banner  旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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JR西日本 敦賀(つるが)駅2014年10月25日訪問Googleマップ
JR-West Tsuruga Station

駅名標 駅舎 駅構内

大阪駅から特急列車で約1時間半。敦賀市は福井県の中部で日本海の敦賀湾に面した人口約7万人の港町で、昔も今も貿易港として栄え、日本海側で初めて鉄道が通じた。駅弁は明治時代からの駅弁屋が、駅舎内やホーム上に売店を構えて販売する。1882(明治15)年3月10日開業、福井県敦賀市鉄輪町1丁目。

2004年度JR西日本「駅弁の達人」

若狭御膳(3,100円)2004年12月30日に敦賀駅待合室内駅弁売店で予約購入
Wakasa Gozen

掛紙 外観 外観 外観 外観 外観 中身

2004(平成16)年5月1日の登場。予約して北陸本線の特急「サンダーバード」「雷鳥」「しらさぎ」の座席に届けてもらわなければ買えない特急車内専用弁当と発表されたが、実際には駅で受け取ることも可能だったので、敦賀駅弁として掲載する。

缶入りおかき級の大きな容器が和紙風風呂敷に包まれる。それを解いて観音開きのフタを開けると二段重ねの折り箱が出現、それぞれが松花堂風に4区画に分かれ、手まり御飯や桜御飯に若狭牛ローストビーフ・越前ウニ・かにしんじょう・若狭ぐじ西京焼など、若狭地方の食材がふんだんに使われたという食材が入る。おみやげとして汽車土瓶をひとつ添付。

中身あるいは高額駅弁の存在自体に好き嫌いはあると思うが、手間と繊細さの塊に価格以上の満足感は持てるはず。しかし少なくとも鈍行列車で開くのは場違いだった。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁で、予約用の電話番号は「0770(23)3484」。価格は購入当時で3,000円、2014年時点で3,100円。

※2015年2月補訂:値上げを追記
※2005年3月補訂:写真の掲載と解説文の手直し
※2005年2月補訂:調製元の社名変更を反映
販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
株式会社 塩荘 福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/

角鹿(つぬが)弁当(930円)2003年3月22日に敦賀駅待合室駅弁売店で購入
Tsunuga Bento

掛紙 外観 中身

敦賀駅の特選幕の内弁当。正方形で水色のボール紙容器に白いトレーを入れる。中身は俵飯に、小さく薄い玉子焼・焼魚・蒲鉾など量の少ないおかずに、煮豆やつぶ貝など妙に量の多い付け合わせ。見た目からも弁当として食べるには寂しく物足りないが、酒のつまみとしては価格の割に楽しめる内容だと思う。価格は購入当時で900円、2014年4月の消費税率改定により930円。

角鹿(つぬが)とは、日本書紀に出てくる敦賀の古地名だと、パッケージに記載されている。当時はツノガと読み、後にツヌガとなり、現在は漢字を変えてツルガという具合に変化したようだ。敦賀は京と日本海を結ぶ要衝で、鉄道も新橋・横浜間の開業後わずか10年でこの地に伸びている。

※2015年2月補訂:値上げを追記
※2005年2月補訂:調製元の社名変更を反映
販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
株式会社 塩荘 福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/

越前いかめし(540円)2002年3月2日に天王町サティ駅弁大会で購入
Echizen Ikameshi

掛紙 外観 中身

小ぶりで真っ赤なボール紙製容器の中に、イカの中に飯を詰めたいかめしをふたつ入れる。明らかに函館本線森駅「いかめし」の二番煎じに見えるが、こちらは身の厚いイカに水気の多いたっぷりの餅米を詰めてあり、その分大味にはなるが、3箱食べても量で物足りない本家本元版と異なり、かなりお腹にたまる実用的な駅弁。

価格は購入当時で600円、2007年頃で650円、2011年頃で580円、2014年時点で500円、同年4月の消費税率改定により520円、2016年時点で540円。

※2016年12月補訂:値上げを追記
※2015年2月補訂:価格の変遷を追記
※2005年2月補訂:調製元の社名変更を反映
販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
株式会社 塩荘 福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/
疑義駅弁

【終売】日本海あったか潮(うしお)めし(1,300円)2016年1月11日に京王百貨店駅弁大会で購入
Nihonkai Attaka Ushio Meshi (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 外観 外観 中身

2015〜2016年シーズンのデパートやスーパーで販売された疑義駅弁か。円形の加熱機能付き容器に茶飯を詰めて、焼サバのフレークを散らし、炙りサーモン、小鯛塩焼き、有頭海老を並べ、アサリ昆布を添付。塩気や水気がなくても、加熱によりそんな味わいが出てくる、豪華な海鮮弁当とは違うタイプの海の幸が感じられる商品。敦賀駅では出会えない味。

販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
株式会社 塩荘 福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/
疑義駅弁

【終売】懐かしのおにぎり弁当 寿司バージョン(1,000円)2016年1月9日に京王百貨店駅弁大会で購入
Natsukashi no Onigiri Bento (end of sales)

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2016(平成28)年1月の京王百貨店駅弁大会でのみ輸送販売された疑義駅弁か。竹皮柄のボール紙製容器に、高菜めはり、サバ、サーモンの三角おにぎり、というより三角形に整形した押寿司を各1個と、ウメとゴボウと昆布巻を収める。駅弁発祥宇都宮説など明治10年代の駅弁とされる、竹皮に握り飯をイメージしたのだろうが、見て食べて懐かしい、あるいは古めかしい感じはしない。しかもこの駅弁大会には、本物の竹皮に本物の握り飯2個を包んだ宇都宮駅の再現商品も出てきていた。なお、早期に鉄道が開通した敦賀駅にも、駅弁発祥地説がある。

販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
株式会社 塩荘 福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/

【終売】若狭かにめし(1,000円)2010年2月14日にピアゴイセザキ店駅弁大会で購入
Wakasa Kanimeshi (end of sales)

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2009(平成21)年1月までに登場か。長方形の発泡材枠容器に透明なふたをして、注意書きと刻み海苔と漬物を載せて割りばしを添えて輪ゴムで留め、商品名とカニを描いた赤いボール紙の枠にはめる。中身は茶飯とカニほぐし身しか入ってない潔さで、上記「はろうきてぃかにめし」と中身と風味はほぼ同じ。柴漬けや紅生姜などで香りや風味を壊す駅弁がとても多いと思うので、漬物を別添としたことは個人的にうれしい配慮。ただ、この商品の主戦場は、駅弁催事や高速道路のサービスエリアである模様。価格は購入当時で950円、2014年時点で1,000円。2014年頃までの販売か。

※2016年12月補訂:終売を追記
※2015年2月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
株式会社 塩荘 福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/

【終売】若狭牛松茸弁当(1,050円)2010年1月16日に京王百貨店駅弁大会で購入
Wakasagyu Matsutake Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2010(平成22)年1月の京王百貨店駅弁大会に向けた投入か。発泡材枠の長方形容器に透明なふたをして、大きな窓を開けて商品名を書いたボール紙の枠にはめる。中身は茶飯の上を牛肉煮とマツタケ煮で覆い、インゲンとクリとニンジンとギンナンを付け、山菜とレンコンと柴漬けを添えるもの。三原駅弁のような内容と風味を、率直に書けばパクリを感じたが、味は確か。翌年の京王にも同じものが来ている。2013年頃までの販売か。

※2016年12月補訂:終売を追記
販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
株式会社 塩荘 福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/

【終売】若狭牛松茸弁当(1,050円)2013年10月26日にマルエツプチ駅弁大会で購入
Wakasagyu Matsutake Bento (end of sales)

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上記の「若狭牛松茸弁当」の、2013年時点での姿。名前も価格も中身も変わらないが、ボール紙のパッケージが掛紙の使用に変わった。この頃までの販売か。

※2016年12月補訂:終売を追記
販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
株式会社 塩荘 福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/

【終売】はろうきてぃかにめし(900円)2005年1月29日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Hello Kitty Kanimeshi (end of sales)

外観 外観 中身

2003(平成15)年の秋頃に登場した、調製元の創業百年を記念する敦賀駅版キティ駅弁。キティ顔の甲羅を持つカニを模したプラ容器を、調製シールやライセンスシールや駅弁マークなど貼ったビニール袋に包む。中身はシンプルで、写真ではカニに隠れたがキティ顔の蒲鉾が入る、やや醤油味が勝ったカニ飯。棒寿司や押し寿司と幕の内で、まじめなデザインの四角い容器が揃う敦賀駅の駅弁売店に置けば、見栄えでだいぶ違和感があるかも。数年で売り止めた模様。

※2015年2月補訂:終売を追記
販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
株式会社 塩荘 福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/

【終売】越前つるが海鮮三昧(1,000円)2003年1月10日に横浜松坂屋駅弁大会で購入
Echizen Tsuruga Kaisen Zanmai (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

2002年の登場か。黒い漆器風のプラスティック容器をボール紙の枠にはめる。中身は茶飯の上に帆立・甘海老・ヤリイカ・紅ズワイガニのはさみなどを載せるもの。焼酎漬梅が入るのがユニークなところ。2014年時点で現存しない模様。

※2015年2月補訂:終売を追記
※2005年2月補訂:調製元の社名変更を反映
販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
株式会社 塩荘 福井県敦賀市道ノ口62−7 0770(22)4683 http://www.shioso.co.jp/

【掛紙】あひる弁当(850円)調製年月日不明
Ahiru Bento

掛紙

2000年代の調製と思われる、敦賀駅弁の掛紙。中身はアヒル肉でなく、玉子そぼろと鶏そぼろのお弁当だった模様。敦賀駅のマスコットであった2匹のアヒル「ラッキー&ハッピー」にちなんだそうな。

販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
つぬがフーズシステム 株式会社 福井県敦賀市道ノ口62−7 連絡先の記載なし

【掛紙】御壽し(20銭)1939年7月25日調製
Osushi

掛紙

昭和(または大正)14年7月25日の調製と思われる、昔の敦賀駅弁の掛紙。安い駅弁の掛紙であるからとも思えるが、意匠に特徴がなく名所や注意書きをただ列記する内容は、物足りなく思える。

販売駅
北陸本線 敦賀(つるが)駅 1882(明治15)年3月10日開業 福井県敦賀市鉄輪町1丁目
調製元
塩荘 所在地の記載なし 322番