旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
駅弁資料館談話室へ2019年6月1日から30日までに投稿された記事です。
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北海道復刻駅弁3題 投稿者:仄(ソク)
投稿日:2019年 6月24日(月)21時58分53秒
ツイッターを眺めていたら北海道駅弁の復刻情報が上げられていましたので、共有と拡散を願い、投稿させていただきます。
@かつての厚床駅弁だった「ほたて弁当」が、厚床駅開業100周年を記念して10月に開催されるイベントで復刻販売されるそうです。
まだ「目指して」「準備中」だそうですが、是非とも実現してもらいたいです。
https://twitter.com/otasukematurika/status/1142392643701227520
A名寄駅弁だった「ニシン・カズノコ弁当」が、7月から運行される風っこそうや号で販売されます。
https://twitter.com/rinko3031/status/1140987293475323904
B遠軽駅弁だった「かにめし」が土日祝日限定で、遠軽町内のホテルサンシャインの「レストラン瞰望」にて販売中です。
包装は駅売り時とは異なりますが、内容は懐かしい駅弁そのもののようです。
https://twitter.com/kaidayuuichi/status/1134640457646919682
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伊豆急下田や伊東の収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月22日(土)12時18分48秒
こんにちは、まっこうくじらです。
これで現時点での収穫報告はすべてです。
●2019年6月15日(土)
静岡県 伊豆急行 伊豆急下田駅「金目鯛押ずし」(1,000円)※クックランド
静岡県 伊豆急行 伊豆急下田駅「からあげ弁当」(700円)※クックランド
この週も伊豆急下田駅。金目鯛押ずしは予約購入。
前週になかったからあげ弁当があったので、買ってすぐ食べました。
ひれかつ弁当と同じ容器を、大きなニワトリの表情がかわいい掛紙で包み、
中身も日の丸御飯とポテトサラダとたくあんまではひれかつと共通で、
加えて小粒で食べやすい鶏唐揚、ソーセージ、ポテトフライ。
観光地でもこんなホカ弁タイプの需要があるのかと。冷蔵の味は悪くなし。
●2019年6月16日(日)
静岡県 伊東線 伊東駅「特製おむすび弁当(赤飯おにぎり弁当)」(710円)※祇園
静岡県 伊東線 伊東駅「謹製御弁当(幕の内弁当)」(810円)※祇園
静岡県 伊東線 伊東駅「ぎおんのからあげ」(350円)※祇園
下田のホテルに泊まり、松崎を観光して、伊豆の市町はすべて制覇。
帰路でリゾート21黒船電車に乗り、
伊豆クレイルに空席があったので伊東から小田原まで乗車。
その乗換時間で、今年に移転の駅弁売店を改札外から見物しました。
なんと汽車土瓶を販売。角形の青か白で、ぐり茶付きで税込み千円。
残念ながら中身は入れないので、全国で2駅目の土瓶茶販売駅にはなりません。
ポリ茶は130円で引続き販売。駄洒落Tシャツなど駅弁と無関係の土産物も販売。
現物は特製おむすび弁当、売店での商品名「赤飯おにぎり弁当」は、
17年ぶりの購入。値段以外の変化はありません。
現物は謹製御弁当、売店での商品名「幕の内弁当」は、
2年ぶりの購入。これも値段以外の変化はありません。
ぎおんのからあげは、従前の3個入りと4個入りに加えて2個入りが登場。
スーパーの惣菜向けな透明プラ容器に、紙箱入りと同じ商品名シールを貼り、
中身はあのからあげが2個。味は当然に同じです。
●2019年6月22日(金)
静岡県 伊豆急行 伊豆急下田駅「金目鯛押ずし」(1,000円)※クックランド
今月は伊豆急下田駅を4回訪れ、スーパービュー踊り子に2回、
踊り子に1回、リゾート21黒船電車に4回乗りました。
金目鯛押ずしは3個目。シンプルですが、意外に食べ飽きない感じ。
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伊豆急下田駅などの収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月22日(土)11時55分39秒
こんにちは、まっこうくじらです。6月も引き続き、毎週出歩いています。
●2019年6月3日(月)
神奈川県 東海道本線 横浜駅「シウマイ御弁當」(860円)※崎陽軒
撮影小物で駅弁が必要だったので、シウマイ弁当を夕食に購入。通常版。
石垣に行く前にも崎陽軒売店を度々チェックして、
今年は横浜開港祭の掛紙が出ないのかと残念に思っていたら、
ツイッターを検索したら今年も出ていたようです。穫り逃がしました。
●2019年6月8日(土)
静岡県 伊豆急行 伊豆急下田駅「伊豆の贅沢釜飯」(1,030円)※クックランド
静岡県 伊豆急行 伊豆急下田駅「金目鯛の塩焼き弁当」(1,130円)※クックランド
静岡県 伊豆急行 伊豆急下田駅「金目鯛押ずし」(1,000円)※クックランド
静岡県 伊豆急行 伊豆急下田駅「金目鯛押寿司匠の三種」(1,300円)※クックランド
3年ぶりの伊豆急下田。
伊豆急物産とひれかつと幕の内は健在。その他の駅弁は消えたようです。
また、伊豆急物産駅弁の調製元は上記のとおりすべてクックランドになった模様。
上3種はすべて過去に購入済ですが、「下田の贅沢釜飯」が伊豆の贅沢釜飯に、
「とろ金目の塩焼き弁当」が金目鯛の塩焼き弁当に、
「押ずし金目鯛下田港造り」が金目鯛押ずしに、
意匠と中身と味を変えずに、名前が微妙に変化していて不思議です。
「匠の三種」は初対面。構造は金目鯛押ずしと同じで、外箱が黒地金文字で豪華になり、
中身はキンメのめはりずし、あぶりキンメ押寿司、金目鯛押ずしが2個ずつ。
味の印象は通常版とそれほど変わりません。
往路はあと1年でなくなるかもしれないスーパービュー踊り子号に乗車。
車内販売も売店も健在でしたが、取扱商品はホットコーヒーの他には
長期保存パン、ナショナルブランドの箱菓子数種、缶飲料も数種と、
ひどく劣化していました。車販ワゴンが空気を運んでいる感じ。
その割には販売員がたくさん乗務し、通路を激しく往来します。
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羽田〜石垣の収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月22日(土)11時43分7秒
こんにちは、まっこうくじらです。5月最終週は遠くへ行きました。
●2019年5月31日(金)
東京都 羽田空港「東京焼肉巻き」(729円)※日本エアポートデリカ
東京都 羽田空港「エビかつサンド」(529円)※井筒まい泉
6年越しの課題であった石垣訪問を実現。
目的は新石垣空港と波照間空港で、その両方に行くことができたので、
国内で未訪の空港はあと5つになりました。
早朝の羽田空港で軽めの空弁をふたつ。
東京焼肉巻きは、寿司向けな平たく小さい発泡材容器に、
太くない太巻きを5切れ横たえ、その中身がタレ焼き肉。
エビかつサンドの紙箱は、まい泉のカツサンドの色違い。
大小の雲とジェット機と海老が飛ぶ、空港限定の絵柄です。
●2019年6月2日(日)
沖縄県 石垣空港「BEEF CROQUETTE」(690円)※オキコ、ダグズ・バーガー
沖縄県 石垣空港「HAMBURGER」(890円)※オキコ、ダグズ・バーガー
沖縄県 石垣空港「ポークおむすび」(500円)※リーズきっちん
夜の新石垣空港「南ぬ島石垣空港」。せっかく拡張移転開港したのに
ターミナルビルの規模は大きくならなかったようで、立ち客が絶えません。
2日前に空弁の気配がなかったので、石垣をたらふく食べて搭乗待合室に入ると、
JAL系売店「Coralway」の冷蔵棚で3種類もの空弁を発見。
次に行ける機会がなさそうなので、すべて買って翌朝に食べました。
英文字のものは箱サンド。真っ白な紙箱を留めたシールを商品名とみなしました。
パンに挟んだのはそれぞれ、牛そぼろ入りコロッケと、
コロッケのように揚げたハンバーグ。身を詰めて角を立てた均整な見栄えです。
ポークおむすびの見た目はコンビニ風。那覇空港でもそうだったような。
中身はスパムのようなポークと玉子焼を御飯で挟んで海苔を巻いたものを3切れと、
コロッケ、ウインナー、鶏唐揚を添えた軽食。マヨネーズも挟んで油たっぷりの沖縄味。
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美濃太田駅や豊橋駅の収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月22日(土)11時18分9秒
こんにちは、まっこうくじらです。この週末も出掛けました。
●2019年5月26日(日)
愛知県 東海道本線 豊橋駅「吉田伝説」(980円)※壺屋弁当部
岐阜県 高山本線 美濃太田駅「松茸の釜飯」(1,000円)※向龍館
愛知県 東海道本線 豊橋駅「助六寿司」(550円)※壺屋弁当部
愛知県 東海道本線 豊橋駅「ヒレカツ弁当」(980円)※壺屋弁当部
愛知県 東海道本線 豊橋駅「壺屋浪漫」(880円)※壺屋弁当部
駅弁一覧その他資料の作成を溜めているところなのに、
地元の新聞やテレビでの立売終了のニュースがネットに出ていた、
美濃太田駅弁の最後の週末を見に行くことにしました。
夜行で行きたかったのですが、列車はJRの方針ですでに廃止、
東京都や神奈川県と愛知県や岐阜県を結ぶバスは
東京〜名古屋から新宿〜高山まで全社全便が満席という状況により断念。
そのため、先月末のGW期間中と同じ、ひかり501号で豊橋駅へ。
10連休時は開店前だった駅弁売り場がきょうは開いており、
幕の内タイプの駅弁をほぼすべて揃えていました。
この後に駅弁の収穫があることを考えて、1個だけ購入。
人力車とクラシックカーが駅前広場を埋める大昔の写真を掛紙にして、
平たく柔らかいプラ容器の松花堂にちりめん白飯、ミニ稲荷2個と太巻き、
かまぼこ、玉子焼、サワラ西京焼、エビや鶏やメヒカリの揚げ物、
しんじょう、はんぺんなどを弱々しく詰め合わせた幕の内タイプの駅弁。
名古屋鉄道の一日乗車券で知多半島などを巡るつもりが、
新幹線車内で地図を見ていて気が変わり、
JR東海の一日乗車券で美濃を巡ることにしました。
旅費節約と時間調整で、豊橋〜岐阜〜美濃太田と在来線で移動。
朝10時過ぎの美濃太田駅。3・4番ホームの駅弁売店が
数名のお客さんに囲まれています。昔に成田駅で見たような光景。
「松茸の釜飯」も「ちらし寿司ておけ」も完売で、予約分を袋詰めで陳列。立売は無し。
10分待てば商品が入るとのことで、結果的に30分待って、
松茸の釜飯のみ入手。ホームのベンチで食べました。容器は陶器。
ておけやかつての舟弁当と違い、知識がなければ美濃も太田も感じられない、
普通の釜飯駅弁ではありますが、これも人生最後の体験です。
この後に、市がホテルに委託し公共交通や宿泊の観光客に無料で貸すレンタサイクルで
太田宿や日本ライン跡地などを巡回。調製元のお食事処に営業の気配がありません。
大垣城や関ヶ原古戦場などをめぐり、豊橋駅からひかり号の終電に。
前回に入れなかった在来線改札内の駅弁売り場にまだ商品があり、
空腹だったので全3種を買いました。新幹線の改札内やホーム上は完売。
助六寿司は19年ぶり。前回は2001年1月1日の当館開館前でした。
それなのに値段以外は何も変わらないというのは、愛されている証拠かと。
ヒレカツ弁当は4年ぶり。掛紙と容器とほとんどの中身と味は不変。
わさび漬がチキンロールに替わる不思議な変化があります。
壺屋浪漫は1か月ぶり。それなのに外観の見覚えがないと思ったら、
掛紙の背景写真が替わっていました。ネットで検索すると、
前回の豊橋駅舎と、今回の列車と駅弁販売ワゴンの2タイプがあるようです。
用事がなくて毎回失効させていたJR東海エクスプレス予約の
グリーンプログラム(普通車の値段でグリーン車に乗れる)を初めて使ったら、
ひかり号なのに国の要人が同じ車両に乗り合わせて驚きました。
駅弁を撮って食べている客を、SPがしっかり見張っていたような。
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令和シウマイなどの収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月22日(土)10時45分42秒
こんにちは、まっこうくじらです。生活圏での収穫を2日分。
●2019年5月23日(木)
神奈川県 東海道本線 横浜駅「昔ながらのシウマイ(15個入)」(620円)※崎陽軒
5月16日発売の令和シウマイを近所で購入。中身は通常版と同じ。
赤い包装紙に元号を掲げるひょうちゃんのアイコンが入り、
陶製醤油入「ひょうちゃん」が明治〜令和いずれかの元号を持っています。
●2019年5月25日(土)
神奈川県 東海道本線 横浜駅「昔ながらのシウマイ(30個入)」(1,230円)※崎陽軒
神奈川県 東海道本線 横浜駅「特製シウマイ(6個入)」(740円)※崎陽軒
神奈川県 東海道本線 横浜駅「特製シウマイ(12個入)」(1,420円)※崎陽軒
神奈川県 東海道本線 横浜駅「シウマイ SHIUMAI dumplings」(1,050円)※崎陽軒
上記の2日後に横浜駅で令和シウマイの残りをまとめて購入。
京急の金沢文庫駅でしか見たことがない12個入りシウマイと、
過去15年ほど未見の22個入り特製シウマイも対象のようです。
ひょうちゃんの出現は、昭和が3個に明治が1個と偏りました。
加えて、ラグビーW杯の絵柄を持つ商品もあったので購入。5月24日発売だそうな。
中身はおいしさ長もちシリーズのシウマイとえびシウマイの各6個パックの詰合せ。
ひょうちゃんサブレの絵柄を同大会マスコットにした「横濱サブレ」もありました。
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仙台の収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月22日(土)10時40分39秒
おはようございます、まっこうくじらです。またまた日帰りです。
●2019年5月19日(日)
岩手県 東北本線 盛岡駅「マジックパール」(144円)※東日本マジックパール
宮城県 東北本線 仙台駅「だて正夢おにぎり弁当」(530円)※日本レストランエンタプライズ
宮城県 東北本線 仙台駅「伯養軒の仙台味噌かつサンド」(500円)※ウェルネス伯養軒
宮城県 東北本線 仙台駅「伯養軒の黒毛和牛メンチカツサンド」(450円)※ウェルネス伯養軒
宮城県 東北本線 仙台駅「かき福大粒三陸かきめし」(1,180円)※日本レストランエンタプライズ
宮城県 東北本線 仙台駅「金華さば鮨」(1,080円)※日本レストランエンタプライズ
日帰り松島。翌日にどこかへ行くことを想定し、
広瀬川原や吾妻線へ2日間有効の「週末パス」で訪問していました。
早朝の東京駅「駅弁屋 祭」はこの日も、有名駅弁が山と積まれる盛況。
旅程を考慮し弁当は見送り、新幹線ホームで味付ゆで卵を買いました。
当館で盛岡駅弁とみなす商品。商品名と調製元の社名が変わったようです。
利府や多賀城や塩竈や松島や野蒜を訪問し、
まだ明るい18時の仙台駅では、なんと駅弁がすっからかん。
「駅弁屋 祭」は、こばやしの牛たん弁当他2種が数個ずつ、
その向かいの「牛たん駅弁屋」も四角い加熱式が数個だけ、
新幹線改札内のNEWDAYSには伯養軒が数点ある程度、
その近くの駅弁屋も「祭」と同じで、客にホーム上の駅弁売店を案内するも、
新幹線ホーム上の売店「仙台駅弁」は全品完売で店員が立ってるだけ。
かつて駅弁日本一を誇った駅が見る影もない、と以前にも書いたかもしれません。
特に、こばやしの駅弁はどこへ行ったら買えるのでしょうか。
飲食店と土産物は豊富ですが、弁当はコンビニ弁当もほぼ完売の模様。
車内販売がないので買い物は駅売店で、という案内が虚しく響きます。
在来線改札内を含め、駅弁を売りそうな売店すべてを巡り、夕食をかき集めます。
だて正夢おにぎり弁当はNewdaysのコンビニ弁当ですが、調製元はNRE。
刻み梅と鮭フレークをトッピングした海苔なしおむすび2個に
鶏唐揚、煮物、ゆで卵、笹かまぼこ、ナス漬を添えた軽食で、
帯シールにも稲や飯や宣伝文が描かれ、味は冷蔵で駅弁の水準、
容器もコンビニ弁当にしては深めで、まるで仙台駅弁のよう。
新幹線改札内で駅弁も売るNewdaysでは引き続き、
コンビニサンドの棚で箱入りサンドを販売。伯養軒というよりは
グリーンハウス「とんかつ新宿さぼてん」の箱サンドを揃えた感じ。
そのうち伯養軒のものを2個購入。商品名のとおり、
3切れのかつサンドやメンチカツサンドを袋詰めしたうえで箱詰めします。
さぼてんとの差は箱の絵柄だけかと。
金華さば鮨とかきめしは「駅弁屋 祭」で辛うじて残っていた商品。
前者はばってら4個で、後者はカキの混ぜご飯のみ。
いずれも調製元はNREですが、仙台駅弁の仙台調理センターでなく、
所在地が東京都の本社で、調製場が仙台駅の3階とあります。
どうもさきほどの新幹線改札内駅弁売店で調製したようです。
風味で作り置きの駅弁より活きの良い感じがしたのはそのためか。
仙台駅での駅弁販売を独占する立場で、売れ残りを絶対に許さない、
こばやしや伯養軒を売りたくない姿勢がないか、心配に思えます。
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広瀬川原車両基地の収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月22日(土)10時02分46秒
おはようございます、まっこうくじらです。下記の翌日もまた日帰り。
●2019年5月18日(土)
埼玉県 広瀬川原車両基地「SLパレオエクスプレス×SL大樹弁当」(900円)※日本ばし大増
埼玉県 広瀬川原車両基地「秩父6000系×東武200型&8000型弁当」(900円)※日本ばし大増
栃木県 東武鉄道 東武日光駅「記念弁当」(1,500円)※油源
秩父鉄道の広瀬川原車両基地公開「わくわく鉄道フェスタ」へ
今年は久々に都合が付いたので、12年ぶりの訪問。
目的は広瀬川原駅弁当の存続の確認です。
ところが、公式サイトで予告し社員食堂で販売した記念駅弁の調製元はNRE。
掛紙は特製でも、容器と中身はNREのデリバリー弁当の小アレンジで、
パレオ×大樹は日の丸御飯に白身魚フライ、エビフライ、フライドポテト、焼そばなど、
秩父×東武はふりかけ茶飯にチキンカツ、豚肉生姜焼、エビフライなどで、当然に味はいつものNRE。
秩鉄商事は広場に飲食テントを出店するも、広瀬川原駅弁当やSL車内弁当の販売は無し。
毎年夏の大井工場(JR東日本の東京総合車両センター)公開と同じようになりました。
加えて今回から、広瀬川原駅の駅としての開設がなくなったようで、
熊谷駅からの乗車券は240円でなく、手前のひろせ野鳥の森駅までの170円。
趣味的な考察として、駅弁も、鉄道の駅もなくなってしまった感じです。
掛紙は弁当の名前のとおり、蒸気機関車や電車の写真が賑やかでした。
その社員食堂では、東武日光駅弁の油源も5種の駅弁を販売。
11時には日光鱒鮨本舗の大樹とプレミアムの日光埋蔵金弁当も入荷した模様。
いつもの駅弁に加えて令和の記念弁当があったので、これも購入しました。
見た目も中身も既存の「日光東照宮記念弁当」と同じにしか見えません。
牛しぐれ煮など200円分の中身を追加し、日光東照宮の金色アイコンに
「祝令和2019.5.1〜記念」の文字を追加しています。
その後は吾妻線で中之条町と東吾妻町を、高崎線で桶川市と上尾市を散策。駅弁は無し。
中之条駅の待合室では、おそらくキオスクの居抜きで
地元の売店ができていましたが、弁当は無く、パンの販売でした。
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東武北千住駅の収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月22日(土)09時39分31秒
おはようございます、まっこうくじらです。下記の5日後も日帰り旅行。
●2019年5月17日(金)
東京都 東武鉄道 浅草駅「浅草鶏シュウマイ弁当」(950円)※鮒忠
日帰り桐生。北千住駅で東武浅草駅弁を団体予約購入。
いつの間にか開放的なウォークイン売店から
自動ドア付きミニコンビニに改築された
東武商事の下りホーム売店売店「ACCESS」で、
腰高の卓上型から背高の標準型に入れ替えられた冷蔵ショーケースに、
日本ばし大増の東京駅弁、日本エアポートデリカの羽田空弁、
鮒忠の浅草駅弁が2種ずつ収まっていました。未収穫品は無し。
浅草鶏シュウマイ弁当は、4年前の「元祖チキンシュウマイ弁当」とも、
東武商事ホームページに掲載されているものとも異なる、
とりそぼろ飯に柔らか焼売3個と玉子焼や煮物という内容でした。
3年ぶりに訪れた桐生駅では、改札脇の「桐生駅そば」の立ちそば屋が閉店し、
その隣にあったはずのキヨスクが撤去されてしまっていました。
駅弁が復活することはないと思いますが、飲食や買物も困難に。
駅直近には高崎駅構内にもあった全国チェーンの居酒屋しかありません。
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グランシップトレインフェスタの収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月22日(土)09時34分29秒
おはようございます、まっこうくじらです。下記の翌日も日帰りです。
●2019年5月12日(日)
静岡県 東海道新幹線 新富士駅「味自慢いろどりいなり」(650円)※富陽軒
静岡県 東海道本線 静岡駅「あにまるランチ」(500円)※東海軒
静岡県 東海道本線 静岡駅「三元豚生姜焼重」(880円)※東海軒
静岡県 東海道本線 浜松駅「濱松うなぎまぶし」(1,450円)※自笑亭
静岡県 東海道本線 浜松駅「浜松三ヶ日牛ごぼうしぐれ&プチうなぎ弁当」(1,240円)※自笑亭
静岡県 東海道本線 浜松駅「納得のいく幕の内」(830円)※自笑亭
今年で20回目という「グランシップトレインフェスタ」に初訪問。
メインは鉄道模型レイアウトですが、同時に伊東駅の祇園、沼津駅の桃中軒、
新富士駅の富陽軒、静岡駅の東海軒、浜松駅の自笑亭、ここでは熱海駅の東華軒と、
国鉄時代からの静岡県内の駅弁屋すべてが集まる駅弁イベントでもあります。
賑わうも余裕のある館内で、未収穫品を6個も買えました。
未収穫品のない熱海、伊東、沼津は見送り。
新富士は1個。ふたが透明な惣菜向けエコ容器に、
口を大きく開いた稲荷4個と煮物の押しくらまんじゅう。
中身は紙帯に図示され、「落花生おこわ紅生姜」「お赤飯栗甘露煮」
「昆布入酢飯桜えび錦糸卵」「わさびご飯牛肉煮」「野菜旨煮」と。
デパ地下に置いても違和感のない、おしゃれな姿と味をしています。
静岡は2個。あにまるランチは駅売り弁当なのでしょうか。
サル、トラ、ワニなどを描く動物園柄と思われる変型プラ容器に、
小さなハムサンドとタマゴサンド、コロッケ、鶏唐揚、焼売、玉子焼、
ポテトサラダ、ミニゼリーなどを詰めたミニ行楽弁当。
そんな商品に添付した、汽車が走る駅弁と共通の箸袋が浮いてます。
三元豚生姜焼重は2017年の発売でしょうか。
四角い発泡材容器に白飯を敷き、肉で覆い、玉子焼と漬物を添える、
シンプルというか安直な内容。メインの肉は、豚肉の生姜焼というよりは、
薄い肉に甘いタレをたっぷり絡めたしゃぶしゃぶのようで、
固さや臭みのないきれいな味で、御飯が進みました。
浜松は3個。濱松うなぎまぶしの長方形発泡材容器をはめるスリーブの絵柄は、
値段が倍額の「濱松うなぎ飯」に似た感じ。中身もおおむね同じで、
うなぎまぶしを名乗るのでウナギ蒲焼がブロック状に刻まれて約1/3の量に。
なので味も変わりません。1200円で鰻重の駅弁が買えた時代はもう来ないのかと。
牛ごぼうしぐれ&プチうなぎはその名のとおり、コンパクトなプラ容器に、
少量で具はもっと少量な牛丼、うな丼、わさび漬と大根桜漬。
名と中身は正直ですが、牛はビーフジャーキーを刻んだような硬さと黒さ、
鰻は少量すぎて味も香りも感じがたく、これでない駅弁を選んだほうがよいかと。
納得のいく幕の内は、見た目も内容も新しくも古くもない幕の内駅弁。
焼サバ、エビ煮、玉子焼、焼売、肉団子、アサリ、枝豆、煮物などを
プラ製トレーに散らしながら粒を揃えて整然とさせる見た目はきれいです。
容器のせいか、気分的なものか、味は近隣の駅弁屋よりは今一歩だったか。
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秩父の収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月21日(金)05時57分3秒
おはようございます、まっこうくじらです。
5月中はすべての週末について、どこかへ出掛けていました。
●2019年5月11日(土)
埼玉県 西武鉄道 西武秩父駅「奥秩父名物岩魚すし」(980円)※みな寿し
埼玉県 道の駅ちちぶ「元祖秩父しゃくし菜鳥わっぱめし」(800円)※やぐら太鼓
埼玉県 SLパレオエクスプレス「SLパレオランチ」(1,000円)※立石食品弁当センター
ここのところ毎年のように西武秩父駅に来ている気がします。
岩魚すしは健在。かつての西武秩父駅弁は、引き続き何もありません。
客車4両編成のSLパレオエクスプレス車内で
このご時世に豪華にも3台も出ていた車内販売をチェックすると、
弁当類はSLパレオランチの1種類のみ。汽車弁やカツサンドはありません。
一年半前から市販紙箱や中身や価格や調製元は変わらず、
掛紙の絵柄がSLの写真からイラストへ少し変わっていました。
秩父市街にあり、駅から歩ける道の駅ちちぶには、
鉄道駅でもおなじみのあがつまのわらじかつ、みな寿しの岩魚すし、
その他総菜類とともに、鉄道駅では見ない道の駅弁がありました。
丸いボール紙容器に、白飯と高菜のような「しゃくし菜」炒めを敷き、
焼き鳥風の鶏肉と玉子焼と柴漬けで覆うもの。
容器に合わせた丸い掛紙の全面シールでふたを留める構造なので、
開くのにえらく苦労しましたが、常温の味も雰囲気も立派な駅弁です。
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南関東などの収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月18日(火)23時52分5秒
こんばんは、まっこうくじらです。GW最後の収穫です。
●2019年5月4日(土)
神奈川県 横浜線 中山駅「ズーラシア開園20周年記念炒飯弁当」(900円)※崎陽軒
千葉県 総武本線 千葉駅「万葉弁当」(720円)※リエイ
千葉県 総武本線 千葉駅「万葉弁当」(720円)※リエイ
東京都 東海道本線 東京駅「おにぎり弁当」(500円)※日本レストランエンタプライズ
岩手県 三陸鉄道 宮古駅?「三陸産あなご、かき鮭いくら弁当」(1,380円)※吉田屋
青森県 東北新幹線 八戸駅?「祝令和新元号記念駅弁」(1,380円)※吉田屋
宮城県 東北本線 仙台駅「福寿御膳」(1,300円)※日本レストランエンタプライズ
東京都 東海道本線 東京駅「スーパーグランスタeashion号」(1,000円)※カネ美食品
毎年GWに大変な渋滞を引き起こす、よこはま動物園ズーラシア。
JR横浜線中山駅と相模鉄道の鶴ヶ峰駅と三ツ境駅と園内で
崎陽軒がGW期間中にのみ開園20周年記念炒飯弁当を売るとのことで、
5月3日の朝に中山駅へ行き、10個と聞いた入荷を店頭で待機。
しかし、ふと気が付くとすでに完売。まったく気が付きませんでした。
翌日に出直して買いました。掛紙は様々な動物のシルエットで、
中身は通常版の酢の物のみを青椒肉絲に差し替えて、10円アップ。
続いて千葉駅へ令和駅弁の捜索。「万葉弁当」が令和版だと
ツイッターで確認していました。他に令和駅弁は皆無。
そのためこれだけ買いました。値段も中身も通常版と同じで、
ボール紙ふたが通常版と昔の掛紙絵柄3種で松花堂を構成します。
買い足りないので東京駅。ここで万葉弁当を網棚に置き忘れる痛恨のミス。
「駅弁屋 祭」にも万葉弁当があり、これを念のため購入したうえで、
電車を逗子駅まで追いかけて忘れ物を取得し、結果として2個食べました。
おにぎり弁当は埼玉県戸田市のNREの調製。
サンドイッチと同じく、日本食堂時代の昔の絵柄の紙箱を使い、
中身は梅おにぎり、鮭おにぎり、鶏唐揚、玉子焼、かまぼこ、
たくあんという正統派の駅売り箱売りのおにぎり。
八戸駅弁の吉田屋の、三陸産あなご、かき鮭いくら弁当は、
どうも今年3月のリアス線全線開業日の宮古駅で売ったそうで、
ボール紙のスリーブに三陸鉄道の路線図や走行写真があります。
もっとも、ネット上の収穫報告は東京駅や新宿駅ばかりなのですが。
中身は名前のとおり、あなご丼、かき飯、鮭いくら弁当の3区画。
令和駅弁は2種のみ。同じ吉田屋の祝令和新元号記念駅弁は、
三陸鉄道駅弁とまったく同じ構造のボール紙製容器に、
日の出と「祝令和」と中身写真を描き、中身はカモ赤飯、
うにいくらめし、鮭寿司と鯖寿司と玉子焼の3区画。
宮城県仙台市のNREの令和駅弁は、プレスリリースによると
5月1〜6日のみ販売、東京駅では1日と4日のみ販売したそうな。
横に細長い容器に、淡い梅花の掛紙を巻き、裏面に「日本の元号一覧」を印刷、
中身は日の丸御飯に古代米、鶏や鯖やイカや玉子などを使う、
宮城や仙台に福島と岩手で固めた、おつまみ向け高級駅弁。
東京駅地下1階のグランスタダイニングもチェックすると、
eashionに新幹線容器のお子様ランチがあったので購入。
昭和の百貨店の大食堂にあったような平たい新幹線型食器を、
使い捨て風の薄いプラで再現。中身はチキンライス、エビフライ、
スパゲティ、ハンバーグ、ポテトサラダなどに楊枝の日の丸を揚げる、
やはり昭和のお子様ランチをしていました。
●2019年5月5日(日)
神奈川県 東海道本線 小田原駅「令和金目鯛のお祝い釜飯」(1,200円)※東華軒
神奈川県 東海道本線 小田原駅「第55回小田原北条五代祭り」(1,030円)※東華軒
東京都 中央本線 新宿駅「海老かつサンド」(454円)※紀ノ國屋
東京都 中央本線 新宿駅「厚切りかつサンド」(430円)※紀ノ國屋
東京都 中央本線 新宿駅「端午の節句折詰」(1,620円)※日本ばし大増
神奈川県 東海道本線 大船駅「駅辨幕の内」(1,100円)※大船軒
こんどは小田原駅へ令和駅弁のチェック。何も出ていないように見えて、
レジ奥の在庫棚に見慣れぬ釜飯があるのを見つけてこれを指定、
ついでに今年も北条五代まつりの駅弁を収穫しました。
釜飯は陶製容器(ふたはプラ)で、華やかな絵柄の赤いボール紙をかけ、
中身も茶飯を金目鯛やシラスやサクラエビなどで覆って赤みがかり。
北条五代祭は過年度と同じく「会席膳ゆのか」+専用掛紙で、レシートも「ゆのか」表記。
掛紙の北条五代の絵柄はイベントのポスターとは異なります。
買い足りないので新宿駅。ここに令和駅弁は何もありません。
淡く赤い紙箱の海老かつサンドと、白い紙箱のかつサンドは、
高級スーパーのKINOKUNIYAブランドの箱サンドで、
中身はそれぞれが袋詰めで3切れ。ここも今はJR東日本の子会社でした。
端午の節句折詰は、駅弁マークのない日本ばし大増ブランドで、
普段はデパ地下で売られるものだと思います。二段重ねに飯と具の数々。
でも味は必然的にNREの東京駅弁と同じ。食品表示ラベルの形式も同一。
駅辨幕の内は東京駅で何度も見ていて、ここで初購入。
4区画に日の丸御飯、ひじきと紅白蒲鉾と玉子焼と漬物、
煮物と肉団子、エビフライと鮭塩焼と牛蒡そぼろ。
過去の大船軒のこのタイプの駅弁より、味と盛付に立体感が出たような。
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横浜の収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月17日(月)23時26分31秒
こんばんは、まっこうくじらです。GW後半は遠出をしていません。
●2019年5月3日(金)
神奈川県 東海道本線 大船駅「祝令和元年伝承鯵の押寿し小鯵八貫入」(1,280円)※大船軒
神奈川県 東海道本線 大船駅「鯵の押寿し中鯵三貫入」(380円)※大船軒
神奈川県 東海道本線 横浜駅「お赤飯シウマイ御弁當」(980円)※崎陽軒
東京都 東海道新幹線 東京駅「江戸甘からあげ弁当」(890円)※ジェイアール東海パッセンジャーズ
東京都 東海道新幹線 東京駅「700系新幹線おにぎり弁当」(1,280円)※笹八
東京都 東海道新幹線 東京駅「923形ドクターイエローお子様ランチ」(1,280円)※笹八
東京都 東海道新幹線 東京駅「皇居外苑松花堂弁当」(1,960円)※中谷本舗
令和の駅弁を探しに外出。その目的を果たさずに横浜市内で満腹になりました。
まずは大船駅弁の品揃えが日本一だと思う東神奈川駅。
特上改め伝承鯵の押寿しの掛紙に「祝令和元年」と描かれたものと、
令和でも伝承でもない鯵の押寿しの3個入りがあったので購入。
中身や味はいつもと同じ。記録にはなります。
続いて新横浜駅。首都圏で唯一の在来線内JRCP駅弁売店をチェック。
普段は自社と崎陽軒とゐざさを売りますが、そうでない弁当がありました。
まずは5月1日発売の新元号記念令和お赤飯シウマイ弁当。
通常版シウマイ弁当の俵飯を赤飯に差し替えた中身は、
2017年8月開設で現存する「トンデモ!?シウマイ弁当診断」の
「めでたいシウマイ弁当」をそのまま商品化したものに見えます。
江戸甘からあげ弁当はJRCP。今年1月17日の発売。
中身はホカ弁風鶏唐揚弁当で、5個も入る鶏唐揚のうち3個が甘味噌和え。
その他の中身がアサリ、マヨネーズ、昆布佃煮、福神漬という点が奇抜に思え、
トゲのない外観やデザインや飯や鶏を印象に残します。
新幹線の名前の駅弁は、新幹線型プラ容器の駅弁。
実車も駅弁も型は同じで色が違う容器の中身は、
白い700系がおにぎり2種、鶏唐揚、エビフライ、フライドポテト、
ウインナー、焼きそばなどを小粒のサイズで詰めたもの。
黄色い923形がチキンライス、炒り卵、ハンバーグ、エビフライ、
ウインナー、スパゲティ、ゆで卵、などを小粒サイズで詰めたもの。
調製元はどこかと思えば「ゐざさ」の笹八。名古屋、京都、新大阪駅でも売るそうな。
2015年から羽田空港で見られるようになった「皇居外苑」ブランドの土産物群。
その駅弁が新横浜駅に出現。東京駅や品川駅にもあるのでしょうか。
松花堂なので4区画に、ちらしずし、鮭とアサリときんぴらごぼうの御飯、
鶏照焼や玉子焼や煮物、イクラ和えや牛肉和えや漬物など。
ちょっとごちゃごちゃした中身を、羽田空港の土産物と同じく、
菊の御紋に似た菊紋をいくつも描いた包装紙で包んでいました。
これらを買った後に自宅へ戻り、山下公園前で崎陽軒のフロートを見物しました。
>6/17 中年18きっぷさん
台湾駅弁のご報告ありがとうございます。
10連休の海外は航空券の暴騰にひるんで眼中にありませんでした。
奮起湖へ行かれたとはうらやましいです。台湾では池上と奮起湖で
しっかり時間を取って弁当を味わいたいものです。
台灣高鐵の駅弁は、日本でいうJRCPあるいは前身のJD東海のように、
数年おきにフルモデルチェンジしているのではないかと思います。
だんだん日本の駅弁に似てきているのが興味深いところです。
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台湾の駅弁食べてきました(3) 投稿者:中年18きっぷ
投稿日:2019年 6月17日(月)01時25分37秒
台湾では新顔と思われる「高鐵便當」も食べてみました。
2019年4月29日
1.高鐵嘉儀駅「香滷肉排盒餐」(高雄空厨(股)公司、100元(日本円換算約\377))
2.高鐵北行き車内販売「三杯杏鮑貰エ餐(全素)」(高雄空厨(股)公司、100元(日本円換算約\377))
高速鉄道嘉儀駅は、在来線の嘉儀駅から路線バスで30分ほど走った田んぼの中に在った。開業当時の岐阜羽島駅を思わせるロケーションである。高鐵弁当は改札外の専用ブースで販売されていた。豚肉と、鶏肉と、野菜(菜食)の3種の弁当がメニューにあったが、最も普通そうな豚肉の弁当を選択。パッケージには日本語でも「ポーク」と表示がある。携帯用クーラーボックスのような保温箱から取り出して渡してもらう。ここの弁当は人気があるようで、地元の人々が時折行列まで作って購入していた。
経木というには分厚い木製の弁当箱に、しゃれた今ふうの意匠を印刷した紙製のフタをかぶせ、長いゴムで2隅を留める、日本の駅弁に最も近い外観である。中身も細かい具材まできちんとした配列で、ご飯の上におかずを載せるというスタイルは他の台湾駅弁と変わりはないが、その風景は日本の駅弁を思わせる。台鉄の排骨弁当のように大きな煮込み豚肉がドスンと載り全面積の約三分の一を占め、残り部分は煮卵半分、炒めキャベツ、その他パプリカなどの野菜などが整然と置かれその姿はあくまで上品であり、肉も骨を含まず丸ごと柔らかく食べられる。風味も台湾らしからぬクセの無さで五香の香りもごく薄い。以前大船軒で販売した排骨弁当をぐっと日本風にしたような弁当で、日本人的には抵抗なく食べられる味であった。
列車に乗り込んだ後は、早速やってきた車内販売のワゴンを呼び止め、保温容器から最初に取り出してきた菜食の弁当を購入。どうやら、駅売りの製品と同じメニューを車内でも販売しているということのようだ。フタのデザインは豚肉の弁当と同じであるが、豚肉が赤であったのに対し菜食は緑と分かり易い色分けとなっていた。中身は、おそらく赤米を白米に炊きこんだ赤飯風のご飯に、エリンギ、木耳、カボチャ、青菜、キャベツ、パブリカなどの炒めものないしは煮込みが整然と載せられた弁当で、見た目大変美しい。豚肉弁当の肉に相当する部分をエリンギ茎炒めのようなものが占めている。野菜だけでも案外変化があるので飽きることなくおいしく頂いた。ただ、肉の替わりに豆腐類が入るということも無く食材はキノコと野菜のみ、食べてみるとタンパク質が足りないよ、というような気分になるのであった。
以上、現在の台湾駅弁界では高鐵の駅弁が姿かたち、コンセプト、お味とも日本の駅弁に最も近く、クセ無く抵抗なく食べられて、しかも結構安くてお得感が有りというおはなしでした。
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台湾の駅弁食べてきました(2) 投稿者:中年18きっぷ
投稿日:2019年 6月17日(月)01時15分28秒
台湾といえば台鉄の排骨弁当。やはり食べないわけに行きません。そして今回は念願の阿里山森林鉄道に乗りその名も轟く奮起湖弁当を食べてきました。
2019年4月27日
1.臺北駅「傳統排骨便當」(台鐵便當 台北鐵路餐廳、60元(日本円換算約\255))
2.自強號南行き車内販売「80元排骨便當」(台鐵便當 車勤部七堵餐務室、80元(日本円換算約\300))
2019年4月28日
1.奮起湖駅「鐵道員 轎?筍燉肉(筍と豚肉の煮込み)」(登山食堂、130元(日本円換算約\487))
2.奮起湖駅「列車長 軟焼肉(やわらか焼肉)」(登山食堂、130元(日本円換算約\487))
3.奮起湖駅「奮起湖弁当 戰斧軟焼肉&?焼??腿」(奮起湖大飯店、180元(日本円換算約674円))
昼の11:58発自強号に乗るために台北駅に来て、台鉄便當本舗の1階1号売店に行ってみると、台北製も七堵製も排骨便當は売り切れ。意匠無しの丸型弁当箱製品群は買う気になれず、慌てて地下の2号売店に行ったら難なく購入できた。牛乳パック紙のような紙製の折りは環境にフレンドリーなのだが、掛け紙は無く意匠は箱そのものに印刷されているので、食後コレクションとして保存するためには箱の解体と洗浄が不可欠なところが面倒くさい。7年前台北製排骨便當の意匠は列車の太魯閣号であったが、「台鐵餐旅熊」というゆるキャラの写真に変更されていた。当然ながら購入時は温かい状態であり、温かいまま自強号車内でいただいた。韓国現代製の客車だが、座席にテーブルが無いので弁当食べるのにはやや不便だ。中身は相変わらずの甘辛味五香風味の強い排骨、揚げ豆腐煮?と味付き茹で卵。付け合わせの青菜炒めが以前は褐色ぽかったと記憶しているが、今回は緑も鮮やかで新鮮な感じである。この弁当は本当に安くてうまい。
実は今回台北駅の地下街を歩き回っているうちに、偶然この弁当の調製所を見つけてしまった。商店街の途中で何の表示も無い扉が開き台鉄弁当の段ボールが運びこまれる際に、人海戦術で忙しくこの弁当にご飯やおかずを詰めいている光景がちらりと見られたのだ。駅構内直送だから温かい弁当を売り場に並べることができるのか、と改めて思った。
「80元排骨便當」は20元だけ高級な排骨弁当で、同じ紙製箱入りながらサイズは一回り大きい正方形、おかずは少し増え、ハムや揚げ鯖なども入る。基本同じ傾向の味である。車内販売でワゴンを呼び止めて弁当を求めたところ、保温容器から出されてきたが、発車後2時間以上経過していたため結構冷めていてほんのりと温かい程度。容器に記されている賞味期限は台鉄便當ことごとく「購買後2小時(2時間)以内」なのだが、既に弁当積み込み後2時間経過していると思われる。賞味期限に製造からの時間、というのは関係してこないのか、不思議な気もする。
車内販売弁当の売れ行きは良いようで、結構多くの人が購入していた。また、駅弁や車内販売でない市販弁当(あるいは食堂の持ち帰り用折詰か?)を持ち込んでいる人もいて、多分そのあたりからだと思うが強烈なるニンニク臭が漂ってきたりした。台湾在来線の車内は弁当文化真っ盛りでどうやら誰も臭いに文句を言ったりしないようである。何十年かあとには「列車内で臭いの強い弁当を食べるなんて非常識」などと言われる時代が台湾にもやってくるのであろうか。人々の屈託のない食事姿をみていると、その日はかなり遠いように思われた。
奮起湖駅の弁当であるが、他の駅同様、民間業者による「ホーム立ち売り」はもはや見られない。それでも「since 1958 奮起湖鐵路便當創始店」の看板を掲げ営業している「登山食堂」が駅舎に隣接しており、とりあえずはこの立地に敬意を表しこの店で駅弁を求め食堂内部で頂いた。この店はメニューに7種類の弁当を掲げ、それぞれに「光復特快」「機関手」「中興號」といった鉄道にちなんだ名前が付けられている。経木と呼ぶにはちょっと分厚い木製の弁当箱に、ポリスチレン製と思われる透明なふたがされたもので、ふたの中央に弁当名を印刷したステッカーが貼付さている。輪ゴム1個で二隅をとめて透明袋入りの竹製割りばしを挟んでおり、かろうじて駅弁気分が味わえる外見である。注文の都度調製するようで、しばらく待った後温かい状態で手渡された。
上に記載した価格は弁当そのものの価格であるが、1個につき40元上乗せして支払うと改札(のような入り口)を通り食堂内で座って食べる権利が与えられる。食堂内ではお茶と2種のスープがセルフで飲み放題であり、スープは具沢山で結構なお味であるし、内部には阿里山森林鉄道のSL時代の写真や模型の展示もあってファンには楽しく、まあ40元の元は取れるかなというところ。しかし圧倒的多数のお客さんはテイクアウトしそこいら辺のベンチなどに座って食べており、食堂は空いていた。
お味の方は、台湾惣菜の弁当としてなかなかおいしく、値段相応に「肉量」豊富であった。「列車長 軟焼肉」のスペアリブ焼肉はなるほどかなり柔らかく、食べやすかった。どのような加工し施したものだろうか。「鐵道員 轎?筍燉肉」はバラ肉と筍の醤油煮であるが味も脂もかなり濃厚、健康には悪そうだが食べごたえがあった。いずれも付け合わせに野菜炒めや筍煮といったようなものが添えられこれもうまい。筍は阿里山の名物ということで、なるほど鉄道沿線は竹藪だらけなのであった。
奮起湖大飯店は駅から石段を下りたすぐ下の、旧市街目抜き通りに面した場所にあるホテルであるが、一般に「奮起湖弁当」と言えばこの店で売る「家傳80年」という「古早味鐵路便當」のことを差すようであり、「奮起湖弁当」の商標登録も持っているとのことである。今回は確実に食べるために宿泊もここを予約し夕食に食べた。昼時は大混雑で空席を見つけるのも困難にして相席当たり前状態であったが、夕食時は比較的空いており大木製のテーブルでゆったり座れた。
ご飯の上に筍煮、キクラゲ炒め、ツル性の青菜炒め、もう一つ紅色の何だかわからない炒めが4色も鮮やかに敷き分けられた上に煮卵半個、鶏腿、豚スペアリブがどかんと乗っかる豪華弁当で、豚の方は1頭で16個しか取れない希少なショートリブ厚切りということである。鶏腿は柔らかく煮た感じで味がなじんで風味良し、豚のたれは五香に頼らぬ旨味がたっぷりでこれも風味よし。たれのせいか全体に脂がまみれた感じがあり温かいうちに食べればするすると口に入ってゆく。確かに台鉄などの駅弁に比べて一線を画す美味しさがあり、弁当というより完成度の高い一品料理を頂く感じである。宮島口の「うえの」内であなごめしを食すか、大館の「花善」内で鶏めしを食すというのに近い感じだろうか。
この店には他に「R風??腿」(160元)という、巨大鶏腿1個のみが載せられた別の弁当もメニューに掲げられていたが、訪問時で売り切れと表示されていた。
なおテイクアウト用弁当箱の方であるが、受付カウンターの見本ではこの弁当の創始者林金坤氏の肖像の入った紙製意匠蓋が付いていたが、実際に配膳されたものはポリスチレンの無色透明蓋だった。しかしそれを見てうーんと唸っているのを目撃した受付の日本語を話す若い女性が、気を効かせて印刷紙蓋も持ってきてくれたのであった。ありがたいことである。いわく、最初は紙蓋だったのだが中身が増えたそうで入りきらなくなったため高さのあるポリスチレン蓋に変更されたとのこと。
なお上に記した価格は定価であるが、宿泊客にはこれから10元の値引きがあった。2016年の文献を見ると価格は食堂内イートインで100元、テイクアウトで120元であったようで、それからごつい値上げが行われたようであるが、容器が円形から楕円形に変更されているところを見ると中身のボリュームも増えたのではないかと思う。
この「奮起湖弁当」が台湾中に名前が轟く奮起湖弁当で日本のガイドブックにも載っていたりするのだが、奮起湖駅周辺で「鐵路便當」を名乗る製品を売っている店は奮起湖大飯店、登山食堂の他に3軒発見できた。駅売りの写真を掲げていたりしており、どうも単なる便乗組ではないようで、各店それなりに駅で販売した実績もあるようである。入り乱れて駅売りされていた時代を鑑みるに、現在駅での立ち売りが廃止されているのはつくづく無粋であり残念でならない。
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台湾の駅弁食べてきました(1) 投稿者:中年18きっぷ
投稿日:2019年 6月17日(月)00時53分51秒
少し前の話となりましたが、10連休でどこに駅弁を食べに行くか考えて、国内はどこも混んでいるような気がして台湾まで行ってきました。
2019年4月26日
1.臺北駅「蒲焼猪肉便當 豚蒲焼き」(招來日日便當、160元(日本円換算約\599))
2.臺北駅「排骨照燒雛日台雙?便當」(店頭表示による)(招來日日便當、140元(日本円換算約\523))
3.臺北駅「腰内猪排三明治」(邁泉、80元(日本円換算約\300))
まずは姫路駅弁のまねき食品が台北駅構内に出店したという話を聞いていたので、その売店を探す。中央ホール"微風広場“1階にそのブースはすぐに見つかった。店舗の掲示はおなじみまねき食品のロゴと中国語の店名「招來日日便當」そしてその右には堂々中央会の「駅弁マーク」が輝いている。異国の地で見る「駅弁マーク」は頼もしくもあるが何となく場違いな気もしないでもない。しかしまねき食品は確かに会員ですから、たとえ台湾の地で掲示しても問題ないのでしょう。(中央会が台湾で商標登録してあるのかが気になるところ)
店頭には「から揚げ炒飯弁当」「焼鯖炒飯弁当」「とんかつ炒飯弁当」「豚肉弁当」などが並び主要価格帯は120元。純日本風の「幕之内 彩」が最高価格で250元、当日特価品の「豚味噌炒飯弁当」と、より簡便なboxタイプ(丼形式)が最低価格で99元。台湾では駅弁といえども温かい状態で販売するのが常識なので、この店でも一応客に必要性を尋ねたうえで備え付け電子レンジを用い温めてくれる。
「蒲焼猪肉便當(豚蒲焼き)」は店の看板商品らしく、唯一店頭で実演調製されていた製品。この店で売っている弁当には残念ながら掛け紙ではなく帯封はかかっているのだが、他の製品が日本語で「まねき maneki」と書かれた汎用の細い帯封なのに対しこの製品には唯一商品名を明記するデザイン性のある専用のやや太い帯封がかかっている。そこには「日本岡山名物」と書かれており、現在まねき食品のHPにリストされていなので今姫路駅で売っているかは不明だが、資料館にも収載されている「豚蒲重」の台湾版と思われる。なぜ兵庫県の駅弁屋が岡山名物を売っているのかはわからないが、まあ日本駅弁業界代表で売っているのだから良しとしよう。箸は日本語表示入りのプラスチック袋入りだがまねきのロゴ等は無し。容器はポリプロピレン製と思われ白い容器に無色透明なふたが付き、商品名を明記する紙の帯封が掛かり、かろうじて駅弁に見えないこともない外見。中身は約2/3が白ご飯の上に豚ロース肉スライス蒲焼き風がぎっしりと覆いかぶさるもので、糸唐辛子がトッピングされており、また1/3に卵焼き、さやいんげん胡麻和え、紅ショウガ、良く分からない芋のソテー風といったおかずが入る。私は姫路駅の「豚蒲重」を食べたことが無いのだが、文献を見る限り日本の「豚蒲重」とは結構違うようだ。そしてそのお味だが、豚肉はコクがありうまく、甘辛いたれと良くなじんでおりご飯が進む。日本人的にもうまいが、この濃厚味であれば台湾の方にもいけるだろう。そのご飯だが、少し固めな炊き上がりとさっぱりした風味が弁当にちょうど良く、旨い。台湾の米は日本と同じジャポニカ米であるが、日本の代表品種、例えばコシヒカリに比べると粘りがかなり少なく、旨味成分も少ないように思われるが、これが良くこの弁当に調和していた。日本の駅弁のようにふっくら柔らかめの白ご飯をイメージすると「これは違う」ということになりそうだが、個人的好みから言うと出来立てということもあろうが、この固めごはんがうまかった。
「排骨照燒雛日台雙?便當」は、本年の京王百貨店で購入した輸送駅弁「台湾日本鶏めし味くらべ」の原型のように思われたので購入。日本語に訳すと「鶏排骨と照り焼き日台折衷弁当」になるのだろうか。しかし京王で購入した際には正直言って同じような弁当が台北でも売っているとは思わなかったので、これを発見した時には驚いた。「蒲焼猪肉便當」と同一容器だが、細い共通帯封のみがかけられているため外見上の駅弁感はかなり後退。まねき製の「鶏排骨と照り焼き日台折衷弁当」に素材や構成はそっくりながら、一番の違いは鶏排骨が日本のまねき製がから揚げ風だったのに対し、台湾招来製はチキンカツ風の外見であったこと。鶏肉の風味は台湾製が勝る。面白いのは、日本まねき製は排骨の五香風味が強くいかにも台湾を思わせたのに対し、台湾招来製は五香風味が弱くより日本的であったこと。すなわち、日本製に台湾色が強く台湾製に日本色が強いという逆転が起きていた。お客の期待に応えるという意味ではマーケティング的にこれは正しいのだろう。総合すると、ご飯がねっちょり粘らず揚げ物もパリッとしていた台湾製が個人的にはワンランクうまかった。もっとも、片や出来立てで片や輸送で製造後10時間以上経過していたことを考えれば、単純な比較はできないと思う。
というわけで、台湾招来の駅弁は、日本の弁当としてかなりいい線いっているものだった。安くてうまい、と言いたいところですが、80-100元が主要価格帯の台湾オリジナルな駅弁に比較するとやはり少々お高い。そして希望としては、姫路駅弁と言えばあなごなので、是非台湾でもあなごの弁当も売っていただきたい。
なおこの店では弁当を下げて帰るためのロゴ入りポリ袋は有料で、2元(日本円換算約7円50銭)とられた。環境保護対策は世界水準に達しているということだと思う。
「腰内猪排三明治」は要するに「まい泉のひれカツサンド」である。3切れ入りで、表示の中国語以外は日本と全く同じ包装で味も殆ど同じ、しかし肉はほんの少し硬いような気がする。東京だと膳まいに置かれていたりするが、台北站では専用売店での販売で、他にミニバーガー類とポケットサンドはあったが弁当の販売は無し。
なお台北站構内微風広場では古くからの駅弁屋「臺鐵便當本舗」、日本駅弁を名乗る「招来日日」の他に2店の台湾地元の弁当屋が営業、概ね100元で何種類かの駅弁スタイルの弁当を販売していた。駅ナカ施設に既存駅弁店以外の弁当屋が店を出すという傾向は日本も台湾も同じようである。
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豊橋と名古屋の収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月15日(土)07時28分12秒
おはようございます、まっこうくじらです。
ゴールデンウィークの10連休は遠征予定を入れなかったものの、
始まってしまえばどこかへ行きたくなり、行ける所へ行きました。
●2019年4月30日(火)
愛知県 東海道本線 豊橋駅「稲荷寿し(春のお好み稲荷)」(700円)※壺屋弁当部
愛知県 東海道本線 豊橋駅「手筒花火」(1,130円)※壺屋弁当部
愛知県 東海道本線 豊橋駅「壺屋浪漫」(880円)※壺屋弁当部
交通機関をなんとかしても、宿泊施設が全国で満杯あるいは暴騰。
そんな中でネットで価格と空き状況を俯瞰すると、
長野県伊那地方という解答を得られました。
工場が多くて観光人気は高くない地域で、なるほどなと感じたもの。
ひと昔前のビジネスホテルは、週末は泊まりやすかったものでした。
こんな超繁忙期なのに割引価格を提供するレンタカーを豊橋で見つけ、
2泊3日のレンタカーの旅。700km以上も走っていました。
朝の豊橋駅の新幹線改札内コンコース待合室の駅弁売り場は、
まだ品揃えが淋しいか、経験上いつも品揃えに乏しいか、
稲荷寿司類の他には幕の内、壺屋浪漫と1個の手筒花火のみでした。
春のお好み稲荷は初購入。ボール紙箱の外観は他と区別できません。
稲荷寿司3個と、口を開けて中身を見せたアナゴ、タケノコ、レンコン、
アサリ生姜炊の稲荷寿司が各1個。通常版の美味を、ちょっと色付け。
手筒花火は17年ぶりの購入。外観や中身や奇抜さに、おおむね変化なし。
壺屋浪漫もまた初購入。ここは似たような幕の内が多いので、
過去に買った気になっていました。中身はつまり昭和の幕の内駅弁。
こういうものはもう神奈川県〜静岡県〜愛知県の東海道本線にしか
残っていないのではという観点で印象に残ります。
●2019年5月2日(木)
愛知県 東海道本線 名古屋駅「おにぎりセット」(430円)※サンデリカ名古屋事業所
愛知県 東海道本線 名古屋駅「おにぎりセット」(430円)※サンデリカ名古屋事業所
伊那に駅弁はありません。
帰路も豊橋駅で駅弁を、と思ったら、駅ビル内も含めて全品完売で開店休業。
在来線改札内には残り物があるように見えましたが、
JR東海の新幹線の会員制ネット予約「エクスプレス予約」のきっぷでは、
同じJR東海であっても在来線改札内には一切立ち入れないのだとか。
これは盲点でした。
新幹線改札外のキヨスクに、新幹線写真のビニール袋に詰めた
おにぎりセットが2種類あったので、これを夕食にします。
あとで知りましたが、4/26〜5/6の発売を
東海キヨスクがプレスリリースしていました。
東京駅〜新大阪駅の各駅で販売ということで、同社の本社所在地の駅弁とみなします。
一方の写真は望遠レンズで正面からとらえたドクターイエロー、
他方の写真は茶畑を走るN700系Z編成の改造車。
中身は共通で、鮭おにぎり、ごぼうと鶏そぼろの混ぜ御飯のおにぎり、
エビフライ、玉子焼、唐揚げ、ウインナー。
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横浜などの収穫 投稿者:まっこうくじら(館長)
投稿日:2019年 6月15日(土)06時42分44秒
おはようございます、まっこうくじらです。まだ4月の収穫報告です。
●2019年4月23日(火)
神奈川県 横浜スタジアム「シウマイ御弁當」(960円)※崎陽軒
神奈川県 横浜スタジアム「ハマの炒飯弁当」(800円)※崎陽軒
神奈川県 横浜スタジアム「御料理(中華銘菜弁当)」(1,050円)※崎陽軒
神奈川県 横浜スタジアム「シウマイまん」(450円)※崎陽軒
神奈川県 横浜スタジアム「ベイ餃子」(550円)
久々に入場できた横浜スタジアムのプロ野球ベイスターズ戦。
観客動員増と反比例して弁当の販売状況は淋しくなり、
既存品ばかり。球団や選手に関するものはひとつもありません。
「ベイスターズ・ドッグ」「ベイカラ」「ベイメンチ」「ベイ餃子」のような
その場で調理し提供するハマスタグルメに力を入れているようです。
ハマスタ限定シウマイ弁当の掛紙は、増築前の古い写真。
ハマスタ限定の炒飯弁当は、8年前とまったく同じ。
その他のハマスタ限定弁当は消え、汎用掛紙の幕の内があるのみ。
透明な飲み物向けプラ容器に詰めたシウマイまんの焼き印は、
ひょうちゃん、ボール、グローブになっていました。
2018年シーズンに登場のベイ餃子は、
飲食売店で販売する専用紙箱入り焼き餃子4個。
弁当や惣菜でないので調製元の表記がありませんが、
横浜中華街でブタまんが有名な江戸清(えどせい)の商品のようです。
千葉県柏で食べたホワイト餃子に似た、ふんわり大きなタイプ。
●2019年4月25日(木)
神奈川県 東海道本線 横浜駅「初夏のかながわ味わい弁当」(960円)※崎陽軒
神奈川県 東海道本線 横浜駅「あさりシウマイ」(650円)※崎陽軒
神奈川県 東海道本線 横浜駅「おべんとう初夏」(730円)※崎陽軒
神奈川県 東海道本線 横浜駅「ありがとう平成シウマイ御弁當」(980円)※崎陽軒
横浜駅周辺の各店舗を巡り、崎陽軒の初夏駅弁を収穫。前年と同様。
品切れだったシウマイブランケットも買うことができました。
平成シウマイ弁当は各地で完売、松花堂弁当は手に入らず。
平成シウマイ弁当の掛紙は、「昭和64年開催」でチケットを売った
横浜博覧会の俯瞰写真。容器と中身は通常版と同じに見えて、
エビフライ、大根漬け、レンコンの炒め煮という
過去のシウマイ弁当にあり今にないものを追加していました。
●2019年4月28日(日)
茨城県 道の駅たまつくり「しらすめし」(500円)※大川順子
霞ヶ浦を輪行で一周。宣伝されるほど走りやすくはなかったような。
湖畔にある道の駅の「行方市観光物産館」で、
駅弁のような弁当があったため、これを軽食にします。
四角いプラ容器にシラウオの混ぜ御飯のみを詰め、
ネギ、刻み海苔、紅生姜で彩り、観光帆引き船が湖面を躍動する
「行方駅弁」と書いた立派な掛紙をかけていました。
●2019年4月29日(月祝)
神奈川県 東海道本線 横浜駅「シウマイ御弁當」(860円)※崎陽軒
毎年恒例のザよこはまパレード版シウマイ弁当を無事に収穫。
ラグビーW杯をテーマにしたフロートのイラストが描かれています。
>6/2,3 京阪奈さん
>6/3 MNさん
情報のご提供ありがとうございます。
テレビや新聞のリンクなので、数日後には削除されると思いますが、
しっかり報じてネット上にも記事を掲載する地元の新聞社があれば、
普段は話題にされない駅弁の動静も、ちゃんと広められるのだなと思いました。
吉松駅や下今市駅にも、そんな報道機関があったなら。
>6/3 加藤 貴史さん
令和駅弁の収穫報告ありがとうございます。
こちらもそんな駅弁を5月に探しまくったので、そのうち収穫報告します。
>6/3 仄(ソク)さん
情報のご提供ありがとうございます。
八幡浜港のみなと弁は私もかつてどこかで記事を見た記憶があります。
別府航路の夜行便を使う旅程を昔から何度も考えましたが実行できていません。
>6/9 京阪奈さん
コメントありがとうございます。
羽後本荘駅のすきやきべんとうは実見したことがありませんが、
現役当時の雑誌記事などではどうも評判がよろしくなく、
そんな駅弁もあるものかと不思議に思っていました。
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本荘市 すきやきべんとう 投稿者:京阪奈
投稿日:2019年 6月 9日(日)21時32分46秒
由利鉄道の弁当について調べてみたところ、
羽後本荘駅でかつて「森川弁当部」が販売していた「すきやきべんとう」を再現した弁当「秋田由利牛すきやきべんとう」が予約制で販売されているということのようです。
すきやきが豚肉から牛肉に変わるなど、元駅弁屋との直接のつながりは特になさそうですが、盛り付けは当時と似ていると感じます。
販売予定などはFacebookで告知されているようです。
https://www.facebook.com/wakuwakue
https://e-miyage.com/information/sukiyakibentou.html
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(無題) 投稿者:仄(ソク)
投稿日:2019年 6月 3日(月)21時56分30秒
艦長様、ご返事有難うございます。
件の駅弁はいずれも入手を目指している駅弁の詳細を調べているうちに、偶然発見したものです。
折角ですので最近発見して色めきだってしまった「準駅弁」を挙げさせていただきます、
今度の夏休みにでも買いにいければ良いのですが。
「由利高原鉄道矢島駅 昔ながらの秋田由利牛すきやきべんとう」
http://yuri12.jp/sb/obako_ekiben/
「八幡浜港 みなと弁2種」
https://twitter.com/B4YO_DDR/status/1123441245286752257
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(無題) 投稿者:MN
投稿日:2019年 6月 3日(月)21時38分46秒
美濃太田の報道が多かったのはやはり「本州最後の立ち売り販売」と言う付加価値があったからでしょうか。
ちなみに通常販売最終日は陶器の釜で300個売れたと翌日の中日新聞に記事がありました。
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令和改元関連の駅弁 投稿者:加藤 貴史
投稿日:2019年 6月 3日(月)18時22分58秒
平成から令和に改元されて1か月経過しましたが、駅弁界では以下の改元関連の商品が発売されました。
1 万葉弁当(復刻掛紙版)(JR千葉駅) リエイ セントラルキッチンマンヨ―ケン調製 720円
2019年5月始めから6月中旬の予定で販売されています。なお5月末にJR東京駅「駅弁屋 祭」グランスタ店でも見かけました。過去の掛紙3種類の絵柄と現在の絵柄の組み合わせです。中身は通常の万葉弁当でしたが東京駅で見かけたときはようやくここまできたかと感慨深いものを感じました。
2 祝令和元年記念掛紙伝承鯵の押寿し(JR大船駅) 大船軒調製 1280円
改元前の4月30日から数量限定で販売されました。通常の緑の絵柄に加えてオレンジ色の絵柄の組み合わせです。
3 牛肉三種の神器弁当(JR新神戸駅・JR神戸駅) 淡路屋調製 1100円
京王百貨店新宿店「駅弁大会リタ―ンズ」でひっぱりだこ飯の実演販売に並んで販売されていました。すき焼き・ステ―キ・ロ―ストビ―フの組み合わせで付け合わせも含めてコストパフォ―マンスは高かったです。
首都圏では以下の商品を見かけましたが他には岡山駅でも改元関連の商品が販売されたようです。
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松山駅・浜坂駅の駅弁の記事 投稿者:京阪奈
投稿日:2019年 6月 3日(月)01時33分57秒
美濃太田駅の駅弁のように多く報道された駅弁としては、松山駅、浜坂駅も多かったと思われたのでまとめてみました。美濃太田駅は映像も多かったことがわかりました。
松山駅の駅弁
2018/4/5 愛媛新聞
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201804050039
2018/4/6 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180406/ddl/k38/020/544000c
2018/8/10 愛媛新聞
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201808100050
2018/8/20 愛媛新聞
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201808200012
2018/8/29 産経新聞
https://www.sankei.com/west/news/180829/wst1808290070-n1.html
2018/10/25 日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36875180U8A021C1LA0000/
2018/12/11 愛媛朝日テレビ
http://eat.jp/oshiete/super-jchan-ehime/022461.html
浜坂駅の駅弁
2018/12/19 日本海新聞
http://www.nnn.co.jp/odekake/detail.html?eid=49921
2018/12/21 神戸新聞
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201812/0011921258.shtml
2018/12/29 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20181229/ddl/k28/040/327000c
2019/1/8 デイリースポーツ
https://www.daily.co.jp/society/ekiben/2019/01/08/0011962444.shtml
2019/4/6 神戸新聞
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201904/0012215535.shtml
2019/4/9 日本テレビ
http://www.news24.jp/articles/2019/04/09/07427398.html
2019/4/10 日本海新聞
https://www.nnn.co.jp/news/190410/20190410069.html
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美濃太田駅 向龍館 駅弁について 投稿者:京阪奈
投稿日:2019年 6月 2日(日)22時35分27秒
美濃太田駅の駅弁終了の記事についてまとめてみました。本当に多くの報道があったことがわかります。
2019/5/10 中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20190510/CK2019051002000029.html
2019/5/14 日本テレビ
http://www.news24.jp/articles/2019/05/14/07436090.html
2019/5/23 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASM5N1R16M5NOIPE001.html
2019/5/25 岐阜新聞
https://www.gifu-np.co.jp/news/20190525/20190525-141210.html
2019/5/29 中京テレビ
https://www2.ctv.co.jp/news/2019/05/29/52641/
2019/5/30 東海テレビ
http://www1.tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=85621&date=20190530
2019/5/31 日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45502740R30C19A5CN0000/
2019/6/2 中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20190602/CK2019060202000042.html
2019/6/2 岐阜新聞
https://www.gifu-np.co.jp/news/20190602/20190602-143595.html
ちなみに弁当事業は継続するようです。
通販はないようですが、ふるさと納税で購入することができます。
ふるさと納税 松茸の釜めし
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/21211/4603896