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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

【終売】アド弁(1,000円)Adven. (end of sales)
2023年10月22日に青梅駅のホーム上の立ち売りで購入 Oct. 22, 2023

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2023(令和5)年9月30日から10月22日まで、11月4日から12日まで、25日から26日までの土日曜日の8時から10時まで、青梅線のホーム上で一日30個を販売。JR東日本八王子支社が、2018年9月に青梅線の青梅駅から奥多摩駅までの区間に付けた愛称「東京アドベンチャーライン」のさらなる魅力向上のため、同支社員で構成する「もっと、にしたま。プロジェクト」の企画で、昭和レトロの青梅駅にて、昔懐かしいホームでの立ち売りにより販売したお弁当。お弁当の名前は同支社のプレスリリースによる。現物に商品名はなく、食品表示には単に「弁当」とある。

東京都多摩産材を使う小さな木箱に、個別にラップしたわさびおにぎりとわさびいなり、ヤマメの蒲鉾「やまぼこ」、季節野菜のピクルスを詰め、ワサビ柄の押印のみをしたクラフト紙を巻く。わさびとヤマメとピクルスにも奥多摩産の食材を使うという、たったこれだけで千円もするのかと思ってはいけない、販売を含め総合的に楽しむ軽食。訪問時の青梅駅では、駅員が付き添う立売人が、中高年のハイキング客に囲まれていた。調製元は奥多摩駅前で土休日の昼間にわさび丼を販売するキッチンカー。

JR青梅線は、青梅や奥多摩の石灰石を東京や川崎のセメント工場へ輸送するため、私鉄の青梅鉄道が開業した産業鉄道。第二次大戦中の国有化から戦後の国有鉄道を経て分割民営化後の1998年まで約一世紀、石灰石の無蓋車を電気機関車が牽引した。戦中戦後に青梅までの平地には工場や住宅が建ち並び通勤路線となり、青梅からの山中はハイキングなどの行楽客が愛用する。2023年3月のダイヤ改正ですべての列車が青梅駅での乗り換えとなり、行楽客と乗換時間の組合せで駅弁の立ち売りに適した駅になったのだろうが、実際に立ち売りを行うとは予想外。

販売駅
東京都 青梅線 青梅(おうめ)駅 1894(明治27)年11月19日開業 東京都青梅市本町
調製元
角井仁(わさび食堂)東京都西多摩郡奥多摩町氷川174 連絡先の記載なし

【終売】アド弁(1,000円)Adven. (end of sales)
2024年5月11日に青梅駅のホーム上の立ち売りで購入 May 11, 2024

掛紙 中身
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上記の駅弁「アド弁」の第2弾で、2024(令和6)年5月11日から26日までの土日曜日に販売。木の箱、クラフト掛紙、千円の価格、青梅駅のホーム上での立ち売り、その調製元と販売員は、前回と変わらない。中身は揚げかまぼこがわさびソーセージに変わり、ピクルスにした野菜も違う感じ。2回目となると初回ほどの注目度はなかった感じ。第3弾以降が、あるかどうか。

販売駅
東京都 青梅線 青梅(おうめ)駅 1894(明治27)年11月19日開業 東京都青梅市本町
調製元
角井仁(わさび食堂)東京都西多摩郡奥多摩町氷川174 連絡先の記載なし