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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

魚沼産コシヒカリ弁当(1,180円)Uonuma-San Koshihikari Bento
2017年11月30日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入

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2017(平成29)年11月の発売。「越後長岡海鮮花火」ともども、調製元の創業130周年にちなむ新作らしい。横長の容器の左側で、白飯を玉子そぼろと鮭フレークで覆い、イクラとカマボコを添え、右側で白飯をタレカツで覆い、紅生姜を添え、真ん中に菊花と笹団子を置く。中身はパッケージの見本写真ほど美しくなくも、魚沼産コシヒカリという御飯はクールに香った。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430 https://ekiben-no-ikedaya.shopinfo.jp/

火焔釜めし(950円)Kaen Kamameshi
2010年7月24日に浦佐駅駅弁売り場で購入

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昭和60年代の発売か。浅く平たく浅いプラ製の釜型容器を使用、駅弁の名前と土器を描いた朱色の掛紙をかける。中身は茶飯の上を牛肉旨煮、焼鮭、玉子焼、山菜、きんぴらごぼう、かまぼこ、椎茸、煮豆、漬物で覆うもの。牛肉入りの釜飯が駅の顔となるのは、ここと山陰本線和田山駅くらいだろうか。筋が歯間に挟まるワイルドさは長岡駅弁の特徴だと思った。価格は2010年の購入時で800円、2015年時点で850円、2020年時点で950円。

新潟県長岡市の馬高(うまだか)遺跡では、1936(昭和11)年に頭でっかちで複雑な文様や形状をした縄文時代の深鉢形土器が出土した。これが日本史の教科書でおなじみの「火焔(かえん)土器」のはじまりであり、以後に信濃川(千曲川)や阿賀野川の流域で出土が続く。1990(平成2)年には土器127点と石器173点がまとめて「新潟県馬高遺跡出土品」として国の重要文化財に指定された。

※2021年2月補訂:値上げを追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430 https://ekiben-no-ikedaya.shopinfo.jp/

越後長岡喜作辨當(1,150円)Echigo Nagaoka Kisaku Bento
2008年4月5日に東京駅「駅弁の日記念駅弁大会」で購入

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JR20周年の記念駅弁の長岡駅池田屋版として、同社の創業120年も記念して、2007(平成19)年8月に発売。竹皮編みの細長い容器に、その容器と同じ色をした掛紙を巻いて、枯草色のひもで十字にしばる。中身は日の丸御飯に鶏ごぼう巻、焼鮭、玉子焼、がんもどき、ナス味噌炒め、桜餅など。

中身のすべてを収める透明トレーの大きさや厚さを最小限に抑える工夫もあり、内容や風味に加えて見栄えでも駅弁の旅情と郷愁を誘い、調製元が目指したレトロ感がたっぷり出ている。価格はちょっと高めだが、むしろ近年の物価上昇を反映したような。価格は発売時や2008年の購入時で1,000円、2015年時点で1,050円、2020年時点で1,150円。

※2021年2月補訂:値上げを追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430 https://ekiben-no-ikedaya.shopinfo.jp/

【終売】日々是遊□也(1,050円)Hibi Kore Asobi ___ Nari (end of sales)
2012年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入

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2011(平成23)年11月20日に、4県12社の駅弁業者を集めた新潟駅での駅弁大会「がんばろう東北!被災地応援駅弁合戦」で発売、翌年の春まで販売された期間限定駅弁。名前は「ひびこれあそび□なり」で、□の部分にお好みの文字を入れて欲しいそうな。

正八角形の容器に、A4判にたくさんの文字を書いた掛紙を巻く。中身はフィルムに包んだ円柱形の日の丸おにぎりと醤油飯おにぎり、神楽南蛮鶏団子3個、牛肉うま煮、玉子焼、ミョウガ味噌漬、イカにんじん、笹団子など。長岡ではなく福島がテーマのようにも掛紙で読めるが、幕の内とも書いてあるので、一風変わった普通弁当として新幹線での一食に良い感じ。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430

【終売】雪国の春待ち弁当(1,050円)Yukiguni no Harumachi Bento (end of sales)
2011年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入

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新潟県内の駅弁業者7社が新作駅弁を競ったイベント「第3回にいがた駅弁合戦」に合わせて、2010(平成22)年11月21日に発売。開発には蓬平温泉の温泉旅館3軒が協力したという。登場翌春までの限定販売と、調製元のブログに書いてあった。

中身は梅肉とごま、菊酢漬けとごま、神楽南蛮としその実漬けで3種4個の球状御飯と、カボチャやレンコンの煮物、牛松風焼なる方形ハンバーグ、玉子焼、大学芋ことサツマイモのスティック、笹団子、漬物2種にとてもとても辛い神楽南蛮塩漬など。昭和と21世紀が混じったような風味と内容であり、本物2枚と紙製1艘と模造2枚で笹の葉たっぷりの内容でもある。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430

【終売】愛の郷(めぐみのさと)(1,200円)Megumi no Sato (end of sales)
2009年1月10日に京王百貨店駅弁大会で購入

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2009(平成21)年1月の発売は、京王百貨店駅弁大会への出品に向けたものか。漆器を模した長方形のボール紙製容器を使用、まきすのようなものを半分巻いて、ひもで十字にしばり、駅弁の名前や宣伝文を書いた掛紙を巻く。中身は鮭そぼろと食用菊1個、鮭2個、赤かぶ漬1個のてまりずしと玉子焼、笹製風のボートに乗った里芋煮、きゃらぶき、ミョウガたまり漬とナス味噌漬、ずいき甘酢漬、かぐらなんばん醤油漬に、笹団子がひとつ。

この駅弁は直江兼続をイメージした愛妻弁当だそうで、実は2009年のNHK大河ドラマ「天地人」にちなんでいる。妻の「お船の方」が長岡出身ということで、長岡野菜を多く使ったそうな。見るからに手間をかけて、とても地味に郷土の味が詰まり、そのコストがおそらく価格に反映されてしまっており、来年の今頃に残っているかどうか。あるいは調製元が「限定販売」をうたっており、今シーズン限りの駅弁かもしれない。2011年まで販売された模様。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 新潟県長岡市今朝白3−13−14 0258(33)2430

【終売】ジャンボいなり(750円)Jumbo Inari (end of sales)
2008年4月5日に東京駅「駅弁の日記念駅弁大会」で購入

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JR20周年の記念駅弁の、長岡駅弁の長岡浩養軒版として、2007(平成19)年に発売。手に持つと重量感のあるボール紙立体容器には、中身の写真が大きく掲載される。あまり大きくないトレー接着の容器に詰まる中身は、山菜入り酢飯を使った巨大なおいなりさんが1個。これを5切れにカットし、長辺方向に強引に詰め込んでいる。

柔らかい風味と分量の多さに満足するか、物足りない風味と強烈な分量に苦しむか。現在は長岡市に合併された新潟県の旧栃尾市では、大きさが他地域の1.5倍、厚さが3倍もある油揚げ「あぶらげ」が地域で約300年間親しまれている。この駅弁は、2009年6月の調製元の事業停止により失われた。

※2009年7月補訂:終売を追記。
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 長岡浩養軒 新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 0258(32)3316

【終売】まいたけ弁当(840円)Maitake Bento (end of sales)
2006年10月28日に港北東急百貨店駅弁催事で購入

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1981(昭和56)年に発売。昔懐かしい赤地銀色なプラ製容器を輪ゴムで十字にしばり、CGデザインの紙箱に詰める。中身は舞茸混じりの長岡赤飯こと醤油おこわに、焼サワラ、蒲鉾、蓮根、ぜんまい、らっきょう、生姜を添えるもの。

飯はうまいが、見た目はとても貧相。固結した舞茸おこわに混ざる舞茸はごく少量で、白いトレーに載る付け合わせの据わりも素っ気なく、おまけにプラ製なナナカマドの模造葉まで置かれる。こういう国鉄時代の駅弁がよくぞ21世紀に残り、しかも百貨店の駅弁催事に来てくれたもの。客寄せにはならないだろうが、越後から東京近郊のニュータウンへ移住してきた方々に、旅情と郷愁を提供する。この駅弁は、2009年6月の調製元の事業停止により失われた。

※2009年7月補訂:終売を追記。
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 長岡浩養軒 新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 0258(32)3316

【終売】あつあつまいたけ弁当釜めし(900円)Atsuatsu Maitake Bento Kamameshi (end of sales)
2005年2月19日にユニーの駅弁大会で購入

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2004〜2005年の駅弁大会シーズンに向けた投入か。円形の加熱機能付き容器を、紅葉と舞茸の駅弁大会で生えそうなパッケージに収める。中身は舞茸混じりの醤油おこわに栗と山菜を添えるもの。つまり御飯をひたすら食べる駅弁だが、それがいい味を出しており、加熱式駅弁の常で少量なこともあり、一気に食べられる。舞茸が載らない舞茸駅弁は比較的珍しいと思う。

パッケージにひっそり記される長岡赤飯とは、おこわのこと。由来は定かでないが全国でも新潟県内でも長岡でだけは、おこわを赤飯と呼ぶらしい。醤油味が一般的だが、市内のスーパーなどでは栗やキノコなど、他地域のおこわのバリエーションがある。長岡市民は他地域の赤飯の赤さを不気味に感じるとか。この駅弁は、2009年6月の調製元の事業停止により失われた。

※2009年7月補訂:終売を追記。
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 長岡浩養軒 新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 0258(32)3316

【終売】越後おてだま寿し(980円)Echigo Otedamazushi (end of sales)
2003年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入

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小さな八角形の容器の中に鮭・鱈・イクラ・玉子・甘海老・鰆などのお手玉型寿司が7個、真ん中のカップにはぜんまいや栗が入っている。ふたのボール紙には越後のおてだまかぞえ歌を印刷する。一言で表現すると「かわいらしい」駅弁。。調製元が2004年の新潟県中越地震の影響で休業の後に廃業したらしく、この駅弁は現在は入手できない。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 野本弁当店 新潟県長岡市台町2−2−9 0258(32)0410

【終売】松茸めし(950円)Matsutake Meshi (end of sales)
2002年11月24日にどこかで購入

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ずいぶんとしなる円形のプラスティック容器をボール紙のパッケージにはめる。中身は御飯の上に平面をなさないほど薄い松茸が数切れなど載るごく普通の松茸駅弁ではあるが、ホタテにイクラにゼンマイなどの山菜、そしてやっぱり美味な鮭の焼き付けにお米は当然コシヒカリ。松茸と意識しなければなかなか優れた駅弁だ。しかしこの駅弁は、2009年6月の調製元の事業停止により失われた。

※2009年7月補訂:終売を追記。
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 長岡浩養軒 新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 0258(32)3316

【終売】五間はしごお弁当(1,020円)Goken Hashigo Obento (end of sales)
2002年11月9日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入

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駅弁では最多でないかと思う、五段重ねのお弁当。海苔の筒でも入っていそうな高さのあるボール紙製パッケージの中に、コンビニ惣菜風の容器が5つ重ねられている。下2段は新潟米コシヒカリ使用の山菜御飯と日の丸御飯、上3段は四季の材料を使うおかずで、購入時にはそれぞれ鶏唐揚とピーマン肉詰フライ、ぜんまいや椎茸などの煮物、帆立や煮魚等が入っていた。

長岡藩の旗印「五間梯子(はしご)」にちなみ、パッケージにもそれが描かれる。味は良いが狭い列車内では食べ辛そうで、駅弁大会か持ち帰りまたは多人数でいただくのが適当か。食事のための弁当ではなく酒のつまみになるものがたくさん入っていると面白そうな気がした。しかしこの駅弁は、2009年6月の調製元の事業停止により失われた。

※2009年7月補訂:終売を追記。
販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 長岡浩養軒 新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 0258(32)3316

【掛紙】上等御辨當(30銭)Joto Obento
調製年月日不詳

掛紙

第二次大戦前の調製と思われる、昔の長岡駅弁の掛紙。大空に羽ばたくカモメがデザインされているように見えるが、当時の長岡では信濃川に沿って川を上るカモメが見られたのだろうか。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
野本旅館 所在地の記載なし 762番

【掛紙】幕の内辨當(100円)Makunouchi Bento
1957年5月28日調製

掛紙

1957(昭和32)年5月28日20時の調製と思われる、昔の長岡駅弁の掛紙。長岡は城下町として生まれたが、後に長岡駅の敷地と化した長岡城は水堀に囲まれた平城であり、掛紙に描かれたり後に悠久山に郷土資料館として外観を再現した山城ではない。となると、この掛紙はどこの城を描いたものか。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
株式会社 池田屋 所在地の記載なし 532番

【掛紙】野本(価格不明)Nomoto
調製年月日不詳

掛紙

1900年代、明治30年代のものと思われる、昔の長岡駅弁の掛紙。弁当15銭、折詰すし10銭、包すし6銭の定価からそう判断した。これは駅弁の掛紙ではなく、調製元の広告チラシかもしれない。後の野本弁当部は、1904(明治37)年頃から長岡駅で駅弁などを販売したという。

販売駅
信越本線 長岡(ながおか)駅 1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通
調製元
野本 所在地の記載なし 連絡先の記載なし