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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR西日本 富山(とやま)駅 JR-West Toyama Station
2018(平成30)年5月訪問 Googleマップ「富山駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から北陸新幹線で約2時間。富山市は日本海の富山湾に面した、富山県の面積の3割を占めるの県庁所在地で、人口約41万人の城下町。かつて市内を流れる神通川のサクラマスを使った押寿司の郷土料理「ますのすし」が、鉄道の開通で駅弁となり全国に知名度を広げ、富山と駅弁を代表する商品として君臨する。1899(明治32)年3月20日開業、富山県富山市明輪町。

雷鳥の歌(800円)Raicho no Uta
2021年12月5日に富山駅の駅弁売り場で購入

掛紙 中身
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2021(令和3)年1月の発売か。掛紙の絵柄は富山の雷鳥と剱岳について、富山の木版画家である金守世士夫(かなもりよしお)が描いたのではないかと思う。調製元が公式サイトで幕の内弁当と紹介する中身は、日の丸俵飯に鮭味噌焼、かまぼこ、玉子焼、マス昆布巻、いかしゅうまい、鶏照焼、海老天、カボチャやニンジンやタケノコなどの煮物、ブロッコリー。小柄で比較的安価、そして色彩も形状も整った食材が折り重なる、見ても食べても美しい幕の内弁当。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

有磯海(1,000円)Arisoumi
2021年12月5日に富山駅の駅弁売り場で購入

掛紙 中身
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2021(令和3)年4月29日に発売。掛紙には「魚津市の海岸から撮影」とある、しかし射水市の富山新港に架かる新湊大橋を正面に据えた富山湾の写真を使う。有磯海(ありそうみ)とはこの写真の右範囲外の伏木から氷見までの海域、あるいは富山湾全体を指す古名で、滑川市内の北陸自動車道のサービスエリアの名に使われる。

中身はベニズワイガニとイクラ、ホタルイカとグリーンピース、白えび揚げと赤かぶ酢漬、だし飯、酢飯、白飯を組み合わせた3区画の御飯に、海老しんじょう、カボチャとインゲンの和え物、紅白なます、ブリ昆布巻、ヤングコーンとだいこんとニンジンの煮物など。富山の食をおめでたく、そして落ち着いて詰めた感じ。日本酒に合うお食事かもしれない。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

健康黒とろろ昆布弁当(700円)Kenko Kurotororokonbu Bento
2021年12月5日に富山駅の駅弁売り場で購入

掛紙 中身
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2019(令和元)年11月の発売か。おそらく冬季限定の駅弁で、翌年3月頃まで売られ、年末にまた出てきた。「ますのすし小箱」と同じ容器に、白御飯を詰め、梅干しととろろ昆布で覆い、鶏照焼や玉子焼などのおかずを添える。物足りなさを覚えるくらいの、おしとやかな見た目と内容と風味。

※2022年1月補訂:写真を更新し終売を削除
※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

富山の春色蛍いかの釜飯(1,200円)Toyama no Haruiro Hotaruika no Kamameshi
2021年1月16日に京王百貨店の駅弁大会で購入

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富山で春季に、4月頃に売られる駅弁。2021(令和3)年1月の京王百貨店の駅弁大会では、新作の駅弁として実演販売された。中身の食材をデザインした掛紙は、この催事のために新たに起こされたのだろう。プラ製の釜飯駅弁向け容器に茶飯を詰め、ホタルイカの含め煮、マスのヒレのうま煮、くり、菜の花、タケノコ、ワラビ、こごみ、ニンジン、大根桜漬で覆う。内容の個性と、おしとやかな風味に掛紙。車窓が欲しくなる優れ物。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

花見ちらし舞(850円)Hanami Chirashi Mai
2020年3月22日に新高岡駅の駅弁売店で購入

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2016(平成28)年かそれ以前から売られる、春季限定の駅弁と思われる。「三色ちらし弁当」と同じ容器に、鮭フレークやとりそぼろなどのちらしずしと、揚げ物などを詰める。物足りなさを覚えるくらいの、おしとやかな見た目と内容と風味。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

海鮮美食(1,200円)Kaisen Bisyoku
2016年8月27日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入

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2015(平成27)年の夏または年末に発売か。とてもコンパクトな長方形の押寿司容器に、美しい見本写真の掛紙を巻く。中身はその写真のとおり、マス、マスのハラミ、ホタテ、ブリ、カニ、タマゴ、アマエビの具を並べた押寿司。実物は酢飯がつながっていて、添付のヘラまたは割り箸で切りながら食べる。

少量で高価な駅弁でもあり、ぺったんこになっても見栄えの美しさをそこそこ保つそれぞれの具は、分量と品質と、押寿司らしからぬみずみずしさが確保されている。海鮮の美食を、消費期限を気にせず手軽に味わえる、今までの富山や駅弁になかった商品だと思う。価格は発売時や2016年の購入時で1,400円、2017年時点で1,100円、2019年時点で1,200円。

※2019年8月補訂:価格の改定を追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

かがやき御膳(1,620円)Kagayaki Gozen
2015年3月14日に富山駅の商業施設で購入

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北陸新幹線金沢開業の2015(平成27)年3月14日に合わせて、富山駅の新幹線高架下にオープンしたJR西日本の商業施設「きときと市場とやマルシェ」で買えた商品で、北陸3県や東京都内に店舗を展開する笹寿司屋のお弁当。北陸新幹線の列車愛称を商品名とし、その掛紙に新幹線電車の車体色が採り入れられた。下段に鮭と鯖の笹寿しやカニとノドグロの棒寿しなど御飯を、上段に治部煮やブリ照焼や有頭海老などのおかずを詰めた、開業記念弁当。当日の店内は大勢の客で賑わっていた。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 芝寿し 石川県金沢市保古3−183−2 076(240)4567 https://shibazushi.jp/

こまりちゃん(価格不明)Komarichan
2015年3月14日に富山駅の商業施設で購入

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北陸新幹線の金沢開業日に富山駅の高架下の商業施設で買えた記念商品。小さな小さなおはぎが2個、プラ製トレーに収まり紙箱に詰め、商品名と記念理由と鉄道員の制服を着たキャラクターを描いた掛紙を巻いていた。調製元のおはぎ「おはぎのマリちゃん」や、その一口サイズ版で小豆、きなこ、金ゴマ、黒ゴマの4つが入った「おはぎのこまりちゃん」、そのパッケージに描かれるマリちゃんやこまりちゃんは、金沢などでひそかに人気なのだそう。価格は失念したが、通常版の4個入りでは390円。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 芝寿し 石川県金沢市保古3−183−2 076(240)4567 https://shibazushi.jp/

富山味づくし(1,300円)Toyama Ajizukushi
2014年10月19日に富山駅の駅弁売店で購入

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2006(平成18)年か、それ以前の発売か。容器を二段に重ねて、掛紙とおしながきを置き、風呂敷に包む。中身は上段の一の重の4区画に、ブリ味噌焼と酢れんこんとタコうま煮と枝豆、マスのひれのうま煮と昆布巻とブロッコリー、ホタルイカ甘露煮と白えびと大学芋、玉子べっこうと昆布かまぼこと氷頭なますと大根和えなど。下段の二の重に赤と青のしそ御飯、ますのすし、カボチャやシイタケなどの煮物、サトイモ、らっきょう。普通の駅弁にない小料理の御料理で、酒飲みにとても好まれそうだと思う。値段は2014年の購入時で1,200円、2020年時点で1,300円。

※2020年5月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

松茸弁当(1,200円)Matsutake Bento
2014年10月19日に富山駅の駅弁売店で購入

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富山駅の秋季限定の松茸駅弁。中仕切り以外はすべて木製の丸い容器に、上品なデザインの掛紙をかける。中身は半分が松茸御飯、半分が上品な煮物や揚げ物に鶏照焼とデザートの団子。上げ底であることくらいしか文句が出てこない、見ても食べても上品なお弁当。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

【終売】松茸弁当(1,000円)Matsutake Bento
2003年10月11日に富山駅の駅弁売店で購入

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上記の駅弁「松茸弁当」の、2003(平成15)年時点での姿。11年間で価格が2割上がったが、それ以外はほとんど変わっていない。

※2018年9月補訂:新版の収蔵で解説文を整理
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

焼鯖すし(780円)Yakisaba Sushi
2012年9月21日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入

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東京駅の巨大駅弁売店「駅弁屋 祭」で売られていた焼きサバ寿司。炙りサバを挟んだ寿司飯に焼きサバを乗せて、白板昆布で巻いてカットして、4切れ分を半透明なシートで梱包してボール紙の箱に収める。小さく軽く、お手軽な軽食。塩糀(しおこうじ)仕立てという接頭辞が付くが、シオもコウジもよくわからなく、各地の駅や空港やデパートで食べ慣れた普通の味。調製元が「ますのすし」で名高い富山駅の駅弁屋であるためここに収蔵したが、富山駅では売られているのだろうか。2019年時点で1,400円の高級駅弁になっている模様。

※2019年8月補訂:現況を追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

三色ちらし弁当(800円)Sansyoku Chirashi Bento
2005年8月7日に富山駅の駅弁売店で購入

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正方形の容器に橙色の掛紙を巻いて、金色の輪ゴムでしばる。中身は御飯の上を少量の鮭フレークと鳥そぼろと錦糸卵で覆い、鶏唐揚や海老天や大学芋やサラダなどを添える。価格に加えて見た目や中身は確かにチープなのだが、風味に安っぽさはない。B級グルメと呼んであげたい貧乏旅行の味方。女性に人気という大本営発表もある。価格は購入時で650円、2015年時点で700円、2019年時点で800円。

※2020年5月補訂:値上げを追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

富山湾弁当(1,100円)Toyamawan Bento
2005年8月7日に富山駅の駅弁売店で購入

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2003(平成15)年11月11日に発売。小柄な正方形の容器に、カニとブリとイカと海を描いた掛紙を巻いて、金色のゴムでしばる。松花堂風に4分割された中身は全区画に御飯が入り、ブリ照焼、白エビかき揚げ、カニと錦糸卵と鳥そぼろ、ますのすしとぶりのすしに焼ホタルイカが入る。

安価少量なのに、中身は富山湾オールスターズ、購入時の期待を上回るという点でも評価の高い無名駅弁。というより、富山に「ますのすし」がある限り、この駅の他の駅弁は無名であり続けなければならない宿命にある。価格は2005年の購入時で800円、2015年時点で1,000円、2019年時点で1,100円。

※2020年5月補訂:値上げを追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

おばあちゃんの栗おこわ(820円)Obaachan no Kuriokowa
2003年10月11日に富山駅の駅弁売店で購入

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富山駅の9〜10月限定の栗駅弁。楕円形の容器にその形の白枠でデザインした掛紙をかけて金色のゴムでしばる。中身は白く輝くプレーンなおこわの上に金色の銀杏と小粒な栗がちりばめられ、煮物や漬物が付け合わせ程度に添えられ、デザートはぶどう一粒。

駅弁や弁当として買える栗おこわは、通常は飯の中にも栗が混ぜられて黄色くなっているもの。このスタイルでは栗の風味が少なくなるが、それを補い余るほどの飯と銀杏の食感や香りにはとても満足できた。控えめな価格にも、そして掛紙へのシールではなくスタンプでの消費期限表示にも満足。価格は2003年の購入時で750円、2015年時点で9〜11月販売の820円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

立山そば(270円)Tateyama Soba
2009年10月17日に富山駅の立ちそば屋で購入

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旅行者にも地元にも親しまれる、富山駅構内の立ち食いそば。運営は富山駅の駅弁屋。かけそばを注文すると、ダシの香るつゆにソバの薫る麺を放り、刻みネギと「立山」の文字が入るカマボコがトッピングされて出てきた。駅麺の名峰として雑誌やネットなどで賞賛の声がよく聞かれる実力派であり、駅の立ちそば屋は朝6時台から夜9時台までスーツ姿や制服姿や私服姿で賑わう。かき揚げも載った「天ぷらそば」が人気。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100 http://www.minamoto.co.jp/

【終売】令和のかがやき(1,300円)Reiwa no Kagayaki (end of sales)
2020年1月17日に京王百貨店の駅弁大会で購入

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2020(令和2)年1月の京王百貨店の駅弁大会で実演販売。細長い容器に酢飯を詰め、マスで覆い、カニとイクラとチーズを振りかける。富山駅弁のマスの棒寿司「ますのすし小箱」に具を載せたようなもの。「ますのすし」の駅弁屋なので、マスの厚みと旨さは抜群だったが、この催事場で会期の前半に実演販売し例年どおりの人気だった「ぶりかまめし」と違い、この新作はおしとやかすぎて客が付いていなかった。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】のどぐろ(1,200円)Nodoguro (end of sales)
2019年8月26日に入手

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2019(令和元)年6月の発売。2013年の新潟駅2015年の松江駅に遅れること数年、ノドグロに富山と富山駅弁らしさを加えて、満を持して投入された新作駅弁。

富山と駅弁の名物「ますのすし」と同じ構造を持つ、正方形の押寿司向け木箱に、笹の葉を敷き、酢飯を詰め、ノドグロの塩麹漬を並べ、白板昆布で覆い、「のどぐろ」とのみ描いたスリーブに収める。酢漬けや炙りだった他駅の駅弁とも、押寿司の空弁とも異なる、脂もほどほどに身の詰まった白身魚を素材で味わえる軽食。プラ製のへらを添付するが、笹の葉ごとつまんでかじれば食べやすい。1年間ほどの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】源の旅めし 白えび天ぷら(900円)Minamoto no Tabimeshi Shiroebi Tenpura (end of sales)
2018年5月27日に金沢駅の駅弁売店「えきべん処金澤」で購入

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2017(平成29)年4月9日に富山、金沢、新高岡の各駅で、加熱機能付き容器を使い1,100円で発売。翌2018(平成30)年の春に、容器を加熱機能付きでなくしたこの900円のものへリニューアル。富山駅の駅弁屋の駅弁シリーズ「源の旅めし」の第一弾だと思われる。中身は白御飯の上に天ぷらのみを載せる天丼。その内容はパッケージの写真のとおりで、具の多くが白えびで、他に赤かぶ、いんげん、そしてなんと半熟卵も天ぷらになっていた。常温の天丼という地雷なのに、味は意外に爽やか。2019年までの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】源の枡寿し日本海炙り紅ずわい蟹(900円)Minamoto no Masuzushi Nihonkai Aburi Benizuwaigani (end of sales)
2017年2月5日に鶴屋百貨店の駅弁大会で購入

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2016(平成28)年の秋に発売か。名称は「源の枡寿し」のものと「能登枡寿し」のものがあった模様。これは翌2017年2月の熊本市の鶴屋百貨店での駅弁大会で購入したもので、四角い小箱にカニ寿司が収まる。富山駅の有名駅弁「ますのすし」のように、真っ白な酢飯を身で覆い、笹の葉に包まれ、竹と輪ゴムでしっかり押されていた。1年間ほどの販売か。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】とやま弁当(1,300円)Toyama Bento (end of sales)
2016年3月19日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入

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2015(平成27)年12月26日に、富山県農林水産部農産食品課が所管する「越中とやま食の王国」事業の一環として、JR東日本とNREとの連携のもと、東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」限定、翌年3月31日までの期間限定の駅弁としてデビュー。つまりこの時点で、富山駅弁を名乗り東京でしか買えない疑義駅弁であったが、北陸新幹線開業1周年を記念して2016(平成28)年3月12、13日に富山駅でも販売し、4月からは富山、新高岡、黒部宇奈月温泉の各駅で売り始めたという。

横が縦の4倍長い、とても細長い容器の一部を、駅弁の名前や簡単なおしながきを印刷したボール紙の枠で留める。正方形のトレーに個別に詰めた中身は、ベニズワイガニ丼、とやまポーク丼、シロエビ入りブリかま丼、とやま牛丼。少しずつ様々な味が楽しめる。ブリのカマは駅弁では富山が唯一無二であり、ここでも少量ながら滋味があり、シロエビでも富山をアピールしたが、他の具は食べたところでは特に富山だという感じはなく、特にうまいわけでもない。2019年までの販売か。

※2020年5月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】飛越弁当神通峡(1,400円)Hietsu Bento Jinzukyo (end of sales)
2015年3月14日に富山駅の東京駅の駅弁売店で購入

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2015(平成27)年3月14日の北陸新幹線金沢開業日に発売か。飛騨国と越中国の国境付近、現在の富山県南部や岐阜県北部で、神通川が富山平野に出る前の峡谷が神通峡で、それで飛越弁当というのだろう。ますのすし、ぶりのすし、カニの甲羅に詰めた炒飯、ほうば味噌焼などの内容は、駅弁とひとくくりにするには惜しい高級感たっぷりの御料理。1年間少々の販売か。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
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株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】つるぎ(900円)Tsurugi (end of sales)
2014年10月19日に富山駅の駅弁売店で購入

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富山駅の幕の内弁当。立山連峰や剱岳を描いた専用のボール紙箱を使用、日の丸俵飯を、赤巻きかまぼこときんぴらごぼう、玉こんにゃく、焼マスと玉子焼、鶏唐揚とブロッコリー、シイタケとカボチャとニンジンの煮物、マスの昆布巻とサツマイモ、ダイコンなます、きゅうりとダイコンの漬物で囲んでいた。千円を切る幕の内駅弁でこれだけのものが入るのは、お得でお見事。値段は2014年の購入時で850円、2019年時点で900円。2020年までの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
※2020年5月補訂:値上げを追記
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北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
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株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】W7系北陸新幹線弁当北都の源U(1,300円)W7-kei Shinkansen Bento Hokuto no Gen 2 (end of sales)
2014年8月9日に新宿駅の南口コンコースの駅弁売店で購入

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2015(平成27)年春の北陸新幹線金沢開業を前に、2014(平成26)年5月30日に富山、高岡、金沢の各駅で発売。プラスティックの容器で、北陸新幹線向けW7系電車の先頭車を模す。中身は白御飯を牛肉煮、糸こんにゃく、ニンジンやタケノコなどの煮物で覆い、らっきょうを添えるもの。味も内容も、これはお子様向けとは呼べない、本格的な牛すき焼き弁当。

どうも発売当時は、ケチャップライスに鶏唐揚やソーセージやエビフライなどの、青森から博多まで変わらないタイプの鉄道車両容器なお子様ランチだった模様。それが「北都の源」で、この「北都の源U」がすき焼き弁当なのかもしれない。「U」でないほうを買えたという話は、ほとんど聞かない。2018年までの販売か。

※2020年5月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】幕の内弁当(700円)Makunouchi Bento (end of sales)
2007年10月6日に富山駅北口の改札外ののコンビニ型売店で購入

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富山駅の幕の内駅弁。専用のボール紙箱に白いトレーを入れて、その中に日の丸御飯やとんかつ、鮭味噌焼、里芋などの煮物、玉子焼、昆布巻、オレンジなど。とりたてて特徴のない幕の内駅弁で、可もなく不可もなし。2014年までの販売か。

2006(平成18)年4月に開業し、全国初の新設LRT(ライトレールトランジット、新型路面電車)と紹介される富山ライトレールは事実上、整備新幹線が生んだものである。1999年の政府与党申し合わせで北陸新幹線上越〜富山間の新規着工が決定、2001(平成13)年度には事業が認可された。また、新幹線富山駅の用地を生み出すとともに富山駅付近の市街地分断の解消を目的にした富山駅付近連続立体交差事業が、2005年に国の補助事業として採択された。

JR西日本は北陸新幹線の開業と引き替えに、並行在来線に加えてこの区間から分岐する大糸、七尾、氷見、城端、富山港の各線も経営分離、つまり廃線か他社への継承を求めているとされる。富山と岩瀬浜を結ぶ富山港線は、前述の立体交差事業では通常当然に立体化の対象となるが、これでは路線の存続がおぼつかないし、逆に廃線できれば立体交差の工事が助かり、JRも喜ぶ。

そこで富山市は、JRの経営分離の先手を打ち、立体交差の事業費と事業期間の節約を武器に、公共交通指向型まちづくりや中心市街地活性化などの名目を付けて、JR富山港線の路面電車化を決断、国費とJR負担の引き出しに成功している。

総事業費58億円のうち事業者の負担はわずか3億円、道路への軌道の新設は1.1kmで済み、残る6.5kmは2か月の運休で鉄道施設を改造した。1本2.6億円の欧州型低床電車を7本も入れ、運転本数を昭和の頃の水準に戻して開業すると、これが全国ニュースになり多くの観光客や視察者を集め、運賃の値上げにもかかわらず利用者は倍増した。

こうして欧米の常識で日本の非常識である形態の都市交通機関整備が、ひとまずひとつ実現を見た。しかし逆に、これだけの好条件が重ならなければ、国内でのLRT新設など実現しないという状況に変わりはない。なお、上記の連続立体交差事業に伴い2007年3月に富山駅の裏口である北口が仮駅舎に移行、以前より立派になったうえにライトレールとの乗継も便利になり、こうやって駅弁も買えた。

※2020年5月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】とやま浪漫街道(2,000円)Toyama Roman Bento (end of sales)
2004年7月31日に富山駅の駅弁売店で購入

掛紙 外観 外観 外観 外観 中身

2004(平成16)年5月1日から2005(平成17)年3月31日まで販売された期間限定駅弁。正方形の容器にフタをして、掛紙をかけて和紙調風呂敷で包む。中身は15パズルを連想するような容器の升目の中に収められ、俵飯にますのすし、甘海老の唐揚や天ぷらにブリ味噌漬、博多玉子やオレンジやチェリーなど、越中富山だけにしばられない小物がいろいろ入っていて食べ飽きない、富山の祭り料理をイメージしたという高額高級駅弁。

筆者は無予約で購入できたがこれはどうも偶然なようで、土休日にのみ一日数個程度が富山駅だけで販売されるというので、確実な入手には予約が必至。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。

※2004年10月補訂:写真の掲載と解説文の一部追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】居酒屋弁当(800円)Izakaya Bento (end of sales)
2003年10月11日に富山駅の駅弁売店で購入

掛紙 外観 外観 中身

2002(平成14)年3月頃に発売か。惣菜弁当用プラスティック製容器を提灯柄の掛紙で包み紙ひもでしばる。中身は二段重ねになっており、下段に「ますのすし」2個と枝豆、上段には焼鳥やいか姿煮やマスかまのうま煮や甘海老唐揚など、控えめにお酒の友を演出。御飯物が入っているので通常の駅弁としても利用できるが、駅弁の名前のとおりお酒のつまみにしてあげたい。2004年頃までの販売か。

富山はマイカー普及率日本一の県。必然的に中心市街地の空洞化が進み、車を使わない旅行者へその惨状をさらしてはいるが、JRと富山地方鉄道が毎時1〜2本の鉄道路線網を形成し、富山市内には5〜10分間隔で路面電車が走り、20分間隔の市街地循環バスに次から次へとやってくる各方面への路線バス、そして駅前でもないのに林立するバス停のポールと、公共交通機関のサービスレベルが保たれている。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【終売】佐々成政弁当 黄金伝説(1,000円)Sassa Narimasa Bento Ougon Densetsu (end of sales)
2003年10月11日に富山駅の駅弁売店で購入

掛紙 外観 外観 外観 中身

金色に見えなくもない小判型の容器に、金地のようで黄色を主にした掛紙をかけて、こちらは金色のゴムでしばる。うずらの卵で彩られた山菜御飯に、エビフライや鶏唐揚に焼鮭や金時芋に煮物など細々とした多種のおかずという中身は、黄金にちなんだ献立だとおしながきに調理長名で記されている。いい値段がするが味は上々で彩りも良く、食べて飽きの来ない内容。2008年頃までの販売か。

2002年のNHK大河ドラマ「利家とまつ」で取り上げられ注目された佐々成政(さっさなりまさ)は、織田信長に仕えた戦国武将で、1581〜1587年の富山城主。豊臣秀吉とは対立関係にあり、その難を逃れながら同盟を結ぶ目的で真冬の立山を越えて徳川家康を訪ねた際に、鍬崎山付近に百万両を埋めたという埋蔵金伝説があり、この駅弁となった。毎年7月には大山町で「佐々成政戦国時代祭り」なる埋蔵金祭りが開催される。

※2015年9月補訂:終売を追記
販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市南央町37−6 076(429)3100

【掛紙】ずわいがに寿司弁当(1,200円)Zuwaigani Sushi Bento
1999年2月28日調製

掛紙

1999(平成11)年2月28日18時の調製と思われる、昔の富山駅弁の掛紙。日本海産ズワイガニがたっぷりな、北陸タイプの四角いカニの押寿司を、正八角形の容器に列べたものだったらしい。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
源 富山県富山市南央町37番6号 0764(29)3100

【掛紙】幕の内辨當(300円)Makunouchi Bento
1978年12月28日調製

掛紙

1978(昭和53)年12月28日5時の調製と思われる、昔の富山駅弁の掛紙。昭和時代も後期になるこの頃でも、「辨當」の旧字体がスラスラと読まれたのだろうか。大きく描かれる子供も、当時でもさすがに、このような姿をしている子はいなかったのではないかと思う。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
株式会社 源 富山県富山市牛島町十番二十九号 (31)2101

【掛紙】御辨當(100円)Obento
調製年月日不詳

掛紙

1960年代、昭和35年前後の、4月25日6時の調製と思われる、昔の富山駅弁の掛紙。富山市の電話番号に市内局番が付いた、1960(昭和35)年頃より後のもの。「富山大橋より立山連峯をみる」と題し、そのとおりの風景を描く。富山市街の神通川には、洪水防止で直線化する前の1909(明治42)年に神通新大橋と称する木橋が架かり、1936(昭和11)年に富山大橋と称する鋼橋も架かり、この掛紙に描かれた。2012(平成24)年3月には3代目と数える現在の鋼橋に架け替えられた。富山地鉄の市内電車も渡る。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
富山ホテル支店 富山県富山市新富町 (2)7531

【掛紙】御弁当(100円)Obento
調製年月日不詳

掛紙

1950年代、昭和30年前後のものと思われる、昔の富山駅弁の掛紙。富山市の電話番号に市内局番が付く、1960(昭和35)年頃より前のもの。この掛紙に描いた、富山エリアの鉄道網も、大日岳から剱岳をみる光景も、富山城とする富山市郷土博物館も、21世紀になるまでそのまま絵柄として通用した。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
富山ホテル支店 富山県富山市新富町 7531番

【掛紙】御壽司(80円)Osushi
調製年月日不詳

掛紙

1950年代、昭和30年前後の、12月12日6時の調製と思われる、昔の富山駅弁の掛紙。収集者は1953(昭和28)年のものと判断し、掛紙に書き入れた。第二次大戦後の駅弁に、円未満の端数を含む価格を持つものはなかったと思うが、昭和20年代の駅弁掛紙には時々、小数点以下の数値を示した価格が見られる。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
富山ホテル支店 富山駅構内 3432番、6011番、5723番

【掛紙】御辨當(30銭)Obento
調製年月日不詳

掛紙

1940年代、昭和15年前後の調製と思われる、昔の富山駅弁の掛紙。国民精神総動員と記され、1939(昭和14)年9月の価格等統制令に基づく価格停止品を示すマル停マークが付く、戦時の掛紙。富山大橋と富山市街、神通川と鮎、富山の薬と称名滝に立山連峰と、絵柄そのものは平時のままである。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
富山ホテル支店 富山駅前 3432番

【掛紙】上等御辨當(35銭)Joto Obento
1928年8月6日調製

掛紙

1928(昭和3)年8月6日の調製と思われる、昔の富山駅弁の掛紙。富山湾と立山連峰を描いたのだろう。富山ホテルは現在の富山駅の駅弁屋である源のことで、1908(明治41)年11月に富山駅の構内営業を許可され売店を開設したそうな。

販売駅
北陸新幹線 富山(とやま)駅 1899(明治32)年3月30日開業 富山県富山市明輪町
調製元
富山ホテル支店 富山駅構内 432番