時刻表博士まっこうくじらのウェブサイト
過去・現在・国内・海外の時刻表を紹介する、冊子鉄道時刻表のウェブサイト。
第2回時刻表“旅”検定試験 解答と解説
2008(平成20)年7〜9月に実施された、第2回時刻表”旅”検定試験の非公式な解答と解説です。検定問題については著作権の関係で掲載できませんので、お手元の冊子を参照ください。解説の出典はすべて、JR時刻表2008年8月号です。なお、当ページは時刻表検定協会の公式なものではありません。
1号車 設問1 正解4番 配点3点
【内容】選択肢中で世界遺産が県内にある県を選択
【参照】さくいん地図P.2〜5
【解説】山口、愛媛、熊本、鹿児島ともないように見えて、P2左隅に別枠で描かれる薩南諸島中の屋久島が鹿児島県内なので、これが正解。
1号車 設問2 正解1番 配点3点
【内容】最も登録が古い世界遺産を選択
【参照】さくいん地図P.2
【解説】さくいん地図で世界遺産名の頭に付く丸数字が登録順番号とあるため、これを比較する。法隆寺地域の仏教建造物は1番、古都京都の文化財は5番、白神山地は4番、姫路城は2番なので、法隆寺地域が正解。
1号車 設問3 正解4番 配点3点
【内容】2県にまたがり運行している路線を選択
【参照】さくいん地図P.4〜5
【解説】伊予と土佐を結ぶことから名付けた予土線が、愛媛県と高知県を結んでいる。鳴門線と牟岐線は徳島県内、内子線は愛媛県内のみ。
1号車 設問4 正解2番 配点3点
【内容】温泉地への交通機関に関する記述の間違い探し
【参照】さくいん地図
【解説】長野県の別所温泉へは、上田駅からバスではなく電車で行ける。行ったことがある人や鉄道ファンなら、地図を見なくても答えられるだろう。栃木県中善寺温泉、岐阜県濁川温泉、秋田県玉川温泉には昔も今も鉄道では行けないので、最寄り駅からバスで行く。実際にはほとんどの人がマイカー、レンタカー、観光バスで行く。
1号車 設問5 正解2番 配点3点
【内容】県名、周遊おすすめ地、観光地の組み合わせに関する間違い探し
【参照】さくいん地図
【解説】霧降高原は長野県ではなく栃木県。長野県を走らない東武鉄道の特急に「きりふり」があることを思い出せば違和感を覚えられるだろう。もっとも現在の「きりふり」は日光に行かないホームライナーだが。
1号車 設問6 正解1番 配点3点
【内容】JR東京駅から同一駅名で乗り換えられる地下鉄線の選択
【参照】さくいん地図P.16
【解説】JR線があれだけ乗り入れている東京駅に来る地下鉄は、昔も今も丸ノ内線しかない。実際は浅草線の日本橋や宝町、東西線の大手町、有楽町線の有楽町からも余裕で歩けるし、後2者は地下通路で東京駅と直結さえしている。
2号車 設問7 正解3番 配点4点
【内容】京都駅と大阪駅の比較に関する間違い探し
【参照】主要駅のご案内P.24〜25
【解説】駅構内図を見比べる。京都は見た目に大阪よりもみどりの窓口が多そうで、どちらにもJR西日本系列のホテルグランヴィアがあり、京都駅の南口っぽい位置にある出入口は八条口で、大阪駅の東口は御堂筋口。砂時計は大阪駅では中央口に書いてあるが、京都駅では新幹線八条東口の祭時計くらいしか見あたらないか。不安に思いながらこれをマークしておき、正解の発表を待つ。
2号車 設問8 正解3番 配点3点
【内容】新宿駅に関する記述の間違い探し
【参照】主要駅のご案内P.28
【解説】5・6番ホーム左端や小田急線改札口のトイレには車椅子マークが付いていないため、これが正解。有料のトイレは右下の、テレビ番組で有名な新宿アルタ前へ向かう方向にあり、駅レンタカーの営業所は地下2階にあるという注記が下部にあり、JRバスのりばは新南口にある。駅構内は現在鋭意工事中であり、来年の今頃は別の駅構内図になっているかも。
2号車 設問9 正解2番 配点3点
【内容】日程表中使用した航空便の会社名と便名の選択
【参照】航空ダイヤ国内線P.904
【解説】羽田10:30発、福岡12:15着の会社名と便名の調べ方を迷うようだと、この試験に丸一日はかかるだろう。「全249」なので、全日本空輸249便が正解。広告でも航空時刻表でもANAの名前のみを前面に打ち出すため、全日本空輸、あるいはその略称である全日空(ぜんにっくう)って何?という声がそろそろえ聞かれそうな気が。
3号車 設問10 正解1番 配点3点
【内容】日程表中使用した航空便の機種の選択
【参照】航空ダイヤ国内線P.904
【解説】前問の機種選択。「B63」からB767−300を連想できなければ、P.900の機種略号を参照する。普通席で横2−3−2列、約260席が置ける中型機。
3号車 設問11 正解3番 配点3点
【内容】日程表中使用した地下鉄の運賃の選択
【参照】本文P.436か会社線のページP.873
【解説】福岡空港から博多まで福岡市営地下鉄で250円。利用経験があれば記憶で解けると思うが、来年(2010年)春にICカード乗車券「はやかけん」が導入されてSuicaとの相互利用が始まると、記憶で解きにくくなるだろう。空港への交通機関ページを見ても、上記参照ページへ飛べる。
3号車 設問12 正解3番 配点3点
【内容】博多駅の待ち合わせ場所に関する記述の正解探し
【参照】主要駅のご案内P.27
【解説】新幹線東口のみどりの窓口は確かに存在している。JR東日本系列のコンビニ「ニューデイズ(NEWDAYS)」や、文字通りJR東海系列のJR東海ツアーズが、博多駅構内にあるわけない。金の鈴なる待ち合わせ場所も聞いたことがないが、兵庫県の三宮駅にはあるらしい。
3号車 設問13 正解3番 配点3点
【内容】日程表中利用したホテルの名前の選択
【参照】JR協定旅館ホテルP.1052
【解説】この試験おなじみの、電話番号逆引き問題。配点どおり特にひねりはなく、福岡オリエンタルHを選択できれば正解。特長欄に「福岡市中心にあり利便性がいい」とあるが、福岡市の中心とはどちらを指すのだそう。ホテルの公式サイトには「中洲3分・天神5分・コンビニ7歩の便利なビジネスホテル」と書いてあった。
3号車 設問14 正解2番 配点4点
【内容】日程表中利用した列車の名称と発車番線の選択
【参照】新幹線・特急ガイドP.140
【解説】博多駅8:25発、ハウステンボス10:15着。発着区間から列車名「ハウステンボス」を連想したい。特急列車の利用なのでブルーのページを参照し、3号と博多駅3番線を選択。みどり3号は併結列車であり、ハウステンボスの1駅手前の早岐で別れていく。
4号車 設問15 正解4番 配点4点
【内容】日程表中利用した列車の名称と発車番線の選択
【参照】列車編成のご案内P.1011
【解説】かもめ・みどり・ハウステンボスの三層併結列車だから783系ハイパーサルーンの5+4+4=13両編成だろう、と知識で解ければ第1種試験に行ける。1は成田エクスプレス、2はきらめき、3はかもめが付かないみどり・ハウステンボスまで即答できると、なお心強い。
4号車 設問16 正解3番 配点3点
【内容】日程表中利用した割引きっぷに関する間違い探し
【参照】JRのトクトクきっぷコーナーP.15
【解説】ハウステンボス割引きっぷには、該当観光施設の入場料区分に従い、おとな用とこども用に加えて中高生用もあると書いてある。福岡市内発10,000円、JR券と入場引換券のセット、フリー区間の長崎〜佐世保〜武雄温泉は合っている。
4号車 設問17 正解2番 配点3点
【内容】日程表中利用したホテルに関する間違い探し
【参照】JR協定旅館ホテルP.1053
【解説】宿泊施設名が「Hニュータンダ」と明記されているので、これに関する記述と設問を照らし合わせる。料金は「93〜221」と幅を持って記されるため、16,100円を間違いとはできないような気もするが、Hはホテルの略名、料金は室料のみ、宿の特長の引用は時刻表の記述と完璧に合致するため、設問の正解としてはこれとなる。
4号車 設問18 正解1番 配点3点
【内容】日程表中利用した定期観光バスの名称の選択
【参照】定期観光バスP.898
【解説】長崎駅前10:00発のコースは「長崎よかとこコース」のみ。それ以上のひねりはなし。
5号車 設問19 正解1番 配点3点
【内容】日程表中利用した定期観光バスが訪れない遊覧箇所の選択
【参照】定期観光バスP.898
【解説】上記の定期観光バスのコースに、出島、孔子廟、平和祈念像は含まれるが、めがね橋は含まれない。しかし遊覧順序から想定されるルートを走れば、車窓からめがね橋が見えるのではないかと思う。
5号車 設問20 正解2番 配点3点
【内容】日程表中利用したバス会社の電話番号の選択
【参照】会社線のページP.877
【解説】つまり長崎県交通局の電話番号を調べろということ。会社線のページで長崎県あたりを開き、左右欄外から局名を見付けたら、その本文で番号を探す。P.877の最上段で発見。全国唯一の県営バス。
5号車 設問21 正解2番 配点3点
【内容】日程表中利用した航空便の航空会社の選択
【参照】航空ダイヤ国内線P.904
【解説】長崎15:55発、羽田17:40着は「S40」。頭文字にSが付きそうな航空会社名が3つ書いてあるが、スカイマークは「ス」、スターフライヤーは「フ」なので、スカイネットアジア航空が正解。SKYやSFJやIBXって長崎に来てたっけ、とか、長崎の国内線はJAL、ANA、SNA、ORCだけだよね、という知識で取ってもよい。
5号車 設問22 正解4番 配点4点
【内容】日程表中利用した航空便の説明に関する正解探し
【参照】航空ダイヤ国内線P.904、901
【解説】時刻表を見る前に選択肢をしっかり見比べる。JALかANAか、コードシェアの機材と乗務員が一社か双方か、の2点をチェックすればよいことを確認してから、時刻表と照らし合わせる。ANAと一社である選択肢が正解。
ANAはスカイマークを除く羽田発着の新規参入航空会社の全社とコードシェアをして、国内航空の規制緩和と羽田枠優遇による参入促進を骨抜きにしてしまい、甘い汁を吸っている感じがしてならない。
6号車 設問23 正解2番に加え1番? 配点3点
【内容】日程表中利用した特急列車に関する記述の間違い探し
【参照】新幹線・特急ガイドP.141
【解説】長崎15:25発、博多17:16着はかもめ32号。「白いかもめ」で運転し、博多駅到着は4番線、普通車の一部車両が指定席であるが、みどり20号その他との併結はない。しかし選択肢1は「白いカモメ」となぜかカタカナ表記がされており、時刻表の記述とは合致しないから、これも間違いと言えるのではないか。
6号車 設問24 正解1番 配点3点
【内容】こども半額でないトクトクきっぷの選択
【参照】JRのトクトクきっぷコーナー
【解説】JR東日本の「土・日きっぷ」は、おとな18,000円、中高生9,000円、こども3,000円ということで、こどもはおとなの半額ではなく1/6の価格設定。2001年4月に首都圏限定期間限定で発売し始めた当時の、おとな16,000円、中高生8,000円、こども4,000円という頃から、こどもにやさしい、というか出張利用や鉄道ファンの多いおとなに厳しい価格設定をしている。
6号車 設問25 正解3番 配点3点
【内容】JRのみどりの窓口で通年は買えないイベント券の選択
【参照】JRニュースP.54〜59
【解説】倉敷チボリ公園、USJ、和歌山県海南のポルトヨーロッパは通年発売。富士急ハイランドは「20年11月30日まで」とあるうえ、「発売期間のあるイベント券」欄での記載であり、通年販売でないとみなせる。積雪地に位置する、冬に雪が積もる地域にあるが、冬期休業ということはなく、有名な各種絶叫マシンも動いているし、その時期にはアイススケートリンクが開設される。
7号車 設問26 正解2番 配点4点
【内容】JALのピーク期の運賃が最も高い航空路区間の選択
【参照】航空ダイヤ国内線
【解説】羽田−那覇が42,900円、伊丹−新千歳が43,500円、神戸−那覇が36,400円、中部−新千歳が39,500円、ということで正解は伊丹−新千歳。この区間で1999年にスカイマークが参入した頃は価格競争が発生して便利になったが、1年ちょっとで撤退した後はぐんぐん高騰、そのせいかどうか、近年の航空統計を見ていると、幹線のうち大阪−札幌間の旅客数のみが著しい減少を続けているように見える。
7号車 設問27 正解3番 配点4点
【内容】成田からの就航都市の空港コードと航空会社コードの組み合わせに関する間違い探し
【参照】航空ダイヤ国際線
【解説】コタキナバルの空港コードはKOAではなくBKI。最終的にはこれだけ確認できれば正解が取れるが、この設問では航空会社コードも組み合わされているため、索引や地図や記憶で引くことができない航空ダイヤ国際線ページの、分かりにくいページを自分の目で画像認識して必死に探し続けなければならない。時刻表に対する苦手意識を広げてしまうページであり設問であると思う。
8号車 設問28 正解2番 配点3点
【内容】日程表中利用した新幹線の始発駅の選択
【参照】新幹線・特急ガイドP.47
【解説】ひかり360号と豊橋駅8:43発という好条件が与えられていれば、これを間違えてはならない。岡山始発が正解。東海道・山陽新幹線のダイヤの規則性や号数の設定からも取れる。
8号車 設問29 正解4番 配点3点
【内容】日程表中利用した新幹線の到着番線の選択
【参照】新幹線・特急ガイドP.47
【解説】ひかり360号の東京着番線は17番線。これは記憶で解けないから、ちゃんと調べる。
8号車 設問30 正解4番 配点3点
【内容】日程表中での乗り換え標準時間の選択
【参照】新幹線・特急ガイドP.33
【解説】東京駅でのJR東海の新幹線とJR東日本の新幹線との乗り換え標準時間は8分。駅構内図のとおりにすぐ隣なので、条件が良ければ歩く時間は1分くらいだろうが、実際はホーム長が400mもあるし、ホームもコンコースも混雑しているし、健脚に自身があっても他人に迷惑をかけずに3分以内に乗り換えるのは困難だと思う。
9号車 設問31 正解3番 配点4点
【内容】日程表中で購入した駅弁の選択
【参照】本文P.148
【解説】ブルーのページには一切の駅弁情報がないため、該当する在来線のページを探す必要がある。2個で3,300円であれば、かなり高額の駅弁が1個か2個入っているだろうから、1個2,000円もする東京駅の大人の休日駅弁が入っている選択肢で正しそう。大漁市場(旅情編)が1,300円で、懐石弁当大人の休日が2,000円。
重複を含む掲載7駅弁のうち、「八戸小唄寿司」と「大漁市場(旅情編)」と「貝焼きうにの大漁浜めし」は、八戸駅の駅弁業者がつくる八戸駅弁だが、JR東日本エリア各地の駅弁を売る「駅弁屋旨囲門」の東京駅構内の店では毎日買える。時刻表ではその実態に合わせてか、東京駅弁扱いでも掲載する。仙台や米沢などの有名駅弁も毎日来ているが、これらはここに載ってない。
9号車 設問32 正解4番 配点3点
【内容】日程表中利用した新幹線の発車番線の選択
【参照】新幹線・特急ガイドP.62
【解説】はやて15号の東京駅の発車番線は23番線。
9号車 設問33 正解1番 配点3点
【内容】日程表中利用した新幹線に関する正解探し
【参照】新幹線・特急ガイドP.62
【解説】はやて15号はやまびこ49号より仙台着が4分遅く、こまち15号は仙台まででなく盛岡まで併結されており、Maxやまびこ113号その他の新幹線に抜かれることもない。東京駅で36分先発するMaxやまびこ207号に対しては、仙台駅で11分早着しているから、これが正しい。
9号車 設問34 正解2番 配点4点
【内容】日程表中利用した新幹線の編成の組み合わせに関する正解探し
【参照】列車編成のご案内P.996〜997
【解説】ひかり360号とはやて15号の編成を調べればよいのだが、時間と知識に余裕があれば編成表を参照せずに解いてみたい。ひかり360号はN700系とも700系とも500系とも0系とも書かれていないため、JR時刻表上で無印な300系での運転。選択肢1が全車禁煙のN700系、4は自由席たっぷりのこだま号、2と3はそっくりで、はやて15号の編成は同一であるため判別が難しいが、電話室が15号車にあるのが700系、16号車にあるのが300系。
10号車 設問35 正解3番 配点4点
【内容】日程表中での乗り換え標準時間の選択
【参照】新幹線・特急ガイドP.33
【解説】仙台駅での新幹線と仙石線との乗り換え標準時間は10分。私鉄時代の駅を使っていた頃も、地下化と延伸で移転した後も、他の在来線ホームと関係ない場所にあるため、東北本線その他のものと時間が異なる。ひねりを感じられないが、4点問題。
10号車 設問36 正解3番 配点3点
【内容】日程表中利用した列車の到着時間の選択
【参照】
【解説】はやて15号の仙台駅12:37着と、前問で選択した乗り換え標準時間10分から、12:47発以降の列車を仙石線のページで探す。土休日はマンガッタンライナーになる、12:58発の快速に乗れるので、この列車の松島海岸の時刻は13:34。実際は発時刻だが、ここの着時刻など時刻表のどこを探しても出てこないから、これでよい。
10号車 設問37 正解4番 配点3点
【内容】日程表中利用した宿泊施設名の選択
【参照】JR協定旅館ホテルP.1030
【解説】日程表中の電話番号、または設問中の特長記述からの旅館名探し。松島一の坊が該当。
10号車 設問38 正解3番 配点5点
【内容】日程表中の運賃料金計算
【参照】ピンクのページP.938〜939
【解説】最初は豊橋から松島海岸までの運賃料金を計算するのかと思ったが、選択肢の金額がその割には安いので設問をよく読むと、単に豊橋・東京間自由席の運賃料金を求めるだけだった。それならば早見表で十分。運賃が4,940円、自由席特急料金が通常期指定席の3,760円から510円を引いて3,250円、合計は8,190円。この5点をサービスだと感じられれば、第1種試験へ挑戦して大丈夫。頑張って解ければ、第2種試験での3級認定を目標に。
11号車 設問39 正解3番 配点3点
【内容】日程表中で利用した航路の名称の選択
【参照】会社線のページP.799
【解説】似たような航路がいくつも並んでいるが、松島海岸発着で発車時刻が明記されているのは、松島湾一週コースだけ。
11号車 設問40 正解2番 配点3点
【内容】仙台駅に関する記述の間違い探し
【参照】主要駅のご案内P.31
【解説】駅構内に牛たん通りとすし通りはあるが、あおば通はなく、これは仙石線の隣の駅名。仙石線のホームが地下かどうかは時刻表では分かりにくいが、「地下連絡通路」と同一レベルの着色からさらに下方だから地下だろう。びゅうプラザは2箇所見え、JR東日本系列のホテルメトロポリタン仙台は上のほうで駅に隣接している。
11号車 設問41 正解1番 配点3点
【内容】仙台で訪れた場所の組み合わせに関する正解探し
【参照】定期観光バスP.891
【解説】設問にある「午後の仙台城址・市内めぐり」でめぐるスポットは、瑞鳳殿、仙台城址、大崎八幡宮のみだから、そのうち2つを組み合わせた選択肢が正解。瑞巌寺は松島のほうにある。
11号車 設問42 正解4番 配点3点
【内容】日程表中利用した列車の発車時刻の選択
【参照】本文P.666
【解説】作並16:19着な仙山線快速の仙台発時刻は15:44。
11号車 設問43 正解3番 配点3点
【内容】日程表中利用した宿泊施設名の選択
【参照】JR協定旅館ホテルP.1030
【解説】料金が160〜253ということで、これに該当するのはゆづくしの宿一の坊。今まで見なかったタイプの聞き方だが、迷うことはない。
12号車 設問44 正解2番 配点3点
【内容】日程表中で降りた駅の選択
【参照】本文P.665〜666
【解説】作並10:15発の列車は仙台行と山形行が見つかるが、仙台行は快速なので、そうでない山形行を山椒。10:36着と思われるのは山寺駅。快速列車の10:36である国見を選択肢に入れていれば、何%かは引っ掛かったと思うのに。
12号車 設問45 正解3番 配点3点
【内容】日程表中訪れた温泉地の選択
【参照】会社線のページP.801
【解説】旅館の名前と電話番号から引いてもよいし、大石田駅からバスで690円という設問情報から調べてもよい。銀山温泉が該当。肘折温泉は新庄からバス1,060円、天童温泉は天童駅から1kmほどだが公共交通でのアクセス方法は時刻表でも温泉公式サイトでも市役所サイトでも不詳。瀬見温泉は陸羽東線に駅がある。
12号車 設問46 正解1番 配点3点
【内容】日程表中宿泊した宿の特長の選択
【参照】JR協定旅館ホテルP.1028
【解説】能登屋旅館の特長欄と同じ記述を選択すればよい。さっきから時刻表のページを右往左往し、同じページを何度も参照している気がする。ペンでも挟んで再度開けるようにしておくか、設問を数問先まで読んだうえでまとめて解いておくか。
13号車 設問47 正解4番 配点3点
【内容】日程表中利用した航空便と同じ機種を使う便名の選択
【参照】航空ダイヤ国内線
【解説】山形発小牧行JAL4326便の機種「CJ」をそれぞれ探せば、山形発札幌行のJAL2844便を取れる。地方空港では羽田便以外の航空会社と使用機種が揃っていることが多いため、同じ山形発着の地方便だという共通点からも正解を取れる。
13号車 設問48 正解2番 配点3点
【内容】日程表中到着した空港の空港コードの選択
【参照】航空ダイヤ国際線P.914
【解説】JR時刻表で空港コードを調べられる唯一のページが航空ダイヤ国際線で、その前のほうに一覧表がある。小牧空港はNKM。他の選択肢はそもそも時刻表に掲載されていないが、NGOは名古屋の都市コード、KOMはパプアニューギニアのKomo-Manda空港、KMKはコンゴのMakabana空港だそうな。
13号車 設問49 正解2番 配点3点
【内容】日程表中利用した空港の空港コードの選択
【参照】航空ダイヤ国際線P.914
【解説】ロサンゼルスの空港コードはLAX。LASはラスベガス、時刻表に載っていないがLOSはナイジェリアのラゴスのムルタラ・ モハメッド国際空港、LOAはオーストラリアのクイーンランドのLorraine空港。
13号車 設問50 正解2番 配点3点
【内容】日程表中利用した航空便の運航会社の選択
【参照】航空ダイヤ国際線P.917
【解説】ロサンゼルス14:40発成田行の便名は「SQ11」ということで運航はシンガポール航空。
14号車 設問51 正解3番 配点6点
【内容】日程表中利用した航空便の所要時間の選択
【参照】航空ダイヤ国際線P.917
【解説】これも時刻表検定試験おなじみの、時差を含んだ所要時間問題。しかし今回も、日本とロスにGMTの端数がなく、14:40発、18:00着であれば所要時間の10分台は20分となるため、11時間20分をサクッと選択可能。これで6点ならサービス問題。
14号車 設問52 正解4番 配点4点
【内容】日程表中利用した列車の運賃料金選択
【参照】空港への交通機関P.929
【解説】京成のスカイライナーを日暮里から成田まで利用すれば、運賃1,000円と料金920円で、合計1,920円。利用経験があれば記憶で解ける。これがモーニング/イブニングライナーになると料金が400円に下がるので、これに該当しないかは時刻で一応チェック。
14号車 設問53 正解3番 配点3点
【内容】日程表中利用したリムジンバスの時刻の選択
【参照】空港への交通機関P.930
【解説】成田からザ・ペニンシュラ東京へのバスを頑張って探す。最終バスから1便前の空港発時刻は20:15。
15号車 設問54 正解4番 配点3点
【内容】日程表中利用した列車の列車名の選択
【参照】会社線のページP.818
【解説】新宿11:10発、12:36箱根湯本着な列車は、スーパーはこね17号。鉄道への憧れも生む小田急ロマンスカーなのに、JR時刻表では略号を駆使して1ページの半分に押し込む冷遇さ。
15号車 設問55 正解3番 配点3点
【内容】日程表中利用した列車に関する間違い探し
【参照】会社線のページP.818
【解説】スーパーはこね17号は☆印付きで50000形での運転日あり、途中の停車駅は小田原のみ、毎日運転。サルーン料金は定員4人で3,480円と書いてあるため、1人あたりではないと思う。
15号車 設問56 正解3番 配点5点
【内容】日程表中利用した列車の運賃料金計算
【参照】会社線のページP.818
【解説】上記列車を新宿から箱根湯本まで、運賃1,150円、特急料金870円、サルーン料金が定員4人分で3,480円。これを2人で使えば、(1,150+870)×2+3,480=7,520円となるのだろうが、こういうJR風の料金計算をしてよいのかどうか、JR時刻表の記述ではよく分からない。
16号車 設問57 正解2番 配点3点
【内容】8月26日(火)の新宿発スーパーはこねの運転本数の選択
【参照】会社線のページP.818
【解説】「ス」のマルAと毎日をひとつずつリストアップ。10:00の13号、11:10の17号、113:40の27号ですべてか。
16号車 設問58 正解2番 配点4点
【内容】日程表中利用した宿泊施設の選択
【参照】JR協定旅館ホテルP.1040
【解説】静峰閣照本が159〜317、紀州鉄道箱根強羅Hが138〜285、白湯の宿山田家(選択肢の山田屋は誤植と思われる)が159〜190、箱根強羅温泉季の湯雪月花は162〜242ということで、1泊2食付で1名15,000円以下の予算で泊まれる可能性が考えられる宿は、紀州鉄道箱根強羅H。実際はどうなのだろう。
16号車 設問59 正解1番 配点3点
【内容】日程表中利用した観光船の名称でないものを選択
【参照】会社線のページP.822
【解説】桃源台から元箱根までの海賊船には、ビクトリー、バーサ、ロワイヤルの名前があるが、フロンティアはない。これは箱根町・元箱根・山のホテル・箱根町をめぐる芦ノ湖回遊航路・外輪船の名前。なお、日程表でも設問でも運航会社名は「箱根観光汽船」とあるが、時刻表では「箱根観光船」。誤植か改称かは不詳。
16号車 設問60 正解2番 配点6点
【内容】日程表での運賃料金計算
【参照】会社線のページ
【解説】強羅から早雲山まではケーブルで410円、そこから桃源台まではロープウェイで1,330円、さらに元箱根までは海賊船で970円、そして箱根湯本駅までは箱根登山バスで930円、最後に新宿駅までは設問56のとおり運賃1,150円と料金870円。全部合計して5,660円。これがいわゆる「箱根ゴールデンコース」。1960(昭和35)年9月7日の箱根ロープウェイの全通に伴い、小田急電鉄が名付けた周遊ルート。
第1種試験 解答と解説
第1回 1999年11月14日実施
第2回 2000年6月4日実施
第3回 2000年11月19日実施
第4回 2001年6月10日実施
第5回 2001年11月25日実施
第6回 2002年6月23日実施
第7回 2002年11月17日実施
第8回 2003年6月29日実施
第9回 2003年11月16日実施
第10回 2004年11月21日実施
第11回 2005年11月20日実施
第12回 2006年11月19日実施
第13回 2007年11月18日実施
第14回 2008年11月16日実施
第15回 2009年11月15日実施
第2種試験 解答と解説
第1回 1999年11月14日実施
第2回 2000年6月4日実施
第3回 2000年11月19日実施
第4回 2001年6月10日実施
第5回 2001年11月25日実施
第6回 2002年6月23日実施
第7回 2002年11月17日実施
第8回 2003年6月29日実施
第9回 2003年11月16日実施
第10回 2004年11月21日実施
第11回 2005年11月20日実施
第12回 2006年11月19日実施
第13回 2007年11月18日実施
第14回 2008年11月16日実施
第15回 2009年11月15日実施
時刻表“旅”検定試験 解答と解説
第1回 2007年8月実施
第2回 2008年7〜9月実施
第3回 2009年7〜8月実施
1999年11月20日開設 2008年9月12日更新
Copyright (C) 1999-2022 まっこうくじら All Rights Reserved.