10,500円の予約制駅弁はあるが、時刻表には載っていない。東京駅には無予約で買える3,800円の駅弁があり、予約不要の駅弁では全国最高額の駅弁だと思うが、これも時刻表には載っていない。

10号車 設問58 正解4番 配点2点

【内容】予約制でない高速バスの選択
【参照】ハイウェイバス
【解説】仙台−花巻間の時刻には何の注釈も付いておらず、普通の路線バスのように行けば乗れるのだろう。他は福岡−高知、横浜−広島、大阪−津和野と中長距離な路線なので、予約制にしないとお互いに不便だと思う。

10号車 設問59 正解3番 配点2点

【内容】最も営業キロの短い西武線の選択
【参照】会社線のページ
【解説】西武園線が2,4km、山口線が2.8km、豊島線が1.0km、狭山線が4.2kmなので、正解は豊島線。実際には初電と終電の計2本を除く全列車が、池袋線に乗り入れて池袋まで行く。

10号車 設問60 正解1番 配点2点

【内容】運賃が最も高い区間の選択
【参照】会社線のページ
【解説】北総鉄道の京成高砂・印旛日本医大間が820円、東葉高速鉄道の西船橋・東葉勝田台間が610円、江ノ島電鉄の藤沢・鎌倉間が290円、箱根登山鉄道の小田原・強羅間が650円。
 世界最強の土地利権と高金利の借金を背負わせる都市鉄道整備により、東葉高速鉄道と北総鉄道と埼玉高速鉄道の運賃は非常に高いものになってしまった。その反省から常磐新線〜つくばエクスプレスは事業費の8割を無利子資金で賄ったり、国交省は都市鉄道等利便増進法をつくったり、多くの都市で鉄道整備そのものから手を引いたり、政治的に手を引かざるを得なかったりしている。

10号車 設問61 正解4番 配点2点

【内容】最も料金が高いフリーパスの選択
【参照】会社線のページ
【解説】志摩スペイン村の入村料も含まれるきっぷが最も高そうだな、と思ったら、実際に7,800円もする。私鉄のフリーきっぷでここまで取るものは他にないだろう。仙台まるごとパスは2,600円、箱根フリーパス小田原発2日間は3,900円、名鉄電車2DAYフリーきっぷは3,800円。これはエリアや内容の規模によるので、高額だから割高ということにはならない。

11号車 設問62 正解3番 配点2点

【内容】所要時間が最も長いケーブルカーの選択
【参照】会社線のページ
【解説】御岳登山鉄道が6分、箱根登山鉄道が9分、六甲摩耶鉄道が10分、南海電気鉄道が5分、ということで正解は六甲摩耶鉄道。これを調べるのにさくいん地図と会社線のページを4往復していては、とても時間が足りなくなるだろう。おおまかな掲載位置を把握しておいたほうがよいが、それは第2種試験のレベルではないかもしれない。

11号車 設問63 正解1番 配点4点

【内容】札幌駅ターミナルから苫小牧東港フェリーターミナルまでのフェリー接続バスの運行会社の選択
【参照】長距離フェリーP886
【解説】上位ページの欄外にばっちり書かれている。その事実を知らなければ永遠に見つからないから捨てるべき設問。高速道路週末1000円の時代になるずっと前から、原油価格高騰に悩む前から、国内の長距離フェリーは徐々にじわじわとその数を減らしてきている印象がある。

11号車 設問64 正解4番 配点2点

【内容】フェリーの説明に関する間違い探し
【参照】長距離フェリーP.886〜887
【解説】大阪南港には確かに3箇所ののりばがあるし、舞鶴港には新大阪駅から所要時間120分の連絡バスがあると書いてあるし、フェリーの運賃に食事料金が含まれているものは名古屋〜仙台〜苫小牧間の**スイートなどがある。2009年11月15日(日)17時30分現在の敦賀〜新潟〜秋田〜苫小牧航路では、新潟を土曜日に出た苫小牧行が10分前に苫小牧へ到着し、苫小牧を土曜日に出た敦賀行のみが運航しているだろうから、海上を航行しているのは2艘ではなく1艘だろう。

11号車 設問65 正解4番 配点2点

【内容】定期観光バスに関する記述の間違い探し
【参照】定期観光バス
【解説】日南海岸のコースでの「シェラトン」は、シェラトン・グランデ・シーガイヤリゾートではなく、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートのことだと書かれている。

11号車 設問66 正解2番 配点2点

【内容】羽田空港の出発時刻が最も遅い便の選択
【参照】航空ダイヤ国内線
【解説】この選択肢の組み合わせであれば、なんとなくスターフライヤーの羽田発最終便かなと思うと、確かにその93便の羽田発時刻は23:15。国内線でこんな時間に飛び立つ便は他にない。

12号車 設問67 正解4番 配点2点

【内容】プロペラ機で運航する航空便の選択
【参照】航空ダイヤ国内線
【解説】これも見た目。琉球エアーコミューターの名前を聞けばプロペラ機の香りがして、その那覇発与論行817便はQ81、P.900でプロペラ機のところにその名前がある。実際にはDHC−8その他日本国内でプロペラ機として定期航空旅客輸送を行っている航空機はすべてターボプロップ旅客機であり、話を単純にしてしまうとジェットエンジンでプロペラを回しているようなものである。

12号車 設問68 正解1番 配点2点

【内容】航空便で一日1往復のみの区間の選択
【参照】航空ダイヤ国内線
【解説】羽田−石見便が早朝のANAの一日1往復だけの運航であることは、航空時刻表に親しんでいればすぐに思い出すはず。

12号車 設問69 正解3番 配点2点

【内容】航空便で片道のみ運航の区間の選択
【参照】航空ダイヤ国内線
【解説】大阪(関空)−宮古はP.908のとおり、宮古発だけの運航。石垣空港の滑走路の長さが1,500mしかなく、機材の大きさや航続距離ないし積載重量に制限を受けるため、宮古空港や那覇空港を絡めて単純往復でない三角経路の運航形態で需要をカバーしている。

12号車 設問70 正解3番 配点2点

【内容】航空便で往路と復路が同一便数な区間の選択
【参照】航空ダイヤ国内線
【解説】往復とも便数が同じなのが国内線の常識だが、この設問ではそうでない区間を集めている。羽田−那覇、神戸−那覇、丘珠−釧路、那覇−石垣のすべてが同一便数でなく見えるが、丘珠−釧路をよく見ると「全」が2往復ないし3往復、「道」が1往復でいずれも往復同一便数となっている。

12号車 設問71 正解2番 配点2点

【内容】国際ダイヤの見方に関する正解探し
【参照】航空ダイヤ国際線
【解説】P.913の記述とのにらめっこ。直行便の定義は最終目的地まで同じ便名だけであり、経由地の数に制限はない。*の記号は翌々日ではなく翌日のこと。コードシェアの機材や乗務員は双方担当ではなくどちらか一社が担当。GMTに関する記述は時刻表の丸写しなので大丈夫。

12号車 設問72 正解2番 配点4点

【内容】JL12便の所要時間の計算
【参照】航空ダイヤ国際線
【解説】成田17:20発、バンクーバー8:50着。前者がGMT+9だから、標準時(GMT=0)にすると8:20、後者がGMT−8だから、同じく16:50。すると所要時間は8時間30分とできる。

13号車 設問73 正解4番 配点2点

【内容】空港コードと都市の組み合わせに関する間違い探し
【参照】航空ダイヤ国際線
【解説】YGJは山形ではなく米子。山形空港に国際線の定期便がないので、その空港コードGAJはJR時刻表からは読み取ることができない。

13号車 設問74 正解3番 配点2点

【内容】空港コードと都市の組み合わせに関する正解探し
【参照】航空ダイヤ国際線
【解説】SGNのホーチミンが合っている。

13号車 設問75 正解4番 配点2点

【内容】航空会社コードと航空会社の組み合わせに関する間違い探し
【参照】航空ダイヤ国際線
【解説】USはウズベキスタン航空ではなくUSエアウェイズ。

13号車 設問76 正解1番 配点2点

【内容】成田発コロンボ行UL461便の経由地の選択
【参照】航空ダイヤ国際線P.918
【解説】経由地にMLEとあるのでこれを探すと、モルディブのマーレ空港。

13号車 設問77 正解3番 配点2点

【内容】CZ380便とMU748便との共通点探し
【参照】航空ダイヤ国際線
【解説】いずれもコードシェア便ではない。経由地がいずれもPVGとあり、これは上海(浦東)空港である。

13号車 設問78 正解2番 配点2点

【内容】名古屋鉄道に関する記述の正解探し
【参照】空港への交通機関
【解説】実際には会社線のページへ飛ばされる。特別車両券の名称はミュースカイチケットではなくミューチケット、ミュースカイは全車特別車、特別車両券は名鉄の全駅ではなく有人駅での販売。特別車両に関する記述は時刻表のとおり。名鉄は伝統的に、特急列車の利用にではなく特別車両の利用に対する料金を徴収することで、事実上の特急料金の設定を行っている。

13号車 設問79 正解2番 配点2点

【内容】船で行ける空港の選択
【参照】空港への交通機関
【解説】あまり話題にはなっていないが、世界初の海上空港として開港した長崎空港へは船で行ける。空港に港も作った関西国際空港や中部国際空港では船便がバス便に負け続けており、そうなっていない長崎はさすがだとも不思議だとも思う。同様に健在だった大分のホーバーも2009年10月限りでついに終航してしまった。

14号車 設問80 正解3番 配点2点

【内容】郡山・大石田間の運賃計算
【参照】ピンクのページP.940
【解説】運賃・特急料金早見表どおり2,940円。なんのひねりもなし。

14号車 設問81 正解2番 配点2点

【内容】郡山・大石田間の特急料金計算
【参照】ピンクのページP.940
【解説】閑散期の普通車指定席利用で、早見表の3,900円からその下記記載の340円を引いて、3,560円が正解。200円引きとならないのは山形新幹線と秋田新幹線に適用される特急料金計算の特徴。

14号車 設問82 正解1番 配点2点

【内容】郡山・大石田間の特急料金計算
【参照】ピンクのページP.940
【解説】普通車自由席利用で、早見表の3,900円からその下記記載の1,820円を引いて、2,080円が正解。こんなに差額が出るのは、新幹線の隣接駅間での自由席特急料金が低く抑えられているため。

14号車 設問83 正解1番 配点4点

【内容】郡山・大石田間の特急料金とグリーン料金の計算
【参照】ピンクのページP.940など
【解説】グリーン車利用で、早見表の3,900円からその下記記載の870円を引いて、グリーン料金2,000円を足して、合計5,030円。グリーン車利用の特急料金は、その多くが自由席利用の特急料金と同額になるが、原則は指定席特急料金の510円引き、山形新幹線や秋田新幹線が絡むと870円引きなので、このようなことも起こる。

14号車 設問84 正解1番 配点4点

【内容】新横浜から京都までのぞみ号自由席利用とひかり号自由席利用との差額計算
【参照】運賃・特急料金早見表P.938
【解説】自由席の特急料金はのぞみ号もひかり・こだま号も同額に揃えてあるし、駅で買える特急券もその多くが両方を兼ねている。しかし前者は制度上は特定特急料金、後者は自由席特急料金という差があり、これがたまに悪さをする。2003年10月の「のぞみ号」自由席登場に合わせて登場している。

15号車 設問85 正解2番 配点2点

【内容】特定区間の運賃計算に関する間違い探し
【参照】ピンクのページP.972
【解説】「特定区間の運賃計算」表中の記述と設問とのにらめっこ。大阪〜天王寺区間は福島経由ではなく天満経由の営業キロで運賃・料金を計算する。過去には電車大環状線の制度が適用されていた大阪環状線について、2004年3月の制度改定でこのような経路特定に改められている。

15号車 設問86 正解1番 配点2点

【内容】JR東日本とJR東海のB特急料金の差額に関する正解探し
【参照】ピンクのページP.977
【解説】それぞれ比較すればよい。差額は50キロまで130円、100キロまで50円、150キロまで70円、200キロまで0円、ということで50キロまでが最も差額が多い。これはJR東日本が2002年12月に150キロまでのB特急料金を値下げし、50キロまでの自由席特急料金のワンコイン化を実施したため。

15号車 設問87 正解3番 配点2点

【内容】プッシュホン予約の記述に関する正解探し
【参照】JRニュース(14)
【解説】早特きっぷの予約・照会はできず、予約・照会ができる時間は乗車日の1か月前の11時からで、乗車日の9日前から2日前までに予約した場合は乗車日の2日前までに引換えが必要。乗車日の1か月前から10日前までに予約した場合は、予約日から8日以内に引換えればOK。
 かつてピンクのページに掲載されていた「プッシュホン等による指定席の予約・照会」は、今ではJRニュースのページに移っている。国鉄の特定地方交通線も廃止決定後かつダイヤ改正時にはそのような扱いをされていた。国鉄時代から続いているこの予約・照会システムを廃止する伏線か。

15号車 設問88 正解3番 配点2点

【内容】ひかり500号の編成表の選択
【参照】新幹線時刻表、列車編成のご案内
【解説】N700系のひかり号だから、3が正解。2は自由席が3両だけだから「のぞみ号」で、1は山陽新幹線の「ひかりレールスター」、4は4両編成な山陽新幹線こだま号。

16号車 設問89 正解1番 配点2点

【内容】きらめき1・8号の編成の選択
【参照】列車編成のご案内
【解説】ハイパーサルーン4両編成が3編成連なって、18号車という国内最大の号車番号が付く、すごい列車。普通車全車自由席であるため、18号車の指定券を取れないところが残念。15号車のグリーン券も国内最大。

16号車 設問90 正解4番 配点2点

【内容】カシオペアでない座席配置図の選択
【参照】主な車両の席番配置図
【解説】4はサンライズのもので、1〜3はカシオペアで間違いない。1999年7月に「北斗星」1往復を置き換える形で登場した、上野・札幌間の寝台特急「カシオペア」。最近は利用が好調なのか、予約が取りづらいという話も聞こえてくるものの、10年経っても車両は1編成のままで、一日片道1本しか運転できない状況に変わりはない。

第1種試験 解答と解説

第1回 1999年11月14日実施

第2回 2000年6月4日実施

第3回 2000年11月19日実施

第4回 2001年6月10日実施

第5回 2001年11月25日実施

第6回 2002年6月23日実施

第7回 2002年11月17日実施

第8回 2003年6月29日実施

第9回 2003年11月16日実施

第10回 2004年11月21日実施

第11回 2005年11月20日実施

第12回 2006年11月19日実施

第13回 2007年11月18日実施

第14回 2008年11月16日実施

第15回 2009年11月15日実施

第2種試験 解答と解説

第1回 1999年11月14日実施

第2回 2000年6月4日実施

第3回 2000年11月19日実施

第4回 2001年6月10日実施

第5回 2001年11月25日実施

第6回 2002年6月23日実施

第7回 2002年11月17日実施

第8回 2003年6月29日実施

第9回 2003年11月16日実施

第10回 2004年11月21日実施

第11回 2005年11月20日実施

第12回 2006年11月19日実施

第13回 2007年11月18日実施

第14回 2008年11月16日実施

第15回 2009年11月15日実施

時刻表“旅”検定試験 解答と解説

第1回 2007年8月実施

第2回 2008年7〜9月実施

第3回 2009年7〜8月実施

 
1999年11月20日開設  2009年11月18日更新
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